=============================================================================== MARVEL SUPER HEROES ADVENTURE GAME - 2nd Deck - Reruled by Adeth Windark/2007 =============================================================================== =============================================================================== 2章 行為判定 =============================================================================== §基本行為判定  以下の手順で行います。 1.行動を宣言する。 2.GMは使用する能力/特殊能力/技能を指示し、難易度を決める。 3.手札から1枚出し、カードの数値と判定に使用する能力値/特殊能力のレベルを 加算したものが達成値となる。手札を使いたくない場合、山札から1枚引いて判 定してもよい。 3−1.出したカードのスートが判定に使用している能力値/特殊能力のスートと同 じなら、Fate Deckから1枚引いて、その数値を達成値に加算する。 3−2.Fate Deckから引いたカードのスートが判定に使用している能力値/特殊能力 のスートと同じなら、出続ける限り3−1と同じ処理を行う。 3−3.最終的に加算された達成値が判定に使われる達成値となる。 4.達成値が難易度以上なら行動は成功。 ※上記の判定処理は基本的にPCのものです。通常、GMには手札は無いため、NPC  の判定は全て山札を引いて行うことになります。 ※能力値と行為判定  以下に各能力値がどのような判定で使用するのか列挙しておきます。  ・Strength[ハ] :筋力判定、格闘・近接武器攻撃  ・Agility[ダ] :防御判定、行動順位、射撃武器攻撃、手先の器用さ、素早さ、移動  ・Intellect[ス]:知識判定、調査、情報収集  ・Willpower[ク]:知覚判定、交渉、精神抵抗 ※Doom[絵札]スート数値変換表  Doom[絵札]を判定に使う場合、カードの数値は表記どおりではありません。以下のテーブルを参照してカードの数値が何なのか確認してください。  +----------+----+ +----------+----+ +----------+----+  |カード  |数値| |カード  |数値| |カード  |数値|  +----------+----+ +----------+----+ +----------+----+  |ハートJ | 1 | |ハートQ | 5 | |ハートK | 9 |  |ダイヤJ | 2 | |ダイヤQ | 6 | |ダイヤK | 10 |  |スペードJ| 3 | |スペードQ| 7 | |スペードK| 11 |  |クラブJ | 4 | |クラブQ | 8 | |クラブK | 12 |  +----------+----+ +----------+----+ +----------+----+ -------------------------------------------------------------------------------- §難易度表 +-----------------------------+--------+ | 難易度 | 目標値 | +-----------------------------+--------+ | Automatic(自動的) | 0 | | Easy(簡単) | 4 | | Average(並) | 8 | | Challenging(難) | 12 | | Daunting(困難) | 16 | | Desperate(絶望的) | 20 | | Superhuman(超人的) | 24 | | Unfathomable(とんでもない)| 28 | | Cosmic(超難) | 32 | | Godlike(神業) | 36 | | Impossible(不可能) | 40 | +-----------------------------+--------+ -------------------------------------------------------------------------------- §技能の使い方 その判定に対応した技能があれば、基本的にその難易度を1段階下げる(目標値が4 下がる)という処理を行います。 -------------------------------------------------------------------------------- §ワールドクラス技能  ワールドクラス技能はその筋のスペシャリスト(=世界のトップレベル)であること を表します。ワールドクラス技能を用いた判定は、通常の判定とは少し異なり、以下の 手順で行います。 1.通常の判定と同じように手札から1枚出して達成値を求める。この場合、山札か ら引いて判定に使うことはできない。 2.出したカードのスートに関係なくFateDeckから1枚引いて、その数値を達成値に 加算する。 3.FateDeckから引いたカードのスートが判定に使用している能力値/特殊能力と同 じなら、さらにFateDeckから1枚引いて、その数値を達成値に加算する。 4.FateDeckから引いたカードのスートが判定に使用している能力値/特殊能力と同 じなら、出続ける限り3と同じ処理を行う。 5.最終的に加算された達成値が判定に使われる達成値となる。 -------------------------------------------------------------------------------- §Edgeの使い方  手札に数値の低いカードがある場合、以下のルールを用いて判定時に追加で出して達 成値を上昇させることができます。 1.判定の際、Edgeの値以下の数値のカードを、Edgeの値と同じ数まで追加で出せ る。 2.追加で出したEdge以下のカードの数値を合計して達成値に加えて判定する。 Edge 効果 1 判定の際に1以下のカードを追加で1枚出して達成値に加算できる。 2 判定の際に2以下のカードを追加で2枚まで出して達成値に加算できる。 3 判定の際に3以下のカードを追加で3枚まで出して達成値に加算できる。 4 判定の際に4以下のカードを追加で4枚まで出して達成値に加算できる。 5 判定の際に5以下のカードを追加で5枚まで出して達成値に加算できる。 -------------------------------------------------------------------------------- §対抗判定 1.基本的にお互いが達成値を出してその比較により勝敗を決定する。 2.達成値が同じなら受動的な行動を行っている方の勝ちとする。 3.技能がある場合は、相手の達成値が4低いものとして判定できる。 4.お互いが技能を持っている場合は、純粋に達成値のみで判定する。 -------------------------------------------------------------------------------- §『THE DOOM BANK』  通常、GMには手札はありません。しかし、プレイヤーがDoom[絵]スートのカードを 使用したら、それがGMの手札となります。これを”THE DOOM BANK”と呼び、以下の ようなルールで処理します。 1.プレイヤーがDoom[絵]スートのカードを使用したら、それは捨札にならずGMの 手札となる(これを「THE DOOM BANK」と呼ぶ)。 2.GMは判定時の状況難易度修正として、いつでも THE DOOM BANK から出して目 標値に加算できる。 3.THE DOOM BANK から出したDoom[絵]スートのカードやGMが山から引いた Doom[絵]スートのカードは、使用したらそのまま捨札になる。 ※訳注  セッションの流れとして、前半はGMに手札が無いため、NPCの行動は山札まかせ になってしまいます。原作で言うなら前半の雑魚を蹴散らす状況です。セッションの後 半にはGMの手札がこのルールで増えていることでしょう。これが原作で言うところの ボス格のキャラが登場し、ヒーロー達が苦戦を強いられる場面です。Doom[絵]スートの カードは他のスートのカードよりも全体的に数値が高く設定されており、これがセッシ ョン後半に向けて難易度が上がっていく緊張感を上手く表現しているルールといえま す。  このようなルールがあるため、プレイヤーは安易にDoom[絵]スートのカードを使って いいものかどうか、考える必要があります。手札に温存しておけば、自分が高い達成値 を得られないかわりに、GM(=敵NPC)に使われる危険性が減ります。このカード の使い方をプレイヤー同士で相談できれば、擬似的にPC同士の連携行動を示唆する良 いルールであるといえます。 -------------------------------------------------------------------------------- §Pushing to the Limit(限界突破)  キャラクターはしばしば非常に厳しい状況に追い込まれます。そのような状況を乗り 越えるために、ダメージを受けながら達成値を上昇させることができます。このような 行動を行う場合、以下の手順で行います。  1)限界突破の宣言をする。  2)手札から追加で出すカードを1枚選択する。  3)出したカードの数値を達成値に上乗せして判定を行う。  4)判定終了後、追加で出したカードの数値分のダメージを受ける。  5)次に手札を補充する機会が1回失われる。  例、ストームが、街を破壊しかねないほど強力なハリケーンに立ち向かおうとしてい ます。ストームの『Weather Control(天候操作)』は13。Edgeは2です。彼女の今の 手札は、1、4、6、8です。普通ならここで8を出し、達成値13+8=21とする ところですが、これでは達成値が足りないと思い、限界突破の宣言をします。Edgeのル ールも使用することにします。Edgeの分で1。限界突破として6のカードを出し、達成 値を21+1+6=28とします。GMがここで決めていた目標値は28でした。スト ームはかろうじてハリケーンを食い止めます。その後、限界突破として出したカードと 同じ6点のダメージを受けることになります。 ===============================================================================