「いくぜ、200万台!」

 不思議な台詞を吐いて捨てるほどに世は飽食の時代となったのか。
 しかし、時は嘆き悲しむ暇を人の与えずとも遠からず、破局を迎えた二人の関係にはスポイトで油をそっと一指しするこの心配りが憎いったらありゃしない。

「いわれて見て始めて気がついたっ! ここは熱海、温泉の都〜♪」

 果たして熱海は本当に温泉の都呼ばわりされて仏の顔を保てるのか?
 手に汗握る怒涛の最終回は夢の藻屑と消え去り、代わって新しい女王を奉った新国家が台頭を始める。
 古代史におけるこれがかの有名なスッポポタマス革命なのか……謎肥ゆる秋。


 ……不思議な電波に冒されたオープニング。
 果たして何人の読者が付いてこれるのか。

 否。

 その答えは明白。誰一人とてついて来れまいて……







突発葵ちゃん勢いだけSS(もうとっくに息切れ

『スーパー葵人』第ニ十七話

『お父さんをいじめるなーっ!!!(お父さんって誰やねん』


 部室のドアががらりと開き、謎の触覚女がそのシルエットを彼らの眼前に晒すと同時、彼女が不思議な言葉を発した。

「そんなわけでこの私が地球を侵略しに来たサ●ヤ人の数少ない生き残りなのですっ!」

『な・なんだってぇぇぇっ!?』

 巨大な『!?』のマークと共に大ゲサに驚愕して見せる一堂。

「で、でもよキバヤシ理緒ちゃん、君の触覚は確かに尋常な物には思えないけど、まさか宇宙人だなんて……」

「いいえっ! 彼女の言っている事は本当よっ!」

 ドアとは反対側、もう既に日の暮れた窓の外からキノコカットの人物が現れる。

「お、お前はっ!」

「し、志保っ!?」

「はぁ〜い、久しぶり♪」

 果たしてその人物は今や日の光も浴びれず完全夜行性生物と化した長岡志保その人であった。
 今までオープニングにだけ登場していたのは今回の登場の布石だと言うのか?(きっと違う)

「それはさておき、志保ちゃん情報によるとその雛山理緒って子は確か宇宙人と一体になっているはずよ! きっとその宇宙人が戦闘民族サ●ヤ人だったりするのよきっと!」

「そ、そうだったのかっ!」

「ええい、バレては仕方ないっ!」

「自分でバラしてた様な……」

 細かい所はこの際無視。

「とにかくカカロットよ! 貴様がこの星を滅ぼす気が無いのならこの際だから今からこの俺が滅ぼすっ!」

「うわぁいちいち断りに来るなんてなんて律儀な戦闘民族なんだっ!」

「どうでもいいけど浩之ちゃん、カカロットって誰の事?」

「…………」

「来栖川先輩曰く、きっと展開上葵さんがそうじゃないか、だそうです」

「えっ、わ、私がそうだったんですかっ!?」

「ええいごちゃごちゃとうるさいっ! ともかくお前らは邪魔だから俺は戦うそして倒す! そしてそっちから来ないならこっちからいくぞとぱーんち!」

「じゃあカウンターで崩拳」

 どばきぃぃ

「ぐはぁぁぁぁ」

 もろにカウンターを食らって吹っ飛んだ理緒は、そのままぐったりと動かなくなった。

「ああ、伝説の戦闘民族があっさりと一撃でっ!?」

「……まあ、話の展開上、葵ちゃんはスーパーサ●ヤ人2と3の間くらいの強さの筈だからな。今更ふつーの●イヤ人が出て来たって歯が立つわけないよなぁ」

 そんな見も蓋もない展開はともかく、地球に平和が戻った。

「こんなんで本当にいいのかなぁ……」

「相当作者もやる気がないみたいだ」

 …………。

 しかし彼らがこの平和を噛み締めるのもつかの間、新たなる脅威が地球に迫っていた!

「展開上、又普通のサ●ヤ人が二人やってくるだけのような」


 …………。



第一部 完(マジでっ!?Σ(゜□゜)


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