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神さまの謎かけの話

ある地方のラーダ神殿にて、若い神官が親しい信者と話している

「・・・真の知識神という神が居るという話を聞いたのですけれど」

「その話は私も噂に聞いて気になっていたのですよ。
それで調べてみました。
今は山猫の神になっているメルキシュという神こそ
真の知識神だ、ということみたいですね」

「それであなたは信じているのですか?」

「いや、私はラーダを信じているのですから」

「そうですよね。でも何でラーダ様以外の神を
真の知識神などと呼ぶのでしょう?」

「それには神々の時代にあったという謎かけの話を
知らないとならないでしょうね」

「その話とはどんな話なのですか?」

「そうですね。少し長くなりますがお話ししましょう。

ラーダ神とメルキシュなる神との間でどちらが知識神として
優秀かを決める勝負が神代にあったらしいです。
そこでメルキシュはラーダ神が唯一知らない謎を問いかけたそうです。
私にはそんな謎があるとは信じられないのですけれどね。
しかし、ラーダ神はご自身が知らない謎が一つしかないことを
知っていたので、その答えをすぐに見つけ出すことが出来たそうです。

ただメルキシュなる神の信者はラーダ神が答えを
匠の神ガネードに盗ませたと信じていて、
それでメルキシュこそ真の知識神だと言っているようです」

「それは事実なのですか?」

「私には分かりません。しかし、ラーダ神が答えを盗んだのだとしても
その解決法に価値があれば知識神を名乗ることは許されると思います。
知識を超えた知恵をもラーダ神は司ると私は考えておりますので。
そういうラーダ神が復活されることを私は祈っております。」

「ありがたいお話をありがとうございました」

「いえ、教義とは少し離れたお話をしてしまいました。
少し反省しております。ラーダの知識があなたとあらん事を」

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