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established 2002.08.14
LAST update 2002.08.14

−コミックマーケット62−

−2002年夏コミ−

 2002年8月9日〜11日、夏コミが開催されました。

 今回は『Merveille』でGo! です!
 M.S.A.F.な服を着ての参加(一般参加)です。

注1)『Merveille』とは、メディアワークスのネットゲームです。
 未知の『Merveille』を探して冒険の航海に出る、といった内容です。
 12月にプレ版、年明けから6月末まで正式版が行われました。
 その後、わずかなロスタイム(ログイン可能期間)がありましたが、7月末で完全に終了。
注2)M.S.A.F.とは、『Merveille』における7陣営の一つです。
 正式名称は『海上治安維持連合軍(Maritime Security Allied Forces)』略称M.S.A.F.(ムサフ)。
 M.S.A.F.の第二十八独立師団が『Merveille』探索を目的とする我等が師団です。

 反省点としては、家を出る時点で暑かったので、アンダーを脱いでしまったこと。
 アンダーを着ないと、汗の行き場が無い。これは良くありませんでした。
 もっとも、昨夏はアンダー+サッカーのユニフォームで行ったものの、あまりの暑さに途中で アンダーを脱ぐ、ということもあったので、結局は同じことかもしれません。難しいですね。
 一日目。
 仕事が休めなかったので不参加です。

 二日目。
 会場入りは昼頃。既に入場待ちの列はなく、すんなりと入れました。
 特に目当ての大手サークルがあるわけでもないので、おとなしいものです。
 まずは、『Merveille』で知った方のスペースを訪ねる。 あの海にいたのであれば、陣営こそ違ったけれども、同じものを目指した同志に違いない。
 あとは、いわゆるmoo系を流す。流石に最近は新刊が少なくなりました。寂しいですね。
 本当は、寂しいと思うくらいなら自分で本を描けると良いんですけど、それも難しく。
 それから、他のジャンルや委託コーナーなども一通りチェックして、会場を後にしたのは 2時半くらい。年々、会場にいる時間が短くなってきます。そろそろ引退かもしれません。

 三日目。
 今日も会場入りは昼頃。 男性向けの多い三日目は列があるかと思いきや、今日もすんなりと入れました。
 今日はいわゆるmoo系の日ではないので、チェックするポイントは少ないです。
 でも、『Merveille』で知り合った方の中には「三日目は行くよ」という方が何人かいたので、 できるだけ会場にとどまって、見つけてもらう努力をすることにします (M.S.A.F.な服を着ていれば、わかる人には見つけてもらうことが可能なはずです)。
 まずは今日も『Merveille』で知った方のスペースを訪ねる。
 が、当人は出ているとかで会えず。後でまた来ることにして、別のお目当てサークルに向かう。
 何を隠そう、SFのジャンルにお目当てサークルがあるのです。 夏限定の参加なので、絶対に行かねば。
 途中、『Merveille』でともに戦った翔月さんという方に声をかけられる。
 この方とは、以前にも別のイベントで一度会ったことがあります。 『Merveille』における我等が8番艦の索敵手(索敵レベルはマスター(カンスト))です。 あの人ごみの中で、しかも『Merveille』とは直接関係の無いジャンルで、 私の背中をみつけてくれたのです。さすが索敵マスターですね。
 結論から言うと、『Merveille』関係で直接会えたのは、この方だけでした。
 まあ、Merveilleに参加していたアクティブプレイヤー数は1000人をちょっと越えるくらい と推算していますから、しょうがないとは思いますけど。

参考: ゲーム初期に推測した全キャラクター数は2000程度。その後、いくらか増えたはずですが、 一人で複数のキャラクターを登録可能なため、キャラクター数よりプレイヤー数の方が少ないです。 アクティブなプレイヤー数は、プレイヤー数全体の50〜80%程度と推測しています。 地理的条件その他を考慮すると、コミックマーケットに参加した人はさらに少数のはず。 その中で、私の背中の『海上治安維持連合軍第二十八独立師団旗』のデザインを見て、 一目でわかる人となると、これは絶望的な数値になります。 コミケ参加者は連日10万人を越えますから、これを母数とすれば、限りなく0に近くなります。 はっきり言ってしまえば、無視できる数値(1%以下)になります。

 してみると、この翔月さんと約束無しに会場内で会えたというのは、 ものすごい奇跡(=『Merveille』)だと思えてきます。 本当によく見つけて声をかけてくれました。感謝です。
 一人でもあの服を見つけてくれるなら、私としてもあの服を着ていった価値があるというものです。

 ところが。
 後日チャットで聞いたのですが、私に関する目撃情報はいくつか流れたそうです。
 直接声をかけられるほど近くではないにしても、 遠目から見つけてくれた人は少なくなかったようです。あの服を作った&着た甲斐がありました。
 それにしても、あの会場内で複数人が私に気付いてくれるとは。 この世界には、数字では測れないものがあるようですね(笑)

 会場を一回りしたときには、もう帰りたくなっていたのですが、とどまっていれば誰かに 見つけてもらえるかもしれないので、頑張って3時半くらいまで残っていました。うろうろと。
 (その努力が無駄でなかったことは、上述のように後日知ることができました)
 最後にもう一度、最初に訪ねた『Merveille』で知った方のスペースを訪ねる。 以前買った本に「おまけ」がつくのを、今日もらう予定になっていたので。 結局、ご本人と会うことはできませんでしたが、「おまけ」はしっかり受け取りました。 ちなみに、M.S.A.F.な団扇とかです。
 団扇を受け取ってからは、同じ団扇を持っている人がいないか、こちらからも探してみたのですが、 見つかりませんでした(それまでは私の服だけが目印。この後は、 それが誰であっても同じ団扇を持っている人がいれば、同志に違いない)。
 (これも後日知ったのですが、この団扇は、私専用のスペシャルアイテムだったそうです。 感謝するとともに、「なるほど、他に持っている人がいないわけだ」と思いました)

 とまあ、そんなこんなで今年の夏コミは終了です。
 『Merveille』関係の方と、直接会う機会は少なかったですが、もう終わったゲームですから、 次に目を向けた方が良いのかもしれません。それとも、途中で会った翔月さんと行動を共にすれば、 もっと色々な人と会えたのかな?
 でも、あの会場内で誰かと行動を共にするというのは、私にとっては多分耐えられないこと (相手が誰であっても)ですので、これは仕方が無いですね。
 二日目の帰りは、りんかい線の入場待ちの列がとんでもない長さでしたが、三日目はそんなことも なく。順調に帰ってきました。

 ちなみに、今度の冬コミまでに、りんかい線は全線開通予定です。 大崎までつながって、埼京線と直通運転する予定です。そうなると、りんかい線の混雑に拍車が かかる可能性があります。 今は新木場行きがメインですが、逆方向に向かう人もりんかい線を使う場合、駅構内がパンクする 可能性があります。今以上の入場規制が必要になるとか。
 人の流れが大きく変わると、誘導面などにも不慣れな点が目に付く可能性がありますから、 要注意ですね。
 むしろ、「ゆりかもめ」が空くのかもしれません。わかりませんけど。
 全線開通予定は12月1日なので、全線開通後最初の大規模イベントが冬コミになるわけです。
 人の流れがどう変わるか、読みにくいですね。

 さて、最後に。
 SFのジャンルにおける、お目当てのサークルさんのことを少し書きます。
 『敵は海賊』というSF小説をご存知でしょうか? そのサークルさんです。
 本は帰ってから読むもの、という主義の私にしては珍しく、今回は昼食をとりながら読みました (本当は帰りたかったんですけど、上述のように少しでも長く会場にとどまる努力をしていたので)。
 したら、「これで『敵は海賊』本は最後です」、なんて書かれていたものだから、 慌てて飛んで行きました。これは何か言わねば、と。
 こんなことをするのは珍しいんですけど、このサークルさんの本は、いつも楽しみにしていたので。

 何か言う、といっても、即興で、思いの丈の全て伝えることは難しい。
 それでも、全てとは言わなくても、いくらかでも伝えられたなら嬉しいな、と思います。 もうちょっと率直に言うと、伝えてみたいんだ、きっと。 その欲求を満たすには、伝えてみるしかない。伝えてみずにはいられない。
 まして、私から見れば遠方から参加しているサークルさんなので、この日を逃せば直接 伝えられる機会は、当分無いですから(手紙でも良いんですけど、せっかく会場にいるのであれば、 やっぱり直接伝えてみたいです)。
 どこまで伝わったかわかりませんが、伝えたかったのは、 「今までたくさん良い本を読ませていただきました。とても面白かったです。 ジャンルが変わっても頑張ってください」ということ。

 そのサークルさんに伝え切れなかった分のいくらかは、ここに書いて自己満足することにします。
 『敵は海賊』(原作)について。
 作者は神林長平(最近、「戦闘妖精雪風」という作品がアニメ化されたりもしているようです)。
 私が『敵は海賊』を初めて知ったのは、10年以上も前でしょうか。 当時、友人に薦められました(PC−8801用のゲームも、やった記憶があります)。
 実際に、シリーズを片っ端から読んだのは数年前。最初の読切り版は、 本屋でみつからなかったので、会社の先輩から借りて読んだりもしました。人気のある作品なので、 皆さんの周りにも、読んだことのある人はいるかもしれません。

 主人公はラテルという、海賊(宇宙海賊)に一族を殺された青年です。 現在は対海賊課(やることが荒っぽいので、世間からは「海賊課」と「対」を抜いて 呼ばれたりしています。海賊よりも海賊らしいことをする、 海賊相手なら手段を選ばないのが対海賊課。)に所属。 射撃の名手で、大出力のレイガンを使います。
 主人公のパートナーは、クロネコ型異星人のアプロ。 クロネコ型と言っても、実際にはヒョウくらいの大きさがあります。 精神凍結という特殊能力を持っていて、基本的には獰猛。 武器は、自らの肉体と、首につけたインターセプター。 インターセプターというのは、海賊課特有の道具で、各種ネットワークに侵入できるほか、 武器の能力も備えています。
 で、この二人(一人と一匹と言うべきか)の乗艦が『ラジェンドラ』という新鋭戦艦です。 優れた人工知能を備えています。
 ラテルとアプロとラジェンドラの掛け合いは、『敵は海賊』シリーズの楽しみの一つ。
 対する海賊の親玉は、ヨウメイ(本当は漢字。外字になってしまうので、ここではカタカタ表記) と言います。彼の武器は、フリーザー(ラテルのレイガンに対抗する存在)です。

 『Merveille』をやる時、それまでに何度も使って愛着のある「沓掛伊万里」という名前で 参加するか、それとも『海上治安維持連合軍』なので『敵は海賊』からラテルという名前を借りるか、 実は結構、迷いました。
 結論としては、他作品の世界観を持ちこむのは良くないかな、とオリジナル設定を使いましたが、 個人艦の名前は『ラジェンドラ』にしたかった気も、少しだけします。

 最近、『敵は海賊』の新刊も出ていないようです(私のチェック漏れでなければ)。
 少し、寂しいですね。