〜狩り〜
2の月15番目の日
今日からいよいよ狩りだ。私がこの仕事に入った意味がやっと出た。今までは、何と
なく、お荷物のような感じがしていた。しかし、このパーティで鹿を追うのは私以外に
は出来ない。やっと役に立てて、ほっとした。
とはいえ、簡単に獲物が見つかる物ではない。一日目は痕跡を若干見つけるくらいで
終わってしまった。
2の月16番目の日
まだ鹿は見つからないが、鹿の足跡は見つけた。明日はこの足跡を辿ってみよう。
夜になって、夜番をしているときに、鹿の姿らしいものを見た。聞いていたのと同じ
くらいのちょうど良い大きさの鹿だ。仲間に後を託して、すぐ、追いかけることにする。