前のページへは、ブラウザの機能で戻ってください。
M.S.A.F.専用ページです。他陣営の人はのぞいちゃダメです。
メルヴェイユ探索のためシルバリアから出航して数日。 私は違和感を感じていました。 軍というのは、もっと規律の厳しいところだと思っていたのです。 何でも命令、反論は認めない、みたいな。 まさか各員が好きな仕事を選べるとは思いませんでした。 自己申告で好きな仕事につけるというのは、実にありがたいことです。 バブルメタル系専門の私としては、兵器系に専念できます。 もし装甲系や料理系を強要されたら、役に立たないだけでなく、モチベーションも低下 するところでした。 攻撃先も、各自の判断で決定して良いそうです。 もっと驚いたのは、新兵のうちから個室を与えられたことです。 入隊前に予想していたのとは、随分と違います。 まあ、何処にあるとも知れぬ伝説のメルヴェイユまでの、いつ終わるともしれない長旅 ですから、個室については精神衛生上必要な設備かもしれませんが。 不自由を感じるとすれば「小型艦内の配置までは選択できない」といったことくらい。 ただ、これだけの大所帯です。全乗組員を公平かつ適正に配置するのが困難なことは、 容易に想像できます。各自の能力を把握しきれないうちは、仕方ないことでしょう。 それにしても。 やはりなんというか全体に、自由というより無管理、といった雰囲気を感じます。 これはやっぱり、師団長があの方だから、なのでしょうか? モーリス・マクレーン師団長。 陸軍志望だったのに、その型破りな行動のため軍上層部から反感を買ったそうです。 そのせいで志望とは違う海軍に配属され、すっかりやる気を無くしているらしいです。 師団長という地位にいるにも関わらず、エスケープを決め込んいることも多いのです。 しかし、特殊任務の独立師団とはいえ、そんな方が師団長になれるものでしょうか? 一体、どんな軍功を立てたのでしょう?何かすごいことを成し遂げたのでしょうか? それとも、第二十八独立師団は、それほどまでに厄介物扱いされているのでしょうか? 師団長が師団長なら、副師団長もいわくつきの人物と言えます。 なんと、副師団長は新人士官です。大抜擢どころではないです。 入隊試験の成績は優秀だったそうですし、ルックスも申し分ありません。 人を惹きつけるものはあります。それは認めます。 そもそも、私が入隊を志願したのは、この副長の存在を知っていたから、という要素も あるのです。 友達や同僚というのであれば、人を惹きつけるものがあれば、それだけで十二分です。 ですが、人の上に立つには、それだけではダメです。 階級がどんなに高くても、実践も必要です。新人士官では、経験不足の感は否めません。 だいたい、あの師団長の補佐が新人に務まるのでしょうか? 実質的な師団長の仕事は、ほとんど全て副師団長にまわってくるのではありませんか? 今までにも何人もの副長が逃げ出したっていうじゃないですか。 願わくは、この副長が一日でも長くこの艦に留まってくれますように。
航海に出てしばらくたちました。 師団長に対する疑問は相変わらずですが、副師団長を見る目は大分変わりました。 当初抱いた不安は、まったくの杞憂でした。 師団長に振り回されているのは予想通りですが、それ以外は予想以上です。 師団長や副師団長のところで仕事が滞ることは一切ありません。 副師団長の身でありながら、他の新兵がやる雑務にも一緒になって取り組んでいること もあります。 人一倍、どころの働きではないです。 師団長と副師団長と新兵の仕事を一心に背負っているはずです。 一体、あなたはいつ寝ているんですか? 参った。参りました。副長、私の負けです。 見ているこっちが心配になります。 副長に対して不安を抱いたことを、衷心よりお詫びいたします。 今後、今まで以上に職務に励みますので、それで許してください。 どうか、決して無理をなさらぬように。 ・・・ただ、師団長のことは依然として謎。 人間的な魅力というか、人間性豊か、という感じはするのですが。謎です。
established 2002.02.09
LAST update 2002.02.09