〜再編〜
4の月3番目の日
今日は久しぶりに一人で仕事探しだ。こういう結果になって帰ってので、仲間だった
連中とは次の仕事の話などをしていないのだ。
しかし、一人の者に出来る仕事が早々転がっているわけもなく、今日は空振りに終わ
った。
4の月4番目の日
今日も仕事探しをして、店を回っていると、この前の遠征の時に一緒になった他の仲
間の者に出会った。聞くとやはり一人で仕事を探しているとのこと。実際には仲の良か
った者3人で行動していて、彼ともう一人の戦士が別に仕事を探しているそうだ。もう
一人の者は怪我がひどくて宿で休んでいるとのこと。とっとと寺院に行って治療しても
らえばいいと思うのだが、まあ、理由があるのだろう。
相談して、仕事が見つかったら、一緒にやろうということになった。相手は盗賊をや
っていると名乗った。自ら盗賊と名乗る者には始めて出会ったが、そう特別なことでは
ないらしい。
街の外での仕事を主にしている者にとっては、盗賊と名乗ることは不利なことではな
いとのことだ。仕事を受けるときに、自分の能力を示す手っ取り早い方法であるから。
もっとも、町中で公然と名乗っていては、衛視の目に留まる。あくまで仲間内のみで
ある。
後から合流した女戦士はまじないの歌も歌えるとのことだった。とても良い声だ。疲
れが取れる気がした。