DVDのバックアップ


1.前提
  個人で買ってきたDVDを字幕付でCD-R1枚(700MB)に収まるようにすること
  形式として画像はMpeg4v2、音声はMP3とする(完成品の拡張子は avi だよ、mpg じゃないよ)
  あくまでも、コピーじゃなくて、スキルアップの為の実験だよ(←これ重要!)
  下記の方法は、当方の環境(Win98SE、PenU@500MHz、Mem256MB)にての実験です
  Win2kでも同じように可能らしいですが、Meに関しては不明です。

お断り!!

2.DVDのバックアップを作成するのに必要なハードウェア構成は以下のとおりです。

必要なソフトウェアは以下のとおりです。


3.バックアップを作成するのに必要なソフトウェアのインストール方法を説明します。

CladDVD 2.0とFlaskMPEG 0.6のインストール: いずれも、インストーラによるインストールが可能です。CladDVDはダウンロードしたZIPファイルを
解凍するとsetup.exeファイルができますのでこれをダブルクリックしてインストールしてください。
FlaskMPEGはダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてインストールしてください。
いずれもProgram filesフォルダの配下にインストールされます。

FlaskMPEG 0.6用のアドインファイルのインストール:
とりあえず以下の2つをインストールすればかなり便利になります。

flask_idct_mihaとは高速なiDCTを実現するためのモジュールです。iDCTとは逆離散コサイン変換のことです。
離散コサイン変換が何だか知りたい方は、画像処理の専門書を買って勉強してください。
画像の符号化ではもっとも良く利用されるアルゴリズムです。
本題ですが、これはFlaskMPEGの持つiDCTエンジンよりも高速に処理を行うモジュールです。
インストール方法ですが、flask_idct_miha.zipファイルを解凍後Miha.idct.flaskファイルをFlaskMPEG.exeファイル
のあるフォルダにコピーしてください。

thunder.mismはrippingしたVOBファイルを一度にFlaskMPEGで処理させるためのモジュールです。
バージョン0.6からは0.594などとは違って優先的に各VOBファイルを個別にに処理するようになっています。
このモジュールをインストールしておけばとりあず自動でVOBファイルをすべて一度で処理するように
設定されるので便利です。
(何を言っているかわからない人はだまってインストールしてください。)
インストール方法ですが、thunder.mism.zipファイルを解凍後thunder.mism.flaskファイルをFlaskMPEG.exeファイル
のあるフォルダにコピーしてください。

MPEG4コーデックのインストール:
MPEG4で動画を再符号化しますのでMPEG4コーデックをインストールします。今回推奨するコーデックは以下の2つがあります。

DiVXのインストールはダウンロードしたDivX4Win40a50.exeファイルをダブルクリックすれば
インストーラが起動しますのであとは指示に従ってインストールしてください。

Microsoft MPEG4 CODECはダウンロードしたmpg4vki.zipファイルを解凍するとMPG4VKIinfファイルができますので、
このファイルを右クリックしてプルダウンメニューからインストールを選択してインストールしてください。

MP3コーデックのインストール:
デコードされた音声をMP3に変化するために必要なMP3エンコーダで、Radium MP3 codecを使用します。

Radium MP3 codecのインストールですが、ZIPファイルを解凍し、setupl3c.exeファイルをダブルクリックします。
以下のような画面が表示されます。”NEXT”をクリックしてインストール完了します。



図1 Radium MP3 codecのインストール

以上で、インストール作業は完了です。


4.DVDディスクから必要なデータをハードディスクにコピーする方法を説明します。

ご存知の通り、DVDではデータを暗号化しているため通常のドラッグ&ドロップではデータのコピーができません。
ここでは、暗号化を解除してコピーするコピーツールを使用します。

CladDVD 2.0を使用したDVDのコピー:
CladDVD 2.0を起動します。
(DVD-ROMはDドライブにマウントするとします。コピー先のフォルダは、C:\dvd_ripとします。)

図1 CladDVDの起動

  1. source drive:DVD-ROMドライブを選択します。(ここでDドライブとします。)
  2. destination:データをコピーするフォルダを指定します。(ここではC:\dvd_ripとします。
  3. select dvd movie:映画の本編が収録されているVOBファイルのみを自動で選択してくれます。
    DVDビデオには本編以外にも予告の映像などのも含まれている場合が多いので、本編のみを選択できる便利な機能です。
  4. start selected opreation:DVDからデータのコピーを開始します。
    約2時間の映像だと4Gバイト程度のデータ量となり、コピーするには1時間程度かかる場合があります。
  5. advanced select:DVD-ROMから任意のファイルを選択できます。ここではVTS_06_0.IFOファイルをコピーします。
    VTS_**_n.VOB(n=1,2,3...)ファイルに対してVTS_**_0.IFOファイルをコピーします。(**は数字)
    IFOファイルには音声情報や字幕情報が記述されています。FlaskMPEGで使用しますので忘れずにコピーしてください。
  6. close:CladDVDを終了します。

以上でコピー作業は完了です。


5.FlaskMPEGを利用したMPEG4+MP3への変換方法を説明します。

FlaskMPEG自体はCODECを持っておりませんので、外部コーデックを呼び出し使用します。
よくPanasonic製のMPEG1エンコーダを使用したMPEG1への変換方法が紹介されていますが、
Panasonic製のMPEG1エンコーダは本来オンラインで配布されているソフトウェアではないのでここでは使用しないことにします。

FlaskMPEGを使用した変換手順:

  1. FlaskMPEGを起動します。初回起動時には使用言語の設定画面が表示されますので”English"を選択します。

    図1 FlaskMPEGの起動画面
  2. ツールバーの”File”をクリックし、”Open Media”を選択します。
    FlaskMPEGにまず読み込ませるファイルとしてC\dvd_rip\VTS_06_0.IFOファイルを選択します。
    以下のような画面が表示されます。

    図2 音声、字幕の選択 選択が完了したら”FlasK this DVD!”をクリックして次へ進みます。
  3. 出力ファイルの選択をします。図1と以下の図3のような画面が表示されます。(図1の画面は真っ暗になっているかもしれません。)

    図3 jobの表示

    ”Select Output >>”をクリックして”AVI Output”を選択します。

  4. 映像と音声のエンコーダの設定を行います。図1のツールバーの”Options”から”Output Format Options"を選択し、コーデックの設定を行います。
    ”AviPlugin 0.58 Config”という画面が開きます(図4)。
    図4 コーデックの設定 設定が完了したら”OK”をクリックして画面を閉じます。”AviPlugin 0.58 Config”の画面も閉じます。
  5. iDCTアルゴリズムの選択と画面サイズの選択を行います。
    図1のツールバーの”Options”から”Global Project Options”を選択し、以下のような画面を開きます。

    図7 iDCTと画面サイズの設定 最後に、Flask MPEG Options(図7)の”OK”をクリックして画面を閉じます。
  6. 再生時の音量を設定します。図3の”Audio Player”をクリックしてください。
    以下のような画面が表示されます。

    図10 音量設定
  7. 変換作業を開始します。図3の”Flask It”をクリックします。変換作業が開始され以下の画面が表示されます。

    図11 変換開始 

    ”Remaining Time”に残り時間、()に終了予定時刻が表示されますのでその時間まで待ちましょう。
    変換後の出力ファイルはC:\flaskOut.aviファイルです。

以上でFlaskMPEGを使用した作業手順の説明は終了です。


バックアップの再生方法を説明します。と言っても特に新しいソフトは必要ありません。
Microsoft Media Player Version6.4以上を使用してください。
MPEG4とMP3のデコーダはMedia Playerに標準で含まれています。

以上です。


最後にもう一度・・・