黒鉄

現在、モーニングopenコミックスで4巻まで出ています。
作者は冬目景。興味のある方は探してみてください。
そして読め!

それでは、ツボの話をしましょうか。

あっしは・・・堅気の娘さんには とても言えねえ過去を持っとりやす・・・
これは・・・その過去の代償だと思ってるんでさ

だぁぁぁ、かっこいいーっ!
商店も1度でいいからこんな台詞言ってみたいものです。

「黒鉄」のツボは、あの独特の筆致と台詞回しでしょう。
男衆は渋く、かっこよく(壮年男性がかっこいいんだ、これが)、
女性は魅力的に(もう、お年頃の娘衆のかわいいことかわいいこと)描かれております。
絵姿女房じゃないですが、本当に絵で惚れます。できることならこの時代に行きたいくらいですよ。
あぁ、着物の似合う娘って良いなぁ。

特に3巻の水葉ちゃんは最高にツボ。江戸へ発った兄の身を案じる健気な姿はまさにツボ。
渡世人の迅鉄に親切にするくだりなんか、もう最高です。
前述の台詞はその時のもの。半分機械となった迅鉄のいろんな想いが垣間見えません?
人斬りだった過去を、半ば未来永劫背負い続けなければならない宿命を恨むでもなく、ただ、受け止める迅鉄。
この生様をツボとせずして何をツボとしようか!
機械武者(カラクリムシャ)の迅鉄の明日はどっちだ!

ツボな台詞回しっていうのは、何もひとつの台詞だけじゃないんですよ、これが。
その台詞が最高に生きるシチュエーション。
この場面でそんなこと言われた日には、もうツボ入るしかないでしょうって場面が、ざくざくあるんですよ、本当に。
4巻の第十一幕、雪暮夜心中追分なんて、まさにツボツボツボのオンパレード。
身悶えますよ。

それにしても、この作品って短期連載でちょっとやっちゃあ、しばらく休みって感じなんでコミックスになるのが遅い遅い。
1年に1冊、というペースでしょうか。
幸い、2巻に渡る長編の話がないのでストレスも溜まりませんが・・・。
ファンとしてはせめて年2冊ペースになれ!って思っちゃいますよね。

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