アクアの親子ごっこ




 カルサアの街にある、クリエイターの集うファクトリー。そこでフェイト達は新たなるアイテム作成に勤しんでいた。
「暇だ。」
「暇だわ。」
「暇なのです。」
 黙々と作業を行うフェイト達をただ眺めながら、暇を持て余しているいつもの二人―――マリアとアルベル―――はそれぞれ呟く。
 クリエイターの質が高くなり、数も増えてきた最近、極めて得意なクリエイションが基本的に存在しない二人はいつも省かれてる。最早ラインに組み込まれるのは合成くらいか。
 が、今回はその二人の呟きに可愛らしい声が続いた。
 怪訝に思った二人は、揃って一方向を見る。ファクトリーの端に置かれた椅子に右からアルベル、マリアの順に座っている。声の主はマリアの更に左。
 その存在を確認し、マリアは驚く。
「・・・アクアちゃん?何で、こんな所に・・・」
 クリエイターのエヴィアの娘であるアクアは、クリエイション中もエヴィアから離れず見守っている。ていうかあの親馬鹿が娘を一時でも手放すわけが無い。
 しかし結構毒舌のアクアは平然と言い放つ。
「私だってたまにはあの駄目親父から離れたいのです。」
 非常にきつい一言だが、マリアもアルベルも納得してしまった。あのエヴィアの溺愛ぶりは凄まじいものがある。
 しかし、あのエヴィアがアクア無しで良く真面目に仕事をしているな、と細工ラインを見やる。
 すると、黙々と作業を続けるエヴィアの横には、ちゃんとアクアがいた。
「・・・・・・・・・え?」
 驚いてマリアは近くに居るアクアを見つめる。そこに居るのも確かにアクアだ。
 困惑するマリアにアルベルが他の皆(特にエヴィア)に聞こえないよう小声で言う。
「・・・あれ、ニセモノだな?」
「その通りなのです。」
 あっさりアクアが認める。
 しかし、マリアはまだ納得いかない顔でアルベルを見る。アルベルは黙って顎でニセモノ(らしい)アクアを示す。
「良く見りゃ分かるだろうが。あの動きは人間のものじゃねえだろ。」
 そう言われてマリアもよく見てみる。すると確かに、動きが何処となくぎこちない。なんていうか機械的な動きだ。しかし多分、よーく目を凝らしてみないと分からない程度。近くに居ても細工に精を出しているエヴィアが気付かないのも無理は無い。
「私の身代わり人形をチリコさんに作ってもらって、メリルさんに動くようにしてもらったのです。」
 そう言えば、ここにはチリコもメリルも居る。
 漸く納得しつつも呆れ返った様子でマリアはため息を吐く。
「そこまでする?」
「そこまでしないと私は自由に歩けないのです。」
 確かにその通りだ。
 しかし、そこまで聞いてマリアはふと疑問に思う。
「・・・だったら何で未だにこんな所で「暇」だなんて言ってるの?遊びにでも行けば良いじゃない。」
 するとアクアはちょっと困ったように眉を顰める。
「それが、私はこの町に来たばかりで、道がよく分からないのです。」
 そう言えばアクアとエヴィアは最近カルサアに来たばかりで、しかもエヴィアがアクアを手放さない為まともに道を歩いた事も無いだろう。
 アクアはマリアとアルベルをじーっと見つめる。そして、アルベルに向けて言う。
「アルベルさんはこの町の出身なのですよね?暇なら私に道案内して欲しいのです。」
「・・・・・・は?」
 殆ど他人事のように話を聞いていたアルベルにとって、アクアの頼みは寝耳に水だった。
 何でそんな事・・・とアルベルが言い出す前に、マリアがアクアの手を取る。
「そうね、ここに居ても暇なだけだし。私も一緒に行って良い?」
「勿論、大歓迎なのです。」
 あまり表情に変化は無いが、アクアが嬉しそうにしているのは分かる。
 マリアはアルベルに向き直って笑顔で確認を取る。
「勿論、良いわよね?」
 否とはとても言えなかった。笑顔のままで銃口をアルベルに向けて引き金に手を掛けていたから。



「にしても、随分と閑散とした街よね。」
「仕方ねえだろ。この街は元々鉱山の発掘で潤ってたんだ。その鉱山が閉鎖しちまってからはずっとこの有様だ。」
「別に文句を言ってたわけじゃないわよ。どうせ私、シーハーツみたいな明るくて騒がしい所より、ここみたいな静かな所の方が好きだもの。」
「珍しいな。女ってのは皆シーハーツみてえな場所が好きだとばかり思ってた。」
「私もこういう所嫌いじゃないです。少なくともシランドは辛気臭いのでキライなのです。」
「ここも十分辛気臭いだろうが。」
「宗教色の強い所がキライだって言ってるんじゃないの?」
「そういう事なのです。」
 カルサアの街を歩きながら3人は結構楽しそうに話していた。道行く人には「親子」のようにも思えたとか。3人は全く知らないが。
「アーリグリフの雪も素敵よね。本物の雪って見た事無いから、最初にアーリグリフに来た時思わず感動しちゃったわ。」
「そんなもん外から来た人間の呑気な戯言だ。年中雪だらけじゃ生活にも苦しむ。」
「でも、綺麗なものは綺麗よ。」
「私はまだ見た事無いのです。ここも良いのですが、フェイトさんに頼んで配置換えして欲しいのですよ。」
「・・・あんなもんの、何処が良いんだか。ただ寒いだけじゃねえか。」
「それは君がそんな薄着してるからでしょ。」
 そんな感じで話をしていると、アクアが喉が乾いたと言ったので酒場に入る。
 普通酒場に子供を連れて入るものではないが、ここの酒場はむしろ食事に来る者が多く、子供であっても結構普通に来るものらしい。アルベルが子供の時からたまに来ていたという話だ。
 カウンターでアクアを挟んでアルベルとマリアが座る。するとアルベルと馴染みらしいマスターがアルベルに声を掛けた。
「お、アルベルじゃないか。久しぶりだな。前に来たのが団長就任直前だったか?」
「そのくらいだな。あれから忙しくてそれ所じゃ無かったからな。」
「忙しい・・・ま、そりゃそうだろうな。」
 何故か含みを持った言い方をするマスターにアルベルは訝む。マスターの視線はマリアとアクアに注がれている。
 マスターは微笑ましげな笑顔でアルベルの肩を叩く。
「いつの間にこんな美人の嫁さん貰ったんだ?しかもこんな可愛い子供まで。」
「はぁ!?」
 漸くマスターの言いたい事が理解できたアルベルは周囲の目も弁えず(元々アルベルは他人の目など気にしないが)大声を上げた。
「寝ぼけんな阿呆!こいつらは・・・」
「今の所仲間です。」
「残念ながらパパの知り合いの人なのです。」
 アルベルの否定の声を遮ってマリアとアクアが・・・一応否定する。何だかかなり聞き捨てならない否定の仕方だが。
「・・・おい、「今の所」とか「残念ながら」ってのは何だ。」
「言葉通り、今の所は仲間って事。この先どうなるかは分からないけどねv」
 非常に楽しそうにマリアが答える。
「私もうちのパパよりアルベルさんがお父さんの方が良いのです。」
「そういう事言っちゃ駄目よ。あんなのでも一応あなたのお父さんなんだから。」
 軽くマリアがアクアを窘める。その様子はまさに親子。
「・・・俺はテメェみたいなでかいガキを持ちたくねえぞ。」
「大丈夫なのです。パパはアルベルさんより年下なのですから。」
「そういう問題じゃねえ!!」
「怒鳴らないでよ。アクアちゃんが怖がるじゃないの。」
 しかしアクアは相変わらず平然としている。全く怖がる様子も無い。
「別に怖くないのです。アルベルさんは本当は優しい人なのですから。」
「な・・・」
「少なくとも、君を怖がる人は私達の仲間には居ないじゃない。ソフィアでさえ普通に接してるんだから。」
「・・・・・・フン。」
 面と向かって言われると照れるらしい。アルベルはいきなりそっぽを向いてしまったが耳まで真っ赤である。
 それを見て、傍観していたマスターが遂に笑い声を上げた。
「ははははは、歪のアルベルも形無しだな。いや、ホントに良い仲間を持ったな。」
「ま、一部変なのも居るけどね。」
 マリアの脳裏に浮かんだのはゲーマーでファンタジーオタクの双子の弟。そして彼女の敵。
 それから暫く、マスターとマリアがアルベルの過去話に花を咲かせ、いい加減我慢出来なくなったアルベルが刀を抜き放ったりして、更にアクアが「夫婦喧嘩は駄目なのです」とか言って大騒ぎになったりして、遂に風雷出動の事態にまで陥ったという。



 散々騒ぎ疲れて寝てしまったアクアを背負いながらアルベルとマリアはファクトリーに戻る。
 アクアを背負うアルベルを見てふとマリアが呟く。
「そうしてると、本当に親子みたいね。」
「うるせぇ。」
 悪態を吐きつつもあまり嫌そうでないアルベルにマリアは苦笑した。
「そういえば、アクアちゃんのお母さんってどうしたのかしらね?アクアちゃんは何も知らないみたいだけど・・・」
「さあな。どうせあの駄目親父に愛想尽かしたんじゃねえのか?」
「あの駄目人間の所にアクアちゃん置いていって?」
「・・・・・・」
 エヴィアに対して酷い言い草だが、基本的に毒舌な二人は容赦しない。だからと言ってアクアが毒舌なのとこの二人は関係無い・・・と思う。多分。恐らく。きっと。
「本当に・・・置いていっちゃったのかしら・・・?」
 マリアが悲しげに呟く。かつて育ての親と離れた時の事を思い出したのか、それとも本当の両親に捨てられた事を思ったのか、それは分からない。だが。
「阿呆。」
 アルベルの一言に、マリアはアルベルの顔を見上げる。
「テメェが考えても、そんな事分かる訳ねぇだろ。置いていったにしても、何か事情があったのかも知れねぇし。」
「・・・・・・・・・」
「少なくとも、自分のガキを平然と捨てる親なんていねぇだろ。」
 きっと、事情があったのかもしれない。マリアはずっと、本当の親かもしれないラインゴッド夫妻に失敗作として捨てられたとか、そんな風にばかり考えて憎んできた。けれど、もしかしたら何かマリアを手放さなければならなかったのかもしれない。自分の子供を実験体としても、ただの実験体として見ていたわけではないという事は、フェイトやソフィアを見れば分かる。
 そんな風に、考えた事は無かった。
「・・・・・・テメェも、勝手に自己完結してないで、いずれ本人にでも聞けば良いだろう。このガキと違って、テメェは本当の親の居場所を知っているんだからな。」
 でも、何故アルベルには自分の心情がこうもあっさりと分かるのだろう、とマリアは思う。アルベル曰く「テメェは分かりやすい」だそうだが、そんな風に言われた事は無い。クリフやミラージュにはむしろ感情を隠しすぎると言われていたのだが。
 きっと、本質が似ているのだろう。だからこそ、こんなにも分かる。まあアルベルは顔に出易いから誰にでも分かるけど。
「そうね・・・一度ちゃんと聞いてみるべきなのかもしれない。ロキシ博士には聞き損なったけど、ソフィアはいずれ両親に会いに行くみたいだし。一緒に行ってみるのも良いかもね。」
 ふと、それまでしおらしい表情を見せていたマリアが、急にキッとアルベルを見つめる。
「でも!フェイトは多分君を掻っ攫いに行くだろうから、私がここに戻って来るまでちゃんと耐えててよね!!フェイトに誘拐されないでよ!!!」
「は・・・?訳の分からねぇ事言ってんじゃねえ!!ていうかテメェ、戻って来るってどういう意味だ!!?」
「そのままの意味よ。出来るだけ早く帰って来るから、そこらの女とかフェイトに誑かされないでよね。自覚してないみたいだけど、君かなりモテるんだから。」
「勝手に決めるな!!」
「そうだぞマリア!!僕の一生の相棒に手を出すな!!」
 突然全く違う声。アルベルは驚き、マリアは顔を顰めた。
「うおっ!?何処から出てきやがった!?」
「また邪魔しに来たの?いい加減諦めて大切な姉の幸せを見守ってなさい。」
「はっ、姉の幸せよりまずは自分の幸せだよ。ていうかアルベル、ファクトリーの目の前であれだけ大騒ぎしてたら嫌でも気付くよ。」
 いつの間にか、そこはファクトリーの目の前だった。つまり、歩きながら話していた所為で気付かないうちにここまで来てしまっていたのだ。
「・・・・・・何処から聞いていた?」
「アルベルがマリアに阿呆って言った辺りから。随分仲が良いね。こっちはエヴィアさんがずっと泣き喚いて暴れて大変だったのに。」
 凄まじい冷気と殺気をマリアに向けつつフェイトが表向きの笑顔を見せる。目は全く笑ってない。
「ラブラブですね〜二人とも。羨ましいなぁ〜」
 楽しそうにソフィアがフェイトの後ろから現れて言う。更にその横にアクアを心配し過ぎたあまりかげっそりとしているエヴィアが現れた。
「アクア・・・今まで何処に行ってたんだ〜〜」
「色んなところなのです。アルベルさんとマリアさんに遊んでもらってたのです。」
 エヴィアの擦れそうな声に、アルベルの背中に居るアクアが反応した。たった今起きたという感じではない。完全に意識ははっきりしているようだ。
「アクアちゃん・・・いつから起きてたの?」
 流石にちょっと驚いたようで、マリアが尋ねる。すると。
「マリアさんがアルベルさんに叫んでた辺りからです。フェイトさんはマリアさんのライバルで敵なのですね。」
 大声を出した辺りか・・・流石に起きないわけが無いか。
「でも二人とも仲が良さそうに話してたので黙ってたのです。二人の邪魔をしてはいけないのです。」
「アクア〜〜〜それは良いから早く戻ってきてくれ〜〜〜」
 泣きそうなエヴィアの声にアクアはため息を吐き、アルベルから降りる。そしてすぐにエヴィアの元に駆け寄る。
「ど〜しようもない駄目親父ですねぇ。やっぱりパパは私が居ないと駄目なのです。」
 よしよしとエヴィアの頭を撫でて(普通逆だろとフェイトが突っ込んだ)アクアはアルベルとマリアに頭を下げた。
「今日はとても楽しかったのです。遊んでくれてありがとうなのです。」
「いいえ、こっちも楽しかったわ。」
 アルベルは無言だが、普段より穏やかな顔をしている。それを見てフェイトが「そんな顔見せるな勿体無い!!そういうのは親友にだけ見せれば良いんだ!!」と叫んでソフィアに撲殺(死んでない)されていた。
「残念ながらうちのパパはもの凄く駄目人間で放っておけないので、マリアさんとアルベルさんの子供にはなれないのです。」
「いや、ならなくていいから。」
 アルベルの否定を見事に無視して続ける。
「また今度、遊んでくれますか?」
「勿論よ。」
「・・・・・・気が向いたらな。」
 アルベルだけ素っ気無いが、それは彼なりの了承の証。アクアもある程度分かっているのかまた頭を下げてエヴィアと共にファクトリーに戻った。
 そして、マリアとアルベル達も宿に戻り、今日が終わ・・・・・・れば平和で良かった。
 物事を平和的に終わらせる事を許さないライン神は剣を抜いてマリアに向けた。
「マリア、今日はもう許さない!!!僕のアルベルに手を出すなんて、いくら姉でも見過ごすわけには行かない!!!!」
「いちいち誤解を招く発言ばっかりするわね。まぁ良いわ。君とケリをつけなきゃいけないとは思ってた所だし。」
 マリアも銃を構え、フェイトに向ける。
「相手にとって不足は無い!!」
「二度と歯向かう気が起きないようにしてあげる。」
 そして、戦闘に入る。
 が、分かる人は分かるだろうが、この二人はレベル差が結構ある。恐らく割と簡単にケリがつくだろう。
「・・・・・・帰るか。」
 アルベルは誰にともなく呟く。が、それを聞き止めたソフィアがアルベルに言う。
「クリフさんとスフレちゃんはもう帰ってますよ。多分作ったアイテムの特許申請と整理している筈ですから、手伝ってあげて下さい。」
「・・・テメェはどうすんだ?」
「夕食そろそろ作らないといけませんから。」
 それともアルベルさんが代わりに作りますか?とにこやかに言われてしまっては、アイテム整理を手伝わないわけにはいかない。
 不機嫌を前面に押し出しながらもアルベルはきっとちゃんと手伝うのだろう。その姿を想像して思わずソフィアは笑いそうになった。
 ちょっとだけ、アルベルに執着する双子の気持ちがわかったような気がした。



 そして、予想通り自力で帰ってきたのはマリアの方だった。フェイトをどうしたかソフィアが尋ねると、
「レディエーションデバイスで乱れ撃ちしたらMPが無くなって倒れたから外に捨ててきたわ。」
「え・・・・・・」
 流石にソフィアは青ざめた。そこまでするとは思ってなかったのだ。
「道端に置いたままじゃ邪魔でしょ?」
 そもそも街中で戦うものではない。
 ソフィアは慌ててフェイトを回収しに行った。それをマリアは呑気に見送る。見事なまでに爽やかな笑顔で。
 そしてその笑顔のままアルベルに向き直る。
「あ、そうそうアルベル。さっきそこでウォルター伯爵に会ったんだけど。」
「・・・ジジイに?」
 アルベルは凄く嫌な予感がした。そしてその予感は残念ながら的中した。
「酒場で風雷の人たちが来たでしょ?あの人たちから話を聞いたらしくて、君の事よろしく頼むって言われたわ。もう保護者公認ねv」
「誰が保護者だ!?」
「突っ込む所はそこなのか?」
 もう呆れた様子でクリフが一応突っ込む。何はともあれ突っ込まないと気が済まない36歳。
「私の親代わりはクリフとミラージュだから、この二人は特に文句言わないし(ていうか言わせないし)。これで後はフェイトを始末して式を挙げるだけね。今殺れないのが残念だけど。」
「別に俺もミラージュも反対なんかしねーっつーの。」
 したら殺される。それに今となってはむしろマリアに捕まったアルベルに同情したい。助ける気は無いが。
「あ、でも安心して。ちゃんと結婚までは清い関係でいるつもりだから。正直そんな事してる場合じゃないしね。まあアルベルがその気だったら計画を早めても・・・」
「何訳の分からん妄想をしてやがる阿呆!!」
 そこに再び邪魔が入る。後ろからソフィアが必死に追いかけてきた。
「そうだぞマリア!!!!!勝手に僕のアルベルに・・・」
  ぽい。
「へ?」
 マリアの投げたものがフェイトの目の前で爆発する。範囲があまり広くない電磁ボムだったらしくフェイト以外に効果は無かったが。
 が、それをモロに食らったフェイトはまた倒れる。そしてソフィアがちょっと驚いたように呟く。
「ちゃんとHPは回復したのに・・・」
 ちらりとクリフがボムの残骸を見る。
マリアが投げたのは、電磁MPボムだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 クリフは、何も見なかった事にした。



 それからアクアがアルベルとマリアに懐いてしまった為、その度に泣き叫ぶエヴィアと邪魔しに走るフェイトとそれに対抗して戦うマリアとそれを止めに現れる風雷とで、カルサアは暫く賑やかだった。
「・・・・・・パパもフェイトさんもど〜しようもないアホですねぇ。」
 原因の一つであるアクアは、他人事のようにそれを眺めていた。


10000キリリクの「アルマリ割とラブラブ+嫉妬フェイト」
ラブラブ・・・?いや、どうせラブラブの定義も分かってないのでもう開き直っちゃいます(死)
実は途中まで「嫉妬フェイト」の部分を完全に忘れてて慌てて無理やり付け足しました。その所為で無駄に長くなってしまったのです(爆) アクアお気に入りなので、アルマリ部屋では出現率が高くなりそうです。


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