=============================================================================== Dimensional Raise = 召喚術 = on the Zero_System 2nd Edition =============================================================================== =============================================================================== §世界観  召喚術を所持するキャラクターを活躍させるには、それなりの舞台が必要です。ここ では簡単に以下のような世界観を設定します。各世界観の詳細については、GMが深め ていけばいいでしょう。 -------------------------------------------------------------------------------- ○次元戦争〜Dimensional Wars〜 1)序文  古の時代。異形のモノ達と契約を交わし、その力を行使することで繁栄してきた一族 が世界各地にいた。現代よりもほんの少し未来。科学技術の発展と近代文明の拡大が進 む中、そういった一族の末裔達は、その数を減らしながらも社会の中に溶け込んでい た。  ある予言された時を境に、世界各地で異形のモノが突如出現し、また突然に姿を消す という事件が多発し始める。その出現と消滅は、古の一族が持つ召喚の技によく似てい るのだった。 2)コンセプト  今よりもほんの少しの未来の地球。PC達は古の時代において異形のモノを召喚し、 使役できる技を持った一族の末裔です。中には滅び去った一族の知識を吸収し、末裔で ないにもかかわらず同じ召喚の技を身に着けたものもいるでしょう。召喚の技を継承し つつ、現代社会において溶け込んで生活を送る彼らの前に、召喚と同じプロセスで異形 のモノが出現し、暴れ回るという事件が起き始めます。PC達は自分達の意思で、もし くは巻き込まれる形でそいういった事件にかかわっていくことになります。 3)PCの立ち位置とPC同士のつながり  一番手っ取り早いのは、PC達はみな同じ一族の末裔で、ある強力な召喚士を師匠に もつ兄弟弟子とすることです。若いキャラクターなら幼馴染で、文字通り兄弟のように 育ったとしてもいいでしょう。同じ一族といっても、その召喚のスタイルは個々に磨か なければなりません。ですので、PCの召喚スタイルが似通っている必要はありません (わざと似せるということで特徴を出すこともいいことです)。PC達は修行や師匠の 命令で事件に挑むことになります。  一族や師匠が別々でも、表の職業やある事件からPC同士が知り合いになったという こともできます。協力し合い、ライバル視しつつもいっしょに事件に立ち向かうといい でしょう。このようなパターンでは、どんなキャラクターでも無理なく参加することが できるでしょう。プレイヤーはGMと相談してPC同士がどのようなつながりを持つの か決めてください。  現代社会において、召喚術は公に知られてはいけない代物です。その行使には注意を 払わなければなりません。自らを守るためにも、召喚に類似した事件の解決に尽力すべ きでしょう。 4)シナリオプロット  各地で召喚獣が出現し、事件を起こします。なぜそのようなことが起きたのでしょう か。召喚獣は一瞬で消えることもあれば、出現後に街中に潜んで事件を起こし続けるか もしれません。多発する召喚獣の出現の謎を追っていく形でシナリオを作るといいでし ょう。 -------------------------------------------------------------------------------- ○虹の門〜Rainbow Gate〜 1)序文  様々な力を持った存在と契約し、その力を行使することで発展してきた世界。召喚 し、使役することは生活に密着した事柄であり、誰もが召喚術を使う世界。子供達は読 み書きができるようになったらすぐに召喚術を学び始める。召喚術がその文化体系の中 心であり、そのために遥かに進んだ部分もあれば、まったく発展していない技術もあ る。自然を豊かに持つ世界であり、多次元から召喚されるモノ達は、自分達の世界に様 々な恩恵をもたらしている。 2)コンセプト  ルネッサンスの光が見え始めた13世紀後半あたりのヨーロッパによく似た文化水準 を持った世界です。歴史上のヨーロッパと違うのは、その世界の成り立ちから既に召喚 術が存在しており、世界は召喚術とともに発展してきています。召喚術は日常の一部で あり、現代で言えばテレビを見たり、田畑を耕したり、会社で仕事をしたりといったこ とと同じなのです。 3)PCの立ち位置とPC同士のつながり  キャラクターは召喚術とともに生活しています。誰もが召喚術を使えるので、PC同 士のつながりを作ることは簡単でしょう。世界観として、いかにして日常生活で召喚術 を使いこなすのかということを、プレイヤーとGMの目標にするといいでしょう。よく あるファンタジー世界のイメージに、日常的に魔法(=召喚術)が溢れている世界と考 えてください。 4)シナリオプロット  日常生活でも召喚術を活用するため、例えば迷子の子猫を探すといったほのぼのとし たシナリオから、召喚術を悪用した侵略戦争まで、様々なシナリオを作ることができま す。まずは日常的な描写から始め、他人とのかかわり、その社会での自分達の役割を認 識できるような展開から始めるといいでしょう。 ===============================================================================