Virtue
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1.徳の誕生

ソーサリアの世界に三度の悪夢、モンデインの逆襲、ミナクスの復讐、エクソダスの覚醒がありました。
ロード・ブリティッシュは勇者の召還を行い、それに応えた勇者は見事世界を窮地から救いました。

世界に平和が訪れ、ソーサリアは統一国家ブリタニアとなります。
復興に沸く国を見てロード・ブリティッシュは考えました。
人々の心が弱いままでは、また世界に悪の魔手を呼込みかねない。
これからは人々の心の救済をしなくてはならない、と。

神や信仰を持たないブリタニアに、ロード・ブリティッシュは1つの思想を打ち出します。
3つの「大いなる原理」と、8つの「徳」により、人々の繁栄と安息を願ったのです。

2.大いなる原理と徳のシステム

まず、3つの大いなる原理、すなわち「Love (愛)」「Courage (勇気)」「Truth (真実)」があります。
左図では3つの大きな円がそれを示しています。

「愛」によって導かれる徳は「Compassion (慈悲)」(黄)
「勇気」によって導かれる徳は「Valor (勇敢)」(赤)
「真実」によって導かれる徳は「Honesty (誠実)」(青)です。

「愛」と「勇気」によって導かれる徳は「Sacrifice (献身)」(橙)
「愛」と「真実」によって導かれる徳は「Justice (公正)」(緑)
「勇気」と「真実」によって導かれる徳は「Honor (名誉)」(紫)です。

そして、3つの原理全てから導かれる徳は「Sprituality (崇高)」(白)です。

このように、徳は大いなる原理から導かれる精神なのですが、唯一、大いなる原理と係わり合いを持たない徳があります。
「Humility (謙譲)」(黒)です。

3つの原理と徳、徳のイメージカラーをそれぞれ配置すると図のようになります。
色の三原色(減法混色)の構成になってますね。(中央が白、というのが違いますが・・・)

3.背徳(Immorality)

人々の規範となる「徳」があるのならば、逆に戒め・禁忌とされる「背徳」もあります。
ブリタニアには徳の象徴たる「神殿」があり、背徳の象徴となる「ダンジョン」があります。

Compassion (慈悲)Despise (軽蔑)
Honesty (誠実) Deceit (不実)
Honor (名誉)Shame (屈辱)
Justice (公正)Wrong (不正)
Sacrifice (献身)Covetous (強欲)
Valor (勇敢)Destard (卑劣)
Spirituality (崇高)Hythloth ?
Humility (謙譲)?

・Hythlothの謎と8つ目のダンジョン
「Hythloth」という言葉はどの英和辞書を引いても存在していません。明らかにこれは造語と思われます。
一説には sloth (怠惰)が語源であると言われていますが、詳細は不明です。

そして8つの徳に対してブリタニアには7つしかダンジョンがありません。
この為、諸説いろいろな噂が流れたようです。

説1:Doom説
Ocllo島にはDoomと呼ばれるダンジョンが存在する。
かつて海外でそういった噂が流れたようですが、現時点でその存在は確認されていません。
ちなみにUltima Vでは地下世界の中央に存在しています。
説2:Abyss説
Ultima IVで登場したGreat Stygian of Abyss。
Hythlothのある島、Isle of Fireにあるダンジョンが8つ目のダンジョンであるとも言われています。
現時点で存在は確認されていませんが、Daemon templeがあったりと、何かといわくありげな島なので
筆者はこの説が有力であると考えています。

2000.09.13
新ダンジョン「Khaldun」が発表されました。
Khaldunという単語を調べてみましたが、600年ほど昔、イスラム世界の歴史哲学者イブン=ハルドゥーンという人物しか該当しませんでした。
Ultima Onlineには、背徳のダンジョンの他に Fire や Ice など、T2AとBritanniaを結ぶダンジョンもあります。
Khaldunもそういった類に分類されるダンジョンだと思われます。



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