〜成功〜
2の月17番目の日
私たちは、森から帰ってきた。捕れたのは当然、普通の鹿である。
これから3日間、借りてきた桶に入れ、頂いてきた香りの強い香料と強い酒を混ぜた
物に浸して蓋をしておかなければならない。臭みを取り、味を引き立たせるのだ。色は
抜け、白くなる。有る程度の温度管理も必要だ。
料理法も大変であるそうだが、それは今仲間が呼びに行っている料理人にやっていた
だこう。我々は手伝うだけだ。
何はともあれ、冒険はもう成功に終わったと言ってよいだろう。
心地よい充実感。求めていたのはこれだと思う。