TRPGプレイングレポート


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ダブルクロス”生命の木” 2002.01.27

●登場人物紹介(PC)

“パイパー”三崎 洋(みさき よう)/19/男
 シンドローム:ソラリス・ソラリス
 ワークス:プログラマー
 カヴァー:大学生

 両親はファルスハーツの研究員だった。しかし、母親は死亡。父親は植物人間化している。過去の事件でUGNとの接触がある。


”スレッジハンマー”梶間 秀樹(かじま ひでき)/24/男
 シンドローム:キュマイラ・ハヌマーン
 ワークス:傭兵
 カヴァー:大学生

 天涯孤独。アフガン帰りの傭兵である。最近試験を受けて大学に入学した。今回のPCの中では一番戦闘能力が高いはずだが、あまりダイスが振るわず。


月山 翔華(つきやま しょうか)/19/女
 シンドローム:サラマンダー・エグザイル
 ワークス:看護婦
 カヴァー:大学生

 医学部所属。正規の看護婦を目指しているキャラだと思うのだが、所持しているエフェクトはぶん殴り系のばかりなのであった。


一ノ瀬 ヒカル(いちのせ ひかる)/20/男
 シンドローム:エンジェルハイロゥ・ノイマン
 ワークス:弁護士
 カヴァー:大学生

 母親不在(発症時の事件で死亡)。現在は弁護士事務所でバイトをしている。めずらしく他のPCの援護に徹しているキャラだったのだが・・・。


●登場人物紹介(NPC)

村上 香/29/女/主婦

 今回の最も悲惨な被害者。子供が起こした障害事件のため弁護士の事務所に向かうはずだったのだが・・・。


村上 大輔/51/男/大学教授

 医師にして「月山 翔華」が教えを請う大学教授でもある。「村上 香」は彼の姪にあたる。


坂本 翔/20/男/大学生

 妹がジャーム化した際に発狂した男。本人は何故か発症せず普通の人間のままだが、その意識は妹の命を繋ぐためには平気で殺人を犯す狂人となりはてている。


坂本 涼子/19/男/大学生
 シンドローム:ソラリス・ソラリス

 発症した際にジャーム化。木に包まれたような姿になっている。他の生き物の養分を吸い取って生きる化け物となっている。


北野 学/22/男/大学生

 「梶間 秀樹」の旧友。彼自身は普通の人間である。「高松 早苗」の彼氏。


高松 早苗/19/男/大学生

 「北野 学」の彼女。「月山 翔華」と同級生であり、「三崎 洋」と知り合いでもある。


“ライトニングソード”シェリス・ファーレン/20代?/女
 シンドローム:ブラックドッグ・ノイマン
 ワークス:UGNエージェント
 カヴァー:エージェント

 T市におけるUGNの実戦部隊のリーダー。何を考えているかよく判らない人。今回はちょい役。



●本編


 土曜の昼下がり。ヒカルは事務所の所長から駅まで客を迎えに行けといわれる。人相風体はそこそこ美人の中年女性。ただのお使い気分で駅に来てみると、電車がホームで止まったままになっていた。時間的に自分が迎えにいく女性が乗ってくる電車だった。事態を把握するべくエフェクトで知覚を強化。すると電車のトイレの下についているパイプから赤いものが滴っているのに気付いた。
 ヒカルは改札を飛び越え、ホームに向かう。問題の場所は人垣ができており、それをかき分ける。そこには電車のトイレの扉が少しだけ開いており、そこから女性の手らしきものが出ていた。ヒカルは意を決して扉を開く。そこには腹部を鮮血で真っ赤に染めた村上香が倒れていた。

 洋は駅前を通りかかったところでシェリスからの電話を受けた。駅にいる「坂本 翔」という大学生を探しだせと。突然の指示に戸惑う洋だが、シェリスは緊急事態だから急げという。駅に着いてみるとパトカーや救急車が到着しており、何か事件が起きている様子。それに引き寄せられた野次馬のおかげで、「坂本 翔」を見つけられない。途中で警察に事情を聞かれているヒカルを見かけたので話してみると、ヒカルにはそれらしき男とすれ違った記憶があった。
 洋は担架で運ばれる女性をエフェクトで復活させようと、すれ違いざまに接触する。 効果は発揮したようだが、救急車の中でシーツが起き上がり始めたところで扉が閉まった。

 秀樹は旧友の「北野 学」と再開し、喫茶店で話をしていた。喫茶店の前の通りを救急車が通り過ぎていく。北野は彼女と待ち合わせだったらしい。窓越しの道路の向こう側で手を振る彼女。車が通り過ぎた瞬間、彼女の姿は消えた。後ろの路地に女もののローヒールを発見。進むと店の裏手のゴミ捨て場にぐったりとした彼女がいた。彼女の頬には血塗れた手の跡が。とりあえず交番へ行って事情を説明し、警戒してもらうことにした。

 翔華は土曜の昼下がりに大学にいた。救急車のサイレンの音が近づいてくる。窓から見ていると門の前で突然ハンドル操作を誤り、電柱に激突する。とっさに飛び出してみると、フロントガラスは蜘蛛の巣のよう。中で隊員が1人倒れているのを見つけた。後ろのドアが開き、誰か降り立つ。後ろへ回るとそこには髪の長い女性が。声をかけるものの、振り替えると同時に指先をメキメキと変形させながら攻撃してくる。難なく回避し、気絶させるために鳩尾を殴ると、翔華の拳は嫌な感触を感じながら手首までめり込んだ。引き抜いた手は真っ赤に染まっていた。

 ヒカルと洋は犯人らしき人物の跡を探しながら大学方面へ移動。途中で秀樹と会い、早苗がさらわれそうになった話を聞く。ヒカルはさらに大学の方へ。洋と秀樹は失踪している坂本がホームレスに混じっていないかどうか、繁華街と河原を捜索し始める。

 洋と秀樹は途中で活性反応を感知するが、正体は背中から木のようなものが生えている猫だった。ひとモメするが、洋がエフェクトで猫を懐柔する。繁華街では坂本らしき男が犬を殺している情報を入手。洋は猫をUGNの支部へつれていくことに。秀樹は河原を捜索するが収穫なし。

 ヒカルが病院にいくと救急車が事故を起こしている現場に出くわす。ヒカルは救急車の後ろに不自然な血痕を発見する。警察に事情聴取を受けていた翔華はヒカルを発見。合流して事件の関連性を話し合う。

 夜。駅で死亡した女性の司法解剖に立ち会うために翔華は教授をたずねていた。解剖に回された女性は教授の姪だということを聞かされる。解剖室へ向かうと途中で遺体が無くなったと所員が走ってくる。翔華は電話でヒカルを呼び出す。病院内で捜索が続いている間にヒカルがやってきた。突然、ガラスの割れる音が聞こえたのでそちらに行くと、階段の吹き抜けの窓が割れている。そこには赤いものが付着していた。ヒカルはエフェクトで夜の闇を知覚すると、病人服らしいのを着ている髪の長い女性らしきものが尋常でない速度で離れていくのをみる。ふと、遺体の紛失からガラスが割れるまでの時間差を不信に思って周囲を調べてみると、薬剤室の扉が壊されており、中にはモルヒネの瓶が1つ無くなっていた。

 洋はUGNの支部にあるカゴに猫を入れて、シェリスに説明をしていた。猫がいきなり暴れ出し、カゴを破壊する。突然、強烈な活性反応を感知し、猫は支部を飛び出してしまう。かなりのスピードなので車でおいかけようとすると途中で河原から戻ってきた秀樹に出会う。

 同じころ強烈な活性反応を感知したヒカルと翔華は、その方向が遺体であったはずの女性が逃げた方向と一致することに気付いた。二人はそちらへ走る。走る二人を何かが追い抜く。直後に車のライトが追ってくる。車には洋と秀樹が乗っていた。くだんの現場らしい茂みに入っていくと、ザクザクと鈍い音がする。

 血塗れた包丁を髪の長い女性に突刺している男が一人。背中からイバラのような触手を生やした猫のような四足獣が1匹。そして木と一体化しているような女性がいた。PCに気付いた男はふらふらしながら近づいてくる。猫も同時に操られたかのように襲い掛かってくる。
 秀樹と翔華が腕を変形させて前へ出る。ヒカルは猫の隙を探して攻撃ポイントの指示を飛ばす。洋はエフェクトで秀樹の動きをブーストしていた。殴り合いが始まるが、猫はなかなか倒れない。翔華が男を殴るとあっけなく倒れた。猫はリザレクトで再生しながら立ち向かう。秀樹は自分の加速と洋の援護による加速で凄まじい攻撃を繰り出し、猫を仕留める。

 木をなんとかしようと近寄るが、木は花粉のようなものを噴出する。それを浴びたPC達は眠りのような脱力感に襲われた。秀樹がそれに耐え、強烈な一撃を浴びせるものの、木は死体に根を伸ばして生命力を吸い取り、あっという間に再生してしまう。秀樹と翔華が攻撃するものの、茂みや地面から飛び出してくる小動物と昆虫に邪魔をされ、ダメージを与えられない。

「お願い、私を傷つけないで・・・」

そしてみんなに声が聞こえ、皆の意識は真っ白になった。


●GM独白

 プロットは短いはずなのに、ちょっと時間オーバーしてしまいました。よく考えたらNPC多過ぎ。(;_;)

 今回、実はPCが全滅に近い状態でセッションが終了しました。ソラリスのエフェクト『竹馬の友』で、PC全員が洗脳されてしまい、意識がホワイトアウト(時間切れとも言う)。その”木”は、PC達に根を突刺して養分にしようとしますが、リザレクト能力のおかげで死にません。内一人がロイスによる侵蝕率の低下で100%を切ることができずにジャーム化しました(キャラシートは没収)。PC達は遅れて現場に来たUGNに、助けられますが、ジャーム化したPCと”木”は姿を消していたというエンディングでした。



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