〜役人〜
11月22番目の日
今日は役人と会うための準備だ。万が一、賄賂が必要になったときのためのものも用
意しないといけない。賢者の調査によると衛視は2000ガメルほどの金額で買収され
ているようだ。倍くらいの金額を用意すればいいだろう。
後は、役人に伝えることの復習。
11月23番目の日
役人に会ってきた。
城の中に入るまで、いや、入ってからも街中の全員が敵に思えた。
城の衛視に導師から預かっていた紹介状を渡し、役人に取り次いでもらった。この衛
視まで買収されていたらどうなることだろうと思った。一応、紹介状の写しは持っては
いたが、とても不安だった。賢者は、確認済みだから大丈夫と言っていたが、
だいぶ時間が経って、その衛視が戻ってきて、役人の所まで案内してくれた。
まず、会ってくれたお礼を述べた。そして、賢者が役人に事情を事細かに話した。
こちらがどのような苦境に陥っているのか。
導師から仕事を受けてから、金貸しとどのようなやりとりがあったのか。
こちらには落ち度は全く思いあたらないこと。
部下の衛視が買収されているというのは管理力がないのではないか、など。
役人は渋い顔をしながらも話を聞いてくれた。しかし、衛視が賄賂を受け取っている
ことは頑として認めなかった。
しかし、最後には調査をすることを約束してくれた。もちろん、調査費用として持っ
てきたものを渡したのだが。
今は、賢者の知り合いという人の家に泊めてもらっている。
11月24番目の日
お世話になった賢者の知り合いに礼を言い、仲間の元に戻った。昔に喧嘩別れした仲
間も独自に動いてくれているということだったので、一応、挨拶をしておこうと思った
が、賢者に止められた。賢者の方から十分に感謝の意は伝えてあるので良いということ
だった。
11月25番目の日
今日は隠れ家で一日過ごした。2,3日様子を見るという。