〜戦闘〜
8の月10番目の日
いよいよ、中央部の部屋を残すのみとなった。賢者によれば、あの守護者達は、我々
全員で戦ってやっと倒せるくらいの怪物だという。もし全員で挑んで守護者を倒せたと
しても、その向こうの部屋に出口の合い言葉がなければ、遺跡の中で飢え死にするだけ
だ。その危険を背負い込むことは難しい。
やはり遠くから攻撃する方法を考えないといけない。しかし、通路は曲がっていて、
矢を射ても当たる率が低い。せめて先制攻撃くらいはどうにかしたい。
8の月11番目の日
いろいろと試しているうちに、床の怪物は火に弱いことが分かった。壁の魔物はこつ
こつと弓や投石で破壊していくことにした。通路は入り組んでいる。一体ずつしか狙っ
て打てない。攻撃されると魔物の像は、飛び上がってこちらを攻撃しに追ってくる。何
とか反撃して倒していくのだ。
守護者はどんどんよみがえってくる。しかし、こちらが壊していく方が若干早い。明
日は突破できるだろう。
8の月12番目の日
いよいよ、中央部の部屋に入った。魔物との戦いは危機的状態が何度もあった。司祭
の癒しがなかったら、とても勝ち目はなかっただろう。空を飛ぶ相手の戦いはとてもつ
らい。早くしないと守護者がよみがえって来るという恐怖との戦いでもあった。
やっとの事で入った部屋の奥に、両手で抱えられるくらいの箱が置いてあった。とり
あえず、慎重に罠のないことを確認して、その箱ごと遺跡の外に急いで持ち帰った。
遺跡から出ると、もう暗くなっていた。少し離れて野営。すぐにこの箱を狙ってくる
者などはいないだろうが、一応用心しないとならない。