カズヤで自分が勝つ上で必要だと思っていることについて書いていこうと思います。
他のキャラでも結構共通することはあるかもしれません。
いろいろ話し出したらキリがないのも事実なんで、気が向いたときに書き残した
レビューみたいなものをアップしていきます。
戦術論1(2005年7月)
このゲームで上・中・下段でどれが大事かっていったら、どう考えても中段攻撃だと考えているんですが、
中段攻撃っていうのはそもそも鉄拳で中・下段の2択を迫る時の選択肢の片側ってことになるわけで、さらにその性能を細かく見ると、
基本的にほぼ全キャラで、
・基本的に中段のほうが下段より隙がない=リスクが少ない。
・必ず立ってガードしなければならない=しゃがみステータスやジャンプステータスの暴れを押さえられる。
ということが挙げられるでしょう。上段攻撃はしゃがまれる可能性としゃがみステータスに負けるリスクが生じる。
下段攻撃は下段捌きやガードからの反撃と、ジャンプステータス技がこわい。
よってシステムから考えても隙のない中段はローリスクに攻めるための最も有効な手段の一つである、と言えます。
が、
カズヤにはそんなに使い勝手のいい中段攻撃がありません。
カズヤを使う場合、これを立ち回りの技術で補わなければならない、ということをわかってください。
カズヤを使った後に平八などを使うとこの意味がよくわかると思います。
じゃあカズヤは他のキャラに比べて劣っているのかといえば、
劣っているというよりは、システム上中段技そのものが強いだけなんだと思います。
カズヤにも当然強い要素はあります。挙げていくと
1.発生の早い浮かせ技、風神拳を持つ。
2.同じく発生の早い立ち上がり途中の浮かせ技、ダブルアッパーを持つ。
3.腿砕きと奈落払いの下段、鬼切り包丁などの中段の2択が強い。
それぞれの項目について解説します。
1
風神拳は理論上では相手の13フレーム以上の硬直に対して確定でヒットさせられます。
「相手の技をすかしたとき、隙の大きい技をガードして浮かせ技を決める」というのは
鉄拳の最重要課題の一つなわけですが、カズヤは十分にこの条件を満たしているわけです。
2
ダブルアッパーも同じ概念で、重要な違いは「立ち上がり途中から出せる」ということ。
上段攻撃をしゃがんでも立ち上がり途中の攻撃の発生が遅ければ相手のガードが間に合ってしまうわけですが、
ダブルアッパーは発生12フレームで、浮かせ技としては全キャラ中最速の発生速度です。
3
腿砕きはガードされても反撃がなく、リーチも長い、ヒットして有利と
他のほとんどのキャラの下段攻撃がガードされると反撃を受けるのに対して、この性能は例外です。
また、奈落払いはガード時のリスクが高いものの、見切られにくい下段でありながら
ヒット時は派生技で30ちょっとのダメージを与え、ダウンさせて続けて攻められると、
これほど都合のいい下段技がそろっているキャラはそうはいません。
中段技の浮かせ技の性能は他のキャラと大体同じなので、他のキャラに比べて下段の性能がいいというわけ。
総じて、「ワンチャンスでいかに多くのダメージを奪うか」という条件をカズヤは
このような形で満たしているわけです。
いいことばかり述べたので以下に悪いことをツラツラと書いていきます。
カズヤを使う際の課題
1.風神拳を確定反撃に決めたり、すかしに当てるのが難しい(コマンドミスしやすい)。
2.ダブルアッパーは発生が早いけどリーチがない。
3.他の主力となる中段のほとんどがリーチがなく、使い勝手が悪い。
4.固め能力が低い。
1
まず風神拳について。上に書いたとおり、確かに確実にヒットさせられる状況で
確実に風神拳を決めていくのは意外と難しいのです。「崩拳をガードしたらダッシュ最風で浮かせられる」
というのはカズヤをそこそこ使っていれば知っていると思いますが、
知ってる人の中で実際にできる人はいったい何人いるのかと。俺はそんな人ほとんど見ません。
2
それからダブルアッパーについては、マジでリーチがありません。
ガードして少しでも距離が離れる下段に対しては有効に機能しない場合があります(例 ニースラの先端ガード)。
3・4
使い勝手のいい中段技がない=固め能力が低いといっていいでしょう。
というのはカズヤの2択攻撃は強力だと述べたわけですが、鉄拳5になってからのセオリーに
「2択が来たらジャンプステータス技で暴れろ」
ってのがあります。ジャンプステータス技で暴れれば、
浮かせ技の中段がきても空中ヒットして痛くない+下段はすかしてこっちの技がヒットする(一部例外あり)
と、何かと都合がいいので、鉄拳知ってる人は必ず頭にこれが入ってます。
ジャンプステータス技で暴れるのを抑止するには、
上段攻撃で潰す(攻める)
中段攻撃で潰す(攻める)
技そのものをすかして反撃(待つ)
のどれかになりますが、カズヤは暴れを潰すための有効な中段がない(リスクとリターンがあまりかみ合っていない)ので、
他の2つのどちらかになります。上段攻撃で攻めるか、待つかの2通りになりますが、
上段攻撃にしゃがみステータス技をあわせられると普通に負けます
(例 風神拳で固めようとしたらスネークエッジを合わせられ、逆に浮かされた)。また、当然しゃがまれても終わりです。
「待つ」の選択肢は確かに有効ですが、待っててもばれたら相手から攻められるだけです。
鉄拳わかってる人は待ってるのがわかった時点で逆にこちらが2択をかけられる可能性が出るのは重々承知のことと思います。
よって以上のことから
相手が暴れで出した技を上段攻撃や、すかし待ちで対処し、ここぞというところで2択を仕掛ける。
ことが求められます。強キャラの場合、とりあえず打っとけ的な凶悪な中段を
持っている場合が多いのですが、そんなもんはカズヤにはありません。
相手キャラの性質や相手自身の癖を見抜いて、それに応じた技・行動を選択する(中段技以外で選択しなければならない場合が多い)
という、対戦ゲームの技術に加えて、正確に風神拳を入力すること、
中段技に厚みがないという壁を乗り越えることを求められているのがカズヤというキャラなのだと思います。
まあ、対戦ゲームの技術っていっても、要するにぶっぱより守りのセンスが必要なのではないかと。
カズヤの戦術っていうよりむしろ鉄拳ていうゲームそのものをよくわかってねってことでひとまず終了w