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日本 外国

日本の小説
星界の紋章 SF
星界の紋章 全3巻  星界の戦記 1〜2巻  著:森岡浩之  絵:赤井孝美
 最近の日本のSFの中では、突出して出来がいい。独自の世界と豊富な設定。シチュエーションも結構いけてる。WOWWOWで、水曜日と土曜日に30分一話づつ放映された。アニメのほうはちょっと期待外れだった。「アニメへの展開が早すぎた」という声も聞こえてくる。ゲームも制作中だそうで、こちらはシュミレーションになる予定。
 アーヴと言う遺伝子改造された種族があり、人類圏の半分を支配する帝国を築いている。その帝国に新たに編入された、伯爵の息子の話。本人が、遺伝子をいじっていない地上人なので、アーヴとは考え方も違い、苦労するが、その視点から書かれているので我々にも分かりやすい。
 星界の紋章は、主人公とヒロインの出会いや、親密になるという話。
 星界の戦記は、紋章の続きで、宇宙で繰り広げられる帝国と、他の国の連合体の戦争の話。
 共に、主人公たちの人間関係などが、ストーリーの中心になっている。泥臭くなく、スピーディーに読める話。
 
デルフィニア戦記 FANTASY
全18巻  著:茅田沙娯  絵:沖麻実也
 始めて読んだときは「何だ」と思ったが、読むにしたがって、登場人物の個性が生き生きとしてきて話に引き込まれていった。特に、終わり方がいい。不必要に引き伸ばしたりして、間延びしてないのがいい。
 異世界から落ちてきたリイ。国を追われた国王を助けて国を取り戻し、戦いの女神ハーミアとあがめられる。
 気に入ったのは、そのリイが気持ち良いくらい騎士的なところだ。絶対的に強く、正義感があり、友の為に戦う。しかし、自分の気に入らない相手に対しては、まともにその感情を見せる。こんな風に生きれたら良いだろうなと思うと思うところだ。
 これは読んでみて損はしないと思う。
 
レダ SF
全3巻  著:栗本薫  絵:いのまたむつみ
 どうも、気に入ってるのは私だけのようで、ほかの人は読みづらいといって敬遠する。しかし、描かれている世界は、今の世界に対する批判のようなものが良く見えて、じつに興味深い。今の世界で歴史を極端に進めていくと、こうなるのかなー、という感じの世界だ。主人公達の内面が良く現されている。それがみんなの敬遠の理由らしいが…。
 
不定期エスパー SF
全8巻  著:眉村卓  絵:黒江胡月
 非常に読みにくい本だ。しかし、主人公の葛藤が手に取るように分かる。見所はその主人公の葛藤で、じっくり読むつもりが無いと、いらいらしてくる。
 内容は題の通り、エスパーの話で一応SF。不定期エスパーとは、エスパーとしては不完全で、ある程度エネルギーがたまると突然エスパー化すると言うもので、主人公は「その力を持て余しながらも捨てきれずにいる」というところから始まる。しかし、その力がだんだんと強くなり、コントロールできるようになり、最終的には、全人類をエスパーにしようと言う団体の派遣員になる。
 薦めておいてなんだが、一度に読むにはあまりにもつらいので、そんなことは考えないほうが良いと思われる。ゆっくりと読もう。
 
魔法戦士リウイ FANTASY
剣の国の魔法戦士 絵:士貴智志
湖岸の国の魔法戦士 魔法戦士リウイ1〜2 著:水野良 絵:横田守
 さすがに水野良が書いただけあって、そこそこ読ませてくれる。〜の国の魔法戦士が本編で、魔法戦士リウイは時間的に前の話。本編は国の存亡に係わるような大きな話がメインで、主人公リウイが成長していくと言う話。主人公に共感できる。何とかしてやろうとして、本当に何とかしてしまうところがすごい。
 本編では、リウイはすでに、勇者としてマイリーの神官が従者についているが、魔法戦士リウイのほうでは、まだパーティーを組む前から始まって、マイリーの神官に勇者として認められる過程がかかれている?神官も神の啓示として、リウイが勇者だと神託を受けるが、信じられず苦悩する。が、リウイといっしょに冒険を続けるうちに、だんだん勇者として認め始める…。
 やっぱ私は、主人公が馬鹿にされてる話ってすきなんだなー。(笑)
 
スレーヤーズ FANTASY
1〜14巻  著:神坂一  絵:あらいずみるい
 最初は、あくの強い主人公が、豪快な魔法を使って悪を倒すとか言う話なのだが、見所は主人公のあくの強さだ。オーガの体力とのみ並の頭脳を持つガウリー=ガブリエフと、ドラゴンもまたいで通るリナ=インバース。この二人と準主役級のその他の面々。パーティーを組むが、この強いこと強いこと。悪に走ったら世界を征服(滅亡)できるくらい強い。なんて言うか、爽快アクションって感じかな?
 しかし、第1部以降、ちょっとマンネリ気味である。テレビやOVAが出ているが、どうでも良いって感じで、ゲームもあまり面白くない。
スレーヤーズ(SF) スレーヤーズロイヤル(PS,SS) スレーヤーズグレート(ps)
 
魔術師オーフェン FANTASY
1〜11巻  著:秋田禎信 絵:草河遊也
 牙の塔という、魔術師養成所最高峰の場所を出たオーフェンと言う魔術師の話。彼は牙の塔最高の魔術師チャイルドマン教師の教え子で、「サクセッサー=オブ=レザーエッジ」と呼ばれるほどの力の持ち主だ。本名「キリランシェロ」。意味も無く?主人公が使う攻撃魔法、周りと起こすどたばたコメディー、世界の命運に係わるシリアスなシーン。これらがうまくミックスされている。
 外伝も「オーフェン無謀編」として出ているが、こちらはコメディー専門と言っても良いと思う。スレーヤーズに飽きた人なら、またかと言う感じ。
現在、OVA数巻レンタルに並んでいる。見る価値無し。