英雄皇国ブラガリア設定。

 黒竜帝ブラックを頂点とした多民族大国家。ファーランド南部に存在し、この辺りに多数存在した小部族を『黒竜帝ブラック』と『ギガンティック(現在王城ドラゴンパレス)』、そして『魔神兵団』等などの圧倒的な力とカリスマによりまとめあげて4〜5年前に建国された。首都は南部海岸沿いにある『ヴァ(バ)ハムーティア』。現在ファーランド南部では最大の国である。

 

<国>

 国家としての気風は自由が主体である。基本的には農業と商売で経済は成り立っている。首都バハムーティアには町の一部を使った巨大なバザー会場などもあり、多くの旅人や商人、冒険者などが訪れ、この国を気に入ってそのまま住みつくものも多い。また、ファーランドでも有数の冒険者が集まる国でもある。その分犯罪者なども多い様に思われるが、法律がしっかりしているため、実は犯罪はそれほど多くない(法律的には日本やアメリカのよう)。さらに言うならば、おそらくファーランドで一番人間以外にも開かれている国で、エルフ、ドワーフ、ダークエルフ等は当然のごとくフェザーオルクやマーマン、フェアリー、果てはゴブリンやコボルト、オーガーにジャックオーランタン等まで、法さえ守るなら誰でも、いくらでもこの国に住む事が可能なのである。政治の重要な役職についている亜人間も少なくない。また、人々の貧富の差もまだ、それ程圧倒的ではない。この国に住むものは、自分と自分の家族の名前、年齢、職業などを国に申告する義務がある。

 六大神信仰の国で、ファラリス神殿も国内には普通に立っている。ただし、この国でのファラリスの教えは『神は我々に自由を下さった。だからこそ人間は自分自身の意思で欲望を押さえねばならない』と言う考え方が一般的であるため、忌み嫌われているといことはない。(もちろん例外に悪事を考えているファラリス信者もいるが。)

 

<英雄団(ヒーローズ)>

 この国の大きな特徴として、先に上げた『果てしなく自由な気風』の他に『英雄団(ヒーローズ)』がある。ブラガリアには国の軍(ブラガリアは陸海全てに軍事力を持ち、噂では空軍もあるらしい。)とは別に、『英雄団』と呼ばれるものがある。これは黒竜帝ブラックに認められた者30人から成る集団で、一人一人が一部隊にも匹敵する、と言われるほどの腕利きのみで構成された強力な集団である。彼等はブラガリアからの全面的な後援がうけられるのであるが、別にブラガリアに住んでいる者、ブラガリアに勤めている者だけで組織されているわけでもなくファーランド中から選ばれている。『英雄団』のメンバーはその証として、魔力のこもったナンバーの入った玉をそれぞれ持っている。これが本物であるかどうかはブラガリアに確認をいれるか、他のメンバーの玉と近づけると共鳴し会う事で確認が出来る。また、強いだけでなく人格的にも優れていて、ただ一人で戦争を止めた者、邪悪な組織をつぶした者等、それぞれが人々に英雄と認められるようなさまざまなエピソードを持っている。

 『英雄団』に所属する者の行動は基本的にはそれぞれの自由である。たまにブラックからの依頼と言う形で仕事が行く事もあるが、他に本職がある者、冒険者等、それぞれに職業を持っている者がほとんどであり、一同が1箇所に集まったと言う記録は『英雄団』が結成された時のみである(普通考えて見ればそれほどの人材達が何時も暇ということはありえないはずである)。それ程の人材を集めて、ブラガリアの全面的な後援までして作られた『英雄団』であるが、実は『英雄団』としての活動はほとんどが秘密なのである。何ゆえ黒竜帝ブラックがそこまでして『英雄団』を作ったのか。一体何のためにこの『英雄団』があるのか、その真の目的を知るものはブラック本人と、『英雄団』のメンバー達だけである。

 しかし、ブラガリアだけでなくファーランドの中でも有数の人々の憧れであり、信頼されているのが『英雄団』である。ちなみにその名を騙る事はブラガリアに対する国家反逆罪とみなされていて、ハッキリ言って命がけであるのだが、それでもたまに居る辺りが『英雄団』と言う名前のすごさを感じさせる。また『英雄団』は、お互いの同意のもとで、しかも黒竜帝ブラックのもとでのみメンバーの交代が行われる事もある。

 

<ギルド>

 この国にはさまざまなギルドがあるが、大きなギルドとしては『冒険者ギルド』『盗賊ギルド』『商業ギルド』等がある。『冒険者ギルド』は一般的に宿屋と一緒になっていることが多く、人々の依頼を冒険者に斡旋したりしている。首都バハムーティアには『冒険者ギルド本部』もある。『盗賊ギルド』は基本的な仕事としては悪事を働いたものを見つけ出して裁く仕事や、流れてしまった盗品探索や探し人などが基本的な仕事である。『法律ギルド』と呼ばれる事もあり、上納金などは必要ないが、スリや盗賊行為は許されていない等、他の国の盗賊ギルドとは大きく存在意味が違う。バハムーティアに『盗賊ギルド本部』があり、ブラガリア各地に支部を持っている。『商業ギルド』はブラガリアの全ての商業、税を仕切っている。国営で運営されており、ブラガリアに住んでいる人々はここに税を納めねばならない。といってもそれ程多くのお金は取られず、金持ちも貧乏人も一律年間50G(ガメル?)程である(13歳までの子どもは20G。45歳より上からは必要なし。)。払えなかった人々は、盗賊ギルドから人材が派遣され、払えなかった理由の確認、払う気があるのなら仕事の斡旋などが受けられる。あまりに税金を払わずにいると(5〜6年?)国外への紹介状を渡されてしまう(笑)。『商業ギルド』もまたバハムーティアに本部が、各地に支部がある。この税金はブラガリア国内に住むものだけが対象であり、旅人や冒険者など宿屋に泊まっている人々には適用されない。また、商売をするものはそれとは別に50Gかかる。これは家族ではなく、家長一人のみが対象である。商売上のトラブルはここを通して解決され、内容によっては『冒険者、盗賊ギルド』にまわされる事もある。また、家族の申告もここで行う。

 

おまけ(笑)

幻の海賊島オーロラ

 海賊『海の牙』達の住む島。自由都市国家連合の東の海にあるといわれているがその場所はハッキリしない。と言うのも、実は古代王国時代に作られた巨大な船の上に街があるのである。さすがに動力は生きていないが、ゆっくりと海流に乗って海を流れているので、位置が動くのである。それにより今だに場所を特定できるのはこの島に住む海賊達だけである。この島に住むものはみなファイターの訓練をつまされる(最低でもファイターレベル1を保有する事になる)。

 

<海の牙>

 自由都市国家連合近辺に出没する海賊達。海の掟を知らぬ者達には容赦なく襲いかかってくる。が、いつでも海賊行為をやっているわけでもなく、普段は漁などをしているものが大半である。また、難破した者達を港まで送り届けるなど、全体的に義侠心に熱いのが特徴でもある。

 それと、海の遺跡などを調査するのも彼等『海の牙』だけだろう。これは近辺の海を知り尽くしている彼等だけに出来る事だからだ。現在の『海の牙』は『海賊女王マリーゴールド』と呼ばれる人物が仕切っている。『海の牙』の首領と言う事は、自動的に海賊島オーロラの代表でもあると言う事である。



(設定:アリバーバさん)

戻る

冒険者ギルドトップへ戻る