Jamboree

飲めや歌えの一月




01/01/31 「ま、きわめてゾンビに近い存在といえような」
 「電童」……もひとつ関わりの薄かった乙女にスポットがあてられ、みどり母さんの落ち着いた反応ともども、なかなかよかった。「ガサラキ」と「リヴァイアス」で名前を憶えている谷口悟朗さんの絵コンテ。
 着替えや食事の話を持ち出した銀河は「のーてんき」という扱いなのだろうが、視聴者には「おおっ、地に足のついた思考や」と映ってしまった。おやつ云々はともかく、前は北斗のほうがそういうことを真剣に悩み、銀河は何も考えないという位置づけだったよーな。三幹部のウイッターが銃を突きつけたとき、「超時空世紀オーガス」のムウ兵士を思い出して興奮したが、そんな奴わたしだけか。クロックマネージャーで敵を時間停止、それをガトリングボアで狙い撃ちとは「問答無用ファイアー」な攻撃だが、「ラゴウにも使えよ」と子供でもツッコミ入れそうな展開はいかがなものか。ま、いきなりクロックマネージャーなんて言われても、子供はそれが何かいちいち覚えてないだろうけど(笑)。
 重機獣を見ていて思ったのだが、マジンガーから続くロボットアニメの伝統を受け継ぎながら、一話完結の定型繰り返しを採用せずに次回へとグイグイ引っ張っていく展開を見せる「電童」は、思っていた以上に完成度が高い作品かもしれない。

 「パワーパフガールズ」……絵柄にこだわりがないおかげで適応も早いのか、結局ハマってしまった。お気に入りはバターカップ、ムスっとした顔でワニのぬいぐるみを抱きかかえるシーンがよい。役割分担がハッキリしているので、バブルスとブロッサムあっての魅力なんだけどね。それでもバブルス派とバターカップ派に分かれるんだろうな、きっと(笑)。ザンスファンのツボとしては、ブギーマンの話で「ベッドの下の怪物」が定番であることがよくわかることかな。
 「ザ・プラクティス」……十三歳の少年が母親を銃で撃ち殺す事件が起こる。理由は友達とキャンプへ行くのを強硬に反対されたから。現実をドラマに反映させるケリーらしい脚本である。法廷で少年を成人として裁くかがどうかが争われる(ヘレン対ドネル)。一方、ユージーンは、警察の不法な取り調べ(弁護士を要求したのに中断しなかった)を受けた殺人犯を弁護することになる。ふたりとも負けるのだが、最後にボビー・ドネルがユージーンに語る言葉が泣かせる。ただ、歌をバックに流して登場人物のそれぞれの様子を映すというアリー風の締め方はいらなかった。ふたりの男が気持ちを分かち合う、そこで終わらせるほうが「ザ・プラクティス」にふさわしい。

01/01/30 「おめえさん、しばらく、ここで働いていかんかね?」
 「地球少女アルジュナ」……教育アニメでんがな、すっかり。畑に極力足を踏み入れないようにして、一見草ぼうぼうのところで様々な作物を作る農法(無農薬で肥料を使わないのは当たり前)、というのは教育テレビ(午前中の授業向け番組)で前に観たことがあったので、「ふむふむ、アレのことか」と肯いていた。汚れきった一現代人のわたしがいまさら感動するはずもないが、まあ、本来の対象視聴層が何か感じるというのなら、それでいいのだろう。わたしは無農薬玄米食の日々をおくった経験があるが、そう人生観変わるようなものでもない(すぐ慣れる)。そのとき、時夫に相当する下衆な現代っ子は、何も変わらず下衆なままである(文句しか言わない)ことも確認している(笑)。サービスカットは多かったが、反応するまではいかず。変則エンディングとお遊び予告には、最近のマニアック系アニメの特徴が出ていた。

 「ヒヲウ戦記」……アバンはなんと生麦事件、イギリス人一行が蒸気からくりの馬に乗っているという絵がすごい。映像は斬りつけられる直前で止め、殺傷されたことはナレーションで済ませるというもの。このギリギリ加減が「ヒヲウ」らしい。本編のほうは、史実(有馬新七の名が出てくる)にちなんだ単発エピソードと、ストーリー全体にかかわってくる動き(風陣とマスラヲ、清河八郎と謎の公卿、天狗の剣)が絡み合って、興奮するというよりはややこしい。會川昇さんらしいかも。特殊な技能を持つ主人公(たち)に没落貴族系のフィクサーがその力を利用しようと接近してくる、という流れはひとつの定型だが、面白いことはたしか。
 ヒヲウが華の性別を確かめようとするシーンは、なんだか利用されそうだなぁ、いろいろと。どういう方法で確認するつもりだったんだろう。テツも今回ばかりは「か、かわいい」と思わざるをえなかった。作業着姿の華と雪はいつもより子供っぽく見えた。マチはしっかり脇が見えるまで両袖をまくっていてすばらしい。ゲストキャラの有坂は、わかりやすい声の緒方恵美さんだった。

 「新ハイランダー」……不死の革命家(フランス革命の市民→現テロリスト)が登場。敵となる不死の民が女だと、主人公のアマンダも女であるおかげで盛り上がる。モータルの倫理観に縛られていないアマンダは、相手が凶悪なテロリストでも助けられた借りを返すために逃がそうとするが、最後にはやっぱり首チョンパ。それがこのシリーズのパターンだが、ダンカン・マクラウドとの違いが出ていて面白い。
 「ヴォイジャー」……セブンが多重人格に苦しむ"Infinite Regress"の回。いつもながら役者さん(声優含む)は楽しそう。スタートレック冥利とでもいおうか。ナオミ・ワイルドマンの登場に「おっ」と声をあげてしまう自分、いかんいかん。セブンを教師に選ぶと大変そうだぞぉ。異星人(生命体6339)のボーグ対抗策(ウィルス)を台無しにしかけたヴォイジャー、アンタら、ホント疫病神だね。で、ボーグには救世主。
 「ホミサイド」……スナイパーの前編。ヤバいよー、順調にキャラを把握している、このままハマるのか……。おかげで、シネマチューズデーでやってた『裸のランチ』をチェックできなかったし。

01/01/29 「泣いてるぜ……おまえのベイが。おまえの卑怯さに!」
 「ベイブレード」……わはは、おもしれーじゃねぇか。ベイは思い通りに動いてくれるらしい。「ゾイド」と違って、ネタとして笑えるからイイ。「ゾイド」はメカものということで「Gガンダム」が連想されるようだが、実際に「Gガン」の血を受け継いでいるのはこの「ベイブレード」だな。主主主なオープニングも気に入った。ベイブレードで熱く歌いあげても注目されそうにないが、アニソンとしてはすばらしい。絵がツラいところはあるが(マックスの顔、崩れすぎ)、レギュラー五人の声優がいいからなぁ。桑島さんも達者な面々に刺激を受けて役作りしてるって感じ。五人めのレイは久川綾さんということで、満足満足。
 「ビックリマン 2000」……緊迫した襲撃シーンと、過去の回想シーンが目まぐるしく入れ替わる、凝った構成の「カンジーの一番長い日」の回。妄想を刺激するマーネスの活躍に喜んでいたら、タケルたちが倒してしまいそうな勢いだったので、ノクスが早々と消えたのを思いだし、かなり焦った。しかし、生き延びたことにホッとした……のに、最後は身内に後ろからグサリとヤられてしまった。ああー、なんというもったいないことを(凶滅)。
 「スターゲイト」……律義にも「うれる堂」で椎名へきるさんをチェックしたついでに観た。ファンサイトでダニエルが「石棺ジャンキー」になるとは聞いていたが、それはギャグ表現だとばかり思っていた。しかし、本当に文字どおりジャンキーと化すはめになろうとは。人格まで変わってしまって、最後はボロボロになっていた。

01/01/28 「おまえはこれ以上、この世界にいられなくなったのじゃ」
 「タイムレンジャー」……最終回直前の話、泣ける展開だった。わたしなら「クウガ」よりこちらを選ぶね。実際「クウガ」では感極まることはなかったからなぁ。「クウガ」は役者の演技や映像の魅力で見せてくれたが、「タイムレンジャー」の成功は脚本の力、セリフの魅力によるところが大きいため、わたしの好みに合うのだろう。
 Vレックスのパイロットの死については、竜也にVコマンダーが引き継がれることで、竜也の死が歴史上正しくなるのではないかと予想していたが、滝沢直人はついに死んでしまったようだ。リュウヤ隊長のデータ記録で伏線があっただけに、このまま済むとも思えないのだが。これはつまり、正しい歴史では竜也が「Vレックスのパイロット」として死ぬはずだったのが、直人が「代わりに」死んだ、ということかもしれない。彼の死が未来を変えた、ということで直人も報われるのかねぇ。
 ヴォイスコマンドの解除というのは、Vコマンダーに相当する操縦装置を開発したのかと思っていたら、Vレックス本体をいじった結果らしい。大した技術力だな、オイ。竜也の命令に反応するVレックスという流れは、その伏線から予測できたので受け入れられるものではあったが、ちょっと強引さがあったかも。
 今回素晴らしかったのは、もちろん未来に帰った四人の過去が改変されていたことにより、2001年へ戻ることへの葛藤が存在したことだ。それもかなりのシロモノだ。なにしろ、アヤセは死の病を免れることができ、ユウリは死んだ家族(父母と妹)を取り戻すのだから(ドモンの競技生活復帰はともかく)。小林靖子さん、やりますなぁ。鳥かごの少女については前回同様、さぶいものがあったけどね、はぁ。

 「仮面ライダーアギト」……作品の方向性をもっと変える、つまり雰囲気がかなり明るくなってしまうんじゃないかと予想していたが、全然そんなことはなかった。おかげで個人的にはガッカリせずにすんだ。G3は仮面ライダーというよりはメタルヒーローの刑事。Gトレーラーからバイクで出陣する様子に、飛葉ちゃんばりに「アンノウン、退治する!」と言ってほしい妄想が浮かんだ。しかし、G3の後でアギトの姿を見るとツラかったね。特撮ファンにはメタルヒーローのデザインのほうがカッコイイんだもの。
 豹男はカッコ悪くはなかったのだが、ぬいぐるみ臭さを感じさせたことに、「クウガ」初期の印象を思い出してしまった。これも慣れたらオッケーになるのかな。動きにキレがなかったことも気になった。布のふんどしがなくなったら、今度はケツまるだしな感じがちょっと恥ずかしい(笑)。で、アンノウンデザイナーの名を確認すると……おおう、出渕裕さんではないかー、ないかー、ないかー。こりゃ、めでたい。ダイナマンのころのカッコイイ獣人系デザインがまた味わえるのか、ワクワク。そう思うと、豹男も途端によく見えてきたりして(笑)。もうひとり参加しておられるのが、RPGファンには馴染み深い名前の草g琢仁さんだった。

 「おジャ魔女どれみしゃーぷっ」……最終回。前作無印の「どれみ」最終回と感想は似たようなもの。わたしは前作の最終回ではそんなに感動しなかったし、最終回直前の回は面白くないとまで言ったぐらいで、前作を「しゃーぷっ」に比べて持ち上げるファンではない。正直なところ、今回の「しゃーぷっ」の最終回のほうがグッとくるものがあった。ただし、これは作品を観る気合が前作より増しているせいともいえるので、客観的な評価はなかなか難しい。
 呪いの森は侵入者に「生きては帰れない」ほどの試練を与えるはずだから、四人はもっと重い精神テスト(艦隊アカデミーの入学試験なみ?)を体験すべきなのだが、さすがにそんな時間はなかった。一話まるまる割いて「しゃーぷっ」のクライマックスとするのが正しかったが、FLAT4という余計なものを入れたから、その余裕がなくなったんだー(笑)。「タイムレンジャー」のメンバーに与えられた葛藤と比べてみれば、「しゃーぷっ」の試練がいかにぼやけたものであったかよくわかる。
 最後の障壁破りは、おとなの視聴者は四人全員倒れていく流れが読めるから、ひとりずつ挑んでいくのも受け入れられるが、作品内で考えると、例えば最初のあいちゃんだけ眠りについたらどーするんだ、と思わずにはいられんぞ。シーンそのものは、ドキッとさせる絵でそんな考えを吹き飛ばす勢いがあった(愚)。下はレオタードだったのね。セーラー戦士に近いな。もちろん欲をいえば、裸(ラインのみで透過、肌の色はなし)までいってほしかったが、「どれみ」は良識派の視聴層も多そうなので、あれが限界かな。あいちゃんの服の破れかたが、最初ということもあって一番インパクトあったのは嬉しかった(笑)。
 呪いが破れるのはハナちゃんが大きくなってから、ということで作品世界のダイナミックなシフトはおきなかった。そりゃま、そうか。魔女でも見習い魔女でもなくなってしまう、「しゃーぷっ」で独立させる終わりかたは前作同様よかった。続編「も〜っと」があることで感動が薄まるところもそっくりそのままだが。ハナちゃんとの別れで頭がいっぱいで、妖精のことは忘れ去られていたようだし(笑)。エンディングが大変心地よかったことはたしか。わたしの一番の泣きどころが、あいちゃんが窓を拭いていたシーンだったのは、あいちゃんしか眼中にないわたしらしい感想である。

 「デジモン02」……シーフードミックスなノリに浦沢さんの脚本であることはわかったが、いまひとつ面白くなかった。演出のせいかどうかはわからないが。太一とタケルの最後のドサクサにまぎれたカトリーヌへのキスもなぜか腹立たしい(笑)。
 「はなまるくん」……「デラックスはなまるキング」は、ザ・ジズゼゾの出陣シーンが変わったと思っていたら、今回は飛行機による出陣だった(かあちゃんが車を使っていたため)。ミズゴジは対決シーンにも絡むようになって、前のバージョンよりもなんとなく好き。墜落時のBGMもよし。ガンバった、ガンバった、2001年ガンバった。

01/01/27 暗闇から、いきなり何かが飛びかかってきた
 「トライゼノン」……物語、ギャグともにつまらない、すなわち「さぶい」脚本(吉岡たかをさん)だった。童夢を演じる椎名へきるさんは、器用さに欠けていることを露呈してしまっている。鞍馬や恵那ならそれなりに合っていただろうにねぇ。みやむーと同じで、ピッタリ合っている役しかできないタイプなんだよなぁ、はーっ。
 「ゾイド新世紀/ZERO」……「闇バトル」とゆータイトルに、もっとシリアスな新展開があるのかと思っていたら、前回同様ギャグエピソード。リノンの壊れっぷりはもうひとつ魅力に欠けるものがある。前作と比べてツッコミの楽しさがないので、感想を書きにくい。あの程度のギャグで楽しめと言われても……ねぇ。ちなみに、主主主(注:主題歌主題歌した主題歌)が好きな者としては、あのオープニングはぜーんぜん縁の無い歌という感じでツラいのであった。

01/01/26 どこかでオーケストラが、『葬送行進曲』をおごそかに奏でている
 訪問者があって、「メダロット魂」「金曜アニメ館」「ふたりはふたご」を全部見逃す。「ふたりはふたご」だけは第一回だけに予約を入れるべきか迷ったのだが……。
 「アリー」……ケリー(脚本)は、変な性癖をもった人物を事件に絡めることで法廷劇を面白くするが、その手法をまんま恋愛に適用しているのが今シーズンのアリーという感じ。弁の立つバイな検事(兼喫茶のマスター)の声は安原義人さんだった。
 『フューネラル』……『キングオブニューヨーク』のアベル・フェラーラ監督が撮ったマフィア映画。三男の葬式を舞台に、回想をまじえて、三兄弟とその家族の関係が描かれる。わたしの目当てはクリストファー・ウォーケン(長男)だったが、次男は太ったクリス・ペン、三男は『バッファロー'66』で名が売れたヴィンセント・ギャロである。最後がわたしには唐突に感じられてどーもね。で、例によって例のごとく、前にも観ているらしいことに気づいたのだった。

01/01/25 ジャム・タルトをあんなにがつがつ食べちゃいけなかったのだ
 腹痛でダウン、「プロジェクトX」のゴジラの回を見逃す。本放送を録画し忘れ、再放送を観るつもりだったのだが……。「クロウ」まで面倒になり、観ずじまい。
 穴埋め&覚え書きにテレビで観た映画の感想を。
 『冒険王』……リー・リンチェイ主演の映画。つい観てしまうのだった。冒頭、ひとを容赦なく踏み潰していくジャガーノートもどきを、リー・リンチェイ(冒険王)ひとりでぶっ倒すのはよかったが、その後のアクションはまあまあといったとこ。敵役が日本軍なので、忍者と相撲取りが登場するところはサービスたっぷり。あと、金城武がおバカな脇役で出ていた。
 『DEAD OR ALIVE』……なにやら評判を聞くので、普通なら録画しないような邦画をチェック。単なる悪趣味映画かと思っていたが……マイッタ。コレ、最高。何も聞かずに観よう。最後まで「はて、何故この映画がオススメなのだろう」と疑問を抱きつつ、観ることになるかもしれない(わたしがそうだった)。でも、最高。これ以上は何も言えない、言えぬのだ〜。

01/01/24 ぼくの頭はデカくない(byジミー)
 「電童」……小学生っぽさ増強中といったところか。北斗まで落ち着きがなくなっている。エリスが普段は秀才少女のイメージをすっかり捨て去ったことはめでたい。弥栄、小学生ライフ。この感じは、「飛べ!イサミ」のイサミ、トシ、ソウシのトリオに通じるものがある。これで乙女(銀河妹)が加われば、ケイちゃんを含めたカルテットになるんだが(笑)。「イサミ」の生活感のレベルに達することはできないだろうが、この調子で小学生してほしい。ラゴウはデザインと雰囲気がモロ好みなので、あとは物語に生かしてくれればありがたい。
 「ベルばら」……史実のパートが増えてきて、ぐっと重い雰囲気になってきた。美しいキャラクターデザインで病におかされた王太子の話を見せられると、たまりまへん。ああ、「エロイカ」もアニメ化してくれ〜。フーシェも美形になるかもしれんが。

 「パワーパフガールズ」……バターカップのセリフを排するという思い切った演出が向こうの作品ならではか。ギャングリーンギャング(GanGreen Gang)の名前は壊疽(gangrene)に引っかけたもの。このテの命名センスに反応してしまう悲しき性(笑)。ファジー・ラムキンズは露骨なカリカチュアに見えたが、あーゆうのはギリギリ大丈夫なのかなぁ。
 「ザ・プラクティス」……「凶弾」というタイトルだったにもかかわらず、油断しまくって観ていたら、モロに撃たれてしまって焦る焦る。途中何度か泣きそうになって、最後のシーン(病室で仲間がトランプをしている場面)でとどめを刺され、涙を流してしまった。ケリーのおっさん、アンタ、うますぎるよ。結論:わたしもヘレンと同じく仲間に飢えているらしい、ガーン!

01/01/23 その陰にはかわいらしい小さな角ものぞかせて……
 「ヒヲウ戦記」……録画しとけばよかったのが、史実関連と最後のあたりは事情により頭に入ってこなかった。以前日記でも名前をあげた久坂玄瑞が登場。声は竹村拓さん、ホント毎回ゲストキャラに有名どころを呼んでくれるなぁ(嬉)。竜馬のセリフに出てきた武市という名は武市瑞山のことであろう。ああ、歴史に詳しけりゃ、もっと深く楽しめるんだが。予告どおり、華か雪のどちらかが若君であることが明かされる。影武者の関係ではなかったのね。まあ、雪のほうが若君であることは間違いあるまい。
 おっしょさんな風陣の女ヌエの声は平辻朝子さん、わーお、あつ子さん(あいちゃんの母)やっておられるかただー。プロフィールに「方言:京都弁」であるので、これはもうナイスキャスティングであろう。どのアニメもこのくらい気をつかってくれりゃあなぁ。逆にいえば、「ヒヲウ」のキャスティングはすんばらしいということだ。

 「地球少女アルジュナ」……自然環境を守ろうというエコエコあざらく(意味不明)な主張を強調するイメージ、資格がないだの考えが浅いだのと偉そうにやりたい放題な面々、森に放置された典型的ダメ現代人の描写とその反応(結局、倒れていただけで解決?)などなど、いまひとつの展開が続いたのだが……だが……ううーむ、シンディがやってくれましたな、ええ、もうホント。作品にやたら真摯に取り組んでいるフリして、そんな一部のファンを喜ばせるあざといシーンを入れていいのかー。あーゆう見せ方は狙っていないとまずできない。真面目にやりたいのかマニアに受けたいのか、どっちかにせえよと思いつつ……規制をかいくぐり、洗練された高度なテクニック(笑)で、きっちり見たいものを見せてくれたことを喜ぶ阿呆がここにもひとり。あれで新谷真弓さんじゃなけりゃあなぁ、と思わざるをえないが、まあ、それを吹き飛ばすだけの威力があったことは否めぬか(愚)。うっうっ、下品な内容が続いてしまった……

 「新ハイランダー」……今回の敵は不死の民になって浅い奴だったが(ニックに数年前に殺されていた、とゆー都合のよさ)、決闘の作法とかモロモロの知識はいつどうやって学ぶのだろう。学んでないから銃を使ったりする、とも言えるけど。
 「ヴォイジャー」……三十日間あの拘束室に閉じ込められるとはまた何とも旧式な懲罰である。見張りを命じられる保安部員も災難だな。そりゃ、ハリーのヴァルカン・ピンチ(首つかみ)を口実に休憩したくもなるわ(笑)。
 「ホミサイド殺人捜査課」……「ヴォイジャー」の裏なので、あえて観ないようにしていたのだが……一回通して観てしまったせいでヤバいことになりそう。ハマるには遅すぎるんだがなぁ(嘆息)。「The BEST DAMN show You're Not watching」とはよく言ったもんだ、ちくしょう。

01/01/22 「いえ、違うのです」「なに?! 違うとな?」
 「ベイブレード」……攻撃がワンパターンと言われても、いったん投下したら、後は見ているだけのベイブレードで、何をせえっちゅうんだろうねぇ。とは思いつつ、ベイブレードで強引に盛り上げる展開が、流行玩具モノの常套とはいえ、結構笑えるのであった。マックスの声は「これは聞きおぼえがある、きっと認識済みの声優にちがいない」と思っていたが(認識できてへんがな……)、折笠愛さんだった。あちゃー、わたしは折笠愛さんの少年声が好きなのだー(色気ムンムン姐さん声よりも)。こ、この調子で好きな声優陣が揃っていくと、捨てるに捨てられんことになるが……
 「ビックリマン2000」……以前は一回ぶんを最後まで観ていられないツラさを感じたものだが、近頃調子がいい。凶滅神マーネスはよいなぁ。あのデザインで、あの性格で、荒木香恵さんのあの声だからね。1クローネ払ってでも、顔面踏みつけてもらいたいぞ……とゆーのは、映画『イノセント・ライフ』に絡んだネタ。身体に巻きついているのが髪の毛なので、下着も含めて服は身につけていないように見えるんだよなぁ。あっ、いかん、話が下品な方向へ流れている……
 「ビックリマン」に登場するキャラの名前はほとんどがダジャレの法則で成り立っている。今回の敵は暗暮党首だったが、これはアンクレットに由来する。サイバー司教、なんてのは字面だけじゃわからないが(それどころか、まんまTORGだ……)、犀の飾りがついた菜箸を持っているという具合。それでも、このサイバー司教、作品内のレベルでいえば、それなりにカッコいい(笑)。ダジャレ満載で、主人公たちが世代交代するロングシリーズ。そう、「ビックリマン」は日本の「ザンス」だったのだ!……って、あんまり同意してもらえそうにない結論だな。わたしだって気がすすまない(笑)。

 「テイルズオブエターニア」……ギャルありのファンタジーアニメかと思っていたら、ファンタジーを舞台にしたギャルアニメだったようだ。これは「捨て」決定というところか。キールを演じる保志総一朗さんの声はアレで似合っているのか?
 「犬夜叉」は録画チェックが面倒だという理由だけで忘れ去られている。もしかして、もったいないことしているんだろうか。
 「ニャンダーかめん」……夢時間で話が出たので、ちょこっと思いついたネタを記しておく。ニャーゴはニャンダーかめんに変身すると、たとえ助けた相手が友達でも、いきなり目上の者であるかのように訓戒を垂れる。これは匿名性という仮面をかぶることで、現実の自分のことを棚に上げ、他人に対して優位な立場にあるかのように発言してしまう、というネット社会の陥穽を風刺して……いるわけではないだろうが(笑)、まあ、この機会に自戒しておこう。

 映画『イノセント・ライフ』を観た。ETVで日曜の昼に放映している映画を観るのも久々な気がする。1920年代のスウェーデンが舞台に十歳の少年の成長を描く……のだが、無知な一日本人のわたしにはあまりに馴染みのない世界であった。なにしろ、少年の父親は坐骨神経痛を患う筋金入りの社会主義者、母親はロシアから移住したユダヤ人で女性解放のために避妊具を配っている、という設定。社会主義は反政府運動とみなされて警察に弾圧され、避妊具はカトリックの教えにより禁止されている。そーゆう作品であるという覚悟と興味をもって観ないと、とまどってしまう。わたしは正直いって面白いとは思えなかった。スウェーデンのアカデミー賞をとっているらしいので、スウェーデン人にはツボなのだろう。
 『イノセント・ライフ』とゆー鳥肌モノのいかにもなタイトルがついているが、原題は『ぱちんこ』となっている。これは、作中で少年がコンドームを利用して作るぱちんこを指しているが、同時に少年の反骨精神を象徴しているのだろう。そう考えると、映画の結末もなかなかに味わいがあるかもしれない。

01/01/21 おまえに死の抱擁を与えてやろう(byギエン)
 「タイムレンジャー」……話は二月四日に向けて盛り上がっている。この二、三年の戦隊モノに比べて、はるかに成功しているといってよい。話全体を矛盾なく説明できるかどうかはともかくとして。いや、実はここで流れを整理しようとしたら、ワケがわからなくなって断念したのだ(笑)。
 四人を未来へ送り返す展開を予告の時点で明かしていたのはもったいなかったかな。浅見会長の「勝者は定められている」という持論、うーむ、子供のうちから「勝ち組と負け組」の理論を教えこむとはすごいぞ(笑)。政治的な解決で勝つところがまた恐ろしい。ひとつ残念だったのは、助けられた子供の演技がひどかったこと。子供が演技できないのはわかってんだから、子供の演技を排除する流れで見せてくれりゃよかったのだ。鳥籠を持たせたのもやりすぎ(子供番組とはいえ)。小犬を抱かせる程度にしておけばよかったものを。Vコマンダーさえあれば巻き返せる、と打算的に考えていた滝沢直人が、とっさに自分の命をかえりみず動いてしまうという肝心なシーンだっただけに惜しかった。

 「仮面ライダークウガ」……よかった、と素直に言えりゃよかったんだが……。最終回そのものは悪くないと思う。一話まるごとエピローグに使って、人間ドラマの部分を強調したことはなかなかのものである。しかし、ダグバとの闘いがあれだけで済まされてしまったことに不満を感じずにはいられない。ガドル(カブトムシ男)との闘いでは見たいものを見せてくれていただけに、ダグバでも同じぐらいのものは見せてくれると期待してしまうではないか。大虐殺を省略したのは構わないが、そのぶんクウガとの戦闘はきっちり見せてくれると思っていたのに。いや、まあ、殴り合ってはいたけど。最終回の前の二話も五代の挨拶回りがメインだっただけに、余計そう思えるんだろうなぁ。ダグバもバルバ(B1号)もほとんど語らなかったので、グロンギの意図もはっきりせずに終わった。丁寧に説明する必要はなかったが、テーマを考えさせる刺激を与える程度には語ってくれてもよかったかな、特にバルバは。

 「どれみしゃーぷっ」……山内重保さんの特徴がハッキリ出ていた最終話直前の回。演出のことはわからないが、絵の見せ方がほかの人とまるっきり違う。それについては以前の日記で二度も触れているので、ここでは繰り返さないが、その凝った絵作りには感心させられる(物語に集中しにくいほど)。
 土井美加さんの声が嬉しい呪いの森の主は、先々代の女王であった。魔女界の女王って先代もひどかったが、そう考えると、現女王がとても「いいひと」には見えないのも納得である。魔女ガエルの呪いのシステムは誰かが作ったはずで、「もしや現女王が?」などと邪推されていたが、これで落着。マジョランの回で、魔女界と人間界の交流の問題は今シーズンでは解決しないだろうと述べたが、そうではないのかもしれない。まさか最後の二話がこんな話にあてられるとは思わなかったからねぇ。呪いが解けて交流が復活、カエルの呪いも消えるとしたら、これはロングシリーズRPG世界の新展開を思わせる転換で興味深い。
 話の方は最終回に続く前編といったところで、特に感じ入ったところはない。流れにはどこか疑問を感じざるをえないところに、ツメの甘さがあるような気はする。ラブシュプリーム云々を持ち出すより、ハナの病気は人間界と魔女界との交流を象徴するおジャ魔女たちとハナが先々代の女王の怒りを買ったからである、ゆえに呪いの森におジャ魔女たち自ら出向いて先々代の女王と対決しなくてはならない、としたほうがすっきりしたと思うのだが。どれみとぽっぷ以外の三人の個性はほとんど出ていなかったが、その原因を成田良美さんの脚本に求めるのは言い過ぎか。

01/01/20 堕落し疲れた、老獪な母なる地球は、武器を隠して戦うのが常だった
 「トライゼノン」……ゼノパレスの象徴フラウディアが椎名へきるさんというのはやっぱり無理があったなぁ。この作品、役を兼ねることが多そうなので、ほかでもいまひとつなキャスティングが生じそうだ。デュランの妹セシルもそうだったしな。内容のほうは素人なみのネタばっかりでつまらなかった。
 「ゾイド/ゼロ」……ハリー・チャンプ、「王者登場」のタイトルからもっと自信に満ちたキャラを予想していたら、金にモノをいわせるだけの情けない男だった。あのチボデー・クロケットとは違い(笑)、ただのギャグキャラだったようだ。リノンについては、ドタバタだったとはいえ、バラッドでなくても「こんなやつの何がいいんだ」と言いたくなる。ハリーとチームを組むロボット、セバスチャンとベンジャミンは悪くなかった。その調子で、当たり前のように説明抜きで、非ヒューマノイド型のエイリアンや昆虫人、高い知能を持つ動物(猫や犬)、同じ外見と能力のレプリカント三人組といったゾイドウォーリアーが次々登場したら実に楽しいと思うが……それはないだろうなぁ。

01/01/19 人間として正規の笑い方ってものをマスターすべきだ
 「クロウ 天国への階段」……第二回、蛇の精霊(悪魔?)に呼び戻された(推測)黄泉還りの悪役が登場。ドレイヴン(主人公)を仲間に引き入れようとしていたが、それが目的で殺したのだろうか。WoDでいうところの再生不能ダメージを与える武器で倒されてしまった。この調子で死人どもがドカドカ出てくると、ハイランダーと同じノリで楽しい気もするが、どうなんだろうな。
 「アリーmyラブ」……どーも、ケリーの脚本には、事件の当事者が死亡して終わる話がひとつのパターンとしてあるような気もする。身も蓋もないことをいえば、それがテクニックであり、人気の秘訣ではあるんだろうな。すでにリアル夢時間なアリーとジョン・ケイジ、歳をとったら、あの老人と同じように人気者となるのだろうか。日記タイトルは、今回の「面影のダンス」(In Search of Pygmies)を観ていて、『ひぐらしの森』所収の『時への航海誌』を読んでいないと理解できない、深いものに……って、毎回いちいち解説してもしかたないよな。

01/01/18 山椒魚と竜のゲーム
 コードウェイナー・スミスの『ノーストリリア』を読んだ。言わずとしれた「人類補完機構」である。こーゆう作品を読んだときには必ず「まさにいまさら」と言い訳してしまうのだが、わたしは気に入っている作家でも平気で読まずにほったらかしていられる性質なのである。『鼠と竜のゲーム』はとっくに読んではいたのよ。もちろんエヴァゲでアニメファン層にも浸透する前に(と付け加えなければいけないところに、エヴァゲの呪いの大きさがわかる)。『ショイヨルという名の星』は新刊ですぐに買って読みもした。なのに、『ノーストリリア』はほったらかしていたのである。
 結論:『ショイヨルという名の星』を読んだ後で、すぐに買って読めばよかった。この作品、『鼠と竜のゲーム』と『ショイヨルという名の星』に収録されている短編の要素があちこちに散りばめられていて、『ノーストリリア』単独で読むのは無謀とゆーかもったいない集大成の長編だったのだ。『鼠と竜のゲーム』は何度か読み返していたので、そこに登場したネタのほとんどには反応できた。『ショイヨルという名の星』のほうは忘れていたため、こちらの方面では反応が鈍く惜しいことをした。ちなみに『第81Q戦争』は未読である。
 傑作であることはいうまでもない……と、いつもこんな調子で片づけてしまうのは、すでに高く評価されている作品を素人が褒めても気恥ずかしいからである。なお、面白くないと思ったときは、はっきりと「何がそんなにいいのかわからん」と告白することにしている。あ、ひとつ言えるのは、世間(SF界)で言われているほどには、わたしはク・メルに魅力を感じなかったということかな。先に『帰らぬク・メルのバラッド』を読み直しておけばよかったのかもしれないが。わたしはラヴィニアのほうがよかったなぁ(笑)。雀(このセンスが好き)の一件で、期待どおりに登場してくれたのがマル。
 今回の日記タイトルは、『鼠と竜のゲーム』と『ゾンビ塔の秘宝』の両方を読んでいないと理解できない、深いものとなっている(爆)。

01/01/17 どうやらまた一匹ペットがふえたようだな
 「電童」……エリスの振る舞いが子供っぽくなっていたのは個人的にはよかった。キャラの統一性を無視してのことだが。ガキ化しすぎて、外人らしさまで無くなっていたしね。重機獣はガルファ語喋ってりゃいいのに、と思ってしまうのは明らかに「クウガ」の影響である(グロンギ語の発音が不細工、というのは最後まで変わらぬ感想だったが)。最後にラゴウなる怪物が登場、飽きさせない流れで悪くない。
 「ベルばら」……アランのあの剣の構えは何なんだー。むっ、そういえば「新ハイランダー」のアンドレ・コルダもあの構えだったな、変なセンスを発信しているのは日本のアニメだったりしてね。オスカルがヘブライ語で「神と剣」を意味するというのは本当だろうか。辞書には「古英語で"good+spear"の意」とあるのだが。ディアンヌの結婚する相手が実は暴動に参加していた一平民で、フェルゼンの乗る馬に蹴られたのが原因で死亡した、なんてオチだったらどうしようかと思ったが、そこまでドロドロなことにはならなかった(笑)。

 「パワーパフガールズ」……英語のダジャレを楽しめないのが何やら悔しい気もするが、ボヤいたところでしかたない。この先感想はあまり書かないかもしれないが、レギュラーチェックするつもり。今回観て思ったのは、ブロッサムのリーダー性が向こうの作品らしいこと。
 「破壊魔定光」……特攻服なヒーローには興味がわかない。気になるのは山路和弘さんの声ぐらいか。神代やよい(田中理恵さん)なるキャラを確認するまでは観てもよかったが、面倒なので今回で捨てることになりそう。
 「ザ・プラクティス」……「アリー」とのクロスオーバーエピソードの後編だったので、前編のあらすじ紹介で始まったのにビックリした。前編は「アリーmyラブ」(第一シーズン)のなかで放映されているのだ。つまり「アリー」のときは話が解決していなかったことになる。リジー・ボーデンの生まれ変わり云々の話に観た記憶はあったが、ほとんど覚えていなかった。アリーの声は若村さんじゃなかったのだが、さすがに違和感あったねぇ。ビリーは気にならなかったけど。ピーターズ医師役は「ピケットフェンス」でカーターを演じていたKelly Connellだった。ボビー・ドネルは相変わらずやることがえげつなかった(実際に尋問したのはユージーンだが)。

01/01/16 サルはきみの腕をよじ登って、肩にちょこんととまった
 「地球少女アルジュナ」……「語り」が入っちまったねぇ。これが小説なら、そう気にならないだろうが、映像でやられるとツラい。緊迫したシーンだと、そんな話をしている場合か、と思わずにはおれんからね。そのほかの描写も、CGIが凝っていることを除けば、凡庸なイメージと会話の羅列に終わったという感じだ。弓という武器に「虹色定期便」のアスラを思い出してしまうのもちょっと哀しい(笑)。新谷真弓さんは人間外生物(メダロット含む)なら受容できるが、少女の役は何度聴いてもイタい。演出サイドはあーゆうミョーな声を好むのだろうか。西村ちなみさんあたり(四代目猫娘だし)でよかったのにねぇ(これは初回ですぐ思ったこと)。
 「ヒヲウ戦記」……無元(江原正士さん)が命を落とすあたりは、會川昇さんらしいシビアさといっていいのかなぁ。華と雪の行く末が案じられる。ラジオで桑島さんが気になるコメントをしていたんだよなぁ(何も明らかになっていないが)。ゲストキャラはいつも濃い目の声優さんが演じているので、ひとつの楽しみとなっている。
 「新ハイランダー」……前回ラストの期待は外された。以前の回に登場した人物だけど、思い出すのに時間がかかったじゃねぇか。あそこでダンカン・マクラウドを出さんとは何事だ(笑)。敵のアンドレ・コルダもあっさりと倒され、話の舞台はパリへ移ったのであった。

01/01/15 まだいろいろの種族がつづくが、こんどは敵意のある種族だった
 「ビックリマン2000」……各益天女の回。新シリーズに入ってから随分面白くなったように見えるのは、単に続けて観ているせいだろうか。各益天女にレスQ天女、キャラクターデザインもよい感じに見えてしまった、慣れかねぇ。凶滅神マーネスが荒木香恵さんということでこれからも楽しみになってきたり。あすか正太さんのビックリマン知識を生かした内容(憶測)には、ダーツでなくとも入れてもらえないが(笑)。
 ほかのアニメは、急遽「インベイジョン」のシールド戦を遊ぶことになり、予約も面倒なのでチェックしなかった。多色な「インベイジョン」はこれまでのシールド戦と勝手が違ったため、わたしの組み方に無理があったらしく、三たてで敗北してしまった。
 そして、アメリカ旅行のみやげに、「コズミックエンカウンター(アバロンヒル版)」と「X-MENトレーディングカードゲーム(WotC)」、「エルフの王様(英語版)」をいただいたのであった。おおう、まったく予想していなかったのでビックリ。まさかこんなかたちで最新の「コズミックエンカウンター」を入手することになるとは……。「X-MEN」は映画化の勢いをかりて発売されたものらしい。ボードゲーム関連のサイトで「エルフの王様」のゲーム紹介を捜していたら、次々と世の面白そうなゲームを知るハメになった。その気になっちまったら、いくら金があっても足りねえよ(泣)。

01/01/14 負けがこんではおふくろを売り ばくちに勝っておふくろを買う
 「タイムレンジャー」……ドンの最期、大変満足できる内容だった。小林靖子さんが楽しそうに脚本を書いている様子が目に浮かぶようだ。ドルネロを筆頭に、ギエン、リラ、滝沢、ユウリ、そういった連中をカッコよく見せるセリフがこれでもかと放り込まれていた。まさかドルネロの死で泣けてくるとはね、ガマクジラとコング(B.A.バラカス)の合成獣みたいな姿してるのに……。ユウリの家族のことなどまったく覚えておらず、無視して話を続けるところがよかった。深いなぁ。
 「クウガ」……やはり究極の者同士が闘うと、最終的には子供の喧嘩となるのだろうか……おそるべし、北斗の拳。「やったれやったれ」という現場になっているのか、銃と拳でたっぷり血しぶきを飛ばしていた。薔薇の姐さんは人間体のままだっただけに、かなり際どい見せ方だったなぁ。役者のみなさん、ムッチャ大変そう。
 「どれみしゃーぷっ」……まあ、ガッカリしたと言わざるをえないが、どんな展開だったら満足できたのかは自分でもよくわからない。ドタバタだったことに不満はないのだが、どこか盛り上がらないんだよねぇ。魔法使い界の王様はイイカゲンなもんだし、魔女界の女王様は都合よくパワフルだし。田吾作(オヤジーデのTの正体)、ウィザードペンペン草、トオルに興味のないおんぷ、と細かいツボで満足しておくしかなかった。「田吾作」というのは、言葉狩りの対象にはなってないのかなぁ(笑)。ウィザードイヌノフグリのほうが意味深でよかったかも(愚)。
 「デジモン02」……インペリアルドラモン、正義の味方の必殺技が「メガデス」とゆーのはいかがなものか。これから世界の各都市に飛ぶのはいいが、どれも日本人にわっかりやすーい場所だったよーな……。

01/01/13 見まわしたが、ミサイルらしきものはどこにもなし
 「トライゼノン」……面白さのランク評価が確定したということで、あとは気楽に観続けるだけだ。京鞍馬なるキャラは田村ゆかりさんだから、丁寧語でフツーに喋ると悪くないのだが、無理に京風味をつけるとガタ落ち。甲斐童夢(椎名へきるさん)は見た目と声から女とばかり思っていたが、華菜がセリフのなかで男に分類していたのにビックリ。裸を見られたときの反応も男の扱いだった。公式サイトの設定を見ると……ふむ、なるほど。特に隠してないけど、この日記で白黒つけることもあるまい。
 「ゾイド新世紀/ゼロ」……二話めにしてナオミ(夏樹リオさん)という女ゾイドウォーリアーを出すあたりが「Gガンダム」とは違う軟弱さ(爆)だが、アレンビー・ビアズリーの登場に盛り上がった過去を持つわたしはこれを歓迎するのであった。いや、Gガンはあそこ(三十話)まで引っ張ったからよかったのか(笑)。ゾイドバトル(脚本は隅沢克之さん)は途中までやれやれな感じだったが、最後にちゃんとオチがあったので満足した。やるではないか、ビット。褒められるときに褒めておこう。プテラスは反則としか思えないが、このテのツッコミは無意味だったな、ふぅ。レオン兄さんがあそこまでやるとは思わんかった。松風雅世さんは「KAIKANフレーズ」のときはぶっきらぼうな役柄のせいで気にならなかったが、あまりうまくないかも。改造グスタフ(?)にイロモノゾイド登場の希望の光を見た……のかねぇ?

01/01/12 生意気な馬どもは、いつまでも笑い興じてはいないぞ
 あ、まずは訂正から。サンテレビは「スーパーミルクちゃん」の放送を取りやめたそうだ。内容を確認してしまったんだろうか(笑)。
 「メダロット魂」……前作ではどうだったか知らないが、イッキという主人公は好きになれないタイプのようだ。あーゆう鈍さはヤダヤダ。前から思っていたが、山崎みちるさんの声の出し方はどこか無理しているような感じで、聞いていてツラい。あれが個性なのかなぁ。一方、ワカバの声は凄いっす、ホレボレするわー。
 「フルハウス」……次回で再放送最終回。ミシェルが落馬して記憶喪失になるってんだから、豪快だよねぇ。観ているはずなのに、記憶していなかった(観た後で、そーいやそうだった、と思い出す)。
 「アリー・myラブ」……証言でアホまるだしのフィッシュだったが、子供のまま大きくなったヤツだったとは。ジョンの大量に並べられたグラスの意味がわからなかったが、水を注いで効果的に音を出す練習だったのね。漫画もいいところだが、すっかり慣れてしまった。録画してりゃあ、子供時代のメンバー特定をするんだがなぁ。
 「メン・イン・ブラック」……テレビで初めて観た。ビデオ担当の守備範囲にない映画は、こうやってテレビの放映を待つことになるのが多い。素直に満足できる内容だった。きっちり作られている映画は気持ちいいねぇ。小ネタもあるし。トミー・リー・ジョーンズと吹き替えの菅生隆之さん、いい仕事してます。二時間枠におさまっていたので、カットされているかと思ったら、1時間37分の作品ということで問題なし。
 それにしても、MIBという言葉もメジャーになっちまったよなぁ。イルミナティのカードで見たときは「何なんだ、そりゃ」と思ったものなのに。いまや猿でも知ってるのかと思うと(笑)、なんだか寂しいよ、トホホ……

01/01/11 Hell 行けや! 川に飛び込む サン=ジュスト
 「キョロちゃん」……「ミッケンくんの彷徨」から。いったん夢オチかと思わせて、ミッケンくんがキョロちゃんの頭の中に入っていた、というのは悪くなかった。もちろん続けて観ていないと、四人のキョロちゃんにニヤリとはできないのだが。人間の頭の中には「ワルでダークなカッチョいい」心も潜んでいるし、ほかにもいろいろな心が共存しているのだ、ということを子供たちに伝える、重要な意味を含む設定であることは言うまでもない(のか?)。ミッケンくん化したキョロちゃんはちょっとよかったが、頭の中の描写と脱出方法は平凡でハジけていなかった。
 「パチクリ忍法帖」についても。「異邦人」なクリンちゃんに初期の味わいを感じたが、ナレーションで繰り返すのはクドかった。ナレーションと分身の術の説明に白土三平のパロディはあるのだが、あれでは物足りない。お子様だって、「忍たま乱太郎」で地味だがコアな忍者知識を身につけている者には満足できないだろう(笑)。
 「ベルばら」……昨日書き損ねたツボを。アランの「アンドレィ、頑張れぃ!」に大ウケ、アランと一緒になって馬鹿笑いしてしまった。せっかくだから、前々回で書き損ねたネタを日記タイトルにしておこう。せぷたん、心の俳句である。
 「クロウ 天国への階段」……これで木曜の海外ドラマ枠が埋まったかな。もちろんあの「クロウ」のドラマで、カラスに魂引き戻されて黄泉還っております。向こうはこういうのを実写でやってもサマになるからいいよねぇ。まあ、そのかわり日本のアニメと違って地味なワーム(悪党)退治にはなるけど(笑)。クロウの正体を知る少女は、役柄のせいでかわいいんだかかわいくないんだかよくわからん。吹き替えの声がかわいくないから、不満なのだな、きっと。

01/01/10 〈白い女王と緑のドラゴンの化学結合〉と呼ばれる行程を用いた
 「GEAR戦士 電童」……電気が無い、ということで予告の時点から「エヴァゲ」を連想したわけだが(ここにも呪いが)、そこは「電童」なので良くも悪くも違うのであった。なお、わたしが「エヴァゲ」を思い浮かべたのは、ベガさんが本部で指揮をとっているときぐらいで、それ以外では特にない。ついでに断っておくと、「エヴァゲ」という略はこの日記でしか流通していないのであしからず(笑)。機獣をもう一体呼べよ、という野暮なツッコミが可能であるがゆえに、どこか盛り上がれないものがあった。重機獣が喋るのはやっぱりいまひとつ。コミュニケートできる知的生命体と殺し合いを演じていることになるしさぁ。ラストあたりの細かいオチだけよかったかな。
 「ベルサイユのばら」……サン=ジュスト、ついに銀の仮面までかぶって一家皆殺しに手を染めようとしていたぞ。おねえさんもこの御時勢に「サン=ジュストさま」と敬称つけている場合じゃないでしょ。テロリスト以外の何者でもない……。フランス人には見せられない内容だと思うなぁ。

 「パワーパフガールズ」……こんな海外アニメをよく地上波で放送する気になったなぁ、とは思ったが、どーもアニメファンというよりはポップなかわいさに反応する一般の若者層を狙っているふしがある。「ミルクちゃん」で下地はあるし。海外アニメならではのマニアックな楽しみ方ができる作品には違いないが、わたしの守備範囲からは外れている絵柄とカートゥーンなノリだったので、ややツラいかな。幸いコアなファンサイトが存在するので、それを拝見させてもらいながら、ぼちぼち楽しむといったところか。「キョロちゃん」や「はなまるくん」ぐらいの準レギュラーが相応な気もするが、海外という点で観続けてしまうんだろうなぁ。
 それにしても、第一回からモジョ・ジョジョだ、セドゥーサだ(どちらも決め打ち)、とお子様にはついていきにくい勢いだったな。途中から始まったわけでもないのに。セドゥーサという名前にはニヤリ。世界中の人間が犬になったとき、日本人が出てくるだろうなと思ったら、なんて予想どおりな。ナレーションはアニメファンとしては声優さんに任せてほしかったが、PpGの三人はそう悪くなかったのでよしとしよう。りりかの麻生かほ里さんといってもピンとこないし、池田有希子さんも知らないが。南里侑香さん(バブルス)は「うたってオドロンパ」で踊っていた一人であることが判明、なるほどあの子か(って、わかるなよ、おのれは)。

 「グラビテーション」……新たに始まる「破壊魔定光」を録画していたつもりだったが、この作品の最終回であった。ああ、こんなことなら、「PpG」を録画して英語のヒアリングをしてみればよかった(笑)。
 せっかくだから、何ぞ書く。この作品はいわゆるボーイズラブ(ホモとは趣を異にする)の系統に属すると思われるが、男性には理解しにくいものである(誰もがそうというわけではない)。それは女性(少女)が欲して誕生したジャンルであり、男性はよほどの理由がないかぎり必要としないものだからだ。だから、興味のない男性がアレコレ言ってもしかたないのである。なぜ男の子同士でなければならないのか、なぜ女の子は恋愛の関係から排除されているのか、それには間違いなく深い理由があるだろう。男性の場合、そこを無視して作品に触れたところで、まあ、特に得るものはないんじゃないかな。
 わたしが日記でとりあげていない(観ていない)のは、単に興味がなかったからで、別にこのテの作品の存在意義を否定するつもりはない。
 「ボストン弁護士ファイル ザ・プラクティス」……えーと、手話で意思の疎通ができる猿を、実験動物として処分されることから救おうとする話。ボビー・ドネルはパートナーの権利を事務所のメンバーに分け与えることを決断した。しかし、ジミーだけは一年据え置きされたことに不満を持っている。ただのあらすじやん、コレ(笑)。

01/01/09 さあ、いつまでもくたばっていないで、また新たな冒険に旅立つんだ
 「地球少女アルジュナ」……「電磁戦隊メガレンジャー」のメガピンク、東山麻美さんが出ている、ということ以外には情報を仕入れずに観た。予告映像からいわゆるマニアック系、アニメファンが好んでチェックするアニメという予想はしていた。結論からいえば、わたしの好みに合うかどうかは別として、2001年度のアニメとしてファンから一番注目されそうな作品という印象を受けた。んー、まあ、早い話が「ヒヲウ」や「電童」とは別の道を歩むってことで(笑)。
 技術的なことはわからないので、そういう面での感動はあまり覚えないのだが、素人目にも「気合が入っている」ことは伝わってきた。CGIをふんだんに使用しているようだが、それに違和を感じないということは、つまり凄いということなのだろう。この映像のクォリティは「マクロスプラス」を思い起こさせる。そりゃそうだ、河森正治さんが関わっているんだから(音楽は菅野よう子さんだし)。
 スタッフの名で特に燃えるものはない。河森正治さんの名前ぐらいは知っているし、「マクロス」でたっぷりお世話にはなったが。「エスカフローネ」は評価しなかったので、とびとびにしか観ていない。絵のほうは元々関心が薄いので、岸田隆宏さん(lain)には別に感じるものなし。音楽も同様だが、これはわたしがそういう方面に鈍いだけのことである。

 冒頭のアバンでまず驚かされる。主人公の樹奈が関西弁で喋りだしたからだ。しかーもっ、コテコテのやつじゃなくて、ふつうのセリフを関西のアクセントで話す、という自然なものだったのだ。そんなんやられたら、あっさり転びまんがな、わたしゃ(笑)。まったく知らなかったが、東山麻美さんは兵庫県出身とのこと、舞台が神戸ということでまさにピッタリ。相方の時夫につられてか、少し妙なところもあったが、かなり自然に出せているといってよい。しかし、関智一さんはね……男のほうにも気ィ遣わんかいっ。「エヴァゲ」で、喋れると勘違いされているんだろうか。ここにもエヴァゲの呪いが……。石川英郎さんを呼ぶとかしなさいよ〜。
 主人公があっちの世界に行くときって、バイクの事故が多いような気もする。まあ、身も蓋もないこと言えば、劇的になるからだろうね。あっちの世界は異世界ということもあるが、この作品では選ばれた者として復活するという流れ。敵は羅亜邪(ラージャ)なる存在だが、環境破壊のイメージがドドッと映ったので、イヤでもWoD(有名RPGの舞台、現在邦訳あり)のワーム(妖蛆、蛇)を連想させられる。怪物の見た目もまんま長虫っぽい。勾玉のイメージは食傷気味かも。「ブルーシード」に思い入れはないので、連想してどうこうとゆーことはない。

 「機巧奇傳ヒヲウ戦記」……温泉については、予告で「見せないよ」と教えてくれていたので、まあ、ガッカリすることもなく。せめてマチのかわいさをもうちょっと堪能させてくれたらなぁ。しっかり指の隙間から見るものは見るマユ姉さんのほうがポイントだったかね。ヒヲウとシシは見せほ〜だいだが、リヴァイアスのパットとは違って、そこにあざとさはない(笑)。
 「地球防衛家族」は、裏に「ヒヲウ」がなければチェックに入れそうな作品だが、同時にチェックできる環境を整えていないので、涙を呑んであきらめた。「スーパーミルクちゃん」を朝っぱらから帯で放送してしまうサンテレビに今後期待しよう(笑)。

 「新ハイランダー アマンダ」……不死の民を四千年前から監視し記録し続けているという秘密組織、ウォッチャーズが登場した。それはいいんだが、今回強敵として現われたヤツは……西洋人なんだけど中国で民に崇められていた(復活の場面を見せたため)オッサンで、黄色い袈裟姿でフライングレインボウなる鉄扇を使うとゆー、まあ、日本人を脱力させるキャラであった。アマンダはニックを巻き込まないために自分が死んだように思わせたが、ニックは復讐のためにパリへ向かってしまった。返り討ちにあってしまい、とどめを刺されそうになったニックの前に現れた救いの主とは……次回、その期待が裏切られないことを願う。
 「スタートレック ヴォイジャー」……"Timeless"の回。あの手この手で視聴者を驚かせようとするところはさすがだ。すっかり慣れっこになって驚くこともなくなった(笑)ほどだが、面白いんだからしかたない。邦題のネタバレはおいといて。ゲストにレヴァー・バートン(ラフォージ)の名前が出て、まずニヤリ。監督も同じ。ハリー役の真殿光昭さんの演技が微妙にいつもと声を変えていて渋かった。キムがメッセージを送るシーンは伏線として心に留めていたので、最後は落着という感じ。「タイムパラドックスを解消する方法は簡単よ。考えないこと」のセリフは、きっとこの先「タイムレンジャー」にも贈られる言葉となるのだろう。

01/01/08 まず正方形の紙の四隅を中心に向かって折る
 「ベイブレード」……一応は第一話をチェックしてしまう哀しき性よ。まあ、おとなとしては、ベイブレードなんぞでどうやって話を盛り上げるのかに興味があるわけだが、これも伝統として脈々と続いている流行モノ玩具ネタだけに、いちいち反応するのも面倒ではある。ベイブレード、素人目にはテクニックの要素がほとんどなさそうに見えるのだが、アニメのほうは伝説のパワーか何かで乗り切ると見える。主人公のデザインにかわいげがないのは意外だ。くまいもとこさんはすっかりこの位置をキープしている。桑島法子さんも高乃麗さんも予想どおりという感じで耳なじみだ。
 「ビックリマン2000」……な、何なんだ、この異様な盛り上がりは。最終回のテンションだったぞ。戦神カリユガ、ヒンドゥ教の言葉を引いてきたな。しかし、作品内用語の意味不明っぷりは相変わらずだ。凶栄神ノクスは「供物」とか「昇華」とか、お子様が耳で聞いてもわからないような言葉を連発してくれる(イイけど)。糖衣嬢はキレるは、カンジーはキレるは、こんなヤツらが正義でいいのか(笑)。ほかの面々も次々登場、千舞道士(高乃麗さん)は予想どおりのカッコよさだ。福陽気妃はブライトソウル(太陽)を失い、寂しげに紙飛行機をとばす(あ、クラクラ……)。「福ちゃんの笑顔を取り戻せ!」って、ああ、なんて燃えるフレーズなんだ。大ボスかと思われたベールガイストは巨大な力にすがりつく小心爺系といった風情だ。よくもまあ、一回にこれだけ詰め込んだなぁ。弱った、そろそろ捨てるつもりだったのに、興奮を覚えてしまった。

 「テイルズオブエターニア」……お約束のキャラ構成で、わたしが「陳腐」のほうに分類する典型的作品だ。まあ、和製ファンタジーには辛くなるので、一般向けコンピュータRPGの世界なんて、ほとんどそーゆう扱いをしてしまうのだが。いのまたむつみさんがキャラ原案であるせいか、男のキャラも女みたいな顔つきだ。オープニングで、リッドに胸の筋肉がついているので女剣士かと思った(笑)。長髪のキールもね。メルディは南央美さんということで、あざといということはおいといて、まあ、嫌いではない。キールが欲情したのがよし(赤くなっただけで決めつけ)。コリーナ(堀江由衣さん)はわたしの嫌いな「ですです」キャラなのでDEATH。ゲームと同じノリで、大晶霊なるものを使って、自然の生き物を大量虐殺するのはやめてくれ。
 「グラップラー刃牙」……漫画をあまり読まないもんで、評判しか聞いていない。まあ、守備範囲外とは予想していたが、一回観ただけで十分だ(たぶん)。

01/01/07 フィドのF、ランスロットのL、アーサーのA、トリスタンのT……フィド?
 「ニャンダーかめん」……ニャオンが時計の振り子で催眠状態になり、近くの会話によって暗示にかかるという話は、なかなかアイデアが凝っていて面白かった。それを時計台の手入れをしている「縁の下の力持ち」ピッタリさんに結びつける力技もうまい。それにしても、ニャーゴはニャンダーかめんに変身すると友達にまで訓示を垂れるのはどういうことか、別人格が支配しているとしか思えない。
 「タイムレンジャー」……タックがギリギリまで協力を拒むところはちょっと共感しにくいものがあったが、リュウヤ隊長に反抗して自ら停止したときは、さすがにグッとくるものがあった。タイムジェットを未来から呼び出せない状態になったのは興味深い。ブイレックスの重要性が増したし、滝沢も着々と野望を押し進めている。ドルネロが二十一世紀の大消滅を防ぐために動き出したことに盛り上がったが、次回はドンの最期ということで……。
 「クウガ」……第0号との対決はアバンで済ませるという思い切った構成。フラッシュバックで見せるのかとも思ったが、どうやら第0号の凄まじさ(悪夢のような無差別大量殺人)をしょぼく見せないためにとられた手段だったのか、最後まではっきり見せずじまい。うむむ、予算を考えるとうまいかも。そのぶんたっぷり雨を降らせて、五代の挨拶回りを盛り上げた。そうそう、同じ特撮の新世代ウルトラマンと違って、演技がさぶくないので、今回のような話もきっちり楽しめるのはイイことだ。

 「どれみしゃーぷっ」……ついに決意を固めた暁くん、裏切りにショックを受けるどれみ、とまあ、盛り上がる展開ではあったのだが、「怒という感情は〜」というフジオの分析、それに対して「ハナちゃんへの愛情」と自ら口にするどれみ、というあたりにシラけるものがあり、不満が残った(脚本は大和屋暁さん)。時代劇やるヒマあったら、暁くんとのデートでドタバタ一本作っといてよ、とか当然思うけど、言ってもしかたないことだしなぁ。FLAT4が空中に直立の姿勢で浮遊しているシーンなんかは別番組みたいでちょっと楽しかったり。作画(監督はなかじまちゅうじさん)はもひとつで、おジャ魔女たちがかわいく見えなかった気がした。ハナちゃんが言葉をはじめて話す、という伏線がはられたので、最後はその一言で話を締めるということなのだろう。
 ラジメニアでゲストの三人が話していたが、演出はひとによって結構違うらしい。永澤さんが演出さんに「マジョリカ、声枯れてるよ」と言われ、「あんた、いままで何を観とったんやー!」と思った一件は笑えた。声優さんも苦労が絶えないねぇ。オヤジーデがアフレコ現場では本当にオヤジ状態(女性陣に囲まれて)、というのもウケた。

 「デジモン02」……関西ではクリスマスの回。スペシャルの枠にはなっていなかったので、インペリアルドラモンは次週である。イヤキャラだった賢ちゃんもすっかり共感できるキャラに。わかる、わかるよ、賢ちゃん(ワームモンの声で)。前作のキャラが登場すると、やっぱりエエわぁ。でも、太一よ、それでいいのかっ。カワイイ妹で満足している場合じゃないぞ(愚)。空がこのままダマされるのを放っておくのか(笑)。くそー、ヤマトめ、許せん。アイツはむしろ太一に嫉妬する役回りのほうが似合うのに。
 「はなまるくん」……「21世紀」に浦沢パワー炸裂を期待して観たのだが、ちょっと物足りなかった。ザ・ジズゼゾの大丈夫ッな凧(赤影RED SHADOW復活記念?)でどうやって町まで行くんだ〜、はヒット。ザ・ジズゼゾのかあちゃんは特に盛り上げることなく、あっさり新年で退場となった。

01/01/06 「だから警告申しあげたはずですよ」
 「無敵王トライゼノン」……「同人リレーSFドタバタ小説」だと思ってしまえば、ワリと楽しめるような気がしてきた。「ああ、そうそう、こんなノリやった」と評価されるプロ作品もどうかとは思うが(笑)。三つのグループが出てくるようだが、まさにリレー小説で中心となる作家が持ちキャラをそれぞれ分担しているという感じだ。ガイアゼノンはトライゼノンに比べ、きっちり意図された不細工さを持っているのでオッケーかな。キャラのほうは、名前も覚えられない一名が関西人を敵にまわした。何が嬉しゅうて、あーも関西人を苛立たせたいのかねぇ。ネットで全国の声が聞けるようになったいま、イイカゲンそーゆう無頓着なことはせんといてほしい。損するだけやがな。堺三保さん本人による解説ネタは、早くも古くなったセンスを感じるだけだった。

 「ゾイド新世紀/ゼロ」……脚本家にも担当するストーリーの向き不向きがあるだろうから、隅沢克之さんへの先入観はできるだけ排除して、しばらくは観ていこうと思う。そのうち、やっぱりダメだ、と言い出すかもしらんけどね。世界観、設定の現実感へのツッコミは入れるだけ無駄、というのが一話から大いに伝わってきたので、諦めることにした。戦争モノではなくなったので、前作のときようなケチをつけずに済むようにはなったが……楽しみは減ったな(笑)。前作の燃えどころは、たとえばモルガが大量に走るシーンだったりしただけになぁ。
 前作でもゾイド戦は長谷川圭一さんのときを除けばロクなもんじゃなかったので、今度はそれを毎回メインで見せられるのかと思うとゲンナリ。今回もチーム・ブリッツが本当に二流だったので、悪役のはずのタイガース(関西人を敵にまわし……)のほうに共感できたのはマズいんじゃなかろうか。リノンの腕(頭)が悪いのはともかく、バラッドとやらもあの調子ではね(給料ぶんの仕事?……どこがやねん)。救いなのは、ビットが単純な熱血系ではなかったことか(ただし、この先そうなる可能性はある)。
 リノンは、オープニングでドカドカとキャラが紹介されたときは「まあ、よいかも」と思ったが、本編では特に反応できなかった。別にダメってこともない。ウケを狙うなら、チームにもうひとり少女がいたほうがよかったと思うが、そのときは「あざとい」とケチをつけていたかも(笑)。ま、これからキャラが増えていくので、まだまだ判断できない。

01/01/05 前から岩ちゃんのことが好きやってん!(羨)
 「メダロット魂」……ツッコミ入れるのが面倒なほど、スキだらけの話だったので、感想を省略するつもりだったが、某掲示板で「面白い」と礼讃されていたのをたまたま見た反動で一応取り上げた。特にロボトルのシーンがダメで、イワノイ自らの説明セリフとその前後の演出がどうしようもない。
 「金曜アニメ館」……出崎統さんがゲスト。「あしたのジョー」を手がけたのはなんと二十六歳のころ、天才は若いうちからそうなのだなぁ。ハーモニーという用語を覚えた(水彩の絵に線だけ描いたセルを重ね、止め絵に使う)。研究室は『ユンカース・カム・ヒア』(監督:佐藤順一さん)上映活動ボランティアの紹介。

 「青春ラジメニア」……松岡由貴さんと秋谷智子さん、永澤菜教さんの御三人がゲスト。ああ、新年からなんて幸せな二時間をプレゼントしてくれるんだ、ラジメニア。しかも、松岡由貴さんは期待を裏切らないトークで、もう大満足よ。ゲーマー家族の話(プレステが複数台ある、出たばかりの3DOをしっかり買った、ソフトは売らずにてきとーに山積み)や特撮の話(詳しくないと言いながら、宇宙刑事はシャイダーに限る、ギャバンやシャリバンよりも、と言い切る)、カラオケでアニソンを歌いまくる話など、ええ、もうなんとゆーか、理想的なキャラクターであった。た、たまらん、ラジオのパーソナリティやってくれぇ。
 永澤菜教さんも関西ノリで大いに盛り上げてくれた。わたしもこのかたはギンペーで認識したクチだが、ホントにそのまんまな喋りだった。エセ関西弁という設定だったはずなので、関西の人ではないのかと勘違いしていたが、出身は兵庫県らしい。リヴァイアスの話もチラッと出た(忘れていたので意外)。一番気になったのは……永澤さん、もしかしてドラえもんを狙っているのか?(わたしの勝手な憶測)
 秋谷智子さんは、まあ、ほかのふたりが強烈すぎて、なかなか話ができるはずもなかったが、声と喋り方がはづきのまんまだとわかって面白かった。ウケるところがひとと違う点も同じだそうだ。最近キツい一言(おもにどれみに対して)や壊れる(オケケケ……)属性がなくなっているので、ちょっと残念だよねぇ。
 どれみのオーディション裏話はよかったねぇ。何を間違ったかどれみ役のオーディションに呼ばれた永澤さんが、あいこがやりたいとねじこんで(?)、ほぼ決定していた松岡さんとの対決になった話。最終オーディションであいこだけがふたりだったのでやたら忙しかったこと、そのときに松岡さんがはづきの役も受けたこと。松岡さんがシャカチックのころは普段の喋りを関西弁で通していたこと、あいこオーディションではニセ関西弁が横行していたこと。あー、キリがない。

 そして、松岡由貴さんが事務所を移ったことを発表! これからは声優の方面に力を入れていくことが予想される。嬉しいけど、「週刊えみぃSHOW」に代表されるナレーションの御仕事はどうなるんかなぁ。移った先は、ぷろだくしょんバオバブ……おおっ、ということは、こおろぎさとみさんと共演する可能性が出てくるのでは。何だかこれは楽しみになってきたなぁ。

01/01/04 設計図をよく見て黄金の舟を作ることができたら
 映画『コンタクト』のテレビ放映、未見という確信をもって観たのだが……やはり今回もすでに観ていたらしい。この忘れっぷりは何なんだ。感想日記をつけておく価値も出てくるというものか(それでも忘れかねないが)。
 一応SFだし、出来も悪くないし、印象に残っていそうなもんだが。あ、ケナすほどのダメ映画のほうがかえって憶えているのか。『コンタクト』は感動を呼ぶほどじゃないし、宗教と科学の接点(コンタクトにいろんな意味を含めているのは明白)という日本人にはもひとつ関心のないテーマでほどよくまとまっているから、残らないといえば残らない映画かも。人類の95パーセントが何らかのかたちで神の存在を信じているのだとすれば、こりゃ、残り5パーセントに属する者は迂闊なことが言えないねぇ(笑)。

 しかし、役者陣にはオープニングのクレジットから興奮したね。わたしの好きな面々がゾロゾロと並ぶ並ぶ。
 ウィリアム・フィシュナー、視覚障害のある研究者を演じている。ああ、このひとの顔つき、好きだぁ。キレてもよし、繊細でもよし、脇役として活躍できるタイプだ。ジェームズ・ウッズ、今回もわかりやすい悪役イメージなのはちょっと惜しいかな。『ザ・コップ』で惚れた俳優だが、やっぱり顔つきがイイ。ジョン・ハート、変人富豪の登場場面で「納得」できる役者。しかし、禿げ頭で眼鏡をかけていたので、予想したイメージを裏切られたのが残念(まあ、それもいいけど)。名前でウィリアム・ハートと混同すると大恥かくから気をつけてね。
 トム・スケリット、世渡りの巧みなヤなオヤジ。『ピケットフェンス』では無神論者の役だったのに(笑)。なお、『ピケットフェンス』の老判事ヘンリー・ボーン役だったレイ・ウォルストンが本年一月一日に亡くなった。アリー(神父役)やヴォイジャー(艦隊アカデミーの庭師役)にも出ていたから、顔見たらわかると思うけど。えーと、あとはアンジェラ・バセット(ストレンジデイズのメイス)が出ていた、ってところかな。
 肝心のジョディ・フォスターはどーしたって?(笑) いや、そりゃまあ、よかったけどね。知と美を絶妙なバランスで備えている彼女なくして、この映画は成立しえなかっただろうから。あそこに、ほかの女優にあるような色気やおばはんっぽさが少しでも混じったら、説得力なくなっちゃうもんねぇ。一方、マシュー・マコノヒーは替えがきいた。それどころか、もっと父性を感じさせる俳優のほうが役柄の面でも物語(恋愛)の面でも説得力が出たことだろう。まあ、「え、こんな男が?」という意外性を感じさせるのが目的だったのかもね。フィシュナー贔屓としては、あんなイイ男だと無駄に腹立たしくなるんだけど(フィシュナーじゃダメなのかー、ってね)。
 主人公の少女時代の吹き替えにみぃちゃんセンサーが反応したが、正解はかないみかさんであった〜。もう、こおろぎさとみさんと区別つかないんなら、かないみかさんだったからといってガッカリする必要もないんだけど……。ジェナ・マローンは子役として人気が出ているようなので、要チェックか。衝撃デビューの映画『冷たい一瞬を抱いて』をチェックのための覚え書きとして記しておこう(心に痛そうな作品だが……)。

 映画『トレインスポッティング』を観た。んー、評判に期待して観たからか、そんなに面白いとは思わなかったな。健全な一日本人としては、ヘロインなんて縁が無くて、そのテの共感要素はないし、現実から切り離して「シャレた空間」として楽しむには薄汚かった(笑)。悪い仲間から離れられずに引きずり込まれる、というのはほかの作品にもあるし、理解できるけどね。どーも、わたしが音楽に何の反応もできなかったところに、この作品に興奮したファンと大きな差があるようだ。タイトルは「趣味で機関車のナンバーをチェックすること(鉄っちゃんか?)」らしいが、これは何を意味するんだろうねぇ。

01/01/03 目下(おそらく薄ら笑いを浮かべつつ)執筆中とのことです
 「コレクターユイ」の総集編を途中から観たら、ユイのナレーションつきで丸ごと編集されたものだった。アイに関わる重要シーンをつないでいるせいか、面白い作品だったように思えてくる。実際のところ、そのへん見逃しているし。いや、なんかね、アイの姿勢には身につまされるものがあって、ユイの言葉が心に……うっ、これ以上は恥ずかしくて書けん(笑)。
 「も〜っと!おジャ魔女どれみ」……堀内孝之進の像といえば、あいちゃんとおんぷが喧嘩した回で表情が変化していたといういわくのあるもの、それを話に取り込んでいてくれたら……というのは去年最後の放送の話。にしても、一話費やすのがもったいない話だったな、言ってもしかたないことだけど。
 さて、タイトルに「も〜っと」をつけたのは、次のシリーズの話をちょこっとしようかと思って。アニメ雑誌の類はほとんど読まないので、紙媒体からアニメ情報を仕入れることはないのだが、ファン掲示板を覗いているとイヤでも目にしてしまうものである。新しい魔女が一人増えるとか、進級でどれみたちがクラスで分かれるとか、不安をいや増す情報がいっぱい(笑)。
 「しゃーぷっ」が始まったときは「期待していない」と言い、「無印で終わらせていてくれたら」的なことも言ったわたしとしては、同じ失敗を繰り返したくないのだが、やっぱり楽観視できないよなぁ、ふぅ。「しゃーぷっ」は十分楽しめている。無印との客観的な比較は、正直わたしにはできない。「しゃーぷっ」になってから、アニメをより能動的に観賞するようになったので、楽しみを受容できる量が増えたからだ。三作目が作られると聞いたときは素直に喜べたが、いざ情報が入ってくると懸念してしまう。今度は「しゃーぷっ」で終わっておけば、とは思わないが。あいちゃんの望みとはづきの問題(アダルト・チルドレンまっしぐら?)は特に解決を見ているわけではないので、そこが楽しみなのだ。
 新キャラはどーも楽しめそうなタイプには見えない。声優さんがツボでもついてくれないかぎり。おんぷとレギュラー交替ならよかったのに(おんぷに恨みはないが、五人で各キャラが相対的に薄まるよりはね)。クラス分けも「え、出番が減るの?」と思わずにはいられないし。山田隆司さんが、はづきが魔女になった理由は一番根が深いので、「も〜っと」できっちり描いていくつもりだ、とおっしゃっているから、大丈夫だとは思うのだが……。
 結論:とりあえず今は「しゃーぷっ」に集中しよう(当たり前)。

01/01/02 だから七色カブト虫(きみのこと)は二回連続攻撃できるのだ
 さて、三が日はこれといって感想を書くような番組もないので、昨年末に書き忘れていたことで補填しておくとしよう。
 「仮面ライダークウガ」……新春スペシャルは大阪では放送されなかったので、去年最後の放送「不屈」の回についてもう少し。
 「クウガ」はスタイルに徹している。それは、カッコよく見せる、見たいものを見せる、ということだ。グロンギ側の映像に顕著だが、一条刑事(と五代)のシーンにも同じ事がいえる。「お約束の美」といってもよい。
 例えば、金(電気)の力を身につけたカブトムシ男(不覚にも、これが意味するところに気づかなかった)ゴ・ガドル・バと黒クウガの対決シーン。ガドルが先に立ち上がり、クウガを見下ろしたところで烙印が浮かび上がって、「何じゃ、こりゃあ」とばかりに敗れ去る。画面を見る必要もないほどにお約束だが、それでよい。陳腐と判断されるかもしれない。お約束の美と陳腐の差はわずかで、線引きする場所もひとそれぞれだからだ。しかし、「クウガ」については、羽をむしられる烏天狗のようなコンドル男、神経断裂弾に一度は倒れるが起き上がってくるガドルなど、見たいものを見せてくれていると思う。
 ストーリーのほうもあっと驚く意外な展開もなく、安心して結末を迎えられそうだ。お約束というのは定型になるだけの理由があるわけで、期待にきちんと応えてくれれば満足できるものになるのだ。おそらく妄想最終回をデッチあげる必要がまったくないほどに「そうそう、それでよし」という終わり方をしてくれるにちがいない(笑)。

01/01/01 知っておかねばならないのは、いまのところこれだけだ
 2001年になってしまった。この日記で、わたしが正月をどのように過ごしたか、なんてことを述べることは期待されていないし、取るに足りぬ出来事を面白くふくらませて語る芸も会得していないので、やめておこう。ネット上で公開している日記なんだから、何がしかの分野かスタイルに特化してりゃあいいのだ。そう思って、アニメ(特撮、海外ドラマ)感想日記を続けている。映画や小説の感想も混ざるところはイイカゲンなもんだ(笑)。昨年のように一年続けられるかどうかはわからないが、まあ、しばらくは同じ調子でやっていくことだろう。
 「この冒険で作品に触れて印象に残ったことは、巻末の冒険日誌に書きこんでおくこと。それらは、次の冒険(来年)でかならず役に立つはずだ」