一行はさらに洞窟内をいろいろと探索し、そして第二層の北への通路を歩いていると…。
GM:横に小さな通路があります。一人幅の。
シンシア:横って?
GM:西に。この通路の壁には文字が彫ってある。
シンシア:何て?古代語で?
GM:いや、共通語で「神官のみが入ること」
アンディ:えー。
ベル:では私が行こう。
シンシア:この三人でGO!
ベル:でもその言葉、信じてないからな…マリーを連れていこう。
マリー:ゲシゲシゲシ。ライコー使っちゃうから。
アンディ:じゃあ、いいよ。
GM:ドワーフは正直者だから、入ってもいいけど。
ベル:許す。ドアかなんかあるの?
GM:無いよ。三人で入るんだね。
ベル:鏡でチェックしながら入る。
GM:そんなの持ってたのか。その中は棚がいっぱいあって、空の瓶とか割れた瓶とかがあって、中には液体の入った瓶もいくつかある。
ベル:騎士殿の剣は借りれるかい?
シンシア:騎士の命を何と心得るか!
ベル:すまん、ランタン娘にランタン点けてもらおう。
マリー:でもランタン気に入ってるからなあ。「いやっ」て言うかもしれないなぁ。
GM:ちなみにドワーフは「暗視」があるから。
マリー:意志判定…ファンブル!「落としたかもしんないしぃー」(笑)
GM:ひでー。
マリー:はい、貸します。
ベル:ランタンに火点けて入ります。
アンディ、ベル、ヴォードの三人は、部屋で三本の薬瓶を見つけて戻ってきた。しかし誰も飲みたがらないので、試しにアンディが一本飲むことにした。そしてアンディが飲んだ霊薬とは…。
GM:『狂気』。君は突然、最も近くにいる者に、凶暴に襲いかかった。
シンシア:この場合、多分…。
ベル:皆がいるところに持ってきたんだよ。
シンシア:(アンディのフィギュアをベルの近くに置いて)こうのはずだよ。三人で行ったんだから(笑)
ベル:何で?戻ってきて、ここまで持ってきて、どうしようかって話し合ってたんだから。
アンディ:サイコロで決めようぜ。
シンシア:これはもう、ランダムで決めるしかないね。
アル:「1」はどこだよ。
GM:マリーもいるから六人だよ。
シンシア:(ジョセフを指して)1、(アルを指して)2…
アンディ:よし…2。
GM:アンディは凶暴になって、アルに襲いかかった。
シンシア:おめでとう(笑)
ベル:殺しちゃえ(笑)
アンディ:皆で押さえつけてくれればいいんだよ!
ジョセフ:やだ(笑)
アル:言っとくけど、俺のほうがパワフルだよ。ST13だから。
シンシア:こんなのに負けたら、末代までの恥だな(笑)
アル:しょうがないから、小柄で刺すか。刀抜けないじゃないか。
ベル:【腕関節】決めていい?
GM:格好いいね。ガチガチっと。
アンディ:腕折れちゃうよ。
マリー:《雷光》。ボワー(笑)
アンディ:お前ら鬼だよ!(笑)
アル:こいつも刀抜くの?
GM:そうでしょ。襲いかかってくるんだから。
アル:しょうがないから、刀を逆さにしてやろう。
そして無情にも戦闘ターンに突入し、PC達のアンディに対する攻撃が始まった。最初こそ「頭への打撃は、ダメージ0でも気絶の可能性がある」ということから頭を叩いていたが、アンディが耐えるものだから、そのうち頭以外を叩いたり、中には刺したりするものも出る始末だった。酷すぎる(笑)
十数回攻撃されてようやくアンディは気絶し、一行は彼が正気に戻るまで休憩した。
しばらくしてアンディは正気に戻って目覚め、一行は再び出発した。
シンシア:北に行こう。北に。
GM:北に行くと、西に折れてる。
シンシア:西に行くと?
GM:そこで通路が終わって、下への階段がある。
シンシア:下に降りよう。
GM:ずーと、どんどん降りてって、二階分ぐらい降りると、そこで階段が終わっていて、東に通路が延びてる。
アル:エレベーター無いの?
ジョセフ:まっすぐ行こう。
GM:まっすぐ行くと、通路が南に折れている。
シンシア:まっすぐ行こう。
GM:行くと、両開きの扉があって、そこで通路は終わっている。
シンシア:開ける、ググーっと。
ジョセフ:いきなり開けるか?
アンディ:俺は後ろにいる。冗談じゃないよ。もう!
GM:4ターンか5ターンぐらい殴られてたよな(笑)
シンシア:両開きの扉を開けると?
GM:そこは大きめの部屋でございます。
ベル:どのくらい?
GM:例えて言うなら体育館のような。それでね、東西の壁の一番南から、それぞれ通路が出ている。
シンシア:失敗だったかな(地図を書くのに手間取っている)?
GM:正面には玉座のようなものがあって、四つの人型の姿がある。玉座には鎧を着た骸骨が、その横にはゾンビが一体と、スケルトンが二体いる。四体とも武装してます。
シンシア:しゃべる?
GM:しゃべりまーす。その玉座にいる奴は。
ベル:何語?
GM:共通語。そいつは「今までの行程の間で、神官共が苦労してせいせいするわ」
ジョセフ:なるほどね。
GM:つまり「わしらにとって天敵の神官共は、大いに苦労すべきなのだ」
ベル:そういうこと言うと、殺しちゃいますよ。
GM:そいつは太陽神の神官のような格好。
アンディ:裏切り者はこいつか。
アル:君の親を殺したんだよ。
ベル:そいつの武装は何なの?ヘビプレ(ヘビープレート)?
GM:骸骨の?ライプレ(ライトプレート)。それとミディアムシールド。
ベル:ライプレはおいしいなあ。剣は?
GM:ブロードソードです。骸骨の元神官は言います「昔、俺が殺した女神官のように、貴様もあの世に送ってやるぜ」
アンディ:うーん。もう絶対許さん!この場合、飛び出すしかないよな。
シンシア:今日はまだ名乗りをあげてないけど、死体に名乗る必要もないな。
ベル:意識持ってるから、相当強いよ。
シンシア:貴様らを、このフェニックスブレードが成敗してくれる!
GM:「わしらの住処に生者はいらんのだ」
アル:ゴブリンは何だよ?
ジョセフ:実はあれはゾンビだって(笑)
GM:どうします?
アンディ:俺はもう、ダッて飛び出す。
GM:それでこそ僧侶だな。君のために用意した設定だから。
ベル:「アンドレア殿。スケルトンのボスは譲ろう」と言おう。
シンシア:スケルトンとゾンビ、どっちが強い?
ベル:ゾンビがパワフルで、スケルトンは技能が高い。でもスケルトンは突き武器にマイナスがあるんだよ。
シンシア:じゃあゾンビを相手する。
敵は元神官のスケルトン・チャンピオンをリーダーに、ブロードソード、チェインメイル、スモールシールドのゾンビ戦士と、ショートソード、ヘビーレザー、スモールシールド(すべて腐りかけてる)のスケルトンが二体いる。私は調子こいて「いろいろな技を掛けたら?」と言ったりしていた。
1ターン目。アル、ベル、ヴォードはスケルトン達へ、アンディはスケルトン・チャピオンへ、シンシアはゾンビ戦士へ向かって移動し、ジョセフは弓を準備した。そしてなんと、シンシアはいきなりゾンビ戦士に斬られて転倒した。
2ターン目。ジョセフは矢をつがえ、マリーは《雷光》の準備。シンシアは膝立ち、アルはスケルトン一体の足を叩き斬った。
ベル:フッフッフッ。敏捷度判定をしたまえ。君が色々な技を掛けろと言うから。
GM:スケルトンに敏捷度を求めるかね…2成功。
ベル:8成功。
GM:もしかして、サブミッション(【腕関節】)?
アンディ:元々骨だけじゃないか。
ベル:体力振りたまえ。
GM:スケルトンに体力あると思うのか?…6失敗。
ベル:失敗?…全然成功。
GM:あら〜。
ベル:(ダメージ)13。で、行くでしょ?生命力の半分。
GM:うん。
ベル:折れちゃったね。武器持ってる方。
GM:うわー。パキンとな。スケルトン一体は盾だけとなった。
3ターン目。マリーは《雷光》を手の中に作った。アルは二回攻撃でスケルトン一体を倒し、ベルも《死の手》でもう一体を粉砕した。
アンディ:『全力攻撃』。技能+4で。
GM:『全力攻撃』すると、このターンの防御は受動防御のみだよ。
アンディ:…やる!
GM:おう、やるか。
アンディ:「よくも母を!」敵の持つ武器を狙う。
GM:腕を狙うのは、武器を持っているのは遠い腕だから−4、近い腕は−2。
アンディ:じゃあ盾狙う。近い腕。
GM:悪くないね。じゃあ攻撃して。
アンディ:成功しろよ…5成功。
GM:「〜成功」が関係あるのはフェイントのみだよ。どっちにしろ盾で止まったら意味無いけどね…止まった。
アンディ:むなしい努力だ。
GM:シンシアとマリーは?
シンシア:立ち上がって、マリーはでっかくする。
GM:じゃあスケルトン・チャンピオンの攻撃…当たるんだなあ、これが。
アンディ:当たったんですか?5以下…失敗。
GM:ダメージくらってください…7点だから、ヘビーレザーで2引いて、『切り』の1.5倍で、
アンディ:7.5。
GM:つまり7点負傷。で、転倒判定。
アンディ:成功。
ベル:さすがに成功するな。70%で成功するんだよ。
また、ジョセフの撃った火矢はゾンビ戦士に突き刺さり、思ったより大きなダメージを与えた。
4ターン目。シンシアは『全力攻撃』でゾンビ戦士に少しダメージを与えた。アンディは退き、ヴォードとアルがスケルトン・チャンピオンの攻撃に回ったが、逆にアルが少し斬られる。一方マリーは《雷光》の狙いに入る。
5ターン目。アンディは《火球》を発動させ、マリーはさらに『狙い』。『全力攻撃』でシンシアとヴォードは各々の相手にダメージを与えた。続いてスケルトン・チャンピオンの攻撃がヴォードの鎧に弾かれた後…。
GM:ゾンビ戦士は、シンシアに命中しました。
シンシア:えーと6以下?…失敗。気絶するかもしんないけど、それはそれ。
GM:ダメージ9。
シンシア:(負傷の計)14。気絶チェック?
GM:気絶チェック&転倒チェック。
シンシア:両方とも成功。
GM:頑張ってるじゃん。
シンシア:へへーん。起きてるもんねー。
6ターン目。ベルは自分に《倍速》をかけ、スケルトン・チャンピオンに背後から近づく。スケルトン・チャンピオンはアンディの《火球》もくらった。
マリー:9以下で《雷光》撃っていいかなあ?外れたら誰かに当たるってことで。
GM:ファンブルしたら当たるんだ。
マリー:平気平気…ああ。
GM:外してやがる。君という奴は…。
シンシア:《雷光》無駄遣い。さて、かなりきてるけど。もう疲れてるから通常攻撃…ほら当たった。避けられると困るんだよなあ。
GM:…ファンブルしてしまった…どうぞ。
シンシア:6出るとうれしいなあ…5。
GM:あぶし!ゾンビ戦士はグチャグチャと崩れ落ちました。
シンシア:結構てこずったけど、それなりに星がついた。
そしてこのターンの最後での、ベルの二回目の行動。
ベル:ギリチョン成功。背後っす。
GM:背後ってことは受動防御のみ…あうちっ。やっぱり失敗してますね。
ベル:発勁。ダメージ7。
GM:うわー、《死の手》か。あー、アンディには悪いけど、スケルトン・チャンピオンはバラバラと崩れました。
アンディ:えー?なにー!
ベル:討ち取ったぜ。
GM:「おのれー。神を恨んでやるー!」と言いながら。
アンディ:あらー、横から。まあ、いいや。
ベル:スケルトン・チャンピオンの装備を貰っておこう。すべて売りさばく。
アンディ:そうだな。
すぐに一行は、部屋の西の通路を進んだ。
GM:そうするとそこはね、巨大な竪穴の最下層になってる。
シンシア:その他は何もなし?
GM:そこで通路が終わっていて、最下層の部分は池になってるんですね。
シンシア:うん。
GM:で、廊下の部分には石板が埋め込まれてあって、
シンシア:何て書いてあるの?
GM:「汝が地上の平和を望むなら、祈りの声を上げよ」
シンシア:祈りー!(笑)
アル:バカ。(笑)
ベル:私は僧侶だから祈りましょう。
GM:例えば、どういう風に?
ベル:んーとね「カームよ永遠なれ」
GM:太陽神の神官がいるのに、何も言わないし。
ジョセフ:私は言いたいんだけど、神官じゃないし「世界よ平和なれ」
アンディ:別にいいよ。
ジョセフ:あのな。お前、最後の最後で詰めを誤るなよ。
アンディ:そうか。「世界よ、平和なれ」
GM:そうすると、池の中から、白い翼を持った若者の姿が現れます。
ジョセフ:エンジェル。
現れたのは、太陽神に仕える天使フェリエルだった。彼はまず、この戦争がもはや人間同士の争いではなく、根底にあるのは善と悪の戦いであると語った。
次に、戦争終結に役立つ物として、ロワード王家の血を引く者が手に入れることのできる、二振りの剣があることも語った。加えて、その二本のうち一本は、すでに見出されているとも…。
GM:「残り一つの剣は、この娘の父親の近くにある」と言って、マリーを指す。
シンシア:♪てらりーん てれれれれっれーん(『トッカータ』)
フェリエル(GM):そして、その娘の二人の姉のうち、二人目の姉はすでにこの世にはおらんようだ。
シンシア:な…なにぃ!がーん!
フェリエル:その王家の者がここに持ってきたのは、魔の力を弱めることができる杖なのだが、私はその杖を別の場所に移した。
シンシア:何ー!貴様ぁ!
ベル:私がもらおう。
フェリエル:その場所は、私は言わないことになっている。汝の行く先で、いずれ見つかることがあるだろう。
マリー:お姉様が死んでいたなんて。
アル:その二振りの剣というのは、
ベル:使用者を選ぶんですか?
フェリエル:ロワード王家に忠心のある、双子の娘のみが、使うことができるのだ。
アンディ:これはもう(笑)
シンシア:誰なんだ?一体誰なんだろう。双子…?双子と言えば、三丁目の鈴木さん?(笑)
フェリエル:汝らに善の心があるなら、汝らがより早くそれを見つけられるよう、神にお願いして、運命づけてもよいのだぞ。
シンシア:善の心!善の心を持っているから、仲間を二回刺しちゃったりできるんですよ(一同爆笑)
ベル:金的、二回蹴りました(笑)
フェリエル:それは神官の修業だ(笑)
アル:修業にしちゃ、痛すぎる。
アンディ:鬼だよ(笑)
アル:お前が飲むのが悪い。
シンシア:どうなりました?
フェリエル:その太陽神の神官は、太陽神のご意志を、地上にあまねく広めなければならない。
アンディ:あまねくですか?
フェリエル:汝のやるべきことは、いずれ分かるだろう。
アンディ:ははあ。
フェリエル:とりあえず私が今できることは、汝らを地上に戻すことだ。
ベル:おう、許す。
GM:するとヴォードは、抜け道の所在を訊くわけだ。そうすると、この反対側の道が抜け道だと教えられる。
シンシア:実は、先に東に行ってたら、西が抜け道なんだよ。
アンディ:ギクッ。
GM:え?それは分からないよ。このヴォードも「私は宗派が違いながらも、地上の平和のために努力する所存であります」と言っている。
ヴォードは抜け道に消え、一行はフェリエルの魔法で地上に運ばれた。
GM:「私は神に命じられて、この泉から出ることはできないのだ。汝ら、地上を頼むぞ」と言って消え去ってしまいます。
シンシア:そうすると、ステリットが降りてくるわけね。バッサバッサと。
GM:よく分かったね。
シンシア:じゃないと帰れないじゃない!
ベル:ステリットに、残り二つの薬瓶と、アンデッド・チャンピオンの剣と鎧を鑑定してもらおう。
GM:で、ステリットの背中には、一話に登場した、魔道士リムが乗っているわけだ。
アル:ふーん。
リム(GM):あら、久しぶりね。あなた達、こんなところで何やってるの?
アンディ:分かってるじゃないか。
アル:お久しぶりだね〜。
ジョセフ:素直に言おう。かくかくしかじか。
ベル:リムさん。この薬を鑑定してくれ。
GM:まあ、できるからしてあげよう。この薬のうち、一つは「弱体化」で、もう一つは「媚薬」のエリクサーです。
ベル:「媚薬」はいいな。
シンシア:欲しいな、欲しいな。頂だーい(笑)
ジョセフ:もらっとこう、私が。
ベル:ふざけろ。俺がもらったんだ。
GM:で、リムはね「ステリットに手伝いを頼みに来たんだけど、君達も来ない?これからロワード国王陛下を救出しに行くのよ」
シンシア:それは行かぬわけには、まいりませぬな。
リム:密書によって、国王陛下の居場所が分かったのよ。
シンシア:「この剣にかけて」まだ光ってます。この剣(笑)
ジョセフ:ま、行かざるを得ないでしょ。
ベル:許す。
アル:ここで拒否したら、置いてかれるじゃん。
GM:というわけで、君達は王のいるところを目指して、
シンシア:ステリットの背中に乗って、バッサバッサと。
アル:また飛ぶのかよ。やだね〜。
シンシア:「媚薬」って何に使うの?
GM:飲んだ後、最初に見た異性に惚れてしまうの。
シンシア:いいな。売って(笑)
ベル:200。200じゃ安いな。
シンシア:300でもいいよ。400?350でもいい?
ベル:じゃあ、350。
シンシア:よし、350だ。へへへ。いい物買った(笑)
ベル:そのアンデッド・チャンピオンの剣と鎧は意味無いの?
GM:普通の剣と鎧。
ベル:じゃあ、いらないな。