〜発動〜
8の月23番目の日
いよいよ、導師の方で合い言葉が分かったという。早速皆で魔術師ギルドまで出かけ
た。
ギルドの庭にある池まで行って、模型の船を浮かべた。導師が下位古代語で「水霊(ウ
ンディーネ)の道よ開け」と言った。船は微かな光を発し、徐々に大きくなった。
光が収まって、船に乗ってみた。安定感がある。6人まで乗れる位の大きさだ、という。
船を下りた後、導師はまた下位古代語で「地霊(ノーム)の道よ開け」と言った。船は、
また、光を放ち、縮んでいった。
何かとても感動した。
この船を、導師は8万ガメルで買い取るという。仲間と相談して、売ることに決めた。
我々で持っていても仕方のない物だ。
それにしても思いがけない大金を手に入れることになった。4人で分けて一人2万ガメ
ルだ。