パクリについて考える
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今までとちょっと趣向を変えて、「パクリについて」です。 (1)先人に対する敬意のようなものである。あくまで僕はこれらがパクリだと言ってる訳じゃありません。念のため。 まず音楽。邦楽で詳しいのはB'zくらいなんで、だいたいそこから見てみます。ちなみに、作品名隣りの(カッコ内)はその作品の元ネタです。 (1)に該当しそうな曲といえば、一つだけ。「SWEET LIL' DEVIL」(レッド・ツェッペリン「HEARTBREAKER」) でしょう。この曲のソロの部分に元ネタのソロが挿入されていますが、これはもう、パロディの類でしょう。 パロディをパクリだ!と言う人はいないと思います。 (2)で、すかさず思いつくのが「BAD COMMUNICATION」(レッド・ツェッペリン「TRAMPLED UNDERFOOT」) これはもう、見事です。元ネタを完全に自分のものにして、元が分かっても気にならない所まで昇華しています。 他に、きわどいラインですけど、「憂いのジプシー」(エアロスミス「WHAT IT TAKES」)。B'z以外なら、 布袋寅泰の「BEAT EMOTION」(エアロスミス「SWEET EMOTION」)ってとこですかね。 人によると思いますが、僕は気にならないです。 (3)はいきなりB'z以外で言わせてもらいますが、ウルフルズの「かわいいひと」(イーグルス「TAKE IT EASY」) 聞いた瞬間、これはないだろ・・・ って思いました。ひいきのバンドじゃないからだろ!って言う方、いるでしょう。 でも、B'zもしっかりこの領域に足を踏み入れてます。「ALONE」(モトリー・クルー「TIME FOR CHANGE」) なんかがそれです。興味があったら聴き比べてみてください。 お次はマンガ。前々から気になってたんですけど、「ジョジョの奇妙な冒険」でキャラクタやスタンドの名前にアーティストの 名前をつけるのって、どうなんでしょうね? 問題ないんでしょうか? 名前くらいならいいんですかね。 「ジョジョ」においては、そのほかにも映画などからネタを持ってきているところがたくさんあります。例えば、 ンドゥール戦(「トレマーズ」)や、マライヤ戦(「世にも不思議なアメイジングストーリー、哀しき磁石人間」(?)) などです。しかし、荒木先生はこれら元ネタが持つ”味”を失わず、絶妙に作品に取り入れています。これが荒木先生の非凡な才能を証明する一つでもあります。 同じジャンプからもう一つ例を挙げさせていただくと、「BASTARD!!」ですかね。この作品も、キャラ名などを海外のアーティストから使ってます。 しかし、この作品で裁判沙汰にまでなったことがありました。確か、「ビホルダー」という一つ目の怪物。これが引っかかったようです。 そのキャラは、コミックでは加筆修正が加えられ、名前も「鈴木土下座衛門」となってます。もうちょっと反省の色を見せた方が・・・ まぁ、これは過去の話。しかし、他にもこの人の「悪ノリ」は結構あります。世界観やキャラクタは好きなだけに、 この悪い癖がなければ・・・ と思ってしまうのは僕だけでしょうか。 作品批判になってしまいましたが、何が言いたいか・・・ 僕は、パクリってのは悪いことじゃないと思ってマス。 もちろん、他人の造形などを模倣するのは良くないですけど、いかに「パクる対象」の良いところを自分に取り入れるか。ではないかと。 完全なオリジナルを作り上げるのは不可能です。最初は誰しもパクリから始まる・・・ でも、パクリで終わっては、いけませんよね。 |