2003年 3月のこひす(る)アニキ崩れ


どいてくださいっていうかどけ、ということ ***3/22***

守護霊か、怨霊か?
午前5時59分 あの不気味な声が聞こえてくる・・・

【チェンジリング(1980)】
Changeling, The

DIY関係店の自転車コーナーで変わった物を見つけた。
”声でお知らせするベル”である。
「黄色いスイッチを押してみて!」なんて書いてあるので押してみた。

リリリン リリリン『すいませ〜ん どいてくださぁ〜い!』

赤面。こういうアイテムってないもんかな?とは常日頃思ってはいたがまさか実在するとは。
正直、町中を闊歩中、背後からこんな音とともに自転車が近づいてきたら間違いなく
「口で言え」
と突っ込んでしまうだろう。
「ベルを鳴らしたいけど五月蠅いってイヤな顔されたらどうしよう・・・かといって『どいてください』なんて声かけるのはアタシのチキンハートじゃ無理よう」
という心理を狙ったものだろうけど、このボタンを押すにはそれ相当のブレイブハートが必要という矛盾。
昔ラジオでデーモン小暮
「なんで『すいませんねぇちょっと道空けてもらえます〜?(オバチャンの声)』という車のクラクションがないのか!」
と嘆いており、もっともだと感心したものだが実物を目にする限り非常にだめぽな感じである。

しかし、ふと考える。
これはこの声(ありがちな女性ナレーター声)だからイカンのでは?
そう、客層をシフトさせれば絶大な支持を得られるに違いない。
萌え声声優にやらせるのだ。
今ひとつ私にはピンとこんのだが声優フェチともいえる人たちは声に対して異常な萌えベクトルを向ける。
そこで例のバナナ味の電気鼠で有名なかの声優に
「どいてどいてどいてーどいてくれなきゃふみつぶしちゃうゾ!」
鼻声でメロンパンやスカトロ象を演じるかの声優に
「もお、おにーちゃん!どいてってばぁ〜!」
などといわせればバカ売れ間違いなし。
てか、どいてもらう相手を萌えさせてどうする。
てか、そんなマーケティングを考えてやる必要が何処にある、と自分に突っ込み。


戦う人類ということ(後編)は後日公開
あれ書いた頃よりも更にタイムリーな話に化けつつもあったんですが、
意外と日々気になってることの方が増えてきたので・・・


隣に響くほど泣きわめくということ***3/16***

女は宿命の絆と感じた。
男は一夜の恋と思った。
そして冷たく熱いドラマが始まった---

【危険な情事(1987)】
Fatal attraction

隣人(20歳代の女性/もっちゃりした学生風)が五月蠅い、ということについて日記や掲示板で幾度となく書いてきた。
おさらいをこめて(なんじゃそら)記しておくと
 ・笑い声がキモイ(ヒョヒョヒョヒョー!)
 ・朝6時〜7時に目覚ましを鳴らし、寝起きが悪いのかなかなか止めない
 ・↑がなくなったと思ったら今度はテレビを目覚まし代わりにしているらしく低音大音響で響かせ、寝起きが悪いのかなかなか止めない
 ・↑がなくなったと思ったら今度は音楽(2〜7、8年前に流行ったナンバーが多い。スピッツ、MISIAなど)を目覚まし代わりにしているらしく低音大音量で響かせ(以下略)
 ・ワンルームマンションなのにピアノを11時過ぎまでポロンポロン
 ・玄関の鍵を不可能なくらいでかい音で締めて廊下に穴をあけそうな勢いでヒールの音を響かせながら出て行く
 ・端部屋なのをいいことに廊下の隅に小汚い傘や自転車を放置
 ・謎のラップ音(コツ、コツ、コツ・・・)を延々と響かせていたりする(((( ;゜Д゜)))
などなど、キリがない。
しかし、今日は腹立つとかそういう問題ではなかった。
一言でいって怖かった。
それでは身も凍る恐怖体験をお聞きいただこう。

日曜日の早朝のしじまを破る叫び声。
折しも”仮面ライダー555”のタイマー録画が切れたのを感じたので、おそらく午前8時半だと思われる。
またはじまったか・・・と私は布団を頭からかぶった。
隣人は病的なヒス持ちでもある。彼氏との喧嘩の叫び声が聞こえてきたこともあったが、そのときのわめきようは西欧神話に出てくるバンシーの如し、であった。
嵐の過ぎ去るのをただひたすら待ち、先ほどまでの甘い眠りモードを再現すべく目を閉じ聴覚を断ち切るよう試みた。
徐々に覚めてくる脳みそが実にむかつく。
人間ってのはヒステリー状態を何分ぐらい保てるものだろうか、とかどうでもいい思考が駆けめぐる。
5分・・・10分・・・
「アウォーナウキョキョ、メキョキョキョ、アウェーア、キョォォォォ!!」(壁を通してなのでそう聞こえる)
20分・・・まだ続くのか!?ふと時計を見ると9時過ぎ。30分近く同じテンションでわめき続けている。
「隣の部屋でフリーの無職が寝てますよ」という意思表示をするためとりあえず壁を蹴ってみた。
ベチ、ベチ、ベチ。
私の渾身のキックは厚いコンクリートの壁に阻まれ、もやしっ子相撲取りのてっぽうのような音を立てた。
そう、このマンションの壁は相当厚い。クレームキックもこちらの部屋にさえ響かないのだ。
そんな壁を通り越す声って一体・・・。
わめき声は未だ続いている。いいかげん不気味になってきた。
以前から隣人について「キチガイ」という罵倒の意味を込めた比喩表現を用いてきたが今日のコレを聞くにあたり、もはやそれが比喩ではないような気がしてきたのである。
重ねて問うが通常の人間はヒステリー状態を30分以上も持続できるものか!!??
血液ではなくアドレナリンが体中を循環しているのか!?
最高レベルのバーサクでもこれほど効かないぞ!?
V-MAX発動中か!?
「アウォーナウキョキョ、メキョキョキョ、アウェーア、キョォォォォ!!」
いったい何をわめいているのか?ベッドに寝転がったままの状態で壁に耳をぺったりくっつけその内容に集中した。
・・・・どうやら電話をしているようだ。聞こえる。はっきりと叫んでいる一言一句が。それは以下のような内容であった。





(泣きながら)
「お金払ってくださいっていってるでしょォ!?」
「お金ないっていってるやんかァ!?」
「お金払ってくださいよォ!?」
「(アウェーイア!!、アウェーイア!!アオオオオ・・・)←泣き声」
「もう苦しいわ!もう苦しいわ!」
「病院行くお金もないわ!」
「明日この携帯も止まるんですよォ!・・・・」
「お・か・ねはらってくださいよォォォォォォォォォ!!」
「(アウェーイア!!、アウェーイア!!)←泣き声」
「奥さんには気を使えるのになんで私に対しては!」
「私にもちょっとは気ぃ使ってく・だ・さ・・い・・・よォォォォォォォ!!・・・・」
「(アウェーイア!!、アウェーイア!!アオオオオ・・・)←泣き声」








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ;゜Д゜)・・・・・・・・・
上記フレーズが延々と繰り返されている・・・・。
私がこの女性を「五月蠅い」とだけで罵倒してきたのは間違いだったのではないだろうか?
これは本当に不幸で、真剣に危険な人種だったのではないだろうか。
内容も内容だがそれを同じテンションで叫び続ける女。単なる不倫もつれの痴話喧嘩という以上の危機迫るモノがある。
さらに恐ろしいことが起こった。
この叫びが一瞬にしてパタリと止んだのである。
すすり泣き一つ聞こえてこない。


●推測/壱・・・・呼吸困難に陥りとうとう、逝った。
●推測/弐・・・・彼氏(パパ?)が速攻でやってきて首を絞められ、逝った。
●推測/参・・・・電話を切り(もしくは切られ)首を吊って、逝った。

推測/弐はあまりにも唐突すぎる。エイトマンでもそんな早業、無理。
推測/参に関してだがウチのマンションの部屋にはどこにも縄をかけられるような「かもい」がないので却下。
オール電化でガス自殺も不可。
となると、やはり推測/壱が濃厚か?
などとコナン君になりきっていたところ風呂場の音らしきものが。
●推測/四・・・・突如我に返り気を落ち着かせるため風呂に入る。
・・・か。
あいや、待てよ!?まさか・・・
●推測/伍・・・・リストカット+湯船に腕を浸け、逝く用意。
お、おかあさん!いい、今すぐケーサツに電話だッッ!!!
まさかいやそんな、まだ警察は早いか?それより救急車か?
などと必要以上にドキドキしながら恐ろしいことに私はその後、昼過ぎまで二度寝してました。

いやはやこのコラムの再開早々、笑っていいものか怖がるものか同情すべきか、複雑な話ですみませんねえ。
ちなみに外出して帰ってきたら警察がいて現場検証中ではないかとか、今日一日中不安でした。一応。