〜強盗〜
10の月12番目の日
昨日の夜には夜盗が出た。幸い見張りをしていたので、簡単に撃退することが出来た。
気のせいかも知れないが、宝石を狙っているような気がした。宝石を持っている神官
に向かっていく者が多く、しかも、それが本気で倒そうという感じではなかった。宝石
を壊してはいけない事を夜盗どもも分かっているように。まあ、気のせいなのだろう。
今夜は宿なので大丈夫だとは思うが、気を付けるようにしよう。
10の月13番目の日
今日は、昼間から襲われた。街道なので大丈夫だと思っていたら、道が細くなったと
ころで、冒険者風の者達に襲われた。不意打ちだったのと、相手の方が6人と数が多く、
戦いに慣れた者が多いため、非常に苦戦した。しかし、こちらの精霊魔法が効果的に働
いたことと癒しの力もあって、何とか勝利することが出来た。
相手はなんと宝石の使い方を運んでいた者達だった。宝石を奪えばそれを使ったり、
売ったり出来ると思ったらしい。
町までもう少しだったので、連れていって官憲に突き出すことにした。
そういうこともあり、町に着いたのは日が暮れ始めてからだった。
襲ってきた者を衛視につき出すと、早速、届け先の金貸しの所に行った。
しかし、金貸しには、今日は遅いので明日の朝にしてくれないかと言われて、我々は
やむなく宿に入った。