雑記帳
UNDER WORLD 2004.01.01
@の活動圏内には映画館はいくつもあるんですが、こいつはその中で1件しかやってませんでした。まあ、新作映画が乱立している時期な上に、ネタからしてB級な雰囲気の漂うこれでは、しかたないのかもしれません。
ちなみに、更新は2004年ですが、この映画自体は2003年に見にいっています。
それはさておき、中身の方です。多分ほとんどの人が行ってないと思うので、多少ネタバレでもいいでしょう。
中身はCMのとおり『吸血鬼VS狼男』です。これだけ聞くとほんとB級にしか思えません。人によっては実際に見てもB級だと思うかもしれません。他の何かの作品と世界観がリンク(例えば『ブレイド』なら『ヴァンパイア・ザ・マスカレード』のように)しているのかというと、そうではありません。世界背景は完全にオリジナルのようです。とはいえ、パンフレットには『ソーニャ・ブルー』シリーズへのオマージュらしきことが書かれていました(作中の登場人物であるヴァンパイアでソーニャという名前のキャラが実際にいます)。
ヴァンパイア(吸血鬼)とライカン(狼男)は、ともに不死者であり、何世紀にもわたってお互いを滅ぼそうと抗争を続けてきました。この作品の主題は、その種としての起源と存続の話が中心になっています。
まず、いかにしてこの2種族が誕生したのか? それが話の中盤で語られます。吸血鬼や狼男を題材とした作品では、ほとんどその種の起源について触れられているものは無いと思います。この作品ではちょっとびっくりする設定になっていました(どういう設定なのかは、ここでは書かないことにします)。
この作品のヴァンパイアは、『ヴァンパイア・ザ・マスカレード』に描写されるように、氏族として統括され、優雅で退廃的な生活を送る一方で、ライカン達を全滅させようとやっきになっています。
対するライカン達は、粗暴で荒々しい雰囲気の者ばかり。地下で自分の力を誇示するがごとく獣化して殴りあうようなシーンもあります。
この2種族が現代において戦いに用いる武器は、爪と牙ではありません。銃なのです。方やライカンは、曳光弾を改良した紫外線放射弾頭弾(ヴァンパイアに当たれば体内から太陽にさらされるのと同じ)。対するヴァンパイアは水銀弾(銀はライカンにとって致命的な猛毒。しかも液体なので銀の弾丸のように摘出できない)。これでバリバリと打ち合うわけですな。だからといって爪と牙の戦いが無いわけではありません。ライカンは獣化すると(作品上の描写では)肉体的に2割り増しの体格や筋力、耐久力を得るらしく、銃弾を打ち込まれながら相手を噛み殺すといったシーンもありました。しっかし、獣化したライカンが主人公の女ヴァンパイアに襲い掛かる際、みんな壁や天井を走るのはどういうことよ? 思わず「”ハウス・オブ・デッド”かよ!」とつぶやいてしまいました。
ところで、一般的にヴァンパイアに噛まれた者はヴァンパイアになりますよね。また、狼男に傷つけられたら狼男になるという話もあるじゃないですか。これって似てると思いませんか?
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