雨 の 日 の 恋 歌







 







 降り注ぐ雨が、彼の衣服と身体を濡らしていた。しばらくこの状態でいれば風邪の一つや二つ、簡単に引く事ができるだろう。そうなれば、また怒るだろうか、義姉――リリスは。
 自嘲するような苦笑いを浮かべ、手近な場所――通い慣れた道具屋の店先へ移動する。屋根が雨を遮るその場所では、彼の他にも数人、雨宿りをしている者が居た。
 壁にもたれかかり、先刻の言葉を思い出す。

 『君に“彼女”を幸せにできるのか?』

 きっと、その言葉に深い意味はなかっただろう。
 それは何も知らない青年から、年下の無職の少年に向けての言葉。
 ただ、経済的な面で物事を言っているのだ、と頭では分かっていた。
 だが、その言葉は彼の心を抉るには充分過ぎるものだった。
 罪を背負う自分に、“彼女”を幸せにできるのだろうか?
 彼の犯した重すぎる罪は、彼自身が死ぬまでけして消える事はない。
 我が侭だとは分かっていた。
 “彼女”に会いたい――それだけが願いだった。
 それ以上は、何も望まないはずだった。
 人を好きになるのが恐かったから。
 人を好きになる事で、また狂ってしまうかもしれない自分が恐かったから。
 ただ、傍に居る事ができればよかった。
 そのはずだった。
 けれど、それでも――。
「それでも、僕は……――」

    〇    ●    〇    ●    〇

「リオンく〜ん♪」
 目で活字を追っていると、不意に頭上から声が降ってきた。読んでいた本から目を離すと、逆さまで笑う少女が見えた。
 年の頃なら十代半ばから後半にかけてだろうか。蒼々と輝く大きな瞳と全体的に丸い顔立ちが、彼女を幼く見せている。顔に落ちてくる彼女の薄い黄金色の髪を払い、彼は上半身を起き上がらせた。
「……何か、用か?」
 欠伸をしてから、エミリオ=カトレットはぶっきらぼうに聞いた。
「あのね。さっき聞いたんだけど、今日、“広場”のほうに旅の商隊が来てるんだって♪」
 エミリオの義姉――リリス=エルロンはにっこりと微笑んだ。
 ――もしかして、これは『一緒に行け』と言う事だろうか……?
 姉のルーティはいつものようにクレスタの孤児院へ、義兄――リリスの兄にしてルーティの夫であるスタンはセインガルド城で雑務に追われているだろう。
 片手を差し出してくるリリスを見て、エミリオはむぅと唸ってみせた。もしかしなくても、きっとそうなのだろう。
 エミリオはベッドに座ったまま軽く伸びをすると、リリスの手を取って立ち上がった。

 ――セインガルドの首都ダリルシェイドは広い。かつて世界を襲った“神の災厄”によって街の大部分は再建され、以前の町並みとは随分を景色が変わってしまったが、その広さが狭まっているわけではない。むしろ、広くなっている。
 “広場”と言うのは、再建時に作られた『ダリルシェイド中央公園』の俗称である。新たに設置された噴水を中心に、石のタイルが敷き詰められた道が広がっているが、広場には子供の遊ぶ遊戯具はなかった。ほとんどが道と植物で形成されたそこは、どちらかと言うと緑地と言った方が正しいかもしれない。
「……いきなりはぐれたな」
 自嘲しながら呟いて、エミリオは片手に袋を抱えたままぐるりと辺りを見回した。
 月末、広場で行われるこのまつりごとのような騒ぎを、人々は『商い祭り』と呼んでいた。月末に月替わりでやってくる商隊に合わせて、それに同行してきた奇術旅団やら、趣味のストリートパフォーマーを見せる者やら、フリーマーケット気分で店を広げる者やらも多く混じっている。再建したばかりで娯楽の少ない最近では、このような日に規制も何もあったものではない。最悪、城の警邏隊や騎士団まで巻き込んで騒ぎ出す始末だ。
 噴水の方を見やると、男が三メートル近くはあろうか竹馬に乗りながらジャグリングをしているのが見えた。食い入るようにそれを見詰める観客達を一瞥するが、リリスらしき者の姿はない。
 探し始めてどのぐらい経っただろうか。おそらく、一時間ほどだろう。
 この辺りに居る――とは思う。
 たしか、アクセサリーを売っていた露店で品定めをしていた彼女から少し目を離した間に、彼女の姿は消えていた。しかし、リリス自身がここではぐれた事に気づいているかはどうかは分からないが。
 はぁ……。
 本日何度目かの溜め息を吐きながら、エミリオは近くにあったベンチへ腰掛けた。抱えた袋から昼食代わりのサンドイッチを取り出し、一口。近くの出店で購入したにしては、まあまあの味だ。

 と。

 そこで、彼は気づく。エミリオのベンチから百メートル近く先、見覚えのある金髪が風に揺れている。
 金髪自体はそれほど珍しいものではないだろうが、リリスの持つ黄金色の髪は普通の金髪とはどこか違っていた。地域によって多少、色の違いはあるだろうが、彼女の場合はおそらく、違う地域同士の髪が交じり合って少し普通とは異なって色になっているのだろう。
 揺れている髪の色は、リリスのそれとよく似ていた。
 紙袋とサンドイッチをそれぞれの手に持ち、エミリオはベンチから立ち上がった。人波の間を滑るような動作で器用にすり抜け、彼はリリスらしき人物の近くまで歩み寄る。
 はたと、そこでエミリオは足を止めた。
 距離にしては五メートルほどだろうか。こちらに背を向けているが、横を向いているおかげで顔をはっきりと確認できる。間違いなく、リリスである。
 しかし――
 彼女の隣に居るのは、誰なのだろう?
 スタンによく似た、少しくすぶった金色の髪。全体的に温和な雰囲気を纏った“彼”は、その雰囲気によくに合う海のような深い青の双眸を持っている。整った顔立ちは、男性で彼にどことなく女性的な雰囲気を見せていた。

 ――ポンポン。
「あっ、リオン君? あれすごい……――」
 肩を叩かれたリリスは、少し興奮気味のまま振り返った。
 が、そこに居たのは彼女が予想していた人物ではなかった。
 その人物はリリスよりも軽く頭一つ分は背が高い。彼女の兄――スタンのような少しくすぶった色の金髪にアクアマリンを彷彿とさせる、澄んだ空色の双眸。
 呆然と、リリスは彼を見上げた。大きな蒼い瞳を瞬かせ、軽く首をかしげる。
「リリスちゃん……だよね? ラファールだよ。……俺の事、覚えてない?」
 青年――ラファールは、自分を見て目をぱちくりとさせるリリスに向かって、自分を指差してみせた。
「ラファールって……。ラファール=ケーニッヒさん? ――お久しぶりです!」
 ぺこりと頭を下げるリリスに、ラファールは満俗そうな笑みを浮かべる。
「二年ぶり、ぐらいかな。この間、リーネには帰ったんだけどねぇ――立ち話もなんだな……何か買ってくるから、座っててよ」
 言われ、リリスはラファールの指差したベンチに腰掛けた。
 なんとなく、リリスはエミリオを探した。さきほどすぐ近くに露店に居たようだったが、その姿は今はない。一瞬、探しに行こうかとも思ったが、ラファールが居る手前、それもできない。
 心配ではあるが、彼も子供ではない。たぶん、大丈夫だろう。
「はい。オレンジジュースでいいかい?」
 コクリと頷き、リリスは手渡されたオレンジジュースを口にした。一口飲んでから、彼女は財布から代金を取り出そうとしたが、隣に越しかけたラファールに止められた。
「奢りだよ。こーゆー時は男が払わないとね」
「じゃ、遠慮なくご馳走になります」
 互いに笑い、オレンジジュースを啜る。
「リーネに居ない時はどこに行ったかと思ってたけど、まさかダリルシェイドに居たとはね。いやはや、自然が好きな君が……驚きだよ、まったく」
「まぁ、色々ありまして……」
「――あっ、そうそう。ところで、スタンはどうしてる? 久々に、あいつにも逢いたいんだが」
「お兄ちゃんはセインガルド城で仕事しながら、週に二回くらい、クレスタで義姉さんと孤児院の手伝いしてますよ。今日はセインガルド城のほうですから――夜まで帰ってこないです」
「義姉さんって……まさか、スタンの奴、結婚したのか!?」
 えぇ、と頷く笑顔のリリスを見て、ラファールは何とも言えないような表情でほうけたように空を見上げた。あのスタンがねぇ、と誰ともなく呟く。
「はぁ、なるほど……。……なんだかんだで、俺のほうは今じゃ商隊の副隊長になってるよ」
「そう言えば、商人になりたいって言ってましたもんね」
「……正確に言えば商人じゃなくて骨董屋なんだけどね。まあ、骨董品の管理も任されてるし、夢が叶ったと言えば叶ったかな」
「じゃあ、夢が叶ったんですね」
 どこか照れたような――それでいて苦笑いのような笑みを浮かべて言うラーファルに、リリスはまるで自分の事であるかのように嬉しそうに言った。
「……そうか、それはめでたいな」
 不意に後方から聞こえた声に、頭より先に身体が反応した。
 思わず噴出したオレンジジュースでむせ返り、涙目になるリリスの背中を、エミリオは無言でさする。
「リ、リオン君……っ!? いつからいたの!?」
「『スタンの奴、結婚したのか!?』の辺りだ。――自分から誘っておきながら僕をほったらかしにしたのはまあいいが、まさか男とデートとはな……」
 低い声で言って、エミリオは半眼でラファールを睨み付けた。
「おや? 嫉妬かい? 男の嫉妬ほど見苦しいものはないよ」
 嘲笑うかのような笑みを浮かべ、ラファールは言った。
 おろおろと自分とエミリオへと交互に視線を走らせるリリスに向かって、ラファールはエミリオを指差しながら聞いた。
「ところで、こちらは?」
「エミリオ=カトレット。弟だ――義理だけどな」
 リリスが紹介する前に、エミリオは自分で名を名乗った。
「…………」
「…………」
 沈黙。
 気まずいと云うか、険悪と云うか――そんな雰囲気が辺りに流れる。
 街の喧騒が、随分と遠くに聞こえる。
「……わ、私、リオン君のジュース買ってくるね!」
 無理矢理沈黙を破り、リリスはさきほど自分がジュースを買ってもらった露店に向かって一直線に駆け出した。
「――いい子だとは思わないかい?」
 走り去るリリスを見て、ラファールはぽつりと言った。
「それはお人よしと言う意味か?」
「……まあ、好きなように受け取ってくれ。――ところで、君は何か職には?」
「無職だ」
 即答するエミリオ。ほう、とラファールは呟く。
 そこで、沈黙。特に理由もなく、会話は途切れた。
「俺は」
 ぽつりとラファールが漏らした。
「俺はあの子が好きだ」
「…………」
 エミリオは何も言わない。
 一瞬だけエミリオを見てから、ラファールは言葉を続ける。
「――君に“彼女”を幸せにできるのか?」
     〇    ●    〇    ●    〇
「静かだな……」
 いつのまにか、彼以外には誰も居なくなっていた。自分の衣服と体が乾いていることと、雨がほとんどあがったことを確認し、彼は歩き出す。乾いた体に吹き付ける雨上がりの風が心地よい。雨は完全にあがってはいないが、この程度ならば気になるほどでもない。
「……リリス?」
 ふと見かけた見覚えのある金髪の少女に向かって、彼は少し大き目の声で呼びかけた。濡れた金髪が水滴を撒き散らしながらわずかに揺れ、リリスはこちらを振り返った。
「リオン君っ!? や、やっと見つけたぁ〜……」
 安堵し、彼女はゆっくりとした足取りでエミリオのほうへと歩いてくる。びしょ濡れになった衣服が彼女の身体に張り付き、靴の中に溜まった水がぐちゅぐちゅと奇妙な感触と音をリリスに伝えていた。
「お前……びしょ濡れじゃないか!?」
 ポケットからハンカチを取り出し、まだ濡れている彼女の顔を急いで拭く。痛い、と少し笑ってエミリオのなすがままにされながら、リリスは
「ずっとリオン君、探してたから」と小さく呟いた。
 ピタリ、と思わずエミリオの手が一瞬だけ止まる。しかしエミリオはリリスの髪を取ると、ゆっくりと拭き始めた。
 何か、ものすごく恥ずかしいことをされているような気がした。よくよく考えてみると髪を他人に触らせたのは初めてな気がする。子供の頃は兄に洗ってもらった記憶ももあるがそれも遥か遠い頃の話である。いつの頃からだろう、なんとなく人に髪を触られたくなくなったのは。
 けれど、むしろ彼には触って欲しいような気がする。触られているのが、心地よい。
 ふと、気づく。
 いつのまにか髪を拭く彼の手は止まり、反対側のエミリオの手が自分の頬に触れていた。
「リ、リオン君……?」
 だんだんと自分の顔が紅潮してくるのが分かる。そのまま二人とも黙ってしまった。自分を射抜くように見つめてくるアメジストの瞳から感じる視線がむず痒い。
「きれいだ……」
 呟いてから、エミリオははっとした。
 ――何を言っているんだ僕は!?
 完全に頭に血が上ってしまった。もうどうにでもなれと、エミリオは思い切りリリスを抱きしめる。
 彼女は何も言わなかった。ただ静かに時が過ぎる。まだ濡れている彼女の衣服が自分を濡らすが、エミリオは特に気にする様子はなかった。不思議と、気分が落ち着いてくる。それは、リリスにしても同じだった。なぜか、安らぐ。
「……濡れちゃうよ?」
 ゆっくりとエミリオの背中に手を回し、目を閉じながらリリスは呟いた。
「……別に、気にしない」
 少し身体を押し戻され、両頬に触れてくる手を感じた。目を開き、アメジストの瞳を彼女はじっと見つめた。どちらともなくゆっくりと顔を近づけながら、二人は目を閉じる。

 ――初めてのキスは、雨の味がした。

 重ねられた唇を離したのはどちらからだっただろうか。
 顔を真っ赤にしながら微笑んでくる少女に対し、エミリオは同じような真っ赤な顔でぎこちない笑みを返す。

「リリス」
 僕はただ静かに呟く。

「なに?」
 私は微笑んで問い返す。

「……僕は――お前が、好きだ」
 激しく脈打つ心臓の鼓動が止められない。
 まっすぐに、君の蒼い瞳を見つめる。

「私も……リオン君のこと、好きだよ」
 当たり前のように、私は応える。
 あなたの手を握る。

「僕は、お前を幸せにできるのか?
 重すぎる罪を背負った僕に、お前を好きになる資格はあるのか?
 ただお前の傍に居ることだけで満足できなくて、お前を手に入れたいと願う僕は貪欲か?
 人を好きになるのが恐い。――でも……僕はお前が好きなんだ。」
 気がつけば、泣いていた。
 人前で泣いたのは、何年ぶりだろう?
 弱さを見せる事ができなくなったのは、強くあり続けようと切に願ったのはいつからだったか?

「……資格があるとかないとか、一緒に罪を背負ってあげるとかは言えないけど……。リオン君と一緒に居て、好きでいることはできるから。辛くなったら、支える事ぐらいはきっとできると思う。できなかったら、できるようになってあげる」
 だから、泣かないで。
 アメジストの瞳から零れる涙が切なくて、そっとあなたの涙を拭う。
 私はあなたを抱きしめる。

 さらさらとした彼女の髪。いつまでも、触れていたいと思う。
 抱きしめた身体から伝わる、女性独特の柔らかな感触。
 リリスを抱き返しながら、エミリオはぼんやりと思う。
 あぁ、街で自分達の世界に浸っているカップルも、きっとこんな感じなんだろうな……。
 街で浸りきっているカップルを見る度に、何をやっているんだと思っていた。一緒に歩く彼女のほうは「リオン君もそのうち分かるよ」と言っていたが、どうやらそれは本当だったようで。
 でもきっと、自分には人前でこんな事ができる人間ではないだろうと彼は思う。他人が一人でもこの場に居たのなら、きっとこんな事にはならなかったろう。静かに、雨に感謝する。
 ……雨?
 ふと思い出す。
 自分の身体からリリスを少しだけ押し戻し、彼女を一瞥して――叫ぶ。
「リリス! お前、びしょ濡れのままじゃないか!」
「少しくらい大丈夫だって、春だし……」
「そう事を言ってるんじゃ――……ったく、さっさ家に戻るぞ!」
「――先に引き止めたの、リオン君のほうじゃなかったっけ?」

 むーどぶち壊し。

 そう不機嫌そうに呟くリリスの口元には、笑みが浮かんでいる。
 握られた手を強引に引かれ、リリスは少したたらを踏んで彼に着いて歩く。
 繋がれた手には、確かな感触。
 唇に残るのは、雨の味。
 ――明日、キスで起こしたりしたら、驚くかな?
 自分の義姉がそんな事を考えている事を、エミリオは知らない。




 〜追記〜
 そう言えば、あのラファールとか言うのは、一体誰なんだ?
 言ってなかったっけ? 私の従兄だよ。
 ……従兄?
 うん。ああ見えて今年で三十路だよ、たしか。結婚七年目、二人の子持ち。
 ……なるほど。(……今度会ったら、殺してやる)
 安心した?
 ……何がだ。
 ――嫉妬、してくれたんでしょ?
 …………。
 肯定にとっていい、それ?
 ……好きにしろ。




 to be CONTINUED……?

 

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〜後書き兼裏話(現在、エミリリ大暴走中)〜
 斗望さんに捧げるリクエスト小説のエミリリ〜。
 なんだかんだで一年近く待たせてしまって申し訳ないですヽ(;´Д`)ノ
 注文では三角関係なはずだったんですが……これって三角関係になってるんでしょうか?(汗)
 むしろ、ただのバカップルにみえなくも……。
 つーか、きっとオレが初めてでしょうね。エミリリ小説で二人にキスさせたのって(^^;)
 一応、下のほうにおまけの超短文があります。おそらくバカップルぶりにさらに拍車が(汗) なんか「こんなのエミリオとリリスじゃな〜い!」つー苦情が来てもおかしくないかも(笑)
 

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 〜おまけ〜
 リオンく〜ん、一緒に入らな〜い?
 誰が入るか、馬鹿者。
 冗談よ、冗談。――んしょ、と。
 ーーーーっ!? ――ここで脱ぐな、ここで!
 え〜!? せっかく人がサービスしてあげようとしてるのに〜。
 ……いいから、とっとと風呂場にいけ!
 ケチ〜。
 ……お前、僕の事からかってるだろ。
 ――あ、ばれた?

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