web拍手ログ−幻水
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<幻水5・お題:リオン以外に王子とロイの区別がつく人はいるか?>
王子&ロイ「どっちだ!?」
ルセリナ「こちらが殿下、そちらがロイさんです」
王子「何で分かった?」
ルセリナ「仕事柄、人を見分けるのは得意なんです(というか、目の色…)」
王子「へ〜流石だね」
ルセリナ「そ、そんなことは……」
ロイ「顔が赤いぞ?」
ルセリナ「からかわないでください!」
王子&ロイ「どっちだ!?」
ラニア「あ、良い音と面白い音」
王子「やっぱり分か」
ロイ「おい、オレが面白い音ってどういうことだよ?」
ラニア「面白い音は面白い」
ロイ「訳わかんねー!」
王子&ロイ「どっちだ!?」
ゼガイ「………」
王子「分かる?」
ゼガイ「………」
ロイ「おい、聞いてんのかよ?」
ゼガイ「どちらも肉が少ないな」
王子「………!!」
ロイ「お、おっさん!まさか…食う気か!?」
ゼガイ「………………」
王子&ロイ「逃げろ――――!!」
ゼガイ「………冗談だ」
シュン「ゼガイさん、今のは全然分かりませんでした」
王子&ロイ「ど、どっちだ……!」
ルクレティア「何でいきなり疲れてるのかしら?」
ロイ「ま、まあ気にしなくていいよ」
ルクレティア「まあロイ君、疲れてても王子になりきるのは忘れないんですね」
王子「え?バレてる?」
ルクレティア「なりきっているところ大変申し訳ないのですが…ロイ君のカツラ、取れてますよ」
ロイ「何っ!?………マジだ」
王子「何やってるんだよ、ロイ〜」
ルクレティア「一体何をそんなに慌てていたんでしょうかね?」
リンファ「あ、あんたまた変装してるの?10万ポッチいつ払ってくれるのよ!?」
王子「え?」
ロイ「やばっ……」
リンファ「とぼけたって無駄よ、今日こそ払ってもらうからね!あ、安心して。お金が無かったら体で払ってもらうから。あ〜美少年いじくり回すって最高!」
王子「ぐはっ、もしかしてニフサーラさんの同類!?ていうか違う、僕はロイじゃない!」
リンファ「もう騙されないわよ、さあいらっしゃい!」
ロイ「あ〜あ、ご愁傷様」
王子「ロイのバカヤロー!!」
その後、彼の姿を見たものはいなかった(嘘)。
<幻水・テッドとルックを二人きりにしてみた>
テッド「この世で最も薄幸にして魅力的な幽霊のテッド様、久々登場だぜイエー!!」
ルック「都合により冥界での対話になるけどね。ていうか君、幽霊のくせにテンション高すぎ。鬱陶しいよ」
テッド「いーんだよ。幽霊にだって死後を楽しむ権利はある!」
ルック「は?何それ。死者に生者と同じ権利があると思ってんの?元々俗世を生きる人間が社会を円滑に運営するために法が生まれたんでしょ。権利だって法の下にあって成立しているんだから、それは生者のためのものなんだよ。僕ら死者に権利なんて存在するわけないじゃないか」
テッド「いやいや、死者にだって、尊厳を守る権利くらいあるだろ。ほら、死体を訳もなく弄られるのは嫌だろ?」
ルック「それは倫理的な問題だね。そもそもそんな権利が…って、何で君なんかと法を語らなきゃならないんだよ」
テッド「ノリノリだったくせに。って、そういやお前、死亡当時の根暗三十路じゃないんだな」
ルック「その言い方止めてくれる?あれは2人目なんだからさ」
テッド「え?て事はお前って実は生きてんの?つーかもしかしてハルモニア辺りに大量のクローンがあったりする?」
ルック「冗談を本気で受け止めて話を飛躍させるな。まあ、あの時の僕はどこかおかしかったんだ。…もう良いさ。僕はもう自由に死後を満喫出来るんだ。レックナート様の召使いも、変な仲間に振り回される事のない、僕だけの優しくて暖かい世界があるんだ」
テッド「その表現は少し危険だけど、まあ頑張れよ」
ルック「好きなだけ読書して、自分の分だけ片づけて、自分の分だけ料理を作って、自分の好みで生きられるんだ。最高だね」
テッド「生前のお前は家政夫か何かか?まあ楽しめよ。死んでるけど」
<幻水4・ラズリルメンバーの語らい>
いつも仲のいいラズリルメンバー達(除スノウ)は、その日もイノスの部屋に勝手に集まって話をしていた。そんな中で上った話題。
「女性の好み?」
その手の話が大好きなジュエルに尋ねられ、イノスは目を白黒させる。
「そう!今やこの船じゃ、イノスは若い女の子の憧れの的だからね!!気になってる子って結構多いのよ。」
「う〜ん、そう言われてもなぁ・・・」
普通の男なら喜びそうな事だが、イノスは困ったように眉を寄せる。
「僕のファンって若い子ばかりなんだろ?いくら何でもそれじゃ色気が無さすぎるなー」
イノスの答えにケネスとタルは脱力し、ジュエルは頭を抱える。ただ一人ポーラだけは平静を保ち続けている。
いち早く立ち直ったケネスが、勇敢にもイノスに尋ねてみる。
「イノス・・・さっきジュエルも尋ねてたが、お前の好みの女ってどういうタイプなんだ?」
「色気のある美女。」
これでもか、というくらいに即答するイノスに、3人は唖然とする。そんな彼らに気づかずイノスは勝手に続ける。
「本当は年上の美女なら誰でも良いんだけどさ、どうせなら胸とか大きい方が得した気分になるだろ?」
同意を求めるな。視線を向けられたケネスとタルは無言で抵抗したが、あまりにもささやかすぎて意味を為さなかった。イノスの語りは続く。
「ジーンさんなんて最高だけどさ、キカさんとかアメリアさんとかグレッチェンさんも素敵だよな。やっぱ大人の女の香りっての?」
延々トークを続けるイノスを見て、3人は思った。
(ミレイにはばれないようにしなきゃ・・・!)
親衛隊まで結成してイノスに心酔している彼女である。今の話を聞けばどうなる事やら。
そんな中、ずっと沈黙していたポーラがポツリと一言。
「イノスは節操なしなのですね。」
ポーラの発言に一同固まる。
確かにそれはそうだが、それを無表情で淡々と呟くのはいかがなものか。これはエルフだからこそのものなのだろうか、とも思うがそれはセルマに失礼だろう。
結構長い付き合いだが、ポーラは未だによく分からない。ついでにイノスも。(ラズリル達の心の叫び)
<幻水4・福引と軍主>
福引き屋の老人曰く、「イノスは福引きの時真剣な目つきでじーっと見ている。」という。福引きで当たる景品はなかなか良いもので、必死になる理由も分かる。
しかし、彼と付き合いの長いケネスとジュエルには大体分かっていた。彼が何故福引きに熱中するのかが。
長い事フィンガーフート家の小間使いとして働いてきたイノスは、病的なまでの貧乏性である。ただで手に入るものは何でも手に入れなければ気が済まないのである。かつてオベルを脱出しようとした時も、船に逃げ込んだ人が残した民家のものを持ち出そうとしたくらいである。要するに火事場泥棒であるが、イノスはチャンスさえあればそんな事も平気でやる。尤も、島流しの際にケネス達がイノスの無実を信じられたのも、彼のそんな性質からだった。イノスを気に掛けてきたグレン団長をイノスが殺す理由が、皆目見当がつかなかったからだ。イノスは性格がアレだが狡猾でもない。
だが、イノスは同時にツキに見放されている。そう思えるくらい運が無い。そもそもフィンガーフート家に引き取られた時点で既に運が無かったのだろうが、とにかく運が無い。くじ引きでも当たりを引いた例が無く、ケネスがこっそりくじを全て当たりに変えたらやっと引いたくらいだ。
福引きでもイノスは見事にはずれオンリー。そろそろ切れる頃だ。ケネスとジュエルは予めリノやエレノアに話を通しておいて、キカ達に助力を頼んでおいた。別の場所でシグルト達が監視しているはずだ。
最後の福引き券がはずれだった。イノスは暫し固まり、左腕を掲げた。
「罰の紋章よ・・・」
「福引きごときに命を削る紋章を使うな――――!!!」
暴れる事くらいは予測できても、まさか罰の紋章を使うとは思ってなかったケネスは絶叫しながらイノスを抑えにかかる。ジュエルもほぼ同時に飛び出し、また待機していたシグルド達も慌てて止めに入った。
大乱闘の末、やっとイノスが落ち着いた時には船の中はすさまじい惨状であった。
<幻水3・娘の育てかた>
儀式の地にて炎の運び手達を待ち受けるは、かつての宿星ルック。最終メンバーの一人としてその場で相対したフッチの心情はいかほどのものか。
「ルック・・・」
何とも言えぬ表情でフッチはかつての友の名を呼ぶ。ヒューゴも事情を聞いているだけに何も言えなかった。
が、ここに空気の読めない人間が一人居た。その人物―――シャロンはフッチを押し退けずい、と前に出た。
「これで年貢の納め時だよ悪党!!お前なんかボクの手に掛かれば楽勝だよ!!!」
「協力攻撃要員のクセに・・・」
シャロンとは第一印象の問題で非常に仲の悪いヒューゴがボソリと呟くが、すかさずシグルトの先端を向けられ渋々黙る。
一方、悪党呼ばわりされたルックは、彼女の頭飾りと槍と、格好とを見やりフッチに視線を戻す。
そして一言。
「君、人間の子育ての才能は無かったんだね・・・」
竜の子育ては完璧だったのに、と付け加えるとフッチは気まずそうに目を逸らす。
「僕が育てた訳じゃないんだけど・・・」
「・・・じゃあ誰。」
「・・・ミリア団長。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
その後、話の内容を理解したシャロンが激高するまで、非常に気まずい空気がその場を支配していた。
<幻水2・フッチの感性の謎>
フッチは元竜騎士。だが竜に対する思い入れがあまりにも激しい。口を開けばブライトやブラックの事ばかり。
ある日、同盟軍でも有名な性悪魔術師が何となくフッチに話しかけてみた。
「随分そいつ(ブライト)可愛がってるね。そんなに大事?」
「当たり前だろ。」
「ユーリ(軍主)よりも?」
「そうだよ。」
「リオ(トランの英雄)よりも?」
「うん。」
本人達が聞いたら怒りそうだ。
「同盟軍の大勢の人たちよりも?」
「うん。」
問題発言している事に気づいているのだろうか、この少年は。
「竜洞騎士団の人たちより?」
「うん。」
「ハンフリーより?」
「うん。」
絶対人の話を聞いてないなと判断したルックはこう呟いてみた。
「いっそブライトと結婚したら?」
「・・・良いかも。」
そう返すフッチの目はやや本気だった。
フッチがそれまでの問答でちゃんとルックの話を聞いていたかどうかは謎のまま。
<幻水4・歪んだ貧乏性>
流刑に遭ったイノスと仲間達は、現在最悪の危機に瀕していた。
無人島に流れ着き、一騒動あったがようやく海に出て、さあ人の居る陸地を目指そうという時。
大量の木材とカニの殻とその他諸々の山を前に、イノスと他2人というかケネスとジュエルが言い争っていた。
「・・・イノス、置いてけ。」
「やだ。」
「イノス〜こんなにたくさん積んだら沈んじゃうよ!!」
「大丈夫だ!!愛と友情とど根性で持ちこたえる!!!」
「その根拠の無い自信はどこから来るんだ!?」
「ていうか愛と友情とど根性でどうにかなる問題じゃないし!!!」
「何とかなる!!本来なら一人絶望の中を生きる僕に、君たちがついてきてくれたその時点で!!!」
「それとこれとは話が別だ!!大体今更木材やらカニの殻なんて要らないだろ!?食料は積めるだけ積んだんだ!!!これ以上は無理だ!!!」
「ケネス、世の中には本では得られない知識がたくさんある。僕の用意した山が一見無駄と思えるのも、これ以上船には積めないと思うのも、ちゃんと意味があるんだ!!!」
「・・・どんな意味があるんだ?」
「あるものはあるだけ貰わないと勿体無いじゃないか。」
「歪んだ貧乏性を正当化させようとするな!!!!」
言い争いの決着はつかず、結局、無人島にもう一泊する事になった。
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