partita~世界演武
                         熾戒

第三章 忘却の花咲く庭

妄執。それは忘却。何かに捕らわれるには、何かを忘れることが必要。
「それは、幸福となるのだろうか……」
醜いもの。それは真実。誰もが認められないから、忘れようとする。
「……何も、いらない」
過去は美しく、未来さえも美しくなければ……。
「それは理想。しかし……未来はわからない」
あやふやな時の流れに身を任せられず、足掻き続ける。何にも己を支配させまいと。
「―――断ち切ることは、運命すら変えるのか?」
確かなものなど、存在しない。自分を守っていけるのは、自分自身……。
「否!自分を守るのは己、そして絆」
けれど、あなたは今、何も守れない。そう、大切なものほど自分の手では、どうする こともできない。
「未来に託せ。我らはきっと―――」




□もういちど聞かせて! ☆もう、眠いや…。 △もっと聞かせて!!