TRPGプレイングレポート


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ばるZOIDS”ゾイド増殖炉” 2002.02.16

●登場人物紹介(PC)

レイナ・F・コランソン/25/女/ガーディアンフォース(元PK少佐/帝国騎士)
 搭乗ゾイド:TheRock(ハンマーロック/ゴリラ型)

 元PK(プロイツェン・ナイツ)少佐にしてガーディアンフォース所属。今回もPK残党らしき連中の不穏な動きを調査するために渓谷に向かう。


フィーデス・トゥーラ/17/女/傭兵
 搭乗ゾイド:ハンマーロック(ゴリラ型)

 帝国出身。共和国の学生だった。行方不明の兄を探している。最近めずらしいベタな設定のキャラ。
 愛機のハンマーロックは兄の残したものらしい。


ランツ・グースマン/56/男/元共和国軍中佐
 搭乗ゾイド:ステルスパイソン(ヘビ型)

 旧中央大陸戦時、ギルベイダーの強襲からサラマンダーで身を呈してマッドサンダーを守ったという伝説を持つ空軍の英雄(という設定らしい?)。
 愛機のステルスパイソンは、アニメ版『ゾイド』に登場するステルスバイパーとほぼ同じもの(体節が玩具のステルスバイパーよりも3つほど多く、口があって噛付きができる)。大型化している分強力で、アニメ版と同様にジャミングミストを持つ。


ジャジャ/21/男/冒険家
 搭乗ゾイド:マーダー(ラプトル型)

 蛮族出身っぽい言葉づかいがたどたどしい。女好きらしい。唯一小型ゾイドで奮戦するものの、今回は相手が悪かった。


ギガッシュ・ガナー/27/男/共和国、テストパイロット
 搭乗ゾイド:バスターライガー(ライオン型)

 共和国ゾイド工学研究所に出向中のテストパイロット。立場上はあの『メリッサ・スー』の部下になる。テスト機の紛失が相次ぎ、首が飛ぶ寸前の状態らしい。


マークス・クライトン/37/男/ゾイド研究者
 搭乗ゾイド:サンドバリゲーター”ビッグバイス”(ワニ型)

 共和国出身。共和国のゾイド研究所に所属していたこともあったが、今はフィールドワークをメインとするフリーの研究者である。サンドバリゲーターはバリゲーターを強化したもので、地中潜航能力が付加されている。



●本編(ダイジェスト版)

 ユーパス山脈とフェアリー山脈の交差するあたりで、奇形のゾイドが目撃されたという情報を受け、マークスは調査に向かった。近くにあるフェアリーコロニーに立ち寄ったとき、マーダー乗りのジャジャと出会う。町で情報収集すると奇形のゾイドのほかに野盗も出るが、こっちは意外に親切らしい。渓谷には調査済の遺跡があるらしい。

 町でレイナと再会し、同行者たち(フィーデス、ランツ、ギガッシュ)の話を聞くと、渓谷でPK残党が調査の終わったはずの遺跡で何かやってるらしい。レイナの同行者とも話しあい、とりあえずみんな協力してPK残党の動きを調べることに。まずランツのステルスパイソンが単機で潜入。周囲の地形データを取ってきた。遺跡の周囲約半径1kmの円周上のあちこちに、Fジェネレーターの動きを鈍らせる装置が埋め込まれているらしい。さらに山脈の中には、直径約20m、中心推定温度約6000度の熱源が発見された。これは過去の事例(*)から察するに、おそらく大型ゾイドを急成長させるための増殖炉に違いない。サイズからしてジェノザイウラー級のゾイドを成長させることができるはずだ。

※過去の事例
 このセッションの舞台背景は、アニメ版『ゾイド』がベースになっています。このセッションではだいたいガーディアンフォース編の中盤、レイヴン/ジェノザウラーがうろうろしている時期にあたります。デスザウラーを作った”ゾイド増殖炉”(仮称です。正式名称は知りません)の話はある程度(特に研究所や軍の上層部、ガーディアンフォースには)知られているでしょうから、上での”過去の事例”というのはそのことを指します。

 事態は一気に国家規模の問題となった。指示を仰ぐためにレイナがGF本部に連絡。2時間後、GFからの援軍が到着する前に威力偵察の指示が出た。ステルスパイソンが調べてきた地形を元に突入作戦を練るPC達。
 そして作戦は開始された。敵の陣を崩すため、山の下を流れる地下水脈からパイソンとバリゲーターで侵入。Fジェネレーターを封じる装置に対しては、水中でヴィブロマグネッサーを使用して発生させる泡を纏うことによりイオンバリアとして突破。パイソンは地上でジャミングミスト。バリゲーターはアンチFジェネレーターへのエネルギー供給区画の破壊を行う。しかし、個別でバッテーリーを持つのか、アンチFジェネレーターは止まらない。ヘルキャット2機、セイバータイガー1機出現。しかし、この3機に近づくとマグネッサー、シールド、バリアが消えてしまう(こいつらもアンチFジェネレーターを搭載しているらしい)。そのため決定打が出ずに苦戦。ヘルキャット1機をミサイルで倒したものの、4機がかりやっとセイバータイガーを倒す。もう1機のヘルキャットは逃げられるが、バリゲーターが振動探知で追いかける。遺跡の入り口でパイロットが降りたので、調べるためにヘルキャットを回収してきた。

 遺跡にはまだ残存戦力があるはずだが、PC達のゾイドのダメージは大きかった。威力偵察としては十分だと判断し、一旦引き上げることにした。PC達がコロニーに帰ると、帝国から増援のホエールキングが到着。あとを帝国軍に任せることになった。



●プレイヤー独白

 開口一番、GMが「今回は死亡率が高いシナリオです」と。しかし、その確率をひっくり返していくのがPCの腕の見せ所。ばるZOIDSとしては異例の6人メンバー(多い!)なんですが、GMのちょっとしたネタ振りの後で計画的にPC同士が合流。導入はみんな別々だったのに、キャラ同士が出会ってからプレイ時間で40分ほどで全員が出会い、しかも今後の方針を話し合うまでになっているという、異例の展開でした。慣れているというか狡猾というか、特にわざとらしい行動もなく、行動を共にすることになりました。まあ、キャラの一部が前のシナリオで知り合いになっていたり、背景設定でつながってたりするので、GMには楽だったでしょう。プレイヤーもみんな慣れてるし。

 ステルスパイソンが偵察から帰ってきたあたりから、急に緊張感が高まりました。大型のゾイド増殖炉が隠されているとなると、時期的に国家レベルの問題になります。しかも初登場のアンチFジェネレーター(原作にはこんなものはありません。念のため)のおかげで、本来の力が出せないので大苦戦。

 久々に厳しいシナリオでした。GMの宣言とは裏腹に誰も死にませんでしたが、ゾイド増殖炉から何か出てきたら終わっていたかもしれません。

 ちなみに今回のGMは、私が始めてばるZOIDSでプレイヤーした時のGMだったんですが、シナリオ構成、PCの戦力分析、複線やネタ張りなど、格段に成長しているのがわかります。今回のシナリオは消化不良らしいので、またがんばってGMをやって欲しいですな。




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