web拍手ログ−SO2






<もしクロードが現れたのがリンガ付近だったら>

プリシスの家にて
プリシス「助けてくれてあんがとね。ところでさ、あの光がぶわわ〜って出る奴、紋章術じゃないよね?その変な機械使ってんだよね!?」
クロード「…えーと、君は機械を知ってるのかい?」
プリシス「ま〜ね。ま、今は紋章術に押されちゃってるけどさ。でもこれから先、誰にでも扱える機械が中心になるって、あたしは思ってるよ。」
クロード「へぇ…未開惑星でここまでのものがあるなんてな。」
プリシス「ん?何、なに、な〜に?」
クロード「いや、こっちの話。けど、流石に地球に帰るのは無理だよなぁ…」
プリシス「チキュウ?そこがクロードの住んでた場所?そこには機械たくさんある?」
クロード「ああ、むしろ機械に囲まれてて自然が消えてしまってるくらいだよ。」
プリシス「自然が…ってのは良く分かんないけど、あたしも行きたいな〜ていうか行く!ねぇクロード、あたしも連れてってよ!」
クロード「え…それはちょっとまずいんじゃ…家族だって心配するだろうし、何より手段が」
グラフト「いや、娘には色々な経験をさせたいと思っている。旅も良い経験になるだろう。」
プリシス「さっすが親父!話が分かるじゃん!!」
クロード「いや、それ以前に帰る方法が無いんですけど。」
グラフト「ふむ、ならばソーサリーグローブを調べるのはどうかね?あれは突然空から降ってきた謎のもので、魔物を生み出すという話だ。」
クロード「それとこれと何の関係があるんですか?」
グラフト「実はワシが機械を扱うのは、昔ソーサリーグローブのように空から降ってきたものを調べたのがきっかけなんだ。そうでなくても未知のものだ。帰る方法が無いとは限らないぞ。」
クロード「なるほど…他に手がかりもないし、調べる価値はあるかな。」
プリシス「んじゃ案内役が必要だよね。クロード地理に疎いみたいだし。とゆーわけで、これからよろしくねっ!」
クロード「え?」
グラフト「そうと決まれば早速準備しないとな!プリシス、お前が多くの機械知識を身につけて帰ってくる事を期待しているぞ!!」
プリシス「オッケー!まっかせといて!!」
クロード「…何だか、上手く丸め込まれた気がする。」





<サディケルとジョッフィー>

 ファンシティ常連のサディケルとジョフィエルは、今日も今日とでファンシティを闊歩していた。但しサディケルが全く変装していないのに対し、ジョフィエルは無理矢理バーニィの着ぐるみを着て歩いていた。 本来のジョフィエルの背丈を知っていると、今の彼の姿は滑稽どころか異常ですらある。着ぐるみは彼の全長より明らかに小さいのだから。
 しかし当然ながらファンシティにいる人間達は誰も知らないので、絶大な違和感を感じているのはサディケルだけである。
 そのジョフィエルは、呑気に自作の風船を子供達に渡している。子供達はおろかその親でさえもジョフィエルに気づかず、それどころか笑顔で礼を述べる。バレないのは便利だが、十賢者として何か間違っていないだろうかと思う。武器の音叉も持たずアイスクリームやペロペロキャンディーを美味しそうに食い歩いているサディケルも人の事は言えないが。
 ふと、サディケルの視界に一人の少年の姿が入る。ジョフィエルに真っ直ぐ向かってきたのでまた風船か、とすぐに興味を失いかけたが、見覚えのある猫耳に絶句した。
 猫耳に白衣の少年。サディケルの記憶違いでなければ、その少年は確か、自分達と敵対している光の勇者一行の一人ではないか。 呆然とするサディケルを後目にジョフィエルは風船を少年に渡し、少年は喜びの声を上げる。
「あのさ、ジョフィ・・・」
「レオン!」
 流石にやばいかとサディケルが口を開いたが、声を遮るように少年の名を呼ぶ青年の声。
「お兄ちゃん!!」
 少年は笑顔で金髪の青年の方に駆けていく。するとその青年は他の親たちのようにジョフィエルに礼を述べて少年と共に去る。
 サディケルの記憶が正しければ、彼は勇者一行のリーダーである。
「・・・何だかなぁ。」
 サディケルはその後、十賢者としての自分達の在り方に暫く悩んだとか。





<十賢者の嘆き>

 フィリアの料理は正直マズイ。ただ味が悪いのではなく、必ず毒素を多分に含む危険物質なのだ。あの自称料理のせいで、一体どれだけ三途の川を渡りかけたか分からない。
 しかし残念ながらフィリアは料理好きだ。しかも味オンチなので自分の料理の酷さが理解できてない。だからといってマズイとはっきり言えるわけもなく(言ったら確実に神曲の餌食になる)、今日も賢者達はフィリア特製毒物に耐えていた。唯一の救いは、サディケルが料理を担当していて、フィリアの料理が趣味のレベルに留まっている事だ。味見レベルなら死にはしない。それだけが彼らの救いだった。
 そんな折、ふとルシフェル達は、勇者一行の食生活が気になって調べてみた。
「ふ、どうせあいつらもロクなものを食べていないだろう・・・」
 映し出された映像は、見事な手料理をテーブル一杯に並べ、おいしそうに食事をする勇者達の姿。見かけも中身も抜群の料理を作ったのは、家庭的な雰囲気の、ネーデ人の少女。
「・・・・・・」
「女の子の手料理・・・」
「・・・・・・ちっくしょ――――――!!!!!!!」
「羨ましい!!!俺達はガキの料理なのに!!!」
「家庭的な女の子の手料理!!!エプロン!!!純粋な笑顔!!!!」
 どうやらフィリア料理のせいで、すっかり精神が病んでしまったようだ。サディケルはそう思うことにして、とりあえずうるさいルシフェル達を殴り飛ばした。
当然、その日は夕飯抜きだった。






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