自動改札機の実験について

 
 
 
ネット上でF-117を名乗る某氏と仲間達の実験は過激だった。
一人が切符をいれて通過するところに密着してもう一人が通過する、
この世では恐らく匍匐前進に次いで豪快なキセル突破方法だ。
 
 
……皆さん御存知だと思うが、標準的自動改札機は匍匐前進なら捕まらない。
そもそも扉が引っかからないのもそうだが、センサーが幼児を捕まえないように
匍匐前進で身長を一定以下に下げれば通過自由となるのである。
 
ただし、匍匐前進すると駅員に捕まるので無駄なのは言うまでもなし。
 
そこで考案されたのがパッキングツイン作戦だ。
……名前は勝手に付けたが、上記の通りの二人通過の手法である。
これは、密着することで一人の肥満者が通過したのと同じように判定されることを利用している。
 
ところで、この調子で何人もくっついて通ることは不可能ではないのではないだろうか?
例えば、両手にゴルフバッグを抱えて通過するときなどは、
明らかに三人分の影があるように見えるが、通れる。
じゃあ、人間三人通過も可能?
 
 
以前、本川越駅二階の無人改札で四人通過をやっている人を見たが、
この時は引っかかっていた。
結論から言うと不可能のようだ。
 
しかし、この原因について私は、やはり隙間を判定されたと考える。
常識的に考えて荷物や、巨大な人を判定するのにタイムアウトを設定しているとは思えない。
 
改札機から出てきた切符を取るとその時点で通過は不可能になると思われる。
そこで取らずにいると、キンコンキンコン警告される。
しばらく待つと、西武の旧型の場合約30秒で切符は収納されてしまう。
……実験した人間だ。
その後エラく怒られたが。
 
恐らく、この30秒の間に通過できるモノはなんでも良しだと考えるのが普通だ。
密着などの必要ももしかしたら無いのかも知れない。
 
が、万が一隙間の判定が入っていると厄介なので、対策も考える。
 
大荷物を持った場合、人間は横向きに改札機を通過する。
そこで、これを密着通過に応用する。
 
通過する者同士ががっちり肩を組み、その状態で通過するのだ。
すると隙間は全く出来ないので、この場合二人の通過を機械判別は不可能だ。
 
……未実験だが、ここで考えを止めてしまうのは少々もったいない。
しかも、横向き通過はあからさまに怪しくキセルだとすれば確実に捕まる。
 
……もちろん、キセル目的でやってはいけません。
やるときは全員が切符を持っていることが条件です。
 
さて、じゃあ横向き密着で一体何人が通過できるのか。
切符の飲み込み時間は最大で30秒とすれば、かなり出来るのではないか。
 
……さて、私と同じ学校、J北高校に通う三年生諸君に提案だ。
卒業式の日、全員が券を持った状態で実験に参加しないか?
上板橋駅の改札で、横向きタッグをくんで通過するのである。
参加することに応じる方は、是非最寄りの掲示板で報せてくれ。
 
 
あとマメ知識だが最近、車椅子用に幅が広い自動改札がある。
あれ、横向きに二人並んで通過できるよ。
今度試してみ。これは実験済みだから。
 
……もちろん、キセルは犯罪です。
あくまでも、切符をいれるのが面倒くさいからと言う理由で行うのですよ。
 
 
 
 
2000年12月23日、深夜
一階層上へ帰る