冒険の記録

第2話:このレベルでもゴブリン退治?!


「は〜い!よいこのみんな、ロージィお姉さんですよ〜!」
「ミルクのみ人形のミルディでーす…(またこのネタなわけ?)」
「今回はなななんと!私たちが初登場するお話で〜す♪」
「へえ、それはぜひ読まなきゃね」
「では、どうぞ!」

(シナリオについて)
続けてみようかということが急遽決まったため、準備が足りず話の内容はすかすか、設定はめちゃくちゃ、アドリブテイスト98%のこの話。
初日に時間があまりなかったこともあって前後編の二部構成となったのだが、準備期間が一晩ではたいした事もできまいと考え、しっかり寝て体力を温存してみたダメ人間が一人…。
さてせっかくもらった領地だが、順風満帆でスタートさせるよりは事件を起こして新領主の手腕をアピールし、住民の信頼を自分の力で勝ち取るほうがいいだろうと考えた。
村の基幹産業は林業と狩猟でどちらも森がなければ立ち行かないのだが、森にはゴブリンが標準装備されているとのオフィシャル設定、彼らが村を襲撃しているという非常に安直な設定で強行採決。
そこから先は考えていなかったのだが、ふとマジックアイテムを入手できそうな機会を増やしてみるか?と考え、ゴブリンから闇市の情報をPCに伝えることにした。
さて、結果は…?

>前編〜新たなる旅立ち〜
ジャキーンがレディ・ジョネストより賜った領地に向かうところからシナリオは始まった。
付き従うのはフォースと騎士見習いのバルドのみと何とも寂しい話だったが、今後について熱く夢を語るジャキーン卿。
・村は100戸500人ほどの規模で、主幹産業は林業と狩猟である
・元々レディ・ジョネストの直轄する村であり、今まで領主はいなかった
・すでに領主館は建造され、使用人もそろっている
・村には村長の他に2名の重要人物がいて、それぞれ基幹産業の一翼を担っている
等の情報をバルドから聞きつつ、話にもでた領主館に到着した。

>領主館にて
領主館では執事と2人のメイドがPCたちを出迎えた。
執事の名前はジャキーンPLの一言でセバスチャンに決定、メイドには元々考えてあったロージィとミルディの名前がついた。
落ち着く間もなく訪れた村の重要人物3人からの挨拶を受けたPCたちは、彼らから村の現状を聞いて眉を顰めることとなる。
現在、村は森から現れるゴブリンによって無視できない被害を被っており、それを何とかしてくれないかといわれたのだ。しかも、未確認ではあるものの、その中には魔法を使うものまでいるという。
相談の結果、夜も遅い時間になったこともあって森の探索は明日にし、その夜はバルドをメインに見張りを立てて警戒に当たることになった。
心配性のジャキーンは夜中にこっそり見回りを、フォースも夜道をふらふらと散歩していたところ、突然月を横切って巨大な翼のある影が西から東へ…。その背には誰かが乗っているらしいことが見て取れた!
といったところで前編が終了、シナリオ本編は明日に持ち越しとなったのでありました(いやぁ、引く引く)

>後編〜事件はもちろん向こうから〜
そして朝…森に程近い村人の一人が、おらが家の牛がいなくなっていると報告に!といったところから後編がスタート。
といったところで、ジャキーンPLに目的を伝えずにパーセンテージロールを振らせる(70%以下)が、結果は失敗。実はこれはバルドのノーマルソードの習熟率を意味していたのだが、彼のスキルはベーシックのままでありました(チャンチャン)…かわいそうに。
現場検証の結果、複数の小さな足跡が森のほうへ続いているのを見つけ追跡を開始することとなった。途中大した事件も起きず(?)、やがてPCたちは木々の裂け目に怪しげな六角堂を見つけた。

(ここらへん記録を取り逃した上に記憶があいまいで、ワンダリングがどうだったか、どのような経緯で発見されたかが定かでない。情報求ム>PL)

木々の影から少し様子を見て、ゴブリンが何匹か中に入っていくのを確認したPCたちは、六角堂に突入し内部の制圧を試みた。部屋の中には数匹のゴブリンが待ち伏せて懸命に応戦したものの、所詮PCに歯が立とうはずもなく2匹を残して皆殺しとなった。

フォース「いいですか、こうして耳の後ろに傷をつけておくと、そこから血が出てより長生きできるわけです」
バルド「なるほど…参考になります!」

などと生き残ったゴブリンを(文字どおり)つるし上げて拷問情報を聞いてみたが、誰もゴブリン語を話せず交渉は難航。どうもゴブリンはこの部屋にしかすんでいないと言っているらしく、実際先に進む道も見当たらない(隠し扉を見つけられなかっただけなのだが)。
いいかげん別な手をと考え始めたころ、突然床の一角がゆっくりと持ち上がり、そこから一匹のゴブリンが頭を出した。一瞬見詰め合い、そして…慌てたゴブリンは足を滑らせ数メートル下に転落、哀れではあるが楽な最期を遂げた。
というわけで、PCたちはいそいそと地下へ降り、DMさえ知らない世界の探索を開始したのであった。

>見知らぬダンジョン
前述のとおり、実はここから先は地図さえ一切考えておらず、ただゴブリンの巣があることだけが決まっていた。
というわけで通路をしばらく進んだところに時間稼ぎの十字路を配置し、そこはひとまず前進することでPCは合意。
まだメインイベントには早かろうということでワンダリングのチェックを行うと、ジャキーンPLがまたヒット。B1Fのモンスター表を振らせると、出てきたのは巨大アリが2匹となった。
そう広くもない通路だったので1匹ずつ丁寧に倒し、たいしたダメージも受けずにすんだPCたちだが、DMは地下にアリならこの奥は巣にしてしまえとその場で決定。奥からわらわらとアリがわいてくる気配に(アリは防御力が高く、1発で受けるダメージも馬鹿にならない)、PCたちはひとまず撤退と通路の片方に走り込んだ。
意地悪なDMはそこを行き止まりにして危機感を煽ろうとたくらみ、素知らぬ顔でパスワードが必要なドアを設置してPCにプレッシャーをかける。当然開かないドアに(現段階ではDMさえ開け方を考えていない!)、PCたちはアリがこないことを願いつつ残された通路をひた走る(出す気はなかったが)。
そして粗末なドアを潜り抜け、ほっと一息ついたPCたちを迎えたのは、いきなりメインイベントの30数匹のゴブリンだった…(他のイベントを考えるのが面倒だっただけなのだが)。

>メインは3分クッキング
ゴブリンリーダーが進入者の撃退を命じてしまい、有無を言わさず戦闘が始まった。
先手を取ったのはPC!そして…

フォース「もったいないけどいいか。リーダーをはずしてアイスストーム」
DM「…一応ダメージ出して。全部1でST判定に成功すれば生き残るから!」
フォース「(ザラザラ…)35発」
DM「壊滅ですぅ(9D6は犯罪だよ…シクシク)」

ほぼすべてのゴブリンは凍り付き、リーダーと残った数匹のゴブリンは潔く降伏、メインイベントはゲーム時間10秒、実時間3分ほどで終了してしまった(チーン)。
ゴブリンリーダーは人語を解する自称“高貴な”身の上で、身の代金を払うから逃がして欲しいと要求し、PCたちはこれを受け入れた。彼らはPCたちとともに奥の壁にあった隠し扉を通り抜け、きのこだらけの薄暗い洞窟の片隅から宝箱を取り出しPCに手渡した。中にはスクロールが一本あり、リーダーはスクロールを使うことができることも判明して、ひとまずゴブリン騒ぎは終了。
さあ帰ろうかというときに洞窟の奥からがさがさと音がして、黒い複眼のある頭がにゅっと…。しつこいまでのDMの引っ張りにPCたちも呆れ果て、そのまま隠し扉から引き返して事無きを得たのであったが、これも伏線として使われることになるのはまた別のお話。
そこではたと思い出されたのがもう一つの扉のことで、PCたちはゴブリンリーダーを脅しつけて情報を引き出した。ゴブリンリーダーは、扉の先には闇市がありそこで食料を取り引きしていると話し、扉を開ける合い言葉をPCたちに教えた。PCたちは捕虜を引き連れて扉に向かい、それが開くことを確認してからようやくゴブリンたちを開放したのだった。
ちなみにこのゴブリンたち、後にPCたちとちょっとした再会を果たすのだが、それはまた別のお話。

>扉の向こうで何かがおこる
さて、扉の向こうには広大な空間があり、いくつものテントが乱雑に並んでいた。立ち並ぶ怪しげな店の数々は、とどのつまりがデモニックメイデンの故買の露天であり、妙に静まり返ったこの広場でPCたちは露天見物を楽しんだ。
いきなり高価なマジックアイテムを出すのも何かと思い、たいした物は入手させない予定だったが、PCたちも本腰を入れて買い物をする腹積もりはなかった模様で、結局フォースが呪文の書かれたスクロールを少々手に入れたほかは、ほとんど取り引きは行われなかった。
そしてフォースは“2本足の羊市”にたどり着き、ここで運命の出会いを果たすこととなる。彼はここで『僧侶としての能力を持つもの』はいないかとたずね、EPSを駆使してある一人の女性を発見したのだ。交渉の末、ほぼ全財産をはたいて彼女の購入に成功したフォースは、意気揚々と新たなる仲間をジャキーンに紹介した。

フォース「領主殿、人材の登用に成功しました!」
ジャキーン「おや?そちらの方は?(…あえて経路は聞くまい)」
DM「えー、彼女の名はシーマ・テューク。デュラス神に仕える6レベルのクレリックさんだよ」
二人「嘘ぉ!(6レベル?!)」

彼女、本当は次のシナリオの冒頭でバーレーンの使いとしてパーティーに参加させる予定だったのだが、こっちの方が面白いと判断し少々早い登場と相成った。おかげでキャラの方向性も定まり、こちらとしてはウハウハだったのだが、まあそれはオフレコということで(って、ここに書いてりゃ世話はない)。
一方そのころバルド君、無け無しの所持金をはたいて良質の剣(ダメージ+1)を仕入れ満足げだが、この後そっこーでその剣を捨て去る羽目に陥るのはまた別のお話。

バルド「これでもっとお役に立てますよ!」
DM「当たればね…(ウェポンマスタリーの習得失敗を暗に指しているのは言うまでもない)」
ジャキーン「…」

さて、目的も無事果たして意気揚々と帰ってきた領主さま、就任の祝宴もかねてお祭りを宣言する(で、また費用がかさむわけだ)。
その夜、東から西へ月を横切った黒い影、その背には人影が二つ…何だったんだろうね?もちろん伏線なんだけど(ニヤリ)。

(シナリオ終わって)
というわけで、今回の長い割には内容すかすかのセッションは終了。
重要NPCがてんこ盛りの話となったが、特徴づけるためとはいえ壊れた性格の人物が多いのはまあいつものことか。
その場でこさえた割にはいい感じのNPCたちができたと自画自賛しつつ(現実逃避とも言う)次のネタを考えたのだが、当然パッとは思い付かない。
しかし、セッション中に次の目的について指針を与えておきたかったので、故買商からトレジャーマップを売りつけておいた。
祭りで金を使い、領地経営のための資金源に苦しむジャキーンは素直に引っかかってくれるに違いない。
以下、次回を待て!

「…なにこれ?これで終わり??私たちの出番は?!」
「所詮世の中なんてこんなものだよ、お姉さん」
「ひっど〜い!これじゃあ全国一千万のメイドさんファンの皆さんが納得しないわよ!」
「緑の服着た赤鼻のおじさんじゃないんだから。はい、終わり終わり」
「じゃあ、また次回〜」

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