TRPGプレイングレポート
ダブルクロス”真夏の世の夢” 2001.08.04
●登場人物紹介(PC)
篠原 高志(しのはら たかし)/18/男
シンドローム:ブラックドッグ・ハヌマーン
ワークス:フリーター
カヴァー:大学生
女難の相を持つ大学生。女性を冷たくあしらうわりには、慕ってくる者、絡んで来る者、しかたなしに協力する者など、周囲に女性の姿が絶えない。周囲との折り合いが下手で、そのせいでいつも損な役回りばかり押し付けられている。
上条 明(かみじょう あきら)/21/男
シンドローム:キュマイラ・サラマンダー
ワークス:不良学生
カヴァー:大学生
発症した時、近くにいた妹に火傷を負わせてしまった。その妹は一生水着が着れない体になったにもかかわらず、健気に彼のことをかばうのだった。それゆえ常に焦燥感にさいなまれている。
六角 真澄(ろっかく ますみ)/18/女
シンドローム:ブラックドッグ・サラマンダー
ワークス:俳優
カヴァー:大学生
ハイソなお嬢様(?)。某企業の重役の娘として生まれる。今では家を出て、高級マンション(1フロアまるまるが自分の住まい)に住んでいる。皮肉屋っぽい態度とは裏腹に、的確な判断能力と冷静さを兼ね備える。劇団に所属しており、その演技は強烈な説得力を持つ。
●登場人物紹介(NPC)
白石 弘(しらいし ひろし)
明のマブダチ。不幸にも自分の肉親に殺されてしまうことになる。
”シャドウレス・ハンター”白石 真理子(しらいし まりこ)
シンドローム:エンジェルハイロゥ・キュマイラ
白石 弘の妹。”サマーナイトメア”に誘拐された時点でオーヴァードとして発症。後に彼と共に”狩り”を繰り返す。
天道 春菜(てんどう はるな)
真澄の友人。同じ劇団の劇団員でもある。味噌汁を飲む時にずずずと音を立てる癖があるらしい。
森 由紀(もり ゆき)
高志をなぜかライバル視する女。いいとこのお嬢様らしいのだが、高志につきまという理由は不明である。
青山 明日香(あおやま あすか)
高志にまとわりつく女性の一人。高志に惚れているらしく、邪険に扱われても健気にお弁当なんかを持っていったりしている。
”サマーナイトメア”猪狩 建明(いがり たてあき)
シンドローム:エンジェルハイロゥ・ブラム=ストーカー
今回の惨殺猟奇殺人の犯人。相手の体の気にいった一部だけをコレクションするために女性ばかりを相手に惨殺を繰り返す精神異常者。普段は医者として生活しているが、その本性はすでにジャーム化している。
柳川 修一(やなぎがわ しゅういち)
シンドローム:キュマイラ・ハヌマーン
今回の事件を追っている謎の男。惨殺猟奇殺人の3番目の犠牲者が彼の知り合いだったらしい。両手足を変形させ、驚異的な破壊力と運動能力を発揮する。
●壱、戦慄の波動
高志は居酒屋でバイトしていた。外へゴミ出しにいくと、カップルがいちゃついている。横から男が現れてカップルに近づいていく。その男は「みつけたぞ」と左腕を変形し、カップルに襲い掛かる。高志は金属製のゴミ箱の蓋を投げて妨害。さらに割って入って体で攻撃を止める。高志は全身の骨が砕けるような一撃をかろうじて凌いだ。高志が時間をかせいでる間に、カップルは逃走。高志は体を加速させ、路地に逃げ込んだ。男は悪態をついたのち、両腕両脚を変形させ、ビルを蹴ってカップルを追いかけた。
明は図書館でマブダチの弘と話していた。話の内容は他愛ないものだったが、途中で弘が猟奇連続殺人の新聞記事を出してきた。その記事の現場は自分の家の隣だと言う。その直後、明はレネゲイド・ウィルスの活性反応を感知した。感覚を頼りに図書館の外へ。そして焼却炉の横のゴミ箱で、ぶちまけられたばかりの内臓を発見する。
夜。真澄は春菜と電話で話していた。いつものよくある女子大生の会話。その時、心臓がドクンと鳴った。電話の向こうでガラスの割れる音。春菜の声が聞こえなくなる。電話に耳を澄ますと、テレビの音に紛れて、かすかにガラスを踏みしめる音がした。
●弐、姿なき殺戮者
真澄は春菜の住んでいるマンションへ急いだ。途中で木刀を持ってパトロールしていた明に出くわす。明は真澄から話を聞き、二人はエレベーターと階段にわかれてマンションを上る。途中、真澄の乗るエレベーターの天井にゴンという鈍い音。上の点検用ハッチを開けると赤い雫が落ちてきた。血だった。エレベーターの上にはぶちまけられたばかりの人間の中身があった。
真澄は妙に冷静だった。しかし只ならぬ事態のため警察に通報する。普通ならもっと疑われても不思議はないのだが、真澄の迫真の演技にコロッとだまされた刑事は素直に二人を開放する。帰りに刑事同士の会話から今夜も猟奇殺人が複数あったことを知った。
次の日、図書館で事件を調べる明と真澄。高志が現れて話をするものの、互いに邪険に扱うので会話がかみ合わず。3人は情報をまとめるために真澄のマンションへ。
調べてみるとすでに事件は15件発生しており、現場は国際情報環境大学の敷地を囲むように3ヶ所に集中していることがわかった。
突然、明の携帯にTEL。弘から妹の真理子が見当たらないので知らないかといわれる。明はみかけてないと答える。続いて高志の携帯にTEL。主は由紀。明日香が目の前で誘拐されたことを告げる。最初は邪険に扱って切ろうとしたが、場所が駅前だということと怪しい黒服に白昼堂々と誘拐されたということから駅前に行くことに。真澄はその不自然な誘拐劇にワーディングが使われているのではないかと推測した。
3人は駅前に行く。コンビニで待ってる由紀。かけている携帯は由紀が落としたものらしい。3人は黒服に誘拐されたらしい方角を聞いて移動する。
大学の近く。明は先日のごみ箱を見に行くが何もなし。真澄と高志は事故が起きている現場を発見。車が正面衝突したらしい。黒服が二人、ルーフを突き破って死亡していた。真澄はぶつかっていないはずのルーフの後部が破壊されているのに気付く。
真澄の頭に小石がぶつかる。電柱の影から大学生ぐらいの男が一人手招きする。高志はあのバイトの夜の男だと気付いて、間合いを開ける。真澄が一人で接触。その側には気絶している明日香がいた。
男から事情を聞く。今回の猟奇連続殺人の犯人を追っているという。相手は2人だとほのめかし、活性反応と臭いで追ってきたという。だいたいの検討が付いているので、追い出しにかかるつもりだと。真澄を囮にして、一同は展開。男は両手足を変形させてジャンプ。付属病院に上から潜入する。
男の追い出しに期待して、囮になる真澄。敷地内の林道を一人歩く。明は獣化して待機。高志も離れて隠れている。真澄の前に弘が現れる。自分の妹を探してウロウロしているらしい。
高志は近くの木の上に何かぼんやりと動くものを見つけた。それはレーザーを発射し、弘の額に穴を空ける。明が唸り声を上げながら突進。それが叩き伏せられると、そこにいたのは半分ハ虫類のように変異した真理子だった。
ジャームと化している真理子は、光を吸収すると全方向へレーザーを放つ。周囲の木々と同じように穴だらけにされるPC達。しかし、レネゲイド・ウィルスは倒れることを許さなかった。何度も立ち上がるうちに、真理子の体は人間らしい部分が失われて行き、ついには爬虫類人間のようになってしまう。明の怒りの一撃が真理子を葬りさった。
事件の当事者である犯人は密かに始末された。春菜は医務室の倉庫で見つかった。そこには今までの犠牲者の体のあちこちのパーツがあり、春菜は解体される寸前だった。
●GM独白
その日は遅れて例会に行ったのだが、なんと3卓たっていてすべてダブルクロスという驚異の事態。盆だから人数は少なかったものの、みんな誰かをあてにしてきたようだった。プレイヤーは全員ダブルクロス初心者だったので説明しならがキャラメイク。しかし、あろうことか3分の2ほど時間を使ってしまい、シナリオをやる時間がかなり少なくなってしまった。その結果、シナリオを巻きに巻いて即座に終了。時間が無いところをNPCを使って強引に進めたため、シナリオが異常に短い印象があった。このルールは他のルールとくらべて説明しないといけない部分が多い(というか説明する必要のある分がルールの全てだったりするが)。今度はみんなキャラを作ってきて欲しいね(それよりもプレイヤーしたいけど)。
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