TRPGプレイングレポート
ばるZOIDS”破滅の地下都市” 2001.10.06
●登場人物紹介
リファール/20/男/帝国情報部所員
搭乗ゾイド:ヘルキャット
優秀なる帝国情報部員。その愛機であるヘルキャットも、経験を積んでかなり強力な機体に成長している。その隠密能力の高さに加え、索敵能力も強化されており、戦闘中は姿無きスナイパーと化す。
”ブルー”(リウオウ=コウマ)/15/男/ゾイド研究者
搭乗ゾイド:ウォディック”アウト・オブ・ザ・ブルー”(魚型)
古代ゾイド人(設定はよくかわりません。多分原作のようなパターンでしょう)。若きゾイド研究者である。
彼のウォディックは、マグネッサーを強化されており、水中だけでなく砂中や空中も移動可能である。今回、超強力なシールドがあることが発覚し、敵(GMかも)を苦しめる。
リリアン・”リック”・ライアード/13/性別不明/ガキんちょ
搭乗ゾイド:イグアン”大きなシード”(恐竜型)&紺色のオーガノイド”小さなシード”
通称”リック”。性別の欄に両方チェックが付いている謎の子供。ジュネという女の子とオーガノイドを連れているという、どこかで見たような組み合わせ。愛機であるイグアンは祖父から送られたものらしい。原作のように保護者らしい保護者がいないので、この先どうなることやら。行動原理は好奇心(だけ)らしい。
オーガノイドと合体して本来のイグアンを越えた性能を発揮・・・するはずなのだが、相手が悪いのか、集中攻撃を受け、大苦戦する。
ポール・J・ファーマー/32/男/共和国軍、元整備兵のゾイドパイロット
搭乗ゾイド:オーシャンリーパー(トビウオ型)
階級は少尉なのだが、外部で行動するために中尉扱いとなっているらしい。ブルーサマーズ基地の面々にはパイロット扱いされていないらしく、いつも整備兵呼ばわりされている。
オーシャンリーパーは空水両用ゾイド。普通に考えればかなり強力なゾイドなのだが・・・。今回は一番不幸かも。
マークス・クレイトン/37/男/ゾイド研究者
搭乗ゾイド:サンドバリゲーター”ビッグバイス”(ワニ型)
共和国出身。共和国のゾイド研究所に所属していたこともあったが、今はフィールドワークをメインとするフリーの研究者である。
サンドバリゲーターはバリゲーターを強化したもので、地中潜航能力が付加されている。
●本編
マダガスカル島にて野生ゾイドの死骸が大量に発見されているという情報を得たPCは、帝国・共和国のそれぞれの筋から調査隊として抜擢される。
島には大ウミガメ型ゾイドの民間輸送船で渡るのだが、途中、ポールが上司から渡されたコンテナの中で何かが暴れ出す。ポールは中を確認していなかったので開けてみた。少し開けた瞬間に中から灰色のオーガノイドが飛び出し、島へ向かって飛んでいった。慌てたポールは「誰か追いかけてくれ」と叫ぶ。彼のオーシャンリーパーは甲板にワイヤーで固定されており、すぐには動けない状態だった。
マークスのサンドバリゲーターは大きいため、大ウミガメ型ゾイドに載せず、それに垂らされたワイヤーを噛んで引っ張ってもらっているだけだったので、即座にコックピットへ走って発進させた。
ブルーは大ウミガメ型ゾイドの腹に係留していたウォディックを呼び出して乗り込む。彼は空から追いかけた。
幸い、灰色のオーガノイドは全力で飛行しておらず、サンドバリゲーターはすぐに追いついた。灰色のオーガノイドは何かを探している様だったので、しばらく様子を見たのだが、シールドを張ったウォディックが後ろから追突。灰色のオーガノイドは海中に落ちた。それをサンドバリゲーターが咥えて回収。灰色のオーガノイドは再びコンテナに封じられることになった。
皆が灰色のオーガノイドに気を取られている間、リファールは怪しい人物を船で見掛けていた。
夕方、島に到着。マークスとブルーは島民と話をするものの、どうもよそ者嫌いされているらしく、ゾイドの死骸の情報は上手く手に入らない。
リファールは船で見た怪しい人物の足取りを追って行き、ホテルに泊まるのを確認した。
食事の後、実地調査は明日にしようと分散した。
ブルーは裏町へ入り、裏筋から情報を得ようとするが、その容貌(共感=6)が災いして、怪しげなおっさんに誘拐されそうになる。何とか説得して脱出するものの、有益な情報は得られなかった。
リックは皆が食事している間に、光学迷彩で姿を消してうろついているゾイドを発見。足跡を追って町中をウロウロする。その最中に空から野生ゾイドの死骸らしきものが降ってきた。裏町から戻ってきたブルーと、ゾイドの整備から戻ってきたマークスが合流し、その死骸からゾイドコアが抜き取られていることを示唆する。島民はよそ者がその死骸を拾ったことにに難色を示し、野次馬のように集まってくる。そこへ警察が現れ、署に連れていかれることになった。PC達の各々の交渉の結果、警察へ集まっている死骸の情報を得たPC達は、調査の状況報告を約束する。
次の日、海岸沿に死骸の状況を確認しながら進む。リファールがヘルキャットを見られることを警戒したため、他の4機は堂々と、ヘルキャットは離れた森林を移動しつつ周囲を警戒するフォーメーションで移動することになった。
途中で見ることの出来た野生ゾイドの群れに、マークスが「一体調査するのに何年かかることやら」とつぶやく。マダガスカル島はそれほどまでに野生ゾイドの豊なところだった。
道中、マークスとブルーは協力して死骸の分析を行った。食い散らかされた跡、爪や牙の痕跡、足跡などから、相手は4〜5体。四足歩行で長い尻尾があるということが判明した。その行動に統一性が無いことから、ヘルディガンナーの野生ゾイドが真っ先に思い浮かんだ。しかし、丁寧にゾイドコアだけなくなっていることから、人間が命令しているのだろうと考えた。
島を半周し、島中央付近にある発掘中の遺跡に立ち寄ると、そこは惨劇の跡だった。調べてみるとほとんどのゾイドが、ゴドスが装備するパイルバンカーで穴を開けられている。人間は皆殺しにされていた。
周囲を少し調べてみると、地下から振動が伝わってくるのがわかった。サンドバリゲーターとウォディックのセンサーで調べてみると、ちょっとした都市が入るぐらいの空間が山の下にあることがわかった。ウォディックがカメラ付きフレキシブルアームで中を覗いてみると、そこは巨大な地下都市で、大きな恐竜型ゾイドが、地上へ出ようと壁をひっかいていた。ひょっとしてデスザウラーか? PCの顔に不安がよぎる。
コンテナに入っている灰色のオーガノイドが再び暴れ出したため、何かあると思い、とりあえず出してみる。灰色のオーガノイドはイグアンの頭に飛び乗ると、周囲を警戒しはじめた。
ポールはとりあえず近隣の村に警告に行こうと飛び立った。しかし、途中で正面から突進してきたものにオーシャンリーパーの翼をやられ、速度が出なくなってしまう。何とか進んだが見えた村からは煙りが上がっていた。彼が皆と合流できるのは、この後の戦闘が片付いてからであった。
オーシャンリーパーが翼をやられた数分後、イグアンの頭上にいた灰色のオーガノイドが突然、地面に叩き落とされた。イグアンの頭上には、謎のオーガノイドが立っていた。マークスは反射的にサンドバリゲーターを突進させ、灰色のオーガノイドを咥えて地面に潜る。ウォディックは少し地面に潜りながら巨大なシールドドームを形成し、敵を逃げられないようにする。光学迷彩で姿を消したトカゲ型ゾイドが4体出現し、唯一手出しのできるイグアンに襲い掛かった。
リファールは容赦無い攻撃を謎のオーガノイドに浴びせる。そのオーガノイドは合体を維持できなくなったのか、男を一人吐き出して倒れた。その男は船で見た怪しい男だった。
リックはシードを読んで合体させる。これで形勢逆転かと思いきや、4体がかりの押え込みを脱出できず、行動不能に陥る。
一方、地面に潜ったサンドバリゲーターは、地下都市の壁の上の方から頭だけを出していた。マークスはハッチを開け、カメラやセンサーで都市のデータを取りまくる。見てみると、都市のあちこちに小型ゾイド(しかしその外見は地上へ出ようとしているデスザウラーっぽいゾイドにそっくり)が多数、活動していることに気が付く。
リファールは威嚇射撃をし、男に何が目的なのか白状させようとするが、男は怯まない。地下都市のデータを可能なかぎり取得したマークスは、地面の途中に灰色のオーガノイドを残し、リックの援護のために飛び出す。しかし、その攻撃はかわされた。リックが1体振り落とす。リファールもイグアンに付いたゾイドを落とそうとして射撃するものの回避されてしまう。男は形勢不利を見るや、トカゲ型ゾイドの1体に自分とオーガノイドを回収させ、地面に潜って逃走する。イグアンに振りほどかれて落ちた1体に、別の1体が襲い掛かり、バラバラに破壊してしまう。ウォディックが足を封じようと逃げる1体にミサイルを放つが、そのトカゲ型ゾイドはわざと急所を向け、爆散してしまった。
マークスはサンドバリゲーターで男を追ってみるが、地下では相手の方がかなり早いらしく、追跡を断念した。
その後、マークスは集めたデータをまる2日かけて整理し、調査隊のメンバー全員に調査資料のコピーを配った。このコピーはその他に、地元の警察、マークスのなじみの研究所、そして共和国の中央図書館に寄贈された。地下に入らなければ本格的な調査はできないが、あれがもしデスザウラーで、うごめいていた小型の恐竜ゾイドがデスザウラーの子供だとしたら、帝国・共和国全軍上げて対処すべき問題になるだろう。
●プレイヤー独白
場所が島だということで、作ったばかりのワニ型ゾイドで参加しました。遺跡調査のために地面潜航能力を付加しておいたのが幸い、随所で活躍できました。今回、地下都市のデータ収集に必死で、1回しか攻撃してません(しかもこれはハズレ)。地面からサメのように飛び出して襲うワニ型ゾイドに、敵はあっさり退散してくれました。まあ、ゾイド戦はほとんど活躍できませんでしたが、地下遺跡のデータをまるまるゲットできたので、キャラ的には非常に満足なシナリオでした。
ちなみに地面の途中に置いておいた灰色のオーガノイドは後でちゃんと助けてます。かなりの重傷だったので手当てをしてやったんですが、帰りの道中、ずっと壁に向かって拗ねてました。(^^;
このオーガノイド、パートナーがいたらしいんですが、前々のシナリオで引き離されたようです。後から考えると、パートナーを探していたのかなぁと思いました。
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