〜修得〜
2の月18番目の日
今日は一日中、料理の材料の見張りだ。火にはかけていないが、細かな泡が立ち、だ
んだん暖かくなってきている。適度にかき回して、冷ますのが必要だそうだ。
弓の手入れと仲間の賢者に古代の言葉を教わって過ごす。
2の月19番目の日
今日も材料の見張りの続き。
昨日から本格的に教わっている下位古代語はなかなか難しい。だが、だんだん少しず
つ、こつがつかめてきた。何でも、下位古代語よりさらに何倍も難しい上位古代語とい
う言葉もあるそうだ。仲間の賢者にもその言葉は分からないという。
あと数日教われば、あとは自分で勉強できるだろう。言葉は冒険者として生きていく
のに必要な技術だ、と私は思っている。一応西方語と共通語の読み書きは出来るが、な
んといっても、古代語の知識がないと冒険者としてはやっていけない。
今日の夕方に料理人が着いた。今日は富豪の家に泊まっている。