ドラゴンクエスト4PS版
ゲームをして思ったことその@
ホイミン自分に「ホイミ」かけすぎ〜!
ゲームをして思ったことそのA
またクリフト「ザキ」連発かよ〜〜〜!
ゲームをして思ったことそのB
トルネコってやっぱり馬車の中?
ゲームをして思ったことそのC
いきなり「私たちは本当の両親ではない!」はないだろ〜!
ゲームをして思ったことそのD
また愛妻弁当売っちゃった・・・。
ゲームをして思ったことそのE
聖水が使えなくなってる!!!はぐれ系に逃げられまくり…。
まあ、冗談はさておき、久しぶりにドラゴンクエスト4をプレイしました。
前回(といってもファミコン版)は高校生の時にやったもので、そのときの記憶では『これは今までのドラクエぢゃない!』といういい意味での驚愕さが感想でした。何よりも敵のボスの悲しい生き様がストーリー性を非常に重厚にしていたからであります。ストーリーを全部話しますと時間がつぶれるので割愛しますが、こんな話です。
主人公側の話
主人公は平々凡々とおきらくな平和な生活をしていました。いつまでもこんな普通の暮らしができたらいいね、と幼馴染の女の子に言われてうなずく主人公。しかしながらそんな幸せも長くは続かなかったのです。
主人公の住む村が魔族の急襲に遭い、村一族が全滅。かろうじて主人公は村の奥の倉庫のさらに地下にかくまわれて難を逃れました。やがて物音がしなくなった後に主人公は地上に出るわけですが…崩れ去った町並み、血みどろの肉塊になった知り合いの山。もちろん幼馴染の女の子も四肢散散となっていました。声の出ない主人公…誰も声を上げるもののいなくなった、村であったそこは、何もなくなってしまったのであります。それまでの平和な暮らしが一変して悲しい一人生活。
しかしながら実はその主人公は、世界を救うたった一つの希望の星、天空の民であり、この世でただ一人の勇者だったのであります。そしてこの後、長い長い冒険の旅が始まるのであります。
ピサロ側の話
魔族の王子ピサロはエルフの女の子と人の入ることの難しい山奥に平和に暮らしていました。理由としては、エルフの涙が実は高価なルビーになるという阿呆な言い伝えが人間界に伝わっていたため、欲深い人間達から身を隠すためです。
ピサロはエルフを匿っていましたが、それでもどこかで嗅ぎつけたのか、欲深い人間たちはやってきました。その度にピサロはその輩達を懲らしめて追い返していました。でも決して人殺しはしなかったようです。それがエルフの願いであり、心優しいピサロの思いやりでもありました。
世界をどうにか魔の世界にしようとするエビルプリーストはこのピサロに目をつけました。そして人間は欲深で救いようの無いおろかな生物だと解き話したのであります。最初は耳を貸さなかったピサロは各地で起こる人間の悪行や人間の自分勝手な行動から来る事件事故に怒り、そしてエビルプリーストの話に同調していくのであります。ピサロはエビルプリーストの本来の目的を知らないので、人間の悪い面しか見ていません。
その中で起こる最愛の人の拉致。そのあと、その最愛の人(エルフ)は人間達に撲殺されてしまうわけで…。私達が人間に何をした?そうピサロの心の叫びが聞こえてきそうです。しかしながら死んだものは決して生き返ることはありません。私がこのピサロの立場だったら、いや、皆さんがこの立場だったとしても考えは一つしかないと思います。最愛の人が殺されての行き場の無い怒り・・・。その後、怒りに狂ったピサロは本当の意味での『デスピサロ』となり、人類殲滅を考えてしまうのです。
話は飛びますがここでロザリー自体を拉致したのは愚かな人間なわけですが、それをたきつけたのはエビルプリーストだったそうです。人間に「あそこに悪い魔女がいるから、退治してくれ、その後はそこにあるものは自分のものにしていい」といった具合にです。
補足でありますが当時ファミコン版でさえ、8ビット機でさえ、そのロザリー拉致誘拐監禁暴行事件(すごい犯罪だよ!)は非常に残酷に表現されていました。「このやろう、早く泣け!」と脅す卑しい人間の男に殴られ、蹴られ、涙を流さずにはいられないエルフの女の子…その殴打の時の聞くのも苦しい嫌な効果音も耳に残っています。私は高校生ながらこりゃゲームでもリアルさを追求しすぎたストーリー展開だな、とぶるぶる震えた記憶があります。
最終的に優しい心を失ってしまったピサロはこの後、見るも無残な強大で醜悪な姿に成り下がり、時の勇者たちに倒されてしまうのですが、何ともそれだけでこの物語を終わらせていいものだろうかと考え、ふけってしまうのは私だけだったのでしょうか?この物語の根底には人間の愚かしい悪の心や悪の誘いに簡単に乗ってしまう弱い心が見え隠れしていた気がしてなりません。
いつの時代の人間も自分勝手さと欲深さは捨てきれないと歴史が証明しているわけですが、それをゲームに反映するのは当時のどのメーカーさんもやっていませんでした。今作品のように悪の発生根拠が実は人間の側にも大きくあるんだと明言したDQ4は、それまでの勧善懲悪RPGでは誰も考えない発想を盛り込んだことで、他にはない格を有していたと思います。
ゲームの内容を5つにわけで厚みを持たせる技法や、カジノ、NPC、AI(え〜!?)の利用にも関心しましたし、いろいろな意味で非常に印象に残った作品だったと思います。