レーシングコントローラー。

サターンが発売されて半年ぐらい過ぎたころでしょうか。デイトナUSAと共に世に送り出されたのは。
発売日に買いました。ほぼ定価で。
やっぱりレースゲームする時にはハンドル持たねばいかんばい」等と意味不明なポリシーのもと、速攻買いました。
「おお、やっぱりハンドルはこれくらい大っきくなきゃ。」素直に考えれば、その大きさに疑問を持つべきでした。
しかし、何事も形から入る、様式美を重んじる商店にとって『レースゲーム』=『ハンドル』という図式が完成していた以上、それはありえないことだったのです。

『こだわり』は時に人を盲目にするのです。

なんじゃぁ、こりゃ!」が、ハンドルを操作した最初の感想でした。
画面の中でグニャグニャ走る我が愛車ホーネット号。
その情けない走行ラインはまさしくアナログなハンドルの賜。
あっちふらふら、こっちふらふら。
「これは・・・これは商店に対する挑戦だな。見事この荒くれコントローラーを使いこなせという!」
思い込みと勢いで、その微妙な操作に慣れるまでやりこみました。
いついかなる時でも、油断すると『デイト〜ナ〜・・・・ゥアー』と歌声が聞こえてくる位に。

それぐらいやれば上達だってするでしょう。もはやレーシングコントローラーの操作は完璧。
アスラーダにだって負ける気はしません。
どうだ、この走行ライン。上級コースだって、ラックラク〜っ。となった頃。

商店の中で突如『レースゲームブーム終了』。
飽きてしまいました。
それも『デイトナ』だけではなく。『車関係のレースもの全て』に対し、「もうお腹一杯」になってしまった位、徹底したブームの終了でした。
それ以来、商店がレースゲームを買うことはなく、同時にレーシングコントローラーを握ることもなくなってしまったのです。

そして今。レーシングコントローラーは、商店の部屋の棚の上で、その中途半端な大きさのボディを強烈にアピールしているのです。

もはや邪魔なだけだけど、捨てられないんだよなぁ。



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