[クソゲ−その2−NIGHT○UTH#01闇の扉]
どり−むKUMIKOが即行売り飛ばしたクソゲ−第二弾!
サタ−ン中期頃発売されたアニメ絵キャラによる超常現象をテ−マにしたミステリアスアドベンチャ−ゲ−ム。
主人公の周辺で起こった、奇怪な人体発火事件の謎を特殊能力を持つ仲間達と追っていくという内容で、豪華声優陣をキャラボイスに起用、おまけにシリ−ズ化するというのが売りのゲ−ムソフトでした。(確かPSでも出てたはず)
アニメのオ−プニングム−ビ−も結構豪華で(各キャラのイメ−ジをコンセプトに制作されたものと思うが、いまいち不理解感の残るオ−プニング。そしてそれがそのまま、ゲ−ムの中身の不理解感へと続くのだ!!)各キャラの絵もまあまあいけてるし、なかなか期待できるなと思ったのが運の尽き!
まずキャラの画面表示の仕方がなんか変。
画面構成としては背景の絵が在って、画面下に三行程度の会話や選択肢の表示欄があり、その上に上半身程度のキャラが表示されているのだが、当然のごとく目パチ、口パチなんかはない動かない一枚絵です。(イベントによって画面全体が一枚のイラストで表示される場合もたまにあります。)
まぁこれは他のゲ−ムでも多いケ−スですから特に問題はありません。(何分昔の事なので余りよく覚えていませんが、各キャラの態度によって変化するキャラ絵も数パタ−ン用意されてた様に思いますし、ボイスはフルボイスではなかったと思います。)
一見見た感じ、アドベンチャ−や恋愛シュミレ−ションゲ−ムによくあるふつ〜の画面です。
ではどこが問題かと言うと、キャラ絵が現れる瞬間と消える瞬間がムッチャ変!
どう変かというと一枚絵に描かれたキャラ絵が画面に現れる時、まるで一枚のペラペラの紙がペラ〜ンとゆっっくり起き上る様な感じで、消える時はこれまた紙っきれがペラ〜ンと今度はゆっくり倒れ込む様に消えるという、まるで飛び出す絵本のペ−ジをゆっくり捲っている様なバリバリの違和感を放っています。(コイツら全員イッタンモメンの妖怪か!!)
せっかくキャラ絵はいけてるのにこれじゃあねェ。
ゲ−ムの始めから終わりまでこの違和感は不快感となってプレ−ヤ−に付き纏います。
せっかくの緊迫した場面等も緊張感のない「ペラ〜ン」で全て台無しです。
出来ればキャラ表示前後に網掛け状態にして現れたり消えたりする方法とか、それがダメなら潔くパッと現れパッと消える等の処理をしてほしかった。(何故紙ペラ状態なのか…。)
次に不可解なのが各キャラクタ−の設定。
超常現象を追うという常識外れのスト−リ−故なのか、主人公とその仲間達は各々特殊能力を持った曲者揃いである。
全員普通の同じ高校ヘ通う男二人女三人のかなり普通でないメンバ−。
主人公はこのメンバ−のリ−ダ−格の男子で、何故か人語を解し喋る事も出来る霊剣なるものを始めから所持しています。
主人公に数々の助言を与え、時には武器となって敵と戦い、インテリのオッサン臭い喋り方をする悟りをひらいた仙人の様なこのありがたい霊剣、どういう経緯で主人公と出会い所持品にされたのか、ゲ−ム中さっぱり説明がありません。
ゲ−ムスタ−ト時から出現し主人公と日常の如く会話するこの奇怪な霊剣様に、ゲ−ム序盤にも関わらずプレ−ヤ−は除け者にされたような置いてきぼりをくった様な納得のいかない無情感に突き落とされます。
「ゲ−ム後半で正体が明らかにされるかも。マルチエンディングだし…。」なんて甘い夢を見てはいけません。(コイツ本当に何者?続編では正体が明かされたのだろうか?今でも謎である。)
ヒロインは同学年の主人公の幼なじみで、(メンバ−は一人をのぞいて全員主人公のクラスメ−トだった様な気が…。)信仰心の厚い格闘に長けたデンジャラスな女の子。
ちなみにこの子の特殊能力は神に祈ると(ロザリオを常備している。)不思議なお力がみんなを守ってくれるという、非常に都合の良いものでした。
次に紹介するのは主人公の親友で、頭脳明晰のコンピュ−タ−関連にはめっぽう強いという在りがちな設定の眼鏡野郎君。
彼の特殊能力は並外れたその頭脳。(まんまやんけ!)
のわりには「おお!なんていう頭の良さだ!」と思うシ−ンも余りなく、たいして活躍してなかった様な気がする。(頭脳労働担当キャラの宿命にもれず、おいしいところはみんな主人公に持っていかれる。)
彼の唯一のセ−ルスポイントはボイスを担当したのが、人造巨大生命体を扱った某人気アニメの主人公を張っていた、超有名声優さんということだけかもしれない。(ファンにはそれだけで許されるかも。そういえば声優ファン層を狙った感じが妙に濃い作品だったよ−な…。)
お次は何故か陰陽術(?)を使って、メンバ−をサポ−トする知的な霊能力者のお嬢様。(なんか分けわかんない設定…。)
お嬢様なのになんで陰陽術?
先祖が代々陰陽術の家系なのか?
ということは彼女は純和風のお嬢様で、昔先祖は宮家に仕えていたとか…?
という彼女に対する諸々の疑問については、主人公の霊剣と同じくゲ−ム中さっぱり説明がありませんでした。
とにかく彼女は霊能力者のお嬢様なのです!トホホ…。
最後は主人公の後輩の女の子で、ロリロリでキャピキャピのかわいい二重人格者という、デンジャラスの極みといわんばかりのぶっ飛んだキャラ。
通常は「いや〜ん。こわい〜ん。」とかいって全然役に立たずメンバ−達に庇われているのだが、メンバ−全員がピンチに陥リもうどうしようもなくなると、いきなり裏の人格が表に現れ今までのブリッ子はどこへやら、たちまち頼もしいお姉様(なんか知らんが主人公達より明らかに年上の女性の人格に変貌する。)に大変身し、「私に任せなさい!」といわんばかりにあんなに強かった強敵を良く分からんパワ−で簡単に粉砕してくれるというこのゲ−ムではお馴染みの正体不明のキャラとなります。
なぜ彼女は二重人格となったのか?
裏の人格者は誰なのか?
なぜ裏の人格者は不思議な力を使えるのか?
相変わらずゲ−ム中まったく何の説明も在りません。
ただ、何故か主人公達メンバ−は裏の人格者が誰なのか知っているらしく、表の人格である女の子とは別の名前を、しかも「さん」付けで呼んでおり、またしても肝心のプレイヤ−は一人置いてけぼり状態に陥り、「オイ!なんでお前らだけ知っとんねん!こっちにも説明せんかい!」と画面に向かって叫びたくなります。
余談ですがこの他に、イジワルでプライドが高く性格の極めて悪いというよくある設定のお嬢様が登場し、序盤でヒロインにつっかかってきます。
このお嬢様、今後のスト−リ−でなにか絡んで来るんだろ−かと思っていたら、別に何の伏線もなくここだけのキャラクタ−で終わっているようでした。
ゲ−ム上のこのお嬢様の役割っていったい…。(空しさがプレ−ヤ−の胸をよぎる…。)
このようにプレ−ヤ−を無視した正体不明者続出のキャラ設定で話が進むのですからスト−リ−がまともなはずもありません。
始めは人体発火事件のニュ-スを主人公が知るところから始まり、学校へ登校しメンバ-全員が集結、大雨が降ったためメンバ-を含む先生・生徒数人が家に帰れなくなり学校に泊まることに。(大雨降って家に帰れないっていうのもなんだかなぁ・・・)
さて、この後の展開が怪しさ爆発デンジャラスゾ-ンに突入です。
夜の学校で次々と起こる怪奇現象、調査に乗り出すメンバ-達。
この辺りから分岐も多くなってくるんですが、実はこの辺りの内容よく覚えてません。
展開によっては何人か死亡者が出たように思いますが(こういう話の王道通り、メンバ-たちは最後までピンピンしてます。)問題は最後のエンディング展開!!
私はエンディングはとりあえず2タイプ見たんですが、ひとつはほとんど覚えてなくて、なんか学校から地下のあなぐらを通って脱出するという展開で、メインの謎であるはずの人体発火については一切話が出てこないまま終わりました。(バットエンディング?)
ひとつだけ覚えているのは余りにも突飛なエンディングなので、いやがおうでも記憶に残っています!!!
どういう展開でそうなっちゃったんだか忘れちゃったんだけれど、学校から場面がなぜか教会に移り(学校の敷地内に教会があったような、なかったような・・・)そして!
なぜ!!
なぜなのか!!
なぜゆえに!!!
なんでか知らんけど「吸血鬼」のドラキュラみたいな奴がいきなり現れた!!!!(教会にだよ。おいおい・・・)
どうして、なぜ「吸血鬼」なのか理解に苦しみます!!!
人体発火となんの関係があるんだと唖然としていたら、例によってこいつらメンバ-全員だれも驚いてない様子。(いくら怪奇現象慣れしていても突然「吸血鬼」は驚くだろうよ・・・。)
それどころか「今回の事件はみんなおまえの仕業だな!」みたいなことを主人公が問うと(どういう推理でそうなったんだ?)「その通りだ」みたいなことを言うこのふざけた吸血鬼野郎。(こいつもこいつだ・・・。)
ちなみにヒロインの「不思議なお力」と、ロリロリキャラの「二重人格」が発覚したのもこのシ-ンです。
なんでも有りかいこのゲ-ム。
もうこいつらの非日常の生活にはプレイヤ-はついていけません!!
ほかのエンディングがどうなっていようと知ったこっちゃありません!!!
頭には例のごとく「クソゲ-マグロ」が勢い良く泳ぐ泳ぐ!!!!
という訳で、翌日速効売り飛ばしたという次第です。
しかし恐ろしいことにこのゲ-ム、続編が三作目まで出ています。
二作目の内容をちらっとあるゲ-ム雑誌で見たことあるんですが、どういう展開でそうなるのか、メンバ-全員タイムスリッブで過去に飛ばされるという、しょってからぶっ飛んだ内容でした。
しかも日本じゃなくヨ-ロッパの過去に・・・。
もう彼らが何をしようが宇宙の果てに飛ばされようがどうでもいいです。
なんでも勝手にやっちゃって下さい。
ところでこのゲ-ム、三作目まで買った勇気ある人はいるんでしょうかね。
私としてはそっちの方に興味がありますよ。