空条承太郎

3部でも十分コワかったが、4部に入り無敵となってしまった筋金入りJoJo屋3代目。そのずば抜けた観察力と冷静な判断力は、敵ばかりか味方にも恐れられている。接戦型のパワースタンド「星の白金」の持ち主であるが、初登場時は牢屋にせっせと差し入れ(笑)を持ち込んでいた所を見ると、ひょっとしたら選択の余地があったのかも。

賢者から貰った木彫りの像を、力(近距離パワー型)と使うか知恵(遠距離探索型)と使うかってな感じで(笑)。んで、対アヴドゥル戦でパワー炸裂させちゃったもんで、固定されてしまったと。探索型の承太郎って全然想像できないけど、もしそうなってたらどんな3部になってたんだろー。それはそれで頭脳戦?コワ〜。でもオラオラなし。これは笑える(爆)。

しかし頭もキレるし行動力もあるのに、妙に面倒くさがりの結果オーライ主義と、判断材料がないと突然短絡に走るところは危険極まりない厄介者(4部になっても健在だったのがもっと困る)。おまけに執念深いときたもんだ、3拍子そろっとるな。(あ、私、承太郎大好きですよ。嘘じゃあなくて、本当に)

初登場時は見るからにヤバそうだったが、4部では好い男になっていて一安心。止めに入る花京院がいなくなって、成長せざるを得なかったか(笑)。尤も仗助の取り巻きに「やかましいッ!」と怒鳴り散らしているのを見た時は「うわあぁぁあっ10年たっても成長しとらんのかいなーっ?!」と心はすっかりスモーキー。大人になってくれて良かったよ…(嘆息)。

相変わらず愛想は悪いものの『承太郎さんが居れば速攻解決、万事OK!』な、脳天気高校生集団の面倒を実に良く見てる。さぞかしストレスも溜まった事でしょうが、その分仗助にプレッシャーかけて適度に発散していた模様?(笑)。それにしても音石の電話を受ける承太郎の機嫌の悪そーなカオ、めっちゃコワいっす(この辺はまだ3部のカオしてる、承太郎だけ)。部屋の中なんだから、帽子とりなよ…(笑)。

余談ながら、半年近くも杜王町に滞在していられるなんて、冒険家って優雅だなー(笑)。しかし何でヒトデで博士号なんだろう。実際に海洋に出ているんだから、もっと面白そうな題材が山程あったろうに。しかも今頃。現場(海)に出ているとスガスガしくなっちゃって、論文なんか書く気になれなかったのだろうか。それでもって杜王町に足止め食らって、仕方ないからいっちょ書くか、で博士号取ってしまったの?。なんかわかんないけど凄いや(笑)。ヒトデだし(拘ってる)。

心境の変化か30の大台に乗ったせいなのか、5部での「わたし」はちょっと行き過ぎ(笑)。ま、タバコ芸の存在を知る人は少ないだろうて(笑)、おすましさんでも許しましょう。あれはかなり命取りとなるよーな気がするが(笑)。汐華初流乃との関係を問う康一に、昔の写真を見る承太郎の表情、切ないなァ(愁歎)。見ているこっちの方が泣きたくなる。個人的にはあの写真の花京院、音石みたいでヤなんだけど(爆)。イギーもよく写真に収まったもんだ。

それにしても3部当初の承太郎は『人間性の偏り=スタンド(精神力)の強さ』の方程式を地でいくような、見事な片手落ち。人間関係におけるコミュニケーションの取れなさ具合は、まさに病的。根っから無口って訳ではないんだよね。ジョセフとかお喋り好きの解説者がいるから黙ってるだけで、状況を把握している人間がいない時なんかは、ちゃんと説明してるし(あわあわあわ)。

単に喋るのが億劫なだけっていうのかな。いかに心の中に優しさを秘めていようが、最低限のモラルは身につけましょう。あの女性蔑視の呼称は何だ、しかも母親にまで。本当に優しければ、と言うか相手に対する最低限の尊敬があれば、そんな言葉は出てこんぞ。『理解できる奴だけ判ればいい』でも別にいいけどね(こんなところで怒っても仕様がないんだけど、(笑)。

ついでに自分が勝手に作ったルールを力任せに相手に押し付けてはいかん(笑)。『はき気のする「悪」はわかる』人でなによりだが、人間不信の花京院とも相俟って、特別な能力を身につけるにはなにかしら欠陥を伴ったハングリーさが必要なのか、と思わずにはいられない。

ジョセフのスタンドがイバラだったのって、一番実生活に不満がなかったから、それ程強力なスタンドを必要としなかった結果のような気がする(異論は山程出そうだが、取り敢えず簡略に言えばの話。4部のスタンドもまたちょっと質が違うし)。

尤もあのお取り撒き連中を見ている限り、別段周りの人間とコミュニケーションが取れなくても支障はないか、と納得させるなにかはある(笑)。ジョセフを『おじいちゃん』と呼ぶ承太郎は、違和感漂いまくってたし(笑)。まぁ、登場シーンがエキセントリックだっただけで、どんどん好い男に成長していく承太郎がたんのーできる、と思えば良いのか(笑)。内面の表現方法を身につけた、とでも言うべきかな?。ポルナレフを笑顔で慰めるところはちょっとコワいけど…(笑)。

ジョースター家の特徴として家庭的に薄幸、とあるが、ジョナサンとは別な意味でこの人も不幸でしょう。知らんうちに年下の叔父がでてきたり、血の繋がった赤の他人の存在が明らかになったり、姿の消える従妹ができたり(笑)。父親不在だしな。尤もこんなことでグレる程やわい神経の持ち主ではないのは、周知の事実。

ただひとつ気になるのは、間接的とはいえジョナサンの肉体を破壊した事。これはー…。死によってのみ安らぎが得られる、と言うのは、死を与える者に尋常でない負担をかける訳であって…しかも肉親、100年近く前の話だとしても。更にジョナサン対黒騎士ブラフォードのようなフォローも何ら無し。徒、倒しただけ。苛烈だ…(愁歎)。

汐華初流乃の調査に行けなかった理由は、ここいら辺で複雑に絡まってるような気がしてならない(実際承太郎がイタリアに行ったら5部が3話位で終わっちゃいそうだから、というのはこの際却下(笑))。あの承太郎をして躊躇わせる感情、というものはもう想像もつかないけれど。

3部という舞台設定上仕方なし、というかこれはもう最初から承太郎の役目と定まっていたものだろうけれど、だからこそ却って(逆説的に)ジョセフに引き受けて欲しかったなーと。じーさん、死んでる場合じゃあないって(苦笑)。そのために老体にムチ打って、エジプトくんだりまで旅してきたのではないのか?。

なんか脱線気味。閑話休題。

クジラなんかよりよっぽど絶滅の危機に瀕してる「大和撫子」を、早いとこ保護してしっかりその監視下に置いて下さい(笑)。しかし大和撫子が承太郎に会ったらきっと卒倒しそうだな。ま、でも奥ゆかしい日本女性は芯は強いでしょうから、心配することもない?(笑)

とにもかくにも、3部で失った仲間に殉ずることなく、ちゃんと幸せになって下さい。切実。

でも6部再開にあたって『4部の時点で、実は出てこなかっただけで妻子持ち』だった、なんてのはちょっと厭だ〜(T_T)。近未来で血統重視したら、これ位っきゃないじゃーん(泣)。2020年あたりが舞台になれば、仗助の子供でも可笑しくないッ!5部以降に結婚するのは構わんが、4部はやめてね〜〜っ。ジョセフの浮気は仕方なしとしても(おいおい、いいんかい(笑))、そこまで無理やりこじつけしないで〜〜(爆)。