この頁では「混沌の地」での冒険の進め方について、モデルケースを模索します。
「混沌の地」での冒険を行うに当たっては、
まずPCの「立場」を決めなければなりません。
しかし、多くのPCはまず最初に、何らかの理由でアレクラスト大陸から
「混沌の地」に渡ってきた【冒険者】を演じることになると思いますので、
とりあえずここではそれに沿って話を進めます。
○11人目の子供
○ドロス砦
○凶主の遺跡の探索
○混沌の征伐
○イデオロギーの対立
○さらなる発展
○
11人目の子供(
遙かアレクラストから海を渡って「混沌の地」に降り立った【冒険者】がまず赴く先は
「
11人目の子供(」か「ドロス砦」でしょう。
恐らく、ひとまず落ち着ける場所を求めて「
11人目の子供(」に
向かう【冒険者】が多いのではないかと思います。
「
11人目の子供(」では食料などの調達もできるでしょう。
PCたちがアレクラストからお土産を持ってきていれば相当に歓迎されるはずです。
運が良ければ、住人から何らかの依頼を受けるという形を取ることもできます。
ただし、「混沌の地」では「貨幣」が流通してませんので、報酬の与え方は考慮する必要があります。
「
11人目の子供(」は決して裕福な村ではないため、
何もせずに長居をする【冒険者】は村人にとってしだいに厄介者になっていきます。
村人の態度は日毎につれなくなっていき、最終的には労働を要求される可能性もあります。
PCは「混沌の地」に来た目的を果たすべく積極的に行動するべきでしょう。
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○ドロス砦
多くの【冒険者】は「凶主の遺跡」の宝を目当てに「混沌の地」まで渡ってくるものと考えられます。
一般的な【冒険者】にとって「帰還者の手記」に書かれていることの中で
肯定的な情報は「凶主の遺跡」の宝の情報のみだと思われるからです。
そして「手記」に唯一記述のある「凶主の遺跡」が「ドロス砦」であり、
そこには莫大な古代の書物が放置されていることが書かれています。
他に古代王国の宝が眠っている可能性も書かれているでしょう。
【冒険者】がまずドロス砦に向かうのは自然な流れといえると思います。
しかし、「混沌の大地I」に書かれているとおり、
ドロス砦には【落人】の『混沌』に支配されている『はぐれ者』が住んでいます。
【冒険者】たちは彼らに出会ったときにどのような行動を取るでしょうか。
『混沌』と初めて遭遇して、どのような戦術をとることが出来るでしょうか。
『はぐれ者』にはどのように対応するでしょうか。
ここでの行動がその【冒険者】たちの今後の行く末を占う事になります。
もし、最初にこの砦には行かず、例えば、アレクラストに帰る道で立ち寄った場合、
PCたちが【落人】などでは物足りないレベルになっている可能性があります。
その場合は、「光の夜」のイベントを発生させても良いと思います。
ドロス砦の地図は「混沌の夜明けII〜III」や「混沌の大地I」等の小説中の
記述から拾い出して、自作することができるのではないかと思います。
それが面倒でも、恐らく、ケイオスランド・ワールドガイドには付属されるものと思います。
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○凶主の遺跡の探索
『氏族』の【戦士】は自らの強さを『氏族』中に認めてもらうため、
「女王」から「啓示」を受けて「探索」に赴きます。
「啓示」を受けた「探索」には【戦士】の技量に適した困難が待ち受けているようです。
すなわち、『氏族』の【戦士】には「冒険者の店」の代わりに
「女王」からの「啓示」が用意されているわけです。
「探索」の内容は主に「凶主の遺跡」に「魔剣」を取りに行く、という形になるようです。
「探索」中には、予め決められた「援助者」以外に、他の『氏族』からの援助が
受けられないことになっているようですので(混沌の大地II-P193参照)、
【冒険者】が「探索」途中の【戦士】を「援助」するということはまれでしょう。
しかしながら「探索」の儀式にとらわれない【冒険者】たちは
それと無関係に財宝を求めて「凶主の遺跡」を目指します。
そして『氏族』の風習にはお構いなしに財宝をあさるでしょう。
アレクラストではそれが当然なのですから。
しかし『氏族』の考え方は異なるために問題が起きます。
財宝を奪ったと解釈され『氏族』に追われるかも知れません。
その遺跡の「探索」の権利を巡っての競争が始まるかも知れません。
逆に協力し合って、うまく「探索」を終わらせることが出来るかも知れません。
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○混沌の征伐
『氏族』にとって『混沌』は絶対悪です。
多くの【冒険者】が最初に接触する現地人が『氏族』であるため、
その思想を大きく受けることになるでしょう。
また、多くの『混沌』は生きるためには何をしても良いという
思想のもとに行動しているため、アレクラスト出身の【冒険者】にとっても、
その行動は「悪」に見えることが多いでしょう。
そのため、【冒険者】が『混沌』を退治するという場面は頻繁に起こり得ます。
多くは【落人】の『混沌』を退治するという依頼になるでしょうが、
話の展開として『混沌』の【王】や【大王】を征伐する。という流れもあり得ます。
それから『氏族』は『はぐれ者』も征伐の対象としています。
しかし【冒険者】の立場からは『はぐれ者』の征伐は後味の悪いものに
なりかねませんので避けておいた方が無難です。
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○思想の対立
「混沌の地」の状況が分かってきた時点でゲームは次の段階に入ります。
「混沌の地」における「立場」による考え方の違いをある程度理解したら、
今度は「遺跡相手」でなく「人間相手の物語」が始まるのです。
『氏族』には厳しい戒律があり、些細な考え方の違いによって
『氏族』同士の対立なども頻繁に起きています。
今までは倒すのみの相手であった『混沌』も
様々な考えを持った者がいることが分かってきます。
どのような行動をとれば有利なのか、不利なのか。
自分にとって、許すべき相手なのか、許さざるべき相手なのか。
自分にとって、相手にとって、どのような解決が最も良い解決なのか。
様々な考え方の中で決断し、その結果、人間による物語が進んでいく。
そのようなシナリオを作っていくことになるでしょう。
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○さらなる発展
【冒険者】として一通り「混沌の地」を冒険し終えたら、
今度は、他の「立場」を演ずるということも出来ると思います。
【遠征隊員】や【隊員の子孫】として【冒険者】と共に冒険に赴く、とか
『氏族』の【戦士】になって「探索」に赴き【族長】や【大族長】を目指す、とか
『混沌』『はぐれ者』を工夫して演ずるのも良いと思います。
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