〜戦い〜
3の月9番目の日
神官戦士がダークエルフに殺された。巡回をしようと村を出たところで背中から刺さ
れたのだ。急遽村に戻る。妖魔たちがこれを機に襲ってくることが考えられる。
ダークエルフは2人のように見えた。
この可能性を考えていた者はいなかったのか。
癒しが無くなった。
3の月11番目の日
ダークエルフは2人。確認した。
一人が指揮して、一人が姿を消して来ている。
背中を見せないことで対抗するしか方法が無い。
仲間がすでに3人殺されている。
3の月13番目の日
ダークエルフの一人を仲間が倒した。若干持ち直したが、すぐに体制を整えたようだ。
手強い。
3の月14番目の日
ダークエルフが一人になって、勢いが衰えるかと思ったのだが、間違いであった。か
えって、指揮系統が一つになって、動きが機敏になった気がする。非常にまずい。
3の月19番目の日
数日前に足に怪我を負って、素早く動けなくなってしまった。そのため、私は後方部
隊に回された。だが、今日私の放った矢が、一人残っていたダークエルフを偶然に射抜
いて、戦況は一転した。
連携が崩れた妖魔どもなど、各個撃破していけばよいだけのことだ。妖魔達が逃げ出
していくのも時間の問題だろう。
3の月22番目の日
ようやく、妖魔どもは逃げていったようだ。しかし、多大な犠牲を払った。これが冒
険者の生活なのだろうか。
今は命があることを感謝することにしよう。