FeBlueberry

ブルーベリー作の二月




01/02/28 「本当のことをいってるのはひとりだけだ。それを見きわめよ……」
 「電童」……黒騎士アルテア、和風なファッションで復活、跳躍すると青い長髪が後ろになびく。その正体はバーン・バニングスではない。今回は電童と戦ったわけでもないのに「黒騎士復活!」のタイトル、ついに自ら出陣して敗れ去ったウィッターの立場っていったい。このケンダマが実は強くて、強力な電磁波でメテオ本体を除くコンピューターはほとんど機能停止、エネルギー兵器は無力化、もっと以前に襲撃されていたら大変なことになっていただろう。あ、でも、ベガさんのコマでヤられていたなぁ。ベガさんは最強だからいいのか。さすがシャドルーを牛耳るだけのことは……いや、待て、あの仮面姿はアメリカ版ベガ(すなわち日本のバルログ)だな。マニュアル操作による電池交換で盛り上げるところが渋い(小林靖子さんの脚本)。
 吉良国進と浅野愛子、ふたりの関係にスポットがあたるのは今回ぐらいなのだろう。もう脇道にそれている余裕ないもんなぁ。ラジメニアのインタビューで、エリスと主人公ふたりの関係には恋愛を意識する要素がこれからもまったく出てこない、と言っていたのは哀しかった。エンディングは前回だけのものかと思っていたが、変更だったようだ。「COUNT DOWN」を気に入っていただけに残念。

 「パワーパフガールズ」……"Bubblevicious"(Bubbleliciousというガムがあるらしい、「バブルスがムッ!」とでも訳すか)は、バブルスが凶暴なヒーローと化す話。のっけから「X-MEN」のデンジャールームのパロディで大笑い。バブルスがあの甲高い声でまくしたて、ブロッサムは地面に擦りつけられるし、市長は気おされるし、慈悲を請う犬は容赦無くのされるし、夜のビルに立つ姿はまさにおっかねえ。モジョ・ジョジョの設計デザインが博士と似ているのは前々回の件でうなずける。「めっちゃすごい」に相当する英語は「ハードコア」だったが、これは規制の厳しいアメリカでアニメを制作する者の叫び(もっとハードコアに!)と考えるべきか。
 "The Bare Facts"(ありのままの事実、「包み隠さずに!」とでも訳すか)が傑作。画面が市長の視点で始まって「ほほう」と思うのだが、モジョ・ジョジョに目隠しをされてからは画面が真っ黒になり、声だけが聞こえてくるのである……といっても、日本版だけの処理と思われるが、文字が入っていた。さすがに黒い画面を流し続けるという冒険はできなかったのだろう、惜しいな。
 さて、その後が何といってもおもしろい。事のあらましをPpGが市長に求められて説明するのだが、三人の視点で話の内容だけでなく絵のスタイルもBGMも変化するのだ。バブルズの話は幼児の描くクレヨン画で、Sの文字が左右反転していたりする。内容は事件と関係のないバブルズらしい興味の方向に脱線する。バターカップの話は白黒緑の三色で陰影のコントラストが強い渋めのヒーローコミック、説明は擬音語と叫びのセリフがやたら多い。ブロッサムの話は普段の絵に近いが、彼女のリーダー性と計画性が強調された内容になっており、性格があらわれている。
 最後のオチは、タイトルにあるbare facts(PpGの話が食い違うところがポイント)とbare(裸の)をひっかけたものなので、日本人にはちょっと弱い。

 「ベルばら」……無事最終回まで観ることができそうだ(あと二回)。アンドレの死に方(まだ死んでいないか)があんなにあっけないものだったとは意外。オスカルをかばって撃たれるとか、そのぐらい劇的なものを想像していただけに。
 「ザ・プラクティス」……銃も五回発射すると正当防衛とみなされず、殺人罪が適用されるというのだが、これは結構ツラいなぁ。相手の検事はやり手だが、あくまで真っ当なところが渋い。敵が汚い手を使う、というのは安直だからね。ポルノビデオのコレクションが裁判の証拠に利用されるというのは気の毒すぎ。日本のマニア層が容疑者になったら一巻の終わりだなぁ(あくまで他人事のように)。
 「BSマンガ夜話」……読んでいる漫画が少ないので、知識としての情報だけが増えていく(笑)。今回とりあげられている作品のうち、きっちり全部読んでいるのは松苗あけみさんの『純情クレイジーフルーツ』(続編含む)だけだ。『うしおととら』ではないところが、内田善美さん(一条ゆかりさんのアシをやっていた、たしか松苗さんの先輩)の作品を愛するわたしらしいところか。

01/02/27 「ぼくをご存じなのでは……?」「いや、知らんな」
 「ヒヲウ戦記」……今回の歴史は、1854年に下田へロシア使節のプチャーチン提督が来航した一件(日露和親条約)。乗艦のディアナ号が安政の大地震による大津波で損傷し、修理のために戸田(へだ)へ向かう途中に沈没、戸田の船大工らの協力で建造した洋式帆船(ヘダ号と名づけられる)により帰国したというもの。そして、そこにはヒヲウの父、マスラヲも立ち会っていたのだった。
 アラシが昔から華たち姉弟のことを知っていたことが明らかとなる。自分のことを覚えているかどうか聞いてしまうアラシ、うっうっ、その気持ちはわかるよ。かわいいというか、かわいそうというか。親父殿にぶたれるは、アカにお灸を据えられそうになるは、ヒヲウに「風陣やめちゃえよ、カラクリ好きなんだろ」と図星をつかれるは、華に「友達になりたいのではないか」と見透かされるは、あっはっはー。
 ホムラ対ミコトの一戦めがホムラの敗北になるのは当然として、ミコトが圧倒的な強さを見せる前に、ホムラがゼンマイ切れで勝手に倒れたという印象を受けた。再戦のことを考えれば、ホムラも強いがミコトにはかなわない、という見せ方にしてほしかった。もっとも、山車ロボットの闘いで臨場感を損なわないレベルで見せるには、あのぐらいが限界なのかもしれない。

 「アルジュナ」……出来の悪い恋愛ドラマのシチュエーション(都合のいい偶然)を見せられても。1クールで終了するらしいのに、話が進まんなぁ。樹奈の姉、海音の声は萩森佝子さん、関西出身らしいのでネイティヴだ。女性陣がこう揃っていると、関智一さんのはったり関西弁が余計に目立つ。それで自然な高校生の会話を見せようとするから無理がある(不満なのは関西人だけとしても)。シンディの怪我と包帯姿は一部の層を狙っているのかもしれないが、わたしには興味がないので逆効果。
 「ヴォイジャー」……"Gravity"の回。トゥヴォックが過去に恋愛感情を抱いた相手は吹き替えで地球人となっていたが、テレリア人の間違いだそうだ、オイオイ。最初にノスを助けたトゥヴォックの判断基準は何だったのだろう。女ひとりを特殊メイクの異星人がふたりがかりで襲うなんて見過ごせねぇなぁ、などという少年漫画な思考をしたというのか(笑)。

01/02/26 「きみ、たしかに人間だろうね?」
 「ベイブレード」……タカオいわく「カイもベイブレーダーの端くれだ」……オイ、そんなこと言ってるから、カイに嫌われるんだよ、タカオ。もうおわかりだろうが、一応プロとして働いているはずの脚本家が間違えているので、説明しておこう。「端くれ」とは「とるに足りない存在だが、一応その部類に属する者」という意味で、普通は自分のことを謙遜していう言葉だ。タカオがカイのことをそのように思っていないことは明らかである。この脚本家に「あんたもライターの端くれだろ」と言ってやろう(笑)。
 内容は悪くなかった。香港の裏通りでいきなり飛んでくる中華なべ(アリーナとして使用)、ベイバトルに服を脱ぎ捨てて上半身裸になる挑戦者、「ヌンチャクをブレーダーの代わりに……タダ者ではない」……そのとおり。最後に出てきた白虎族の少年は、異様に目がおおきく、耳も尖っており、ほとんど妖怪か獣人である。聖獣の闘いになることは予想していたが、世界観もなかなかアヤしいものになってきた。
 「ビックリマン2000」……最終回。前回見逃したのはマズかったかなぁ。ファンタジーRPGのリプレイで、パーティに終盤加わったNPC(ダーツ)の正体が実は神だった、で終わったような感じ。また、福ちゃんですでにやっているから、このオチは弱い。福ちゃんが太陽になってしまったのは何だかなぁ……

01/02/25 「最近ちょっと太りぎみで動きがにぶくなって困ってるから……」
 「百獣戦隊ガオレンジャー」……これまでの戦隊シリーズで使用されたネタが多く取り入れられているらしいが、あまり観ていなかったころの「ターボレンジャー」から「オーレンジャー」までの七作品は記憶に薄いため、よくはわからない。全員が爪を標準装備しているのは凶悪だ。セイバートゥース戦隊とでも呼ぼうか。ホワイト役の女の子はわたしとしてはオッケーだが、目当てにするほどではない。それだったら「アギト」の真魚ちゃんのほうが……ゴホンゴホン(咳払い)。エンディング映像はおかあさん&朝帰りのおねえさん対応だろうか。あともう少しだけおっさん対応してくれても(笑)。
 「仮面ライダーアギト」……作品における涼(ギルス)の位置が見えてきて、脚本(井上敏樹さん)のほうも興味深くなってきた。評判の「ジェットマン」や「シャンゼリオン」をほとんど観ていなかったことが惜しまれる。怪人を色違いで複数体ずつ出したり、工夫も見られる。涼の変身があんな調子じゃ、コーチが怯えるのもしかたないなぁ。氷川役の要潤(かなめじゅん)さんは香川県出身だそうだが、アクセントがときどき関西風になっている気がする。謎の子供のことだが、美少年という役割を与えられたキャラが実際に美少年であることは観ていて気持ちがいい。
 さて、今回の敵ふたりはヘビ怪人だったが、その名もアングイス・マスクルス(蛇男)とアングイス・フェミナ(蛇女)。アングイス(anguis)はラテン語の蛇、その複数形アングエース(angues)がわたしのハンドル「セプタングエース(Septangues)」に使われているわけだ。「エー」とのばすのは"e"の上に棒がついて長母音となっているため。おお、いままでのなかで一番詳しいハンドル解説をする機会がこんなところで得られるとは(笑)。

 「も〜っと!どれみ」……第四話も山田隆司さんの脚本、ありがたいこってす。山田さんに書いてもらえると、キャラの性格の統一性、役割分担がきっちり守られているので安心だ。センスのなさからくるどれみの位置、フォローにならないはづき、ツッコミを入れるあいちゃん、アイドルの役割をきっちり果たすおんぷ、儲け至上主義のマジョリカなど。ほかの脇キャラへの目配りも一番行き届いている。
 学校のクラブの話から始まったときは、「アレ? 今回は何の話やったっけ」と思ってしまった。今後の展開の伏線を自然に挿入してくれるのは嬉しい。今回の伏線も入っていたわけだし、小竹の登場で。クッキーの作り方はよく知らないけど、あいちゃんのデザインは地味ながら凝っているような気が。パティシエ姿で町中うろつかれるとタマラン、うっうっ。店に来るクラスメートのチョイスもよいねぇ、ファンを意識しているとしか思えない(笑)。奥山さん強化中だし。リバーシブルのお着替えは無印を髣髴させる。魔法もあのぐらいで十分だけど、スポンサーが許してくれんか。代わりにパティシエポロンをたっぷり使って対応していたな。最後はほのぼのと締めた。どれみに対する小竹の描写もあっさりめなのがかえってよい。

01/02/22〜01/02/24 「もたもたしないで、お坐り!」
 木曜に本の感想を書こうとして失敗し続け、遅延と省略という結果になっている。
 「メダロット魂」……コワれたマイヅル(ユウヅルの父)の描写はくだらなすぎて、見ていられないレベルだった。ギンカイだけはそのセリフとBGMで笑えたが、ほかはつまらなかった。
 「トライゼノン」……脚本がまたまたバカみたいなシロモノだったが、この前も「さぶい」と評価した吉岡たかをさんだったので納得(敬称つけているとイヤミっぽいなぁ、スンマセン)。そして、バーバラの爆発シーンは紙芝居と化していたのだった。それにしても、山田美穂さんはまだ若いのにあんなオバサン声(宗像空)を出せるとは達者なもんだなぁ(バーバラと兼役)。大魔女グランディーヌのときも貫禄あったし。
 「アリーmyラブ」……新メンバーのマーク、音楽つきの妄想を実際に見るアリーとジョンに比べれば、最終弁論の前に気合を入れるため、クイーンの「We Will Rock You」を実際にかけることぐらい、かわいいもんだと思うのだが。その弁論はかなりの評判らしいが、宮本充さん(ビリー)があまりにイイ声をしていたので、その声がかぶさってくると(アリーの幻聴)、マークが大したことないように見えてしまった。

01/02/21 ゲーッ! 女の生首だ!
 「電童」……噂のユニットC-DRIVEが絡む話。サンライズのサイトによれば、設定しているうちにどんどん話が盛り上がって、CDまで出すことになったらしいが、ストーリーに直接関わるのは今回ぐらいなのだろう。ひそかに設定の多い(クラスメートとか)作品だが、一般の視聴者には関わりのないことでござんす。ペルシダーとファイティングアース、前回ではどうなったのかよくわからなかったが、ドクター井上が落ち込んでいるところを見ると、輝刃誕生の材料にされてしまったのだろうか。これも、設定したはいいが活躍させる余裕がないと判断して、そういう運命を辿ったのかもしれない。
 C-DRIVEについては、真ん中の青いおでこ娘(サキ)に反応してしまうのだが、好みというより、あいちゃんの影響なんだろうな(笑)。エリスは銀河を白い目で見るが、これは単にアイドルファンへの拒絶反応ということだろう。ユキとメール交換を続けてはいけない理由は特になく、最後は適当にゴマカした印象が強い。銀河がレオを利用して好意を得たことに後ろめたさを感じていたのなら別だが、そんな様子は見せなかったし。ユキが銀河のことを吉良国と勘違いして……というような話は作れそうだったが、そんなヒマもないのだろう。

 「パワーパフガールズ」……"Paste Makes Waste"(糊を喰っては事をしそんじる、とでも訳すか)は、生理的嫌悪感が先に立って楽しめなかった。あーも気色悪いガキだと、バターカップのほうに共感する。悪いことをしたときはきちんと謝ろう、という教訓話ではあるのだが、優等生な脚本をつまらないと感じた作者が大幅に変更したんじゃないかと思ってしまう。「鬼太郎」のあかなめがモデルかどうかは不明(笑)。「氷の息」の話は、オープニングその他でシーンを見せすぎ。スーパーパワーをいきなり獲得するところが笑えた。
 「ベルばら」……ダグー大佐って地味なわりにカッコイイところを見せるなぁ。軍神マルスの扮装って、あーた、アレス(マルス)のイメージはかなり悪いと思うぞ。アテナにしときなさいって。アンドレはやっぱり無学なのか、アポロと勘違いして月桂樹の冠なんて言ってしまうのだった(涙?)。銀河万丈さんの声が目立ったが、当時はまだ田中崇さん名義だったようだ。

 「ザ・プラクティス」……またも以前に登場した人物が殺人事件に巻き込まれる。モーテルで一夜を過ごした相手の首が自分のカバンに入っていた、というショッキングなもので、それがそのまま法律事務所に持ち込まれてしまったので、生首を目にしたレギュラーの面々はお気の毒さま。今回行われた裁判は、机上の殺人(綿密な計画、法医学等の専門書の数々、完全殺人用の凶器、妄想日記)が罪に問われるかどうか。妄想だけで裁かれてしまったら、もうそりゃ……(以下削除)。そして、海千山千のボビー・ドネルは都合のいい証言をしてくれる専門家を金で雇うことも慣れたものだが、リンジーはまだそうもいかないのだった。

01/02/20 みるみる砕け散る波が退いていったのだ
 「ヒヲウ戦記」……アバンタイトルの内容にまず唖然とさせられる。HONDAのアレが完成したのも、二足歩行の研究に悩む開発者が炎(ほむら)の図面を見つけて発奮したからというのだ、オイオイ。江戸時代で好き勝手にからくりを見せてくれるのは楽しいのだが、現代にまで持ち込まれるとさすがに違和感がある。
 今回はマユ姉さんがメイン。シオジという漁師の子供との出会いのなかで優等生的な描かれ方もするが、それだけで終わらないところにマユの魅力がある。風陣の屋形鯨から臆することなく自力で脱出する、あの決断の早さはすごい。思えば、第一話のときからマユはそういうキャラであった。マユの性格のよさを出すために、ヒヲウがいつもより単純なキャラの役回りを演じさせられていたのは問題か。まあ、よくあることだけどね。
 砲弾に関するマニアックな蘊蓄をナレーションするのは構わないが、それよりも朔月と満月および潮汐の関係を解説してくれないと、子供に話がわかりにくいんではないだろうか。いや、わたし自身、マユが月蝕を見て「これならいける」と判断した理由もよくわかっていないのだ。

 「アルジュナ」……あー、もう勘弁してくれ。言葉に縛られるな云々の話を真に受けて精神開発セミナーの類にハマるニューエイジでも増やそうというのか。制作者がマジもんなら、おそろしく恐いな……。で、話のなかでやってることは、殺しのパワーが念じてみたら癒しのパワーになっちゃうという安易なモノ。その安直さの方がよっぽど危険やっちゅーねん。念じるだけならカルト集団がやっとるわい。言霊の視覚化ネタも「ミカヅキ」で観たし、実は「ガオレンジャー」の文字効果と大差ないと思えば、随分ヘナチョコなネタにも見えてくる。
 その一方で、やっぱりシンディはエエのう。別に今回かわいい内面を見せたからというわけで言ってるんじゃないよ。単純に見た目の話。わたしの弱点をついているから、どうにも抵抗できない。どこがどういいのかわからない人には共感してもらえないので、わざわざ説明しないぞ(笑)。制作者の罠にはめられていることはたしかだが、別にそれで損するわけじゃなし。

 「ヴォイジャー」……まるごとキャプテン・プロトンな"Bride of Chaotica!"の回。好きなんだねぇ、アメリカ人。"Mage:The Ascension"のSons of Etherキャラをマジに演じようと思ったら、ネイティヴでないと無理かも(笑)。ま、日本にも少年向け冒険小説というネタがあるから何とかなるだろうけど。トム・パリスはコテコテのお約束プレイを楽しめるイイ奴だ。

01/02/19 ウォォォォォォォォォォーーー!!
 『THE WORLD OF WARHAMMER』を読んだ。先月に思いつき(ゲームブック掲示板にJohn Blancheの話題が出たのがきっかけ)で注文したのが届いたので、一気に読んでしまったのだ。洋書を二、三日の間に全部通して読むなんて初めてのことだ。ものすごくベタな世界で読みやすい文章だったのと、コテコテに燃える内容だったせいであろう。予想どおりに全192ページフルカラー(イラストは白黒含む)で満足のいく本だった。
 「ウォーハンマーRPG」の世界解説はそこで生活できる情報をいろいろと述べる必要があったので、地味で退屈な内容であったことは否めない。しかし、この『THE WORLD OF WARHAMMER』は血沸き肉踊る内容になっている。「バトル」のほうの影響が強いせいだろう。種族別に説明していくスタイルで、「ウォーハンマーRPG」の古臭いモンスター紹介とは大違いだ。「ウォーハンマーRPG」日本語版しか持っていない人は、入手しておくとよいだろう。

 ヴァドハーを連想させる円錐形の兜と丈の長いメイルで武装した「ハイエルフ」、髪の毛を染めて逆立てたバーバリアンの「ウッドエルフ」、〈黒き箱船〉という移動要塞で奴隷を集めにくる「ダークエルフ」、銃に大砲、ジャイロコプター、最新兵器で武装する「ドワーフ」、新種族ブラックオークも生み出したスラヴの悪鬼のごとき「ケイオスドワーフ」、「ウォォォォォーー」の叫びで軍団の士気が上昇する「オーク&ゴブリン」といったおなじみ(?)の連中からしてカッコイイ。
 わたしが一番気に入ったのは、ウォーハンマーならではの種族「スケイヴン」だ。このネズミども、ワープストーンを利用してドワーフなみの技術力を持っているから恐ろしい。生体改造、毒ガス兵器、サイバネティクス、巨大ネズミで動く戦闘兵器ドゥームホウィールなどなど。旧世界の歴史においても黒死病や天然痘はすべてコイツらのせいなのだ。うひー、カッコイイ。
 「リザードマン」は人間の領域と接していないこともあって(南米に相当するラストリアに棲む)、混沌やスケイヴンと闘う種族となっている。旧き者(Old Ones)に仕えていたスランが支配しており、ゲートの崩壊で滅びた旧き者の計画に従っているせいで、悪気はないのだが厄介な事態を引き起こしかねない(過去にドワーフの居住地を地殻変動で崩壊させている)。

 ドイツ風の「エンパイア」はドワーフの技術協力を受け、銃や戦車といった兵器を軍に導入している。フランス風の「ブレトニア」は「ウォーハンマーRPG」の記述より断然カッコよくなっている。まさに騎士道の国で、湖の淑女、緑の騎士、聖杯といった設定にあふれている。
 リッチマスターに率いられた不死の軍勢についても詳しい。おそらく「バトル」か何かの設定がそのまま使われているのだろう。シルヴァニアにはしっかりヴァンパイア伯がいる(初代の名はやはりヴラド)。
 もちろん混沌の勢力も解説されている。ビーストマン、ケイオスマローダーズ、チャンピオン、例の四神。「ウォーハンマーRPG」は混沌(戦乱、腐敗、変異、悪徳)が影を落とす世界だったが、『THE WORLD OF WARHAMMER』は混沌と激しい闘いを繰り広げている世界といった印象だ。同じ世界設定には違いないんだけど、解説のスタイルがそうなのだ。

 余談だが、「ウォーハンマーRPG」を読み返して、恥ずかしながらいまさら認識したことがある。フィミールというモンスターは単なるウォーハンマーオリジナルの種族だと思っていたのだが、これの元ネタはフォモール以外の何でもないことにやっと気づいたのである。「砦の外を旅するときには、霧がつねに一緒に移動して太陽から保護し」って、これはそのまんま「コルム」のフォイ・ミョーアじゃないか。
 「ウォーハンマーRPG」では結構な分量を割かれているフィミールだが、『THE WORLD OF WARHAMMER』では一切触れられていない。スケイヴンと違って魅力ある種族として生き残れなかったのかな。

01/02/18 目が合ったとたん八つ裂きにされるかと思ったのに
 「百獣戦隊ガオレンジャー」……予告を観た時点では、設定にファンタジー性が強く反映していそうだったので、期待が薄かった。「ギンガマン」から二作はさんでいるが、早くも同じ系統かとつい思ってしまう。ま、そんなにパターンもないだろうけど。山形ユキオさんの吼えまくるオープニングに、やはり戦隊モノはストレートな主題歌(唄いにくそうだけど)に限るなぁ、と喜んでいたら、最後に「脚本:武上純希」と表示され、気分は一気に下降した。先入観を排除するといってもねぇ、「ゴーゴーV」と和製TF(BW含む)でイヤというほど脱力させてくれた武上さんに何を期待しろと……。
 四人が変身した姿でオルグ(死語を連想させる……)と闘っているシーンから始まったのには素直に驚いた。漫画やアニメでは珍しくないが(最後にリーダーを勧誘する流れも)、戦隊モノは第一話で初変身というのが定番なので。しかし、その後はもう全然ダメ。いかに力を入れて制作しても(実際ガオライオンのCG等は出来がいい)、話の出来が悪くてはどうにもならない。
 象に発砲しようとする警官たちというのがまず最悪だ。ヒーローの優しさを表現したいがためだけに、普通の警官をあんな風に描くなんて。正義のヒーローがレッド候補を拉致するのに、左右からいきなり拘束して、動けないところをボディブローで気絶させるのもちょっとなぁ。こーゆう中途半端にひどいことするのが、一番タチ悪いなぁ。お堅い良識派の感想になってら(笑)。オルグを二体も出しておいて、あそこまで盛り上がらないとは大したものだ。ナレーションも使い方が安直である。
 まあ、このくらいでやめておくが、戦隊モノに興味のない方は「ガオレンジャー」をわざわざ観ることもない、とだけ言って……しまって、あとで化けたときがコワいので、みんなで時間を無駄にしよう、と言っておこう(笑)。

 「も〜っと!どれみ」……この第三話を書くために第二話があり、そして第一話のノルマ消化もあったのか、という山田隆司さんの力の入った脚本。三年目も変わらず、ついっていくっすよぉ。これじゃあ、「しゃーぷっ」の終盤どころではなかったわなぁ、というイヤゴトはおいといて(笑)。玉木麗香には興味なかったわたしも、今回の話にはやられてしまった。アバンと本編で見せてくれたピーくん独り芝居はもちろんイイのだが(ピーくんを見て顔がゆるむところが特に)、塾でも浮いている玉木の様子がまたタマラン。島倉かおりへの一方的な信頼感情もカワイイではないか。
 飛鳥ももこは、はづきとおんぷの要素を併せ持ちながら、それで片づけられない二面性(日本語の会話が苦手なゆえに生じる内気さ、本音で自由に話せるときの直截さ)を持つユニークなキャラとなっている。番組が始まる前は、おジャ魔女れいか(玉木)みたいなキャラを想像して不安だった(笑)のだが、いまのところ五人めの個性、スタンスをきっちり持っているキャラに仕上がっている。別に反応はしないけど。
 林野という典型的ガリ勉キャラ、よく聞く声だったのに誰かわからなかった。竹内順子さんのキャスティングは意外だ。実際妙にさわやかな声なので、ホントに人のいいヤツに見える。学級委員に選ばれたときのセリフ内容からすると、いやな部分も出したいようなのだが。ところで、竹内順子さんはきみたかの役を演じていたのだが、以前日記か掲示板でそれを野田順子さんと言った覚えがある。だいぶ前だろうから、訂正が難しいなぁ。
 ああ、肝心のあいちゃんについて書いてない。言うまでもなくすばらしかったからいっか(笑)。パティシエ姿が一番カワイイと思ってしまうのも贔屓目かなぁ。

 「アギト」……氷川くんを演じる役者さんは少々気の毒である。あの演技(セリフ)は本来特撮モノの「標準」として許容できる範囲なのだが、「クウガ」の一条刑事(葛山信吾さん)があまりにもよかったために、つい比較して不満に思ってしまうのだ。さて、今回「おっ、コレは」と思ったのは、銀のテストゥード(testudo:カメ)の顔(口)から白い息が立ち昇っていたシーン。狙いとしてあったのかどうかはわからないが、怪人がヌイグルミではなく生物として見えて、妙に心を動かされた。
 「デジモン02」……話の流れよりも、開かない踏切といった小ネタのほうが面白くなっている。前回のボルシチ、ピロシキ、キャビアもそうだったし。
 「はなまるくん」……ザ・ジズゼゾの出陣シーン、今回は潜水艇だった(タイミングが悪いな……)。操縦システムがパイプオルガン演奏方式になっているところがよい。種々の占い攻撃が、名称は違っても内容は同じであったことに対し、「占いなんてどれも同じ」と返したのには満足。

01/02/15〜01/02/17 「たぶん何か忘れてると思うけど」
 ズバッと省略! 友よ〜友よ友よ、友よ見てくれ、この日記。
 「トライゼノン」……キャラが揃ってしまうと、当然アルマゼノンのメンバーの出番も減るわけで、結局つまらないのだった。前回の感想で雫役の上村貴子さんをまったくの新人のように書いてしまったが、掲示板で御指摘を受け、「キョロちゃん」のクリンちゃんを演じていたことが判明したので、ここに一応記しておく。
 「ゾイド/ゼロ」……ナオミをかばうバラッド見ていると、いまにもリュシフェルの歌が流れてきそうで(KAIKANフレーズ)困ったものだ。
 「アリーmyラブ」……ラジオで「電童」の進藤尚美さん&野島健児さんのインタビューを聞いていたので、この肝心な回に全然集中していなかった。最後のキャスト紹介順で二番目の人物がシーズン途中に亡くなるとはね。「ピケットフェンス」を観ていたわたしでも、さすがにそこまでやるとは思っていなかったよ、ケリー。せっかく変キャラに生まれ変わっていたのになぁ。

01/02/14 セント・ブレナンデーにメイジャーマンの歌を
 「GEAR戦士 電童」……フェニックスが現われたときは読みが当たったかとひとり勝手に盛り上がったのだが、あれよあれよという間にユニコーンとレオが合体して、超獣王輝刃(キバ)の登場となった。勢い止まらんなぁ。涙にはあまり反応できなかったが、その惹きつけ方に感心するほかない。ベガさんに直接ラゴウを攻撃させる勢いだからねぇ。乙女の歯の抜けっぷりも実によい。
 「ベルばら」……作品内で二十年も経っていたのか、みなさん三十代なのね。年齢が外見と相応の若きサン=ジュストはロベスピエールまでテロリスト呼ばわり、ここまで徹底しているとすごいなぁ。

 「パワーパフガールズ」……二本めはモジョ・ジョジョの誕生秘話と思わせて、実はPpGの誕生秘話でもあったとゆーヒネった話。「悪役の猿」という発想は向こうにはあまりないらしく、原作者は「宇宙猿人ゴリ」からヒントを得たらしい(濃いな……クレイグ・マクラッケン)。脳みそを収める帽子の模様はカゲスターからというしねぇ(濃いな……)。メイジャーマンの話では、ナレーションがPpGを「メイジャーパフ」と呼び間違え、PpGがムッとする場面があるが、原語では「パウダーパフ(Powderpuff)」となっている。さて、日記の遅れているお詫びに、メイジャーマンのテーマを掲載(笑)。

 メイジャーマン われらのヒーロー  戦い抜くぞ あきらめず
 Major Man, a hero to everyone Fights his battles to the end, never giving up
 正義だ 逃げないぞ  弱きをたすけ 悪を討つ
 Seeking justice, never far away Always there to help the weak, fending off the bad
 好きよ 愛する者  裏切らないぞ メイジャーマン
 Loved by all, he'll never let us down We will never lose the faith, for Major Man
 真実もとめ  飛べ 空高く
 Seeking truth to proving lies Flying high through clear blue skies
 われらを守るため  行くぞ どこまでも
 Finding ways to protect us all He's our man standing strong and tall
 メイジャーマン われらのヒーロー  戦い抜くぞ 最後まで
 Major Man, a hero to everyone Fights his battles to the end, never giving up
 好きよ 愛する者  見捨てぬ男 メイジャーマン
 Loved by all, he'll never let us down We will never lose the faith, for Major Man

 「ザ・プラクティス」……アラインメントが異なる者の対立は考えやすいが、法廷モノであるこの作品ではLawful Goodの弁護士と検事、判事が対立している。ちょっとほかのジャンルでは見られないよね。今回は四歳の子供に殺人事件の証言をさせるかどうかが問題になった。前回レベッカが司法試験の合格通知を受け取り、弁護士となったので、事務員にルーシーという新レギュラーが加わった。ケリーならではの変人がまたひとり増えたといえよう。以前登場した人物が殺人の被害者か加害者になるあたりもケリーである(もう驚かんぞ)。

01/02/13 これほど大きな糞をするのは……
 「機巧奇傳ヒヲウ戦記」……ウンコまでデカいと言われたら、華ちゃんも我慢ならぬわなぁ(笑)。動物かぶりものカラクリの使い手ヌケは悪くなかったが、アイツは象のハナ(パクシャ)を見つけていなかったら、あの変なカラクリをどうするつもりだったんだ。海に沈んだホムラ内部のキャラの様子がかわいかった(マチとジョウブ)。
 「地球少女アルジュナ」……こうやってツッコミを入れる者の居心地を悪くさせようという企みでもあるのか。つい高校時代の教師の話でもしたくなるが、長くなるのでヤメ。さくっと流そう。あの声でもいいから、シンディを出せ(愚)。
 「新ハイランダー・アマンダ」……誘拐専門の不死の民登場。悪党でも決闘の作法だけは守るらしいが、マクラウドのときと違って「最後に生き残るのはただ一人」のフレーズがないため、それを納得させる儀礼の雰囲気に欠けている。しかも、今回はアマンダのほうが相手の足を線路の遮断機で挟みつけ動けなくし、そこを首チョンパするんだから酷い(笑)。
 「ヴォイジャー」……ドクターの十八ヶ月前の記憶が消去されていたことが発覚する"Latent Image"の回。犯人が映るシーンはきっちりドキドキさせてもらったが、読めんかったなぁ。根拠無く「セブンか?」と当てにかかったのだが(当たっても自慢にならんがな)。最後はスカッとわかりやすい結末にまとめなかったので、「あ、これで終わりなのか」と置いていかれた感じ。無教養な人間にダンテの詩はなぁ……

01/02/12 ギ、ギ、ギ……ギムネマ!
 「ベイブレード」と「ビックリマン2000」は、プレインシフト構築済みデッキ対決をしながら、流していただけなので感想はパス。
 「犬夜叉」……原作を読んでいないので、桔梗に絡んだ話は素直に楽しめた。やっぱりエエのう、巫女さんは。んー、ほかに書くこともないな。
 プレイステーションの「北斗の拳」を遊んでみたが、思いっきりヘタなので、アミバが倒せずにストップ。指が痛くて続行不能。どのくらいヘタかというと、種もみを奪われるほどである。連打だけは持ち主より速いので、木人形狩りの腕相撲には勝ったのだが。ま、何にせよ、アニメファンにはたまらんゲームやなぁ。

01/02/11 妄想デッチあげに至らず
 「未来戦隊タイムレンジャー」……歴代スーパー戦隊をざっと紹介する特別編。バックの空にタイムジェットを合成させていたのにはちょっと感動してしまった。
 幻の第51話(最終回)は構想を練ってみたのだが、いまひとつ納得できる面白さに欠けていたので、作成を断念した。どんな構想だったかを軽く紹介しておく。ストーリーはVレックスの上に乗っていた竜也が時空の渦に呑み込まれたシーン(第50話ラスト)から続いている。
 瀕死のリュウヤ隊長は三十世紀の医療技術により一命をとりとめる。脳のダメージを修復した際に、それまで失われていた記憶が甦ってくる。時空の渦に呑み込まれた竜也は、記憶を喪失した状態で三十世紀に漂着したのだ。彼は時間保護局管理コンピュータの保護下におかれ、リュウヤというIDが与えられた。コンピュータは親と教師の役割を務め、彼を時間管理局の隊長にまで仕立て上げた。
 時間保護局管理コンピュータは、起動を開始したときから歴史を完全に解析し、正しい歴史が守られるようにすべてを配置したのである。2001年の大消滅が竜也によって防がれ、その彼がリュウヤとなることも定められていた「歴史」であり、コンピュータは何もかも知っていたのである。
 滝沢直人を死なせたのが自分の仕業であったことに愕然となる竜也。
 「うああああああああああああ」
 ……で、終わらせたら、『変身忍者嵐』みたいでイイなぁ(笑)。第50話でダークな結末にするならコレだね。竜也=リュウヤの線だけは譲れなかった。しかし、一般受けしそうにないので、もうちょっと救いのある展開を考えたのだが、直人が死んでいる以上、なかなかそうもいかない。歴史改変で復活させるのもいまひとつスッキリしないし。竜也が直人の墓前で浅見父に「オレはさ、オヤジなんかよりよっぽど手強い運命論者と闘ったんだぜ」と言ってのける展開に持っていこうと思ったんだがなぁ。

 「も〜っと!どれみ」……ピアスの件は「虹色定期便」異文化交流編(勝手に命名)を思わせ(実際にネタとしてあったかも)、ETVのテイストを感じさせる。マジョモンローとの死別には驚かされたが、こちらは山田さんも参加していた「あつまれじゃんけんぽん」を思わせる。どれみたちの涙の表現が軽く見えてしまったのは残念。死を扱うときは、もうちょっと抑えた演出の涙を見せてほしいものだ。三年目ならではのキャラの生かし方には、ただただ顔がほころぶばかり。クラスの分かれたどれみたちが廊下で談笑しているときの様子なんか最高。
 マジョモンローに大谷育江さんを配したのは、ハナちゃんと構図を同じくする仕掛けなのだろう。パティシエ服の着替えシーンがあるのはよいことだ、二段変身見せられるよりも。最後の親の反応は、「英語」と聞いてとびついたかのように見えなくもないはづきママとおんぷママがちょっとね。も〜っと言いたいことはあったのだが、余所でたっぷり言われてしまっているので……

 「仮面ライダーアギト」……豹の次は亀だろうという推測がとんでいたが、ホントにそのとおりだったので前回の予告の時点で笑ってしまった。
 「はなまるくん」……ザ・ジズゼゾの出陣シーン、今回はバイクに乗っていた。毎回変わるのだとすれば、チェックしておきたいところだが、さて。
 「セーラームーンR」……第二話を観たが(再見)、「どれみ」以上に強引な継ぎっぷりであった。脚本は隅沢克之さん……も、もうちょっと集まる理由何とかできんかったのか。でも、「乙女のポリシー」はエンディングベスト1だなぁ。
 「北条時宗」……いきなり(笑)。桐子の子供時代を演じる磯部詩織ちゃんが、時宗役の子供に比べて、かなり達者な演技を見せていたので、ここに覚え書き。次回には邑野未亜さん(少女時代)に交替しているんだけどね。木村佳乃さんになるころにはどうせ観てないんだろうな。

01/02/10 おめでとう――こいつはナメクジラだ
 「ゾイド新世紀/ZERO」……音声コマンド操縦を口実に、エレファンダーの武装をすべて説明するというアイデアに呆れるやら感心するやら。リノンのディバイソン下取りの話に、ゾイドもただの兵器扱いになったことが伺える。生命体扱いであの態度だと、リノンのイヤ度が高すぎるからね。ライガーゼロにだけ聖獣でも宿っているのか(笑)。
 「無敵王トライゼノン」……曙&アルマゼノン登場の回。あー、やっと反応できるキャラが出てきてくれたよ。露骨に狙ってきているのは承知だが、ここまで待たされると、飢えた獣ようにとびついてしまうのだった(笑)。雫(しずく)を演じるのはオーディションで選ばれた新人の上村貴子さんということだが、なかなかかわいい声をしている。宗像梨紅は関西弁っぽい喋りでポイント高いが、田村ゆかりさんだったのは驚き。京鞍馬では変な京都弁を披露していたのに。出身は福岡だそうだが、うーむ、これではよくわからん。宗像宇美は海洋生物マニアの変キャラで、個性としては悪くない。辻親八さん(宇宙)と山田美穂さん(空)もいて、ほかの面々はもういらんという感じ。
 「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」……先週から放送開始、三本を一回ぶんにまとめている。笑ってしまうネタはあるが、全体としてはタルくて、持ち上げる気にはならない。

01/02/09 「あだじ、あの子のごどならどんな秘密だっで知っでるんだがら…」
 「メダロット魂」……メダフォースというのは、作品の質をグッと低下させるなぁ。何が嬉しゅうてこんなものを取り入れるのか、と思ってしまうが、お話作るのが楽になるんだろうねぇ。つまんないだけなのに。
 「ふたりはふたご」……ミシェル(オルセン姉妹)のファンというわけではなかったので、特に楽しみにしていたわけでもなかったが、そう悪くなかった。いや、結構イイかも。わたしにとっては、かないみかさんによるところが大きい。メアリー・ケイトのほうが好き、と断言できるもん。アシュレイ(川田妙子さん)と同じ容姿なのに。まあ、服装もメアリー・ケイトのほうがイイんだけど(笑)。ふたごの声は奇しくもミーコ(ニャーゴの妹)初代&二代目のコンビであるが、原語では区別できるんだろうか。日本の双子探偵、三倉姉妹は関西弁と標準語で分けていたが、そんな工夫でもあるのか。
 「金曜アニメ館」……片渕須直さんがゲスト、映画「アリーテ姫」を紹介。キャラの色指定を固定せずに、背景の色や明るさに合うよう、デジタル彩色で修正していく手法が取り入れられている。こういった技術的な工夫を認識できる目を持たないだけに、知識として仕入れておきたい。
 「アリー・myラブ」……ケリー慣れしていると、冒頭も最後のオチもいまさら驚かないが、ドタバタ度はほかの作品よりも強いので笑ってしまう。ビリーの幻覚はやりすぎと思っていたら、最後に脳腫瘍という爆弾が待っていた(これがケリー脚本)。

 映画『死の接吻』をテレビで観た。例によって、前にも観ているが、内容を全く憶えていなかった(昨日観た『アウトブレイク』も二度目だったし、こんなことでいいのだろうか)。涙目のルカ(ジョジョ)の元ネタが出てくると聞いたので改めてチェックしたのだが、たしかにそのとおり。ジョジョを読む前に観ているはずなのだが、気づいていなかった。サミュエル・L・ジャクソンが演じる刑事役で、イイ味出してるのに。この作品はキャラの個性づけにそういう小技を利かすのが好きらしく、ニコラス・ケイジ演じる悪役は喘息持ちで吸入器を常用し、金属(スプーン等)の味を嫌悪している。ストーリーには特に関わってこないのだが。ニコラス・ケイジの吹き替えは安原義人さん。マッチョではあるが、前述の特徴で神経質な要素を加えているせいだろう。

01/02/08 「運命がそうしろというなら、そうしよう」(ジャリー・ア・コネル)
 ここで「紅衣の公子コルム」4〜6巻に関する話をしようと思っていたが、書く時間がとれないので、また次の機会にしよう(立ち消えの可能性もあるが……)。
 「キョロちゃん」……穴埋めに感想を入れておく。タナカさんの話は、最後にテレビの電源が切れたときにキョロちゃんが思わず「何でやねん……」ともらしてしまうところがよかっただけに、新聞でタナカさんブレイクの記事を目にしたときのコメントは「そんなアホなー!」で締めるのが正しかった。

01/02/07 「まずわたしの屍を越えてから行くがよい」
 「GEAR戦士 電童」……ラゴウの脚が切り落とされたときに「おっ、コレは次回の伏線になるのかな」と思っていたので、大元のデータがあれば、という話が出た時点でニヤリ。もっとも、わたしが思い浮かべた展開は、あの脚がゴモラの尻尾みたいに暴れ出すことだったんだけど(笑)。深海の戦闘そのものはあっさりしていたのが残念。エヴァゲを連想させるわりに重機獣が喋るので、そこに違和感がある。ラゴウの脚が破壊され(破片の回収は無理なのか?)、さらに次回へ引っ張る流れは相変わらずうまい。
 「ベルばら」……ジャルジェ将軍、その魂は日本人の武士(もののふ)か。「おまえを神のもとへ送り届け、すぐに私も行く」ときたもんだ。制作スタッフ、サン=ジュストに恨みでもあるのか(笑)……思うに、過激な行動に走るキャラクターが欲しくて、目をつけられたのがサン=ジュストだったのではないだろうか。

 「パワーパフガールズ」……「電話にご注意」は、ヴィラン三人がPpGの代わりにギャングリーンギャングをボコボコにする変則エピソード。こーゆうのをサラッと見せてくれるところはうまい。モジョ・ジョジョより彼(Him)のほうが上位にあるらしい。モジョ・ジョジョは、原語では三船敏郎のような喋り方をすると聞いたのだが、たしかに日本人が聞き取りやすい発音でそんな雰囲気があった、面白い。原題の"Telephonies"はphony(にせ、いんちき)とひっかけている(覚え書き)。
 「みんな大好き」は、「彼」の生み出した煙を吸った市民がPpGを憎み、襲いかかってくる話。今度はPpGがヴィランの代わりに市民をボコボコにするというオチ。なるほど、うまい組み合わせだ。原題の"Tough Love"の意味を調べてみると、「(友人や家族の麻薬中毒などを治すために)厳しい態度をとること、愛のむち」とあった。おおーっ、これは深いぞ、パワーパフガールズ!

 「ボストン弁護士ファイル ザ・プラクティス」……エレノア、あんたはダグラス・ワンバーグ(ピケットフェンスのキャラ)かっ。車で人をはねた依頼人がその場で電話をかけてきて、飲酒運転だったことを告白したため、「落ち着くために酒を飲め、堂々と」と助言してしまったのだ。はねられたのがボビー・ドネルだったため、このことは思わぬ事態に発展し、エレノアは深く落ち込むのであった。いかん、ほかのあらすじ書いていたら、キリがない(笑)。
 今回はボロ泣き、ケリーのおっさんにはいいように泣かされている。ボビー・ドネルの父親は「大手の法律事務所で働いている」掃除夫だったのだ。あー、もう畜生、感想書いていても泣けてきた。涙、涙で終わるかと思いきや、最後はユージーンが陪審のひとりから、「彼が最終弁論で被告の無実を一度も主張しなかったこと」が引き金となって有罪の評決に達したことを告白される。容疑者ふたりのうち、ポリグラフ(証拠とならない)では無罪と思われる少年のほうが殺人犯とされたのである、彼の最終弁論のせいで。ショックを受けたユージーンの姿で終わる(これがザ・プラクティス)。

01/02/06 おそらく、食べ物には毒が盛られてあったのだ! 苦しいーっ!
 「地球少女アルジュナ」……注目される作品になるとは思っていたが、それが別の意味だったとは予想もつかなかった。前回の直球な主張はまだ許容範囲だったのだが、今回は思想団体の主張一歩手前という感じで気持ち悪くなった。ファストフードに執着のないわたしでも、あんな見せ方にはうんざり。遺伝子組み替え食品のことまで持ち出しているし、なんか「善意という名の悪意」を感じる。時夫が全然変わっていないくせに、わかったようなことを言うあたりは、バカの描き方として正しい。樹奈の母親が壊れる描写はあまり気持ちのいいものではない。
 後半のナノセイバー的(いや、ほかにもイロイロ譬えようがあるけどね)展開は、医学の知識に欠けるので、ツッコミを入れられないが、臍帯をマジに投入したのにはビビった。唯一の慰め(慰み?)は、第三話以来クリスとシンディの関係が妄想を刺激してくれることだ。

 「機巧奇傳ヒヲウ戦記」……獅子王の正体は、中川宮(なかがわのみや)朝彦親王(1824〜1891)ということだろう。安政の大獄により弾圧された公卿のひとりで、幕府から永蟄居(終身の謹慎)を命じられ、相国寺に幽居していたときは獅子王院宮と称したらしい(間違ってたらゴメン)。魔王として恐れられたというのもホントみたい。アニメで学ぶ幕末知識(笑)。おじの益満を斬ろうとした有坂の死をしっかり見せたところがシビアだ。これだから會川昇さんは油断ならない。華と雪の運命がどうなるか、ホント保証できんよ、これは(覚悟しぃや〜)。にしても、キスケ、クリス、清河八郎と声を聞かせてくれる上田祐司さんを誰か何とかしてください(笑)。

 「新ハイランダー・アマンダ」……アマンダとライバル関係にある不死の女盗賊ジェイド登場。しかし、ルックスも性格もいまひとつ魅力に欠けていたかな。アマンダを食うようなキャラを出すわけにはいかんもんなぁ。昔の名画に「この絵のモデルはわたしなの」なんていうネタは、不死モノならではで嬉しい。
 「ホミサイド殺人捜査課」……スナイパーの後編、冒頭の「気持ちよく自白してもらう」という意味がわかってきた(わたしは視聴三回目だからね)。いままでもったいないことしたが、これからのチェックが地獄ともいえる。ペンブルトンの青山穣さんは、トゥヴォックと合わせて魅力爆発だ(チクショー、何もかもいまさらだ)。
 「ヴォイジャー」……"Counterpoint"の回。ネタバレ邦題にはうんざりだが、慣れてりゃ、あのくらいは読めるかな。むしろ、ジェインウェイが一枚上手だったことに感心したし。カシックの声、おそらく最近わたしお気に入りのあの人だと思うのだが、確信がないので記さない。

01/02/05 光と闇は出会い、とけあって、ひとつになった
 「爆転シュート ベイブレード」……どーも、設定によるとビットチップにはビットという精霊が宿っているらしい。四聖獣だけの話かと思っていたのだが、どのベイにもビットがいるのだろうか。使用者の意思にそった動きをするのはそのためと考えてよさそうだ。「メダロット」のようなビックリな展開があったりして(笑)。そーいや、「熱死戦線ビットウォーズ」とかいうライトノベルもあったなぁ、お勧めでも何でもないよ(酷)。形見がビットって、マックス母さん……。四聖獣のベイの名前は「ドラなんとか」で統一しているようだが、いきなりマックスに「ドラシェル」だと命名された日には「そのドラって何?」と言わざるをえない。プロトシェルが何故「プロト」なのかはわかったが(笑)。試合が終わったら温泉に行こうと言い出すタカオ、どんな小学生やねん。サービスシーンになるのかなぁ、アレは。そーゆう方面はさっぱりわからない。

 「ビックリマン2000」……世界観を把握していない者にとっては、「何か知らんが凄ェ」と感心するやら呆れるやらという感じだが、ハマりたいとまでは思わない(気持ちはわからんでもないが)。ヘタに触れると火傷するテーマに踏み込んだかと思わせたが、「弱者を虐げる者がいれば、おれは悪魔にもなって、そいつを倒す」的な発言で、矛盾を抱えた存在であることを自覚した展開は大したものだ。内なる闇や罪の意識を認めるというファンタジーの王道、影を受け入れる「ゲド戦記」すら連想させるではないか。矛と盾という武器を手に入れて星騎使にパワーアップするというわかりやすい喩えもこの際よしとしよう。Good(善)なら天使(Lawful)も悪魔(Chaotic)も関係ない、という発想が思い浮かんだのは言うまでもない(笑)。(追記:カオスというビックリマン用語もあることだし、Lawfulなら天使Goodも悪魔Evilも関係ない、といったほうがD&D的にも正しいのだが……こっちはちょっと割り切りにくいんだよなぁ)
 ……と盛り上がってみたはいいが、この作品、二月中に終わるんだってさ、ガーン。この二ヶ月のエピソードってオマケかいっ。道理でマーネスがあっさり死ぬわけだ。最近面白かった理由も、定型の繰り返しを脱して、穴埋めエピソードを排しているせいに違いない。
 「犬夜叉」……桔梗が復活しそうなタイトルだったのでチェックした。別に期待していたわけでもなかったのに、たっぷりとよいものを拝ませてもらったのはラッキー。抜け殻で十分、とゲスい発想をした大きなお友達は多かったであろう(あくまで他人事のように)。

01/02/04 青白い光に包まれてぐるぐる回転しだし
 「未来戦隊タイムレンジャー」……最終回、もちろん来週の第51話は番外とみなしたうえで。リュウヤ隊長がVレックスのパイロットとして死ぬと定められていた、という種明かしにはなるほどと納得したし、Gゾードの時間渡航実験の失敗で二つの未来を見てしまった、という話もこれまでの流れをうまく説明できるものでよかった。それでも、何かしら満足できないものがあったのは、最後に竜也が叫びながら時空(?)に呑み込まれたときに一波瀾あるかと期待してしまったせいだろうか。アヤセがリュウヤを殺してしまった事実も気になったし。あの時点ではリュウヤが死に値するほどの悪党には思えなかったし、直人を身代わりにしたとはいえ、三十世紀を守ろうとした努力と死ぬ運命だった四人を救ったことを考えれば、やはり悪党とはいえない。まあ、過去が改変されたら、リュウヤの死も不確定なものになるんだけど。うーん、スッキリしない結末だったかな、わたしとしては。

 「も〜っと!おジャ魔女どれみ」……三年目という不安を抱えつつも、ファンとしては自然と顔がほころんでくるのだ。オープニングのノリがすばらしかったことは、この嬉しさを大いに助長した。モーニング娘。に興味のないわたしでも、「どれみ」でヘイだのホイだのビンビンバンバン(ジュジュワ〜)とやられると、素直に認めざるをえない。コレはいいものだ、と。特にクラスメートたちの絵と連動した「ハイ」の畳みかけが気持ちいい。三年目にふさわしい選曲で、スタッフの狙いは成功したといえるだろう。
 新製品紹介の嵐は「どれみ」を続ける原動力になっているわけだから、まあ、受け入れるしかあるまい。パティシエポロンが出てきたときは、さすがに一話でそこまで入れるかと思ったが、一回でノルマ達成してやれという山田さんの心意気だったのかもしれない。元老院はオープニングで四人が登場するシーンを見た時点でウケた。十二人いるということで、WoD的RPG世界を妄想したくなる設定にゾクゾクする。マジョハートを長とする魔女医者、マジョドンを長とする問屋魔女、ほかにも庭園を管理する魔女、アイテム製作の魔女、調理師魔女等が揃っているにちがいない、うむうむ。
 クラス替えのシーンから「どれみ」本来の楽しさが出て、ファンも満足といったところであろう。あいちゃんに抱きつく信ちゃんがもうたまりまへんな。ファン掲示板も覗いておられる山田さん、そこはきっちりわかっていらっしゃる。堂ノ脇さんの泣きの演技がまたイイのよ、音量上げて聞こうね。どれみの一組に集まった面々はファンの人気も反映しているのだろうか、奥山なおみ、工藤むつみが入っているあたり。まりなだけが意外にも外れているが、「しゃーぷっ」で十分出たからかな。前のクラスの女子だけで集まっている様子は最高、三年目だから見せられる描写だ。
 エンディングは映像がうまい。歌詞の内容を絵コンテの力技で作品に合わせた感もあるが、実は今回一番ウルウルときたのがココだった。無印のエンディングを越えるものはまず登場しそうにないが、三年目でもここまで見せてくれるのはホントにすごいと思う。

 「仮面ライダーアギト」……G3がチェーンソー振り回して暴れていたのが実によかった。いや、高速振動剣なのか単分子ソードなのか何なのかは知らないが。触れる物が勝手に切れてしまうので、自ら残骸の下敷きになっていたのがカッコイイ。
 「ニャンダーかめん」……テルテルって何なんだ。ニャンダーの世界では、キャラは基本的に動物の擬人化で、てるてる坊主キャラというのは何でもアリのアンパンマンワールドに属すものだと思っていたが。見た目にはコジコジの世界という気もするな。雨を降らせ続けるだけの影響力があったことを思えば、半神(デミゴッド)と考えるのが適切だろうか。

01/02/01〜01/02/03 ムービー・デイズ
 感想を書くまでに間があきすぎたので、木金土放送の作品については省略。
 テレビで観た映画は、映画100年を記念して制作されたアニエス・バルダ監督の『百一夜』(1995)、フリドリック・トール・フリドリクソン監督のアイスランド映画『ムービー・デイズ』(1994)、オランダの新鋭が低予算で制作して高い評価を得た『リトル・シスター(Zusje)』(1995)など。
 『百一夜』は古い作品も観ている映画マニア向けで、わたしには楽しめなかった。リュミエール兄弟のフィルム(ホースを足で踏んで水をとめるいたずら)のパロディがわかったのは、「クイズ日本人の質問」のおかげ(笑)。『ムービー・デイズ』は少年期をノスタルジックに描いているが、この系統の作品を多く観ていると、ありきたりに見えてしまう。面白いエピソードもあるにはあるが。『リトル・シスター』は女優の魅力もあって途中まではなかなか面白く観られたのだが、最後は話がわかりにくかった。挿入してなければオッケー、という問題ではないと思うが……向こうのアレは直接的だからなぁ、快楽の面で。情緒に欠ける感想だ(笑)。
 映画『ブレイド』もテレビで観た。B級映画に燃えるタチではないので、欠点のほうが目についてしまう。相棒のウィスラーの死から一気にラストへなだれこんでほしいのだが、「なんじゃそりゃ」という反応しか引き起こさない母親の登場でタルくなった。吹き替えは大塚周夫さん&明夫さんが親子に近い関係を演じていて面白かった。