web拍手ログ−SO3





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<お題:ロジャーの重火器って…>

フェイト「実はジ○ン帝国から輸入したとか?」
ロジャー「何のことだ?」
マリア「フェイトの馬鹿は無視して良いわよ。でもそんな武器、何処で手に入れてるの?」
クリフ「アーリグリフじゃねえか?ほれ、漆黒の連中ってやられるとき『アーリグリフに栄光あれ〜』って言うだろ。だから……」
アルベル「アーリグリフにこんなもんあるか、阿呆」
ミラージュ「これだけのものがあれば、アーリグリフは自分達で使いますね」
ソフィア「ロジャー君が自分で作ったんじゃ……」
マリア「だったらシーハーツもアーリグリフも、こんな子供一人に技術力で負けてるってことね」
フェイト「トライファンネルって遠隔操作だろ?だったらとっくにロジャーの技術力は……」
クリフ「グリーテンじゃねえのか?あそこならあってもおかしくないだろ」
ミラージュ「グリーテンは地球で言うところの20世紀程度と思われます。更にこの星には紋章術に似た力もあります。不可能ではないでしょう」
マリア「スターフォールのとき落ちてくるのは?」
フェイト「物理法則完全に無視してるよな。ディストラクションもびっくりだ」
ソフィア「ロジャー君は何か知らないの?」
ロジャー「これは先祖代々伝わるありがたいお宝じゃんよ。オイラの先祖は偉大な戦士で、これを使って戦っていたんだぜ!」
クリフ「つまり、こいつも何も知らねぇってことか」
フェイト「先祖の名前ってシャ○とかいわない?まさかア○ロじゃないだろうな?」
マリア「フェイトはもう黙りなさい」





<アルベルとネルを二人っきりにしてみた>
ネル「………」
アルベル「………」
ネル「………」
アルベル「………」
ネル「…何であんたなんかと一緒に居なきゃならないんだか。時間の無駄だよ」
アルベル「それはこっちのセリフだ阿呆。つか話しかけるな。テメェの声なんざ聞きたくもねぇ」
ネル「誰もあんたなんかに話しかけちゃいないさ。ただの独り言だよ。自分に話しかけてると思うなんて、自意識過剰じゃないかい?」
アルベル「だったら俺に聞こえないくらいの小声でやれ。でかい独り言なんざ、構ってほしい子供そのものだろうが」
ネル「私の何処が子供だって?好き放題にやって周囲に迷惑を掛けるあんたの方がよっぽど子供だよ」
アルベル「そのセリフ、そっくりそのまま返すぜ。テメェこそ勝手に暴走して周囲に迷惑を掛けた挙げ句、心配までされて存分に甘やかされて、分不相応な役職やってんじゃねえか。ただ無能なだけでなく迷惑しか掛けねぇとは、無能以下の屑だな」
ネル「…あんただって散々好き勝手にやった挙げ句、フェイトに負けて無様な醜態晒したじゃないか。あんたこそ国にとって邪魔なんじゃないかい?」
アルベル「…自分が無能以下の屑ってのは認めるんだな。だったら今すぐクリムゾンブレイドの地位を捨てろ。テメェごときに殺された部下達が哀れだぜ」
ネル「おや?弱い奴が悪いって吼えるあんたにしては珍しい意見だね。自分に言われた事を否定できなくて話を逸らすつもりかい?」
アルベル「テメェこそやってる事は一緒じゃねえか。他人ばかり責めて自分を省みねぇのはシーハーツの十八番のようだな」
ネル「…私個人ならまだしも、シーハーツの悪口は許さないよ。アーリグリフ風情が」
アルベル「本音が出やがったな。テメェらシーハーツは皆そうだな。自分達こそ崇高とし、他者を見下す。ったく、何が「アーリグリフ風情が」だ。俺に言わせればそれこそ「シーハーツ風情が」でかい口を叩くな…だな」
ネル「…殺す!!」
アルベル「フン、返り討ちにしてやる」





<アーリグリフ地下牢で助けに来たのがクレアだったら>
クレア「あなた方には二つの選択肢があります。私の言う事を了承し、生きて出るか。私の言う事を了承せずここで死ぬか。さあ、好きな方を選んで下さい。」
この女は本当に殺す。間違いなく(byクリフ)


アリアスにて
クレア「おはようございます。よく眠れましたか?」
フェイト「はい…ところで、昨日の人は?」
クレア「ネルの事ですか?彼女は今任務で席を外しています。」
フェイト「はあ…」
クリフ「お前ら、何か隠してないだろうな?」
クレア「さあ、何の事でしょう。それより、早く自由になりたいのであれば、シランドに向かいましょう。」
タイネーブ&ファリン(+ネル)、見殺し。


ペターニにて
フェイト「アミーナが発作で!?早く助けに行かなきゃ!!」
クレア「あなた方がどんな行動を取ろうが自由ですが、無駄な行動をするたびに自由が遠のくという事をお忘れなく。」
クリフ「嫌な言い方するな。」
クレア「事実でしょう。」
でも結局行く。


アミーナ救出後
フェイト「僕は兵器を完成させる。きっとそれが、僕に出来る事だから。」
クレア「フェイトさん…協力してもらう身で失礼かとは思いますが、女性一人で意見をコロッと変えるなんて軽い人ですね。心から軽蔑します。」
フェイト「…………」
でもフェイトは協力する。アミーナのために。


ベクレル鉱山にて
アルベル「…誰だ、テメェ等は?」
クレア「アルベル・ノックス!」
フェイト「奴は何者なんですか?」
クレア「アーリグリフが誇る3軍の一つ、漆黒の団長です。重装騎士団の団長なのに軽装なのが特徴であり、大陸七不思議の一つです。」
アルベル「勝手に変なもん作るな!!」
クリフ「要は敵って事だろ。倒して先に進むぞ!!」
初めての出会いになります。


アルベル加入時
ウォルター「ま、そういうわけじゃから仲良くやってくれ。」
クレア「…お互い不本意かとは思いますが、今は協力しましょう。」
アルベル「フン。」
クレア「これから戦闘とクリエイションで徹底的にこき使うので、覚悟なさって下さい。」
アルベル「…………!」
投獄理由なんて、カルサア修練場以外にも随分ありそう。





<ロキシの元で育ったのがマリアだったら>
ハイダにて
マリア「たまにはこういうのも良いわね。」
ソフィア「そうだよ。マリアってばいつもパソコンにかじりついているじゃない。勉強も良いけどたまには遊ばなくっちゃ!」
マリア「そうね。でもソフィア、あなたはもう少し勉強なさい。遊んでばかりでも駄目よ。」
ソフィア「えへへ。」
ソフィアはマリアにタメ口だけどお姉さんのように思っていると妄想。


ロセッティ一座の楽屋にて
スフレ「いずれはアタシのサイン一つで星一個買えるくらいの値段がつく予定っ!」
マリア「あり得ないわね。こんな落書きに。むしろ人様の服に勝手に落書きした慰謝料とクリーニング代が欲しいくらいだわ。」
ソフィア「マリア、相手は子供だよ?」
マリア「だから何?子供ならなおさら、ちゃんとしつけないとね。」
スフレ「うう〜っ!!」
マリア様は子供には冷たい。


バンデーン襲撃時
マリア「お父さん、お母さん!」
ロキシ「ここは私たちに任せて、早く!!」
マリア「分かったわ!骨は拾えそうもないけど、墓は立てておくから!!」
ロキシ「死亡決定!?」
マリア「行くわよ、ソフィア!!」
ソフィア「でもおじさん達が…」
マリア「そんなの後!!」
ロキシ「そんなの…」
マリアは一旦決めたら振り返りません。


ノートンとの戦い
マリア「こんな田舎惑星でご苦労な事。ていうか物好き?」
ノートン「うるせぇ!俺だって好きでいるわけじゃねぇ!!」
クリフ「おっとそこまでだ。俺はそのマリアっつう地球人に用事がある。死なれるとまずいんだよ。」
マリア「やだ…こんな未開惑星でナンパ?あなた神経どうかしてるわよ。」
クリフ「そういう言い方するな!!」
ノートン「俺様の邪魔をするなぁぁぁ!!」
クリフ「お前もうるせーよ!!!」
実際クリフよりミラージュの方が誤解は少ないと思います。


イーグル内にて
ミラージュ「お帰りなさい、クリフ。…何だか随分お疲れのようですね。」
クリフ「まあな…」
マリア「何よ、女性がいるならこの人に来てもらえば良かったのに。」
ミラージュ「それもそうでしたね。申し訳ありませんでした。」
クリフ「俺のフォローは無しかよ…」
胡散臭さレベルはクリフの方が上なので仕方ないです。





<フェイトの好み(微フェイアル?)>
 フェイトは女好きである。特に年上好みで、ミラージュにアタックしてはダブルエリアル・レイドを食らい挙げ句に幼なじみのサザンクロスに撃沈される始末。いつかはブレアをお茶に誘ってクールに断られ、鷹の目のお姉さんをナンパして無視されていた。
「その割に君、ネルやクレアには靡かないわね。そうでなくてもシーハーツには君のファンが多いのに。」
「僕のファンになってくれるのは嬉しいけど、残念ながらファンクラブの子って若い子が多いんだよ。僕は年上の色気のある美人が好みなんだ。」
 ファンの女の子達が聞けば怒り狂うか卒倒しそうな言葉だ。尋ねたマリアは呆れるだけで責めもしなかったが。
「ネルは色気無いからともかく、クレアは?」
「いくらネルさんでも、色気がどうこうなんてマリアには言われたくないだろうね。」
 すかさずマリアの銃が光る。瞬時に繰り出された一撃を紙一重で避け、フェイトは肩を竦める。
「それに僕、美人は好きだけど狡猾な人は駄目なんだ。単純一途な方が可愛いじゃないか。あ〜あ、外見クレアさんで中身がネルさんだったら良かったのに。」
「二兎を追うものは一兎も得ず、よ。」
「ていうかアルベルが女だったら理想そのままだったのに。」
「塵になりなさい!!」
 またも繰り出されるマリアのレーザーをフェイトは避けて笑う。
「そんなに怒るなよマリア。仮定の話だろ?本気だけど。」
「黙りなさい!!」
「そうだ、今度ゴッサムと協力して性転換薬を開発しよう。」
「楽しそうだな。」
「そりゃ理想が現実になるかもしれないし。」
 フェイトは浮かれていて、まともに相手の顔を見ていない。但しマリアと思っていたはずの声は、女とは思えないくらい低い。
 嫌な予感がして、ぎぎぎ、と音が鳴りそうな動きで首を向けるフェイト。向けた視線の先にいるのは、その瞳に強い怒りを宿したアルベルの姿。
「つくづくテメェはロクな事考えねぇな。」
「ア、アルベル・・・」
 フェイトの笑顔が引きつる。対するアルベルは、その顔に全く感情を映さない。その様子からアルベルは話を殆ど聞いていたらしい。アルベルは黙って刀を抜き、ニヤリと笑った。
「・・・殺す。」
「ぎゃああああっ!!!!」
 絶叫しながら全力疾走で逃げるフェイトをアルベルが怒りながら追う。
「待ちやがれ変態!!!」
「待ちやがらないっ!!!!」
 全力で追いかけっこをする二人の姿を見て、マリアは呟く。
「楽しそうねー」
 怒りがすっかり萎えてしまい、無気力にマリアは彼らを眺めていた。





<ほのぼの料理(アルマリ)>
 以前のマリアは、料理には全く興味を示さなかった。クォークのリーダーとしての責務を果たそうと必死になるあまり、それ以外の女の子らしい事は何一つ覚えようとしなかった。マリア自身それを後悔した事は無かった。それは必要な事であり、何を犠牲にするかを間違っていたとも思わない。
 けれど、今になって思う。少しくらい料理も覚えるべきだったと。
 マリアだって女として、好きな人に手料理を食べさせたいと思う。相手はそんな事であからさまに喜んでくれるわけないが、少しでも誉め言葉が出れば上出来である。そう思って挑んだのだが・・・
「駄目、全滅。」
 いくら頑張って作っても失敗作ばかり。かろうじて作れたのはチョコバナナデラックスやバニラアイスなど、全て甘味。彼が一番嫌いそうなものである。
「駄目ね。こんなんじゃバカにされるわ。」
 一日中ファクトリーに閉じこもってできたものは、大量の失敗作と、僅かばかりの甘味。とても食べてもらえそうにない。
 マリアは落ち込んでて、ファクトリーに人が入ってきたのにも気づいていなかった。
「おい。阿呆。」
 声を掛けられて初めて存在に気づく。そしてマリアは固まる。そこに居たのは、マリアがこんな惨状を作り上げた原因のアルベルだった。そしてこんな無様な姿を一番見られたくない人物でもあった。
「・・・何よ。」
「テメェ、一日中引きこもって失敗作ばかり作ってやがったのか?」
「成功品もあるわよ!!少しだけど・・・」
 声を荒らげるも、後半は声を落としてしまう。自分で言って情けなくなる。
 アルベルはその少ない成功品を見てみたいらしくマリアをじっと見つめていたが、いつまでも反応しないマリアを見限って自分で探し始めた。
 程なくアルベルが見つけたのはチョコバナナデラックス。馬鹿にされるか呆れられるか。想像して落ち込むマリアだったが、アルベルの口から出たのは全く意外な言葉。
「食っていいか?」
 頭の中が真っ白になり、言葉の意味を理解するのに時間が掛かった。そしてマリアは聞き返す。
「・・・甘いもの、好きなの?」
「悪いか。・・・テメェだってそうなんだろうが。」
 アルベルは罰が悪そうに顔を背ける。
 どうやらアルベルは、見かけに反して甘いものが好きらしい。自分と同じ―――
「良いわよ。私も食べようと思っていたところだし。」
 手料理とは違うけど、今はこれでも良いかと思った。
 何にしても、まだまだ修行は必要だけれど。





<アルベルのペット(アルクレ)>
 いつものようにアリアスの領主屋敷で、ふとクレアが呟いた。
「そういえばアルベルさん、昔はペットを飼っていたって話してましたよね?」
「ああ?それがどうかしたか?」
「いずれペットを見せるって仰ってたのに、結局見せてくれませんでしたね。」
 笑顔で威圧するクレアに、アルベルは思わず後ずさる。それを約束してから結局忘れていたのだが、クレアはずっと根に持っていたようだ。
「・・・今見せるのは無理だぞ。」
「でも、どんなペットを飼っていたのかくらいは教えてください。」
 全く譲らないクレアに、アルベルは観念して話す。
「竜とルムと猫とトロッコモンスターとバーニィとスライムと・・・一応カルサア修練場にも食用のモンスターなら居る。」
「・・・竜はペットなのですか?」
「疾風のエアードラゴンは違うが、屋敷の中に別種の竜が大量に。ベクレル鉱山にいる奴と同じブラスドラゴンだ。」
「・・・ルムは風雷の所有では?」
「風雷しか飼っちゃならねぇって話はねえよ。」
「トロッコモンスターなんて一体何故・・・」
「昔気に入ってカルサア山洞から持ってきたんだが、周りの奴に捨ててこいと言われて仕方無く返してきた。結局ひねくれものと気まぐれなんて使えねえとか抜かしてきやがったが。」
 そういえばネルが、ひねくれとか気まぐれとかいうのがいて、まともに動いてくれなかったとか言っていたが・・・まさか。
「スライム・・・」
「地下水路に遊びに行った時、いつの間にかひっついてたからそのまま連れてきた。」
 食用のモンスターは聞いた事がある。以前食料不足になりかけたとき、試しに食べてみたら意外と旨かったとか。アーリグリフの土地柄、食料不足はいつもの事だし、食えるなら何でもというのも仕方ないだろう。第一裕福な土地で飢餓の苦しみも知らず、のうのうと生きてきたシーハーツの人間に彼らを責める権利も否定する権利もない。だが・・・
「私も慣れなきゃならないのかしら・・・」
「何でテメェが慣れる必要があるんだ?」
「愚問です。」
 頭を抱えながらも、クレアはいつもの調子で返す。案外余裕はあるようだった。





<猫好き同盟>
 その光景を見かけたのは偶然だった。
 一人の男と一人の女。どう考えてもあり得ない組み合わせに見える。けれど双方ともに非常に仲良さげに話している。
 そしてそれ以上に気になったのは、彼らの周りでにゃーにゃー鳴いている猫達。エリクールの猫は尻尾二本なんだなと感心しつつ脳裏に浮かぶのはプリン頭の青年。
 ・・・じゃなくて。
「あのさ、ソフィア。何でマクウェルさんと一緒に居るんだ?しかも大量の猫を引き連れて。」
「あ、フェイト。見て分からない?」
 分かるかボケェ。
 ・・・と女性には優しいフェイトは本音を飲み込み建前のさわやか笑顔を見せる。
「分からないから聞いてるんじゃないか。」
 シーハーツの女性(クレア除く)を徹底的にメロメロにしてしまうフェイトの胡散臭い笑顔は幼なじみで慣れているらしくソフィアには通じない。彼女は特別何の反応も見せず答える。
「私とマクウェルさんは、同盟仲間なんだよ。」
 ・・・一瞬、ソフィアの言葉が飲み込めず固まるフェイト。
「・・・同盟?」
 ようやく呟いた言葉にソフィアは笑顔で頷く。
「うん!私とマクウェルさんで猫好き同盟!!!」
「・・・・・・。」
 真っ先にフェイトが思った事。

(センス無い名前だなー)

 マクウェルの頭の上で、フェイトの心情に同意するように猫がにゃーと鳴いた。





<銀髪ガングロ達>
 アルベルの2pカラーは銀の髪に褐色の肌。スフレと同じカラーリングである。
「アルベルちゃんアタシとおそろいだねっ!!」
「ひっつくなガキ!!」
 スフレはアルベルとおそろいなのが余程嬉しいのか、はしゃぎまくってアルベルに抱きついたりしている。カラーリングの事もあってまるで兄妹のように見え、端から見ていて非常にほほえましいのだが、少し引っかかる事がある。
「スフレ、クリフも2pは銀髪ガングロよ。クリフじゃ駄目なの?」
 そう、マリアの指摘する通りクリフも一応同じカラーリングなのだが、スフレはそちらには見向きもしない。そしてスフレは間髪入れず即答した。
「アタシはアルベルちゃんの方がい〜のっ!!」
「何で?」
「アルベルちゃんの方がかっこいいもん!!!クリフちゃんはもう年だし、誰だって若い方が良いでしょ〜」
 良くも悪くもはっきりものを言うスフレは、結構悪気無しにズバッと断言する。
 つーか、酷い。
「ちょっとスフレ、それはないんじゃないの!?あれで年甲斐もなく若作りで頑張っているのに!!老けたマッチョは意外と無駄にナイーブなのよ!!!」
 スフレも酷いが、マリアも相当に酷い。
 どん底に落ち込むクリフに気づくと、マリアはクリフを指差し怒りの声を上げる。が。
「ほら見なさい、クリフが鬱陶しくも落ち込んでるでしょ!?」
「・・・トドメ刺したのはテメェじゃねえのか?」
 静かに突っ込むアルベルに、マリア以外の全員が心の中で同意した。





<親馬鹿はほどほどに(アルクレ)>
 いつもは辛気くさいシランドの街。が、アドレーがいるだけで雰囲気は大きく変わる。更にこんな時アーリグリフからの使者が現れるとますます騒がしくなる。この場合、使者というのは大抵アルベルである。
「はっはっはっ、来おったかグラオの息子!!いい加減クレアと祝言を挙げる気になったか?ん?」
「俺の名はアルベルだ!!いちいちそんな呼び方するんじゃねぇ!!!」
「早う覚悟を決めんか。クレアも首を長くして待っておるぞ。」
「人の話を聞けクソジジイ!!!」
 話が全く噛み合っていない。既にシーハーツに来た目的を半分以上忘れているアルベルの絶叫が性懲りもなく響く。
 騒ぎに気づいて飛んで来たクレアは、高笑いするアドレーに全力で術を放った。
「レイ!!!」
 無理矢理範囲を絞ってアドレーだけに当てるとは流石クリムゾンブレイド、と言うべきか。いや、流石クレアか。
「全くもう・・・済みません。いつもいつも父がご迷惑をおかけして。」
「・・・あれは本当にテメェの父親なのか?」
「はい、ものすごく不可解で納得いかない、むしろ人間の神秘とまで言われていますし、私も信じられない上に自らの不運を嘆いたりもしましたが、間違いなく私の父です。」
 笑顔で毒を吐きまくるクレアに、実の娘にここまで言われるとは・・・とアルベルは何とも言えない気分になった。





<ウルザ溶岩洞・フ○イ注意報>

 ウルザ溶岩洞の、かつてクロセルがいた場所で死闘が行われた。相手は緑の服の女の子。耳はメノディクス族のものだが、ロジャーは面識無いらしい。
 戦闘終了後の少女の一言。
「私は諦めない・・・その力があれば、ヴァルハラを・・・」
 謎の言葉。戦闘前も少女は何やら言っていた。世界を破壊し、瓦礫の上に新たなヴァルハラを築くとか。
 一瞬の後、フェイトとマリアが同時にお互いを指さし少女に向かって口を開く。
「「この人連れてっていい(わ)よ。」」
 そしてすかさず舌戦が始まる。
「マリア、遠慮する事は無いよ。君の好きな破壊活動が出来るみたいだし。あの子についていけば?」
「冗談。君こそついて行きなさいよ。女好きでしょ?」
「生憎、僕はロリコンじゃないんでね。それに君、僕があの子について行ったら幸いとばかりにあの子ごと僕を殺す気だろ?」
「お互い様よ。」
 不気味な会話を続ける二人を冷ややかに見つめ、アルベルが少女に掛け合う。
「あいつら二人とも連れてかねぇか?」
 無表情のアルベルに対し、少女は笑顔で答えた。
「馬鹿は要らないわよ。」





<毒舌スフレ>
 ムーンベースでスフレを連れた一行は、スフレの提案で武器を取りに来た。出迎えたレオンに、スフレがフェイト達を紹介する。
「かっこいいけどすっごい腹黒で大魔王なのがフェイトちゃんでー」
「ははは。誰もが認める爽やか好青年にそれは無いだろスフレ。」
「可愛くて胸がおっきいのがソフィアちゃん。」
「・・・えっと。」
「おっきくて頭が足りてなさそうなのがクリフちゃん。」
「をい。」
「きれいで偉そうで自分以外の全てを見下してそうなのがマリアちゃん。」
「否定はしないけど、毒が含まれてない?」
((否定しないのかよ!?))
 約2名の心の叫び。
「で、怖い顔で、変な頭と変な服で風邪引きそうなのがアルベルちゃん。」
「クソガキが・・・」
 にこにこ笑顔のスフレと後ろの人たちの殺気に、反応に困ったレオンであった。






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