| 奥まで
「もっと奥まで入れてもいいから……」
どこか甘えているような声。
俺は小さなため息を吐いて、黒々とした穴の奥に棒をそっとあてがう。
「んんっ……」
俺の手が動くたびに彼女はビクビクっと反応する。
あまり動かれてもやりにくい。
もっと静かにして欲しいモノだ。
「もうちょっとだからもっとおとなしくしてろ」
「そんな事言ってもぉ…」
トロンとした目で俺を見つめる彼女。
毎回こんな感じだ。
主導権を彼女に握られてしまう。
「しかし、こんな深く入れちゃっていいのかよ?」
「うん……はぁ…気持ちいいよ」
彼女の中を掻くように棒を動かす。
ビクビクと彼女の身体が震えた。
「ねぇ?出そう?」
「もうちょっと……」
彼女の中に入れたモノを動かしながら、俺は彼女に告げる。
しかし、本来なら俺がしてもらうはずだったのに。
ちょっと残念だが、彼女の気持ちよさそうな表情には勝てない。
「気持ちいい?」
「うん……もうちょっと左」
彼女の言うとおりに動かす。
「ねぇ…出るようならちゃんと言ってね」
「分かってる」
甘い声を聴きながら俺は動かした。
俺はゆっくりと彼女の中で動かす。
「もう出そう……」
「うん…」
恍惚とした表情の彼女を目の前に俺はそれをそっと抜き出した。
もくもまぁ、こんな深く入れられたモノだ。
「どう?」
「どうってこんなに奥まで入ってたんだぜ?」
「だってぇ…気持ちいいんだもん」
呆れるような視線で、俺はゆっくりと手にした耳掻きを拭く。
「次は左の耳、お願いね」
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