カシスオレンジ





最初に、とても濃い味がした。
紫色と、橙が混ざった微妙な色合いが飲欲をそそる。



グラスから向こうが見えないほど濃い。
無色透明の結晶を弄びながら、ゆっくりと傾ける。

悪い気分じゃぁ、ナイ。

でも、イイ気分にはなれなかった。

この世で一番、俺を熱くさせるモノ―――よりは、刺激が少ない。



身体が高揚する。
熱く燃え盛るタタカイの情熱。

手にした獲物を構え直すと、俺は当座の敵と対峙した。









初夢です。
無用な突っ込みはいりません。
戦いながらその合間にカシスオレンジを飲む青年の夢を見ました。
何じゃコリャ?


もどれ。