-The another Kabotya Story- 南瓜伝説〜記憶の彼方〜  (作:ロト)


〜プロローグ〜

時は今を遡ること百数十年…

世は暗黒の時代を迎えていた…南瓜戦争勃発である。

元来、南瓜と人類は共に同じ世界で平和に暮らしていた。

だがある日を境にその平和は音も無く崩れ去った。

南瓜による人類支配を目的とした「世界を総べる者」が現れたのである。

「世界を総べる者」は圧倒的な魔力を用い、全ての南瓜の頂点に君臨していた。

だが「世界を総べる者」は南瓜達を束ねるだけでは飽き足らず、平和に共存していた人類にまでその魔の手を伸ばしていった。

配下である南瓜達を使い、世界のほとんどの街が滅ぼされ、たくさんの人々が無残にも命を奪われていった…。

しかし、中にはまだ滅ぼされていない街もいくつかあった。

その中の一つ、「ルクレティア」。通称「かぼちゃタウン」

ただ南瓜達が侵攻しに来ないだけなのか、何か不思議な力で護られているのか…、ただの一度も襲われたことがなかった。

そんなかぼちゃタウンの一角に一人の少年の姿があった…。

一見、何処にでもいるかの様な風貌、だがその瞳には他の者とは違う何かが宿っていた…。






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