『シュボッ!』

男の姿が消えると突然、明かりが点いた。

明かりといっても蛍光燈ではなく、壁や柱の何個所かにあるランプが灯ったのだ。

それでもまだ薄暗いが、見えないわけではない。

部屋の中央には椅子とテーブルがあり、その上にはタイプライターが置いてある。

ふとそのテーブルの下に封筒が落ちているのに気付いた。

この部屋には扉が2つあり、それぞれ『談話室』、『司書室』と書かれたボードがついている。

部屋自体はそんなに小さなものではなく、男が消えたらしい奥には、まだまだ本棚が続いている。

ここは吹き抜けの玄関のようで、右手には2階へ上がる階段もある。

そこで君は・・・