|
OctOgre 「第八の鬼」の十月 01/10/31 「この魔法は空間と時間を旅する魔法ですが、危険も伴います」(ミニマイトのジャン) 「スクライド」……橘あすかのセリフも漫画の吹き出しで読むなら少しは見られるものになるのかもしれないが、アニメだと依然お寒いかぎりだ。カズマと劉鳳にまかせときゃいいのに。ストレイト・クーガーはカズマと目つきが似ているが、やはり血の繋がりはないということか。 「おじゃる」……散った花の代わりに、貧ちゃんが「咲いて」みせるところが一番の見せ場かね。 「7デイズ」……荒唐無稽で何でもアリが魅力のこの作品、今回は精霊のパワーでバックステップだ! 出だしはホンマにギャグかと思った。元ネタあるのかなぁ、思い当たるものが見つからないんだけど。ここのところ面白いと褒めてるけど、海外ドラマとしての評価は、アニメにおける「ベイブレード」や「ウェブダイバー」の評価に近いものなので、そこを誤解しないように。楽しんでいるのはホント。 「BSマンガ夜話」……子どものころに繰りかえし読んだ漫画のひとつが、真崎守の『ジロがゆく』である。まあ、わたしの年代では珍しいほうだろうなぁ。つげ義春へのオマージュがあったとはねぇ、うーむ。 01/10/30 「あけるな!」といわれれば、あけてみたくなるのが哀れな人間の習性 「学園戦記ムリョウ」……妙見彼方の登場で話が動くかと思いきや、またしてもかわされてしまい、あっさり退場。予告のBGMが変更されており、次回こそは大きな展開があると思われる。あと四話だもんなぁ、本当に最終回で全部納得できるのか。 「ヴォイジャー」……「自立への旅(Good Shepherd)」の回。イントロでやたら凝った見せ方をするので、何か深い意味でもあるのかと思ってしまった。最後に三人の落ちこぼれが気絶したままで終わってしまっては、テーマの点で物足りない。 「ホミサイド」……マイティマウスを観てマジ笑いしているベイリス、寒いぞ。あ、わたしも似たようなもんか。 01/10/29 狼は肉を食べてきみの手をペロリとなめてくれる 「ベイブレード」……抵抗は無意味だ、おまえたちの聖獣を同化する。ってな感じのカイだが、ブラックドランザーは魂を啜る魔剣のごとき存在と化している。ヴォルコフの嘘っぱち演説で「ベイブレードは愛と友情のシンボル、ベイバトルは平和と協調の実践」と言っていたが、本来主人公側が主張しそうな内容を敵が言うことで笑いがとれるというのは、逆説的でおもしろい。 「Dr.リンにきいてみて」……脚本の中瀬理香さんがつるぺたという言葉の意味をわかっているのか疑問だ。単に胸が小さいことをマイナス評価でつるぺたと表現するのは明らかに誤用。つるぺたというのはまったく胸が膨らんでいない年齢層の少女(幼女)に対してのみ使われるもので、そのような嗜好を持つ集団がプラス評価でそう呼称しているのである(興味の対象範囲も指す)。さらに、胸だけを指して使われるとは限らず、つるの部分は下の部位を指して使われていることも多い(それが原義だと思われる)。つまり、下品なジャーゴンであって、リンリンのようなキャラに言わせるような言葉ではないのだ。しかも、その表現がピタリ当てはまる本人が口にしているのだから、冗談としたらタチが悪すぎる。おそらく、ネットで広く使われているのを見て、なんとなく理解したつもりになっているのだろう。素人が特殊な用語に手を出すとロクなことにならない。こんなことで誤用が一般層に広まらねばよいのだが。と、こんなところで言っていてもしかたないけどね。 01/10/28 自分の体に向けてこの呪文をとなえると、自分の像が五体現れる(SIX) 「パワーパフガールズ」……「バック・トゥ・1959(Get Back Jojo)」の回。原題はビートルズから。1959年ということは、ユートニウム博士、キーン先生、ミス・ベラム、揃って四十を過ぎている計算になるが……。モジョも誕生できんだろ、というツッコミは猿だから無用か。BWのメガトロンも似たようなものだったしな。五次元の移動シーンは、グレイルクエストの二次元世界的な絵であった。 「ガオレンジャー」……魔笛オルグはデザインも悪くなかったが、やけに動きがよかった。ガオキングはバージョン(色)違いだったのか(細部も異なるが)。玩具コレクター泣かせだねぇ。 「仮面ライダーアギト」……アナザーアギト(木野)のはためく布は何となくマフラーかと思い込んでいたのだが、肩胛骨のあたりから生えている布だった。最終形態エクシードギルスを見て、いまさらながらギルスのイメージが魚類であることに思い至る。G3-Xのアンカーユニット(GA-04)は、本当にワイルド7みたいで「おおっ」と思わせた。 「も〜っと!おジャ魔女どれみ」……長門かよこの話の第二弾。不安だったのだが、一応満足できる内容だった。保健室登校という段階を踏んでいたおかげかな。前半のどれみとかよこの関係の描き方はいい感じだったし。マジカルステージに切り替わる場面は「手っ取り早ッ!」と唐突さを感じたが、結局自ら走り回って情報収集するしかなかったので、安直さに失望させられるということはなかった。アバンが流れ星にステーキを願うものだったりして、てっきり栗山さんかと思っていたら、成田良美さんの脚本だった。すっかりメイン担当となっている。林野についてはまたもフォローされず、後の回に解決が延ばされた(あるとすれば)。かよこが教室へ入る第三弾が、第四クールにあるのだろうか。林野も最後には納得のいく結末があると信じているのだが。 「コメットさん☆」……前半はメテオさんの分身で笑わせてくれ、それが後半のコメットさんが一杯につながっていく。ギャグ、ストーリー、テーマの三つが見事に融合しており、脚本のうまさにただただ感動を覚える。「磨いているのは床だけじゃない」「何て役に立たないわたしたちなの」など、メテオさんのセリフはどれをとっても面白い。恥ずかしながら、いまのいままで本多知恵子さんの名を認識できていなかったのだが、「プラレス3四郎」がデビューの古いかただったのだなぁ。出演作を見ると、ほとんどお世話になっていないようだ。メテオさんも声だけでいえば、特に反応するものはないのだが、このように作品がよいと気になってくるものだ。 「サイボーグ009」……0010のデザインは、いまのアニメ作品で見せられたら、ふざけとんのかいと一蹴するところだが、石ノ森作品であるがゆえにニヤニヤして見てしまうのだと思う。雨で濡れるだけで力を失ってしまう展開も古ゥ〜。二又一成さんの声はピッタリだけど、むしろレギュラーで007をやってくれたら、わたしは嬉しかったかも。003の性格が、前作アニメとはかなり違うが、漫画ではあんなものなのかな。005には普段から野太い声で喋ってほしかったのだが、そうもいかないらしい。アニメの水増し感がちょっとイタい。 アフリカ系の008だけはデザインを変えられているが、実際のところ、ほかの連中も民族(国籍)観の誇張のかたまりなんだよなぁ。中国系だけは、いまだに「……アルヨ」の言葉も問題にならず、張々湖はあのデザインでオッケーなんだもんなぁ。002の鼻の長さ、004の白い目、これも偏ったイメージからきているけど、文句をつけられる心配はないのだった。 01/10/27 「おや、おまえが新しい下働きかね……それとも朝のおかずかね?」 「カスミン」……やはり寝相の悪いカスミ、あの長い髪はまとめるだけでピンと立つのだろうか。朝から蘭子の入浴のために薔薇の花びらをちぎっている絵とは哀れ。昨晩のうちに煮干しを湯に漬しておいて味噌汁のだしをとるという生活の知恵、やる気まんまん、やるキッチンか、アンタは。 学校のクラスメートは、かえでとユリという女の子友達と、ヘナモンの秘密を探ろうとする土御門シカオの三人がメインとなるようだ。「……クル」と言い出しそうなユリ(金田朋子さん)はおとなしめ。溝脇しほみさんにちょっと似ている特徴的な声のかえで(池田千草さん)は元気系。「どれみ」の島倉かおりが入っているのはシカオのほうだが。シカオが出てきたときのカスミのポーズ、脚をガッと開いてイスにのせているが、それってパンツまる見えなのでは……シカオが眼鏡をつまんで凝視しているのはそのせいかっ。 転校初日からぞうきん大好き少女のイメージがついてしまうカスミ。「世界一不幸な美少女〜」とおどけてみせるのがどれみなら、マジ泣きした後に「コンジョだ、根性ッ」と喝を入れるのがカスミである。校長室で起きることは少々強引すぎて、ほかに持っていきようがあったような気はする。カスミの表情はいよいよ崩れる度合が増してきて、美少女らしからぬポーズも多く、楽しいかぎりだ。 「ガイスターズ」……上層の会談シーン(今回は主人公たちの査問だが)というのは、ゾクゾクしてくるような重みがあってはじめて面白く観られるのだが、ステロな役割を配されたキャラが中身の薄い議論をしているだけでは退屈きわまりない。今回の脚本はもうひとりメインで参加している井上登紀子さん。 「ウルトラマンコスモス」……ダダならぬギギ登場。ウルトラQやセブンを髣髴させるようなところもあって悪くはなかったが、やはり三十分通しては観ていられない。ギギのリーダーの顔デザインが、ガンバマンを連想させたのはありがたくなかった。 01/10/26 きっと建築家が酔っぱらっていたにちがいない 「電脳冒険記ウェブダイバー」……ついに子どもたちが全員解放されて、感動の再会があちこちで見られ、ほのぼのと盛り上がる。アオイちゃんはケントに抱きつくは、膝枕で寝かせるは、といまどき珍しいくらいの母性型少女ヒロインである。今回はこれで終わりかと思っていたら(せいぜい危機の暗示ぐらいで)、またもケントはマジカルゲートへ向かうことに。オイオイせわしないなと呆れていると、挿入歌「See you again」がかかり、はたと「さらばグラディオン」とタイトルでいっていたことに気づく。というわけで、グラディオンはダイタリオンもろとも大爆発して消失、はたして次はどうなるのか。エンディングでケントと手を合わせているのはラストの緑髪の少女だと思うが、それが何を象徴しているのか、お楽しみはこれからという感じで意外に期待させられる。 「おじゃる」……かわいい猿の声はまたも堀江由衣さん。それで思い出したが、昨日の「フルーツバスケット」で、透が「ちゃらららら〜」(あみだババアの節で)と歌っていたセンスは誰に由来するものだったのだろう。 「デジモンテイマーズ」……ルキの「わかんなくていいの、わかったらムカつく」というセリフが少女らしいリアルさを感じさせる。モノトーンの歪んだ建物の世界はなかなか雰囲気があった。食事の問題は、デジタルワールドにおいては特に必要とされない、ということで解決された。デジタルワールドという設定ゆえにそれもアリかと思わせる。マクラモンの乗っていた竜がマジラモンであることになぜか思い至らなかったわたし。巨大化したサイバードラモンにあっさり片づけられた。「自分の重みに筋力がついていかないはず」と、李くんいきなり空想科学読本的なことを言い出す。 『ローワンと魔法の地図』を読んだ影響で気づいたが、タカトも内気で強さに欠ける少年の主人公だ。普通の家庭環境で育ち、李くんのような落ち着き、ルキのような才能、といった長所をこれといって持っていない。もちろんそれが今作品の狙いだろうが、タカトに魅力を感じにくいのもたしか。今回のような話があって、ようやく彼の弱さが生きてくる。「加藤さんがいてくれてよかった」てなことを素直にもらしてしまえるタカトくんなのである。ちなみに、これが「デジアド」の太一なら、「空がいてくれて助かったぜ」と相手を勇気づける意味で言うだろうし、「02」の大輔なら、「ヒカリちゃんがいてよかった〜」と何も考えずにデレデレしていることだろう。 01/10/25 おそるおそる縞模様の頭をなでてやると、手に噛みついてくるどころか、身をよじって催促するかのように耳を突き出してきた 「フルーツバスケット」……杞紗ちゃんがかわいくてたまらんのは透くんだけではないのであった。あ、甘噛みされてぇ……って、虎にだよ、虎に(これ以上は言うまい)。透は女の特権で何をやっても許されるとして、最後の溌春は許せねぇ、許せねぇぜ。ちょっと待て、何でこんなバカ感想書いてんだ、最後は泣いたくせに。途中何度か出そうになって、グッとこらえたのだが(涙のことね)、由希の「違います」(会長の「僕のために」に対する答え)でプッと笑って油断してしまい、杞紗が決意して教室へ入る最後のシーンで涙を流してしまった。この漫画の作者(高屋奈月さん)は泣かせる語りをしてくれるじゃないの。これは経験に基づいた共感を多く得られることだろう。前半の透の語りも悪くはないが(由希が後ろにいるのが効いている)、後半の由希の語りが特にいいね。担任の手紙の「まず自分を好きになってください」という言葉は、溌春がヘドの出る内容と片づけているが、実際よく使われるものなのだ。そして、それは心に届かない。杞紗が教室へ向かう場面には由希の言葉がかぶさっているわけだが、この内容が実にうまかった。 「おじゃる」……とべないホタル、電ボ。オチのみならず、話のネタからして電ボの不遇というものだった。そして、やはり池田眞美子さんの脚本であった。 01/10/24 激流にのみこまれて……溺死、14へ行け(二巻 水の魔女) 「スクライド」……前に「寺田あやせはゆえあって修行でもしたら、水のアルターを操れるようになるのかも」といったことを書いたが、本当にそうなって帰ってきた(修行というより改造だが)。今回の話自体は、あまりに都合のよすぎる寺田あやせの弟の死、精製(?)されたあやせ自身の死、と褒められたものではないのだが、作品全体として面白くなってきていることは認めざるをえない。思えば、「リヴァイアス」もそうだった。西原久美子さん(あやせ)の「普通の」女性の声は認識できないのだが、まあ、御本人はこういう役のほうがありがたいだろう、よかよか。保志総一朗さんは、突っ張った態度をとっているときはどうにかこうにか合っているのだが、ワイルドな外見のままで弱気な部分を見せると無理が出てくる。ジグマールの印象は変わってきており、無常矜侍が敵役の座を奪ってしまった。どーも、キャスティングが「リヴァイアス」ファンを喜ばせることを狙ったように見えて、気に入らない。 「シャーマンキング」……木刀の竜(田中正彦さん)の声がやけに渋いので気になっていたのだが、名前に記憶がなく調べてみたら、「ダンバイン」のショット・ウェポンやん、古ッ。さらに「7デイズ」のラムジーの声であることがわかった。声質からいっても、吹き替えメインのかたなのだろう。画面はほとんど見ていなかったが、おなごキャラが新たに三人登場していたようだ。 「ヒカルの碁」……塔矢アキラくんがかわいそうでしかたないぞ。小林沙苗さんの少年声はなかなかよいし、苦しげにあえぐ声がたまらん(オイ)。ヒカルについては、碁に目覚めるまではイライラさせられるようだ。川上とも子さんの小憎たらしい声(笑)がそれを強めている。 「おじゃる」……おかめとおじゃるの交換日記が月光町回覧ノートになるというオチは読めなかった、おもしろい。脚本は吉田玲子さん(快調!)。 「エド〜人生のスプリット」……ダジャレ連発に、録画していなかったことが惜しまれる。原語で確認してみたかった(聞き取れないだろうけど)。「新築」と「シナチク」には笑ったよ、外国ドラマでシナチクって……。画とセリフが合っているのは見事だなぁ。モリーは応援したくなるキャラだね、うまい。フィル・スタッブスの歌は青山穣さんが吹き替え、カ、カッコイイ……エエ声だから当然といえば当然か。 「7デイズ〜時空大作戦」……オルガの偽者に監禁されるパーカー、ぎゃはは、今度は「ミザリー」のパロディか。秘密の隠れ家(核シェルター)というネタがこんな展開に利用されようとは。パーカーのことを心配する(なんと!)ラムジーが珍しく活躍する。しかし、助けにきた者があっさり殺されるところまでお約束どおりなのだった。バックステップのおかげで、ラムジーやオルガが殺されても大丈夫ってのが、この作品のすごいところ。オルガの救出シーンで改変の前と後を相似させるところもニクい。 01/10/23 警官にしょっぴかれて、ののしられ、こづかれた(生命点から1点引け) 「学園戦記ムリョウ」……アニメはお休み、佐藤竜雄さんをゲストに質問コーナーや声優コメントなどで構成されていた。「金曜アニメ館」で背景美術の美しさは紹介されていたが、意外だったのは、超能力の現象(波紋状)がコンピュータで加工されたものではなく、ニスや接着剤を塗ったフィルターをかけて撮影したものであったことだ。手作り感覚を重視したそうだ。たしかにコンピュータでキレイに処理すると、どう頑張ったって違和感が生じるもんなぁ、納得。 「しあわせソウのオコジョさん」……ちゃんと観る気が失せてしまった。一話のときはいけると思ったんだがなぁ。 「ホミサイド」……録画を「ヴォイジャー」にまわしているので、マンチ語録が残せない。刑務所の暴動に関するコメントでショーン・ペンの名前が出ていたのが気になったのだが。次回からはこっちを録画できるかな。 「ヴォイジャー」……「苦悩するボーグ・チャイルド(Child's Play)」というから、メゾッティが苦悩してくれるかと思ったのにぃ。まあ、こおろぎさとみさんの声が聞けるだけでいいか。双子くん、ナオミのクローンは作ってくれてもよいぞ(笑)。 01/10/22 われらのグチは前向きのグチ、明日への勇気が出てくるグチ 「爆転シュート ベイブレード」……理想的なハッタリ暴走の展開で言うことなし。ベイブレードで世界支配を企むロシアの秘密結社ボーグ。修道院の地下通路にズラリと並ぶ銃型のシューター、このバカな画はどちらかというと中国のカンフー修行的か。カイが誘われた先に待っていたのは、鎖で縛られたベイ(この画がよい)、ブラックドランザーだった。あの怪僧ラスプーチンが錬金術の力を封入したというシロモノだそうだ。カイはブラックドランザーの力に魅入られて、あえてヴォルコフの企みに乗る。「オレはコイツと歩む。それが血塗られた道であろうと!」のセリフで次回へ。キョウジュの予告で「目つきの悪いカイが!」って、わっかりやすう。ヴォルコフにはカイに向かって「抵抗は無意味だ」と言ってくれることを期待したのだが、さすがにそれはなかった、残念。 「犬夜叉」……桔梗に欲情した鬼蜘蛛の心を、あさましいあさましいと繰り返されると、我々(誰?)としては立つ瀬がないんだがなぁ。 01/10/21 こいつで闘いの相手を刺せば、被害点を2点かせげる 「パワーパフガールズ」……「パワーパフは映画スター!?」の回、女装の教授が奮闘する。原題は"Film Flam"で、"flimflam(ペテン、詐欺)"にひっかけている。訳すとしたら、「映画さまさま、えっ!イカサマ?」でどうだろう(例によって趣味である)。 「仮面ライダーアギト」……木野薫、普段の喋り方が怪しすぎるが、アギト(アナザー)に変身してからはピッタリとはまる低音だ。北條透が翔一の正体を知るのは今回こそ本物ということか。G3-Xがひさしぶりに剣を使っていたが、何か支柱の一本ぐらい切り落としてほしいところだ。ナイフを抜いたのには「え、そんなの持っていたの?」と少し驚いた。さりげなく見せてくれるなぁ。 「も〜っと!どれみ」……レシピ日記で妖精が酷使されているというネタは一発ギャグであっさり済ませて、問題として取り上げないと思っていたら、わざわざ話のメインにもってきた。墓穴を掘っている気がするぞ。ストのきっかけはつまらないものだったが、喧嘩の根は深いもので、酷使の事実がどれみたちに伝わったように見えなかったのはまずい。レシピ日記の使い方、変わりそうにないんだよね、あの五人。次回は長門かよこの話、「ああ、結局やるのか」という感じだが、最近の話にガッカリさせられ続けているので、ますます不安が増すばかりだ。 「コメットさん☆」……予告から一息つけるかと思ったが、期待を上回り続けるこの作品、おけやあきらさんは天才か。ついに言ってしまった、ここまで続くとね。「なんでやねん」の源ちゃんはサエキトモさん、大阪府出身である。ちょっとコテコテ感を強調しすぎたか。源ちゃんの母親の声は永澤菜教さんと見てよいだろう。コメットさんの応援でボー(ムークの呼び方)に呼ばれたムークは妙に嬉しそうだ。最後にコメットさんとメテオさんが並んで昼寝する画を持ってくるところはうまい。 「サイボーグ009」……キャラだけでなくメカのデザインも石ノ森章太郎らしい画になっており、全身武器の戦闘機が敵機を切り裂いていく無茶苦茶なノリも古マンガらしくて面白い。いま「サイボーグ009」を作るなら、この見せ方しかなかっただろう。今回嬉しかったのは002の加速装置、「009の専売特許じゃないんだぜ」と言ってくれたこと。前作アニメでは、009と区別をつけるためか、002は空を飛ぶばかりで加速装置の設定はなかったかのように扱われていたのだ(記憶が正しければ)。一見009より002のほうが凄いんじゃないかと思えるが、後発は性能がいいということで、総合的にも能力が高いのだ、009は(たぶん)。次回は0010の登場、よいなぁ。 声優についてだが、まったく違和感のないのは009、004、006の三人。005はできれば銀河万丈さんがよかったけど、まあ、いいや(笑)。003は「犬夜叉」のかごめと同じせいか意志の強さを感じさせる。001はたどたどしさがないので赤ん坊が喋っているという感じはしない。007は長島雄一さんの個性が強すぎて、まだ慣れない。002も慣れんといかんなぁ。008は顔つきと岩田光央さんの声が合っているとは思うが、その顔つきがシーンによってまちまちに見えたのは困った。 テーマソングは歌えそうもないことを気にしなければ、ミュージックビデオという感じで邪魔にならないところがよい。雰囲気は壊していないと思う。「名探偵コナン」あたりと比較してみれば、その意味がわかるだろう。これも、いま「サイボーグ009」でスポンサーつきの曲をつけるなら、これぐらいしかなかっただろう、と思うのだ。 01/10/20 根性 根性 根性ひとつが財産さ 「カスミン」……話の内容も言うことなし。瞬間風速的にはランキング一位の作品である。カスミは典型的な「おせっかいな正義の女騎士」タイプで、やっぱり見ていて気持ちがよいね、こーゆう主人公は。荷物を霞にされてベッドに顔を伏せるカスミ、泣きの演技が水橋かおりさんの声と相まって魅力を出している。弱気になろうが、やけになろうが、くすがられようが、この声のおかげでカスミというキャラの魅力が曇らない、と言いたくなるほどにすばらしい。叫んで語尾を伸ばしたときは声が割れたような感じに響くのだが、これがもうたまらんのよ。モットーの「コンジョだ、根性ッ!」というセリフはできたら控えめにしてほしいが、毎回言うんだろうか。予告だけでも十分なのになぁ。寝相の悪さはどれみ級だが、カスミは美少女の線を崩さない。内面と絵が一致しているという意味ではどれみのほうが優れているが、わたしゃ、カスミのほうがおいしくて好き。生活の知恵(大根の切れ端で流しを磨く)まで身につけているんだから理想的だよねぇ、作り手にそーゆう(どーゆう?)意図がなくても。二話めでしっかり弱点(右脇腹)をさらしたところもうまい。ほかのキャラも目配りが行き届いており、バーのマスターに石塚運昇さんがいたり、渋めの線も揃えているところが抜け目ない。 「ガイスターズ」……ガイスターズの司令官ランバルト(郷里大輔さん)、ディーンに対して「おまえにも責任の一端がある」とのセリフ……おいおい、違うだろっ。部下シャイの勝手な行動を止められなかったのは明らかにディーンの指揮力不足で、隊長であるディーンに責任があるに決まってるじゃないか、一端って何だよ、一端って。責任の一端があるとすれば、それはディーンを隊長に任命したランバルト、アンタにあるよ。さらに、謹慎処分のシャイを連れて行くというディーンにランバルトは「よかろう。ただし、おまえの責任でな」と言う。許可したアンタに責任があるに決まってんじゃねぇか、司令官(注:責任逃れのダメキャラなら、それでもいいのだが)。この脚本家、軍隊モノ書けねぇ〜。というわけで、安達成彦さんはわたしのなかでヘタレ脚本家という評価がついた。このラベルはしばらく剥がれそうにない。 01/10/19 あなたはかがみ込んで魚の話を聞こうとしてみる(三二〇へ進む) 「ウェブダイバー」……ダイタリオンの中へ直接飛び込むという展開は燃えるが、ケントなら二人を救出できるという根拠はどこから……父さんも捕まったというのに。ケントとショウ&ツバサが生身で戦う場面は別のアニメみたい。日頃剣道で鍛えているケントが勝つのは説得力あり。話がなかなか進まんなぁ。 「デジモンテイマーズ」……テリアモンが耳を長い袖のように振り回して舞うたびに、中華風の効果音が鳴るのが面白い。 「おじゃる」……小アジにどういうオチがつくのか、ちょっとドキドキしてしまった。声は堀江由衣さん、「わざわざ小アジのために?」と驚いたが、「フルーツバスケット」のつながりから友情出演したのだろうか。 「アリー・myラブ4」……内容にはいまひとつ集中できなかった。観続けていくうちにまた楽しみになってくるかもしれない。宮本充さんがわたしのなかで上昇中のいま、ビリーがいないのは寂しいなぁ、いまさら(笑)。キャスト紹介でロバート・ダウニー・Jr.がレギュラー入りしていたのには驚いた。映画俳優というイメージが強かったからね。声は郷田ほづみさん。今シーズンはこのラリー・ポール次第か。 01/10/18 あっというまにヘビを気絶させてしまった 「フルーツバスケット」……前半は、由希と夾の喧嘩の理由がはっきりしないこともあって不完全燃焼、くすぐりのネタがメジャーすぎるところもいまひとつ。すっかり定着した「透=おにぎり&ツッコミおにぎり」だけが見どころか。後半は、綾女が登場して言うことなし。宮本充さん、最高だわ。あの長髪美形の顔とミスマッチな太い声がありがちなキャスティングよりも二千倍近くハマっているのだよ。さあ、CDドラマ版(子安武人さん)が好きだという人もおとなしく受け入れたまえ(ビシッ)。いや、好みの問題だから無理なもんは無理だろうけど、わたしは宮本充さんであるがゆえに綾女が一番のお気に入りになってしまった。 『心の指紋』(1996米)……マイケル・チミノという名前だけで二時間最後までつきあったが、駄作であった。型にはまった人物造形で退屈な内容が続くし、終盤は無理やり盛り上げている感が見えて白けてしまう。ガラガラヘビに噛まれたときの対処法を知ったことだけが収穫か(リアルかどうか知らんが)。邦題はニューエイジ臭いな。 01/10/17 「先週会おう」(「7デイズ」のバラード博士のセリフ) 「スクライド」……ついにきたっ、手放しで褒められる回が。ホント、今回ばかりは最後まで楽しませてもらった。黒田洋介さん、いいぞ(言えるときに言っとかないと)。冒頭でシェリスと劉鳳のやりとりが省かれたのには、手抜きかとも思ったが、その後の展開は言うことなし。常夏三姉妹の正体はさすがに読めなかった。すでにダースでその可能性もアリと示していただけに文句も言えない、お見事。三姉妹の神出鬼没っぷり、狙ったような揃いの名前、皆から嫌がられている理由、すべてに得心がいく種明かしであった。アルター使いの欲望をそのまま映し出す、これぞアルターの進む道だろう。復活の雲慶と来夏月爽でバカの二段重ねにしたのも効果をあげた。興味対象外の幼女に、って初夏(大本眞基子さん)がいる時点で十分属性アリだよ、あーた。劉鳳と瓜核の別れもストレートにカッコよかったし、これからが楽しみになってきた。 「おじゃる」……冷徹斎、リボンに髪留め、セロテープを袂にしのばせ、三つ編みもできる男であった。 『のら猫の日記』(1996米)……アメリカ映画は防備が固すぎる。小品と思って期待したのに。二度も「らしい」シーンを出しておきながら、肝心なところは一切見せずじまい。主役の少女(スカーレット・ヨハンセン)は美形というにはいまひとつだったが、線の細い顔立ちと身体のラインでカバーしている。それだけにストレスがたまった。まあ、そんなバカ感想はおいといて。内容としては、途中に一箇所だけ面白い展開もあるが、期待させるわりにあっさりと終わってしまい、これというよさは見当たらない。一時間半と短く、テレビで観るぶんには損した気分にならず、まあまあ楽しめた。 01/10/16 いや、実をいえば、なにがなんでも手助けが必要なんだよ 「学園戦記ムリョウ」……わお、いきなり死人の出ないアニメに。まあ、のほほんとした学園モノの裏であんなに殺されていてはマズイか。佐藤竜雄さんが自分で書くとこうなる、ということかもしれない。病床の(カプセルに入った)峯尾父と晴美が会話するシーンはちゃんとSF的アイデアを入れて描かれている。意外と気が回らんよ、こういうことは。柔道部長は爽やかになったり、ドロドロとダークになったりと演出で大いに遊ばれていた。謎のライバル(無量の)、妙見彼方が登場。坊主頭のせいか、『帯をギュッとね!』のキャラを連想してしまった。 「しあわせソウのオコジョさん」……一クールどころか三話にして飽きたかも。流して観たんだけど、浦沢義雄さんの脚本だったとは、うーん……。やっぱりアニメ化に向いてなかった漫画じゃないのかなぁ。「だぁ!だぁ!だぁ!」のほうが楽しめるだろうけど、地上波で連続して観られることがわかっているだけに、途中からチェックに入れるかどうか迷うところだ。地上波でやるころには裏に別の番組が……ということもありえるし、日曜はチェックがそもそも大変だし、ああ、どうしたものか。 「FF:U」……しんどかったので「ムリョウ」を録画して、こちらを流し観た。話はどうやら「銀河鉄道999」式に一話ずつ地下鉄で特徴の違う異界を旅していくというものらしい。特に面白そうとも思わなかったが、「捨て」と断定するほどのこともなかった。ヴィジュアル面も感銘を受けるところはなかったが、別にダメということもなかった。一番キツかったのは、桃井はるこさんの演技だ。声が個性的だったらイイってもんじゃない、という評価がピッタリの典型的素人。声優(俳優)が本業じゃないんだね、この人。まあ、そのうち上達する可能性もあるが(声優でもそーゆう人は数々いたもんね)、いまのところ演技からは手をひいたほうがいいレベルだった。 「ホミサイド」……半分寝ながら観ていたのだが、その内容は「放送を延期したのもしかたないか」と思わされるものだった。いやでも実際の事件と重ね合わせて観てしまい、犯人への怒りがこみあげてくる。当時「形ばかりの自粛」と決めつけたのは浅はかだったか、反省。 「ヴォイジャー」……ハリー・キム、次はとうとう八歳の少女に手を出すのか、という終わり方に、悔しいやら羨ましいやら(笑)。くそー、メゾッティのほうからホロデッキに誘ってもらいやがって。こおろぎさとみさんの声とわかって聞くと、あきらかにそうなのに、なんで気づかなかったのか。ああ、やっぱり言うことなし。演じている女の子は耳が立っていて大きめに見える。だからどーした。本流とは別のストーリーが同時に進行するというスタイルはおなじみだが、「ヴォイジャー」ではひさしぶりという気がする。メゾッティ待ちをしていたので、本流への集中力を欠いてしまったな。 01/10/15 柱廊から怪しげな香が漂い、グレゴリオ聖歌が鳴り響いてくる 「ベイブレード」……ロシアはいまも、こーゆう話には便利な国なのであった。ベイブレードが盛んと言われても似合わないのは事実だしなぁ。白虎族とアメリカチームが再登場、ひさびさに過剰さのないバトルを見せてくれる。カイはひとり修道院の秘密を探り、聖獣を研究するために動物実験を行なっているアヤしい施設を発見して「何だ、コレは」と驚かされる。視聴者とキャラの感情を一致させているところは相変わらずうまい。最後に自分が過去に修道院で特訓されていたことを思い出す展開も、このテの作品としては言うことなしだ。 「犬夜叉」……結果的に鋼牙をうまくたらしこんでいるかたちのかごめ、「らんま」のあかねと良牙の関係がそんな感じだったか。斬られても血が出ないと、ホント伝わってこないなぁ、いろいろと。 「おじゃる」……冷遇されている電ボというオチも定番となったなぁ。 01/10/14 弔いの鐘がよく似合う地獄の死者とひとのいう 「パワーパフガールズ」……「サボっちゃだめよ(Cop Out)」は警察の風刺、ワル警官(とゆーか仕事を一切しない警官)だけでなく、最後でほかの警官たちも無能ぶりを見せるところがポイントか。"cop out(責任逃れ)"と"cop(サツ)"をかけている。「ビートオールズに会いたい?(Meet the Beat Alls)」はビートルズのパロディ、苦手な分野なので散りばめられたネタがよくわからない。 「クラッシュギア」……流し観ていたので、主人公がかなりイタいヤツであることぐらいしかわからなかったが、それで十分捨てる理由にはなった。 「も〜っと!どれみ」……ハナちゃん話は相変わらず面白くない。ハナちゃん、何を食って生きているんだ。野菜は常にお菓子で食わせようというのか。ほうれん草のグラタンではアウトなのか。CFのパティシエ日記は予想外のゴッツイ玩具だった。チェック気合ランキングで暫定五位ぐらいにまで落ちたかも。裏切者で結構(笑)。 「コメットさん☆」……前回最後に使った星力は日記にかけたものだったのね、観なおしてわかった。「カスタネット星国の嵐」がいったいケースケにどう影響するのかと思ったら、なんとメテオさんにふりかかる嵐のことで、メテオ母がやってきたのであった。メテオさんの口調も性格も母親譲りと判明。予告の想像を上回るネタを繰り出してくるところはいつもどおり。ケースケの遭遇する嵐は単なるトラブルでなく、人命救助が理由で自ら飛び込んだ試練とわかり、これまた納得。そして、ケースケの父親を目の前で失った過去とライフセーバーを目指す理由が明らかにされるのだった。泣かんとしゃーないがな、こりゃ。次回こそは一息つけるだろうか。 「キャプテン翼」……せめて一回ぐらいは、と観た。やはりいまさらであった。これで「ソウルわんパーク」をフルに観られる(笑)。 「サイボーグ009」……わたしは二作めの「サイボーグ009」(1979)が好きで(一作めは未見)、この三作めは原作に近いかたちでアニメ化されると聞き、わりと期待していた。キャスティングを前もって見ないように努めたぐらいだ(できるだけ白紙の状態で観たい)。考えてみたら、原作漫画はマトモに読んでおらず、チラチラと目を通したことがある程度だ。ということは、アニメをそのまま楽しめるわけか、よし(笑)。 絵が石ノ森章太郎の特徴をそのまま生かしたものになっている。実際に原作と比較はできないが、003の顔つきなどは石ノ森章太郎の描くヒロインそのものだ。アニメ化されると、普通はある意味もっと洗練された線になって、漫画の絵からは離れていくものだが、そこをあえておさえているような気がする。004や007の顔つきも石ノ森氏のペンが走っているような勢いがある。008はもちろん時代を反映して例の顔ではなくなっているのだが、石ノ森氏が描きそうな顔つきをしている。ただハンサムになっただけの映画(超銀河伝説)とは違うのだ。身体のラインが寸胴なところも同じだ。 声優の違いは意外に気にならないかも。001と003は前作ほどの個性がなくて面白くはないが、普通に聞ける。002は野田圭一さんの声とかなり違うが、別物と思うことにしよう。004はちゃんと渋いし、005は何かもったいないし、006はピッタリだし、007はなるほどだし……008は戸谷公次さんのエエ声が好きだっただけに、ちょっと違うかな(スマン、岩田さん)。009は問題なし、ギルモア博士も納得。 01/10/13 人間だとばれてはかなわない 「カスミン」……そのスジ(?)からかなり期待されており、わたしも吉田玲子さんの脚本(シリーズ構成)ということで楽しみにしながら、それ以上は一切情報を入れぬようにして観ることにした(できるだけ先入観なく観たいので)。まず「ヘナモン指南」ということで荒俣宏さんの名前が出たのに「おおっ?」と盛り上がる。キャラクターデザインは馬越嘉彦さんで、主人公の春野カスミはかわいいキャラに仕上がっている。好みでいえば、「どれみ」よりもイイ。オープニングでスクール水着の姿を見せてくれるところもすばらしい。主題歌はOP、EDともに由紀さおりさんと安田祥子さんが歌っているのだが、なんと作曲はあの大御所、船村徹さんである。この起用はNHKアニメ以外では考えられない。「おじゃる」のサブちゃんという前例があるとはいえ、意表つきまくりである。特にEDの物悲しいメロディに驚かされた。 本編が始まると、嬉しさ大爆発、カスミの声が水橋かおりさんだったのである。聞いてはいたが、事前情報排除機能でうまく忘れていたらしい。「ヒヲウ」のマチで好きになり、ほかのアニメでも活躍してくれんかなぁ、と期待していたのだが、主人公で美少女で元気系で、これから毎週声が聴けるなんて言うことなしではないか。ああ、ヨダレが出てくる。カスミの見た目がかわいいので、水橋かおりさんの元気系演技が最初はちょっと違和感あったのだが、カスミの性格に合わせた演技になっており、それについては問題ないだろう。なぜか(笑)「姫ちゃんのリボン」を連想するのであった。 内容は「カスミとカスミンの神隠し」かと思ってしまった。「千と千尋」を観てもいないのに(笑)。この脚本が書かれた時期って、いつごろなんだろうか。おハニさんに初日から働かされるは、カオナシのようには暴れないであろうシャイな仙太郎がいるは、本当に「霞家」という異界にひとり迷い込んだ状態である。実のところ、設定で酷似しているのは「あつまれじゃんけんぽん〜バケルノ小学校物語」(現在放送中)のほうなんだけどね。 第一話そのものがどれだけ面白いのか、正直冷静に判断できない。カスミ(水橋かおりさん)にすっかり惑わされていたので。ソファに弾みながら横になるシーンがたまらん。やはりスカートはよいなぁ(?)。残念だったのは、水におぼれて意識を失った後、ベッドで目覚めるシーン。濡れた服は乾かして、そばにたたんでおいてほしかった。いや、何もストレートに見せろとは言わないから。そりゃ、理想を言えば、身体を起こしてから気づいて「きゃっ」と慌てる、というのが一番だけど(プチ妄想)。 ハニワ夫人は見たとたん、モロに『あたしんち』の母を思い出して笑ってしまった。声の橘U子さんに聞き覚えがあると思ったら、「キョロちゃん」のメトリさんだった。ヘナモンは見た目がコミカルで、いまのところ荒俣さんがどこをどう指南したのかはわからない。作中でも父の恩師として名前が出ていたが、はたしてアラマタコリャマタ先生の登場はあるのか。 「ガイスターズ」……「カスミ」の前ではチリにも等しくなった作品だが、適当にケチをつけながら付き合っていこう。ドビアスの貴族主義は説得力なし。単に「ターンA」を猿真似しているだけか。本人パクっていないつもりでも、似ている(しかも劣っている)だけで十分マイナス。新隊長に任命されたディーンの態度(自分には務まりません)はいかにも日本人的で、あれでは同僚に軽んじられても当然だろう。脚本家のいうハリウッドのなんちゃらというヤツも、己に流れる日本人の血には勝てないらしい(笑)。「設定だけで」トリックスターとされているビクトルは、イヤミを言うためだけにアルキオン(赤い髪のヤツ)と話をしにきたようにしか見えず、魅力のあるキャラに見せることに失敗している。コーヒーを払い落としたアルキオンにはステロ大賞進呈。シャイ・タンナの戦闘は、スタイルをリアル調かヒーロー調のどちらかにしぼれよ、と言いたくなる。それはガイスターズのメンバーだけがヘルメットを着用していないことにも言えることだけど(いくらアニメ的処理とはいえ)。えーと、褒めるとこは……無いな! 「RAVE」……上に同じだが、まだ未知数か。いや、原作漫画を知らないからなんだけどね。一話は無理やりまとめたかのようで「何じゃコリャ」ってな感じで終わってしまった。エリーは一般受けしそうなデザインと露出だったが、「ワンピース」や「シャーマンキング」に共通する画の粗っぽさが好きになれない。 「仰天人間バトシーラー」……ゴルコギャルの妹、ゴルコマチがデビュー。というわけで観た。声はゴルコギャルと兼ね役で大本眞基子さん、と思われる(キャスト表示なし)。普通ならガッカリするところだが、現在大本眞基子さんにハマっているわたしとしてはオッケーだ。最後は「え、ゴルコギャルとゴルコマチ、これでおさらば?」と焦らされたが、逆にふたりでレギュラー化らしい。演じ分けがさらに楽しめるわけだ。ウェーブナイトはいきなりタタられているし、おもちゃ箱にゴチャゴチャと詰め込んだようなストーリーは「ビックリマン」と同様である。 01/10/12 もしどうしても緑の石に魅かれるなら 「電脳冒険記ウェブダイバー」……ケント、ついに自分の正体を有栖川博士に明かす。引っ張ったねぇ。アオイたちが勝手にウェブダイブするための装置を作動させるあたりは盛り上がったが、それまでは長いCGパートが多くて、半分寝ながら観ていた。ダイタリオンプライム、その命名はやはりTFからきているのか。 「デジモンテイマーズ」……パートナーを失ったインプモンは、道を誤って暗黒面を受け入れた騎士という位置にあるらしい。ベルゼブモンとなった今、これからテイマーたちの前に立ちふさがる独立系(ディーヴァとは別に)のライバルとなるのか。土饅頭にかぶりつく加藤ジュリは、意外にたくましい天然キャラであった。 「おじゃる」……カメトメ娘。(マル)なこおろぎさとみさんのワンマンショー。おばあさん役でも応援するぜ。いつのまにかエキスパートになっていたりして。 01/10/11 立ち止まってウサギの頭をやさしく撫でてやる 「フルーツバスケット」……前半はお墓参り、かなりゆったりと話が進む。電波の花ちゃんはちょっと便利すぎるキャラだなぁ。お墓参りメインの話だと思っていたら、後半は紅葉の過去(そして現在の境遇)が明かされる話。紅葉の独白の雰囲気だけで泣かされてしまい、この漫画に人気が出るのもしかたないとあらためて思った。演技がしっかりと入る子供声優(子供の声を得意とするおとなの声優)ではなく、子役声優の齋藤彩夏さん(現在中一)を起用していたことが効果をあげていた気がする。わたしは漫画を読んでも泣かないだろうから、知らずにアニメを観られるのはラッキーかな。それにしても、物の怪のついた赤ん坊という設定で泣かされるとはね。イグアナの娘もビックリだ(意味不明)。漫画では話の順序が逆らしいので、アニメの脚本はうまくつなげて情感を盛り上げていたのかもしれない。 01/10/10 一瞬とまどったが……幽霊というのもなかなか悪くない 「スクライド」……結局アルターという形を取り入れた格闘モノだったということで、余計な期待を抱かなければ、気楽に定番の展開を楽しめるのであった。これからはケチをつけずに、「きゃー、ストレイト・クーガー、カッコイイー!」てな調子で感想書こうかな(笑)。ファニという少年の声は大本眞基子さん、やはり可能性として兼ね役が考えられるときは、認識しやすいなぁ。少年の声の出し方が緒方恵美さんと似ている。「アームズ」で双子を演じていたことだけのことはある(?)。次回は常夏三姉妹。 「テニスの王子様」……原作はまったく知らない。女の子の絵がかわいいのはよかったが、それ以外は特に興味なし。主人公の性格は好きになれないタイプか。 「ヒカルの碁」……同じく原作は知らないが、評判だけは聞く。碁をうつシーンは地味な画が続くが大丈夫なのか。塔矢アキラ、あんなヤツ相手にしたら悩むだろうなぁ、気の毒な話だ。適当に流しながら観ていくつもり。 「おじゃる」……エンマ夫人は期待どおりにこおろぎさとみさん。達者だから、兼ね役の多さはトップクラスなんだよなぁ(嬉)。 「プロジェクトアームズ」……第二部開始ということで、一応観た。四人のキースが喋っていたが、特に反応できるものはなし。女性は桑島法子さんということで、いまやいいポジションをしっかり占めているという感じ。 「7デイズ」……ロケットの打ち上げ失敗程度のことでバックステップするなよ、とまず思うわな。バックステップの事故発生率が高すぎるんだから(笑)。で、またも事故発生、幽霊パーカーが誕生したかと思ったら、そこから一気に『ゴースト〜ニューヨークの幻』のパロディへ。念力使うところまで同じかよ。いやー、バカバカしすぎて笑わせてくれた。パーカーが意識を失わないために一番ムカつくことを考えたら、「ラムジー、ラムジー、ラムジー!」となったのも笑えた。 01/10/09 奇抜な犬のくだらない口げんかをきいているつもりか? 「学園戦記ムリョウ」……利夫(新参者)と次郎(地元民)でそんな違いがあったんだね、前にもそーゆう話はあったかもしれないが、いまさら利夫の位置づけに気づかされた。こゆるぎ祭に招待されたお祭クラブの出し物、内容が中学生らしく適度に退屈そうな感じがよい(笑)。こゆるぎ祭の風景はここにきてまったりしすぎてくどいところもあった。今回の画は那由多よし、双葉よし(ふやけすぎてない)、と満足できるものだった。稲垣ひかる(松本さちさん)は口調と声質がアカネ(南央美さん)にちょっとだけ似ている。少年声に向いている声優の女役はやはりよいなぁ。 「しあわせソウのオコジョさん」……へんなのー、へんなのー。これに尽きたか。本来はアニメ化に向いた漫画ではないと思われるが、読んでいないわたしは声の付いているアニメが観られるならそれでよし。話の終わりにつく勝敗判定は余計だなぁ。1クールで飽きそうな気もする。 「FF:U」……また観ることができなかった。話の内容はともかく、絵的にどうなのか確認しておきたいのだが。 「おじゃる」……うふ、うふふふふ、うふふふふ。にこ坊たまらん。ほ、欲しい、にこ坊が欲しい。にこ坊ファンを悶絶死させるような内容にマイッタ。小屋なのに「いえ」とつける理屈をこねるなど、細かいくすぐりもよし。池田眞美子さん、よくぞやってくれた。にこ坊の女性化は進む一方。 「ヴォイジャー」……「フェア・ヘブンの反乱(Spirit Folk)」の回。艦長を含むホロ中毒どもにイライラさせられるトレスが気の毒だ。人に害をなす妖精のことを「悪魔」と呼んでしまうと、ちょっとアイルランドらしさに欠けるなぁ。 「ホミサイド」……放送再開、御丁寧にも前回の再放送から。これからまたチェックが大変になりそうで、素直に喜べないのであった。 01/10/08 「失われた島へはどうやって行くんだい?」 「ベイブレード」は観ることができなかった。ところで、現代版メンコの「BANG!」にベイブレードのヴァージョンがあると知り、聖獣バトルはそれで再現できるのかと思わず納得してしまった。 「犬夜叉」……神楽が奈落に反逆しようと企んでおり、殺生丸の強さに目をつけた、ということでそれなりに面白い様相を見せている。あくまでそれなりに。 本の感想でも書いて穴埋めしようかと思ったが、最近読んだのはロバート・アスプリンの『銀河おさがわせ中隊』ぐらいで、作品自体は面白かったが、特に書きたいことは見つからない。ああ、ひとつ言うなら、漫画イラストがいまひとつということだ。そのおかげでなかなか手を出す気になれなかったんだろうし。漫画のイメージを排除するという余計な手間をかけさせないでほしいものだ。 現在は、ひさしぶりの十二国記、小野不由美の『黄昏の岸 暁の天』を読んでいるところ。好きなくせに、うちの漫画担当から回されてくるのを待つもんだから、新刊を読むのがかなり遅くなる。 01/10/07 「じつは、ぼくは旅まわりの腹話術師なのさ」 「パワーパフガールズ」……「シリアル大作戦」は、シリアルとほとんど縁のない日本人にはパロディと笑いのツボがわからない内容。「タイムスリップ」は、キーン先生の算数授業の暴走(相対性理論まで飛んでいく)が伏線となって、光速飛行で文字どおり暴走したガールズが五十年先まで飛んでいく話。五十年先でも健在の彼(Him)はやはり別格の悪役、ガールズ誕生前は誰がタウンズヴィルを守っていたのか。故市長はわたしのものと叫ぶミス・ベラムが怖い。原題は"Speed Demon(スピード狂)"で、教訓は「スピードは守りましょう」であった。 「激闘!クラッシュギアTURBO」……タカラのベイブレードに対抗して、バンダイはこのクラッシュギアで商品展開するらしい。アニメは洗練された「ベイブレード」という感じ。バカな「ベイブレード」が洗練されてしまったら面白くないわけで、つまり褒めてない。制作スタッフは「電童」なのだが、マジメに「クラッシュギア」されると付き合っていられそうにない。主人公コウヤは敵役である万願寺にボロクソに言われるが、かなり的確に思えたので、同情する気にはなれなかった。その悔しさをバネにこれから這い上がるということで、それでも別に構わないとは思うが、応援したくなるようなキャラではなかった。ほかにも特に惹かれるところなし。 「百獣戦隊ガオレンジャー」……やっぱり武上純希さんが書くと、ラセツはあーなってしまうのね。弁当の匂いで動く幹部……。プロプラとキュララはあっさり撃退、それなら個性に乏しくても、ま、見過ごせんこともないか。 「仮面ライダーアギト」……死んだ弟の右腕を移植した、とはまたブッとんだ設定。その手術をした医師のほうがブラックジャックかもね。それが原因でサイコな仮面ライダーと化す木野薫……って、いいのか、そんな話で。 「も〜っと!おジャ魔女どれみ」……玉木メインのドタバタ話だと思っていたら、本編は山内重保さんの色が例によってはっきり出ている画(顔あるいは手などの部位にこれでもかと寄るアップの画、場所を上から見下ろす引きの画、近景をボカした遠近を生かした画)ではじまったので、まずは「演出が話に向いていないのでは?」と思った。しかし、途中で「そうか、これはどちらかというと林野メインのマジ話なのか」と思い直し、かよこの話では持ち越しとなっていた林野の内面にとうとう踏み込むのかと期待した。林野というキャラ、わたしは嫌いじゃないので、途中の過程はなかなかよかったのだが、最後は思ったほど踏み込んでくれず、さらに持ち越されたという印象を受けた。というか、あれで終わりじゃ納得いかん。この脚本(成田良美さん)が栗山緑さんであったなら、もう一歩踏み込んで「語り」が入ったのではないかと思ってしまうが、本当に栗山さんが次の機会で決着をつけてくれる可能性もあるので、それに期待をかけたい。 あいちゃんのいっこく堂芸は笑わせてくれたし、玉木とどれみの漫才もよかった。玉木はどれみの笛をそのまま吹いたんだろうな、やっぱり。手すりの上をバランスとりながら渡っているあいちゃん、それをハラハラしながら見ているはづき、という場面があったが、この実際に行われている会話とは関係のない画を見せるという手法は常に山内重保さん演出の回で見られるので、脚本に元々あるのではなく、すべて山内さんが入れているのではないかと思われる(あくまで憶測)。そうだとすれば、妙に浮いて見えたはづきのスカートを押さえる場面も、同じく山内さんが入れたのだろう。そういうところは相変わらずよかったが、林野の顔のアップが多かったことだけはキツかった。あの顔はあんまりアップで見たくないよ。 「コメットさん☆」……今回で私的チェック気合ランキング一位(「どれみ」を蹴落とした)が確定、と言ってしまってよいものか。おけやあきらさんの脚本は、不満を抱く余地も与えてくれない。ファッションのモデルということで、コメットさん、メテオさん、幼メテオさん、小娘ネネちゃん、とぜーんぶ見せてくれるんだからマイッタ。メテオさんは特にありがたみがある。ムークとラバボーをそれぞれムギュッとつかんで押さえつける乱暴っぷりも相変わらずよし。あ、でも、景太郎パパは気ままに行動しすぎているような気が……。ケースケともこれでお別れかと思っていたら、まさか次回も出るとは。うーん、それはどうかと思ったが、また何を繰り出してくるかわからんからなぁ。 新オープニングは、前に提供表示の際にかかっていたのとは歌手が違うということで、期待を外された。お世辞にもうまいとは言えないと思う。バトンへのキスで始まる絵はたまらんものがあるけど。たまらんといえば、新エンディングの絵。みちるちゃんあたりでオイシイなぁと思っていたら、レオタードを着たメテオさんのバレリーナ姿にうっうっ。最初から最後までCMも含めて(笑)満足させられっぱなしの三十分である。 01/10/06 それは――それは石像だ! 歩く石像だ! 石男だ! 「ガイスターズ」……日韓合同制作アニメ。韓国のゲームが元で、クリーチャーの3DCGは韓国担当、そのほかは日本担当ということらしい。脚本、設定ともに日本人が担当しており、監督も日本人なので、実質は日本のテイストだけで構成されている。ただ、海外で放映することを意識して作られたせいか、キャラクターがリアル路線のデザイン(マッチョ系)に傾いているようだ。例によってCGとセルの融合には失敗しており、普通ならクリーチャー対メカの戦闘でCGパートを分離させそうなところを、クリーチャー(CG)対人間(セル)の戦闘を描いたために、余計それが目立っている。まあ、こういう技術面はどーしょーもないこととして、さっさと諦めることにしよう。 問題は脚本である。脚本家本人の制作するサイトで作品にまつわる記事がいくらか読めるのだが、かなり自信たっぷりなのだ。その根拠は、ハリウッド・メソッドなるシナリオ分析の理論をマスターしている自分が凡百の無知な脚本家よりも面白い脚本を書けないわけがない、というものらしい。さらに、ギリシア悲劇に精通している自分はちょいと格が違う、ときたもんだ。うーむ、見事に反感を買いそうな内容であっぱれ。第一話を観たかぎりでは、どこがどう優れているのかさっぱりわからない。主人公とその周りのキャラクターはひとりとして印象に残らず、主人公がはっきりした理由は、新兵器をいつのまにか持ち出したということぐらい。固有名詞の乱舞はうるさいし、上層の内幕らしきものを一話から見せる必要が本当にあったのかどうか。ガイスターズのメンバーを見せることにもっと重点を置くべきだったとわたしは思う。 設定も何やら危なげである。サイトで「いかに頑張ったか」を示そうといろいろ情報を提供しているが、本編だけを観る者には関係のないことである。同人の作ったRPGの世界設定のような匂いを放っているところがポイント。先日テレビで放送された『ディープ・インパクト』をモロに連想させるオープニングはかなり観る者の期待感を失わせ、宇宙ステーションに避難して冷凍睡眠についた側を印象づけることに失敗したため、彗星衝突から三百年後に何が起きたか理解しにくいものになっていた。SF者の濃いツッコミはわたしにはできないが、クリーチャーを珪素生物シリコニアンと設定したところに、とりあえずSFの皮をかぶせとけ、という危うさを感じた。また、アーマード・アームという新兵器の名称にセンスのなさがあらわれている。 「星のカービィ」……新聞のテレビ欄に大本眞基子さんの名が記されており、「くそ、ネタバレやんけ」と思いつつ(事前情報をできるだけ避けるため)、声目当てでチェックに入れることになるのだろうか、面倒なことになるなぁ、と相反する気持ちを抱えながら観た。カービィ、喋らねぇ……少なくとも人間語は話さない。というわけで、大本眞基子さんを目当てにする理由はなくなった。本編以外のところでは喋ってくれるんだけどね。代わりによく喋るフーム(吉田小百合さん)の声は、どーも好みから外れている。サイトでは技術面に力が入っていることを強調しており、事実それは作品に反映されていたようには思うが、正直あまり興味がわかない。わたしのなかで盛り上がったのは、冒頭でかわいい顔した羊たちが怪物蛸に平らげられたかと思うと、全部骨になって吐き出された場面だ(直接食べるシーンは見せていないが)。なにしろほかのキャラ(知的生命体)が羊と大差のないデザインだからね。 「ウルトラマンコスモス」……ドラマをしっかり見せようと思ったら、一時間必要になるということか。レニの最期をはっきりと見せずに、お涙頂戴の場面を挟むことなく、一気にエンディングに突入したのはよかった。ま、エンディングの映像自体は泣かせようというものだったが、それは別にいいの。 「料理少年Kタロー」……「コスモス」の裏なのでチェックには入れないが、第一回を観たかぎりでは、七福神の無国籍ぶりなどが楽しそうだった。「コスモス」より面白いかもね、実際。あとは水木一郎さん出演の回だけチェックするかな。 01/10/05 落ちていく! そして、浮かんだ! 「電脳冒険記ウェブダイバー」……結城タケト父さんが頑張ることになるとはちょっと意外。「落ち込んだケントくんを励ますには、わたしの浴衣姿を見せるしかないわ」って(そんなこと言ってない)、アオイちゃん、あんたエエ娘だよ。 「デジモンテイマーズ」……浦沢義雄さんの怪脚本。こうはっきり色が出るのは、スタッフから期待されているからか。明らかに違うもんなぁ、いつも。スパイスになっているから、歓迎しているんだけど。次回予告でインプモンが「うるさーい、オレに命令するなー!」と叫んでいたが、もしや映画『AKIRA』のパロディだろうか。 「おじゃる」……改造マニアの属性をすっかり身につけたトミー。穏やかな物腰にマッドさのかけらも見えないところがミソ。それにしてもどんな仕掛けや。 01/10/04 ヘビがきみを殺したら、14へ 「フルーツバスケット」……長髪美形の草摩綾女(あやめ)登場。まず驚いたのがその声である。アニメにおける長髪美形キャラから予想される声と違って、何というか表現しにくいが「おとな」の声だったのだ。関智一さんや置鮎龍太郎さんはアニメキャラの声として何のひっかかりもなく聞こえるわけだが、綾女の声は「おっ、これは」と思わせる違和感(魅力)があったのだ。で、その正体は宮本充さんであった。わたしには洋画(ドラマ)吹き替えのイメージのほうが強いが、アニメの仕事も少ないわけではないらしい。「ビッグオー」のロジャー・スミス、「こち亀」の中川、最近ではレオン・リンクスなど、吹き替え同様に好青年タイプが多い。それが長髪美形の暴走キャラをやるんだから、道理で妙なズレがあるわけだ。しかし、そのおかげで綾女がイヤミのない魅力的なキャラとなったように思う。わたしはかなり気に入ったが、原作ファンはその意外性(普通は子安さんあたりを期待すると思うんで)を受け入れられたかどうか。 内容はほとんどハイテンションギャグで占められ、十二支キャラお披露目回としては一番笑えるものだった。餃子定食を食べながらの会話はシリアスパートなのだが、ギャグのときのテンポと同じ早さで進んだために、頭にはほとんど入ってこなかった。そこが読むスピードを受け手が調節できる漫画との違いで、しんみりと情感を伝えることには失敗していたと言わざるをえない。ただ、わたしにはそれが気にならなかった。なぜなら、そういう方向では期待していなかったからである。後半の高校時代の思い出話で暴走してくれれば、それでよし。少女漫画らしい面白さだが、そーゆうのは嫌いじゃないからね。透の服の下にもぐりこむ綾女、ってのも妄想派を喜ばせるネタでうまい。14話で蛇……うむ、わたしが気に入るわけだわ、こりゃ(笑)。 「ポケモン」……内容にはこれっぽっちも興味ないのだが、念のためテレビをつけていると、こおろぎさとみさんの人間声が聞こえてきたのですかさず反応。お手伝いさんの女の子二人組で、レイさんのほう(名前が逆だったらスマン)。すぐ認識できるのは、「ポケモン」なら常に可能性があるとわかっているからか。スーさんのほうは大谷育江さん。うぉー、こんなふたりにお手伝いされたいぞー。キャスト表示されないので(ピカチュウとトゲピーだから)、わたしの聞き分け能力に頼ったものであることを断っておく。 「おじゃる」……日記つけるころには忘れていて、おじゃる日記が実現していない。きょうは、エンディングで姿を見せていた電ボ子がついに登場。電ボ子って……数字がついていないではないか。ヘイアンチョウだけに「〜の妻」や「〜の母」と同じ扱いなんだろうか。すでに一二三がいるけどね。きのうは、西村ちなみさんが南央美さんや上田祐司さんに声優の心得を説いているかのように見えて、笑えた。 01/10/03 きみはいつから水中で息ができるようになったんだ? 「スクライド」……「無常矜侍」とはまた妙なタイトルを、と思っていたら、キャラの名前だった。たしかにプライドを意味する「矜持(恃)」とは漢字が違う、納得……って、まぎらわしいんじゃあ、おどれは〜(怒)。タイトルにするほどインパクトのあるキャラじゃないし。声に魅力もないからなぁ、と思ったら、相葉昂治くん(白鳥哲さん)ではないか。無理な演技でお疲れ様(笑)。オープニングで劉鳳にスポットが当てられていると思ったら、記憶を失った世紀末救世主伝説と化していた。読みやすい展開だったが、そこはお約束ということでよしとしよう。捕らえた低級のアルター能力者たちを、アルター能力の源となる次元(妖魔夜行のシャドー・ユニバースを思い出させる)へのゲートを開くために利用する、というネタもありがちなパターンだが、これも別に悪くはない。由詫かなみは見た目かわいいままでボロボロ感が出ておらず、それがかえって魅力を失わせている。ヴァイオレンスに走るなら、もっと鬼畜なヤツを出して、怒りへの共感を誘うほうがいいのではないか。妄想派も満足させられるし(笑)。 「シャーマンキング」……ホロホロの妹のピリカ(川上とも子さん)に転んで観てしまったが、子ども向けのバトルアニメとしては十分楽しそうな作品である。いいおとなはつきあってられないけど。「他人事とは思えない」というセリフで、ちゃんと「ひとごと」と言っていたのがマル(チェック細かっ)。 「Z.O.E Dolores,i」……最終回。王道を行く真っ当な結末でスッキリさわやか。まあ、そのぶん驚きと感動には欠けたが。前回はアジャスタ・ホイールのシナリオ的存在理由がわからなかったが、今回の展開で納得できた。ベクタートラップも各話で散々見せられたおかげで、最後に出てきても「何じゃそら」という抵抗感がなく、「うむ、やっぱりそうきたか」と受け入れられた。うまい仕掛けだ。ドロレスのAIが転写される結末は予想がつくわけだが、容量が大きすぎてエンダー号と一体化するしかなかったというオチまでは読めなかった。全体としては、おじさま(四十九歳)とロボットAI(女性属性)の親娘恋愛、というお話でよかった。 「プロジェクトARMS」……第一部終了。話や画の動きのことはともかくとして、エエ声の声優さんが揃っているなぁ。キースは全員違うのかな。 「7デイズ」……ロシアの原潜が氷山に衝突して損傷、バラストタンクにプルトニウム漏れをおこす(横暴な政治士官が原因)。船長は地上(アラスカ・カナダ・北米)の放射能汚染を防ぐため、そのまま海底に沈むことを決断するが、政治士官は搭載した新技術を持ち帰るために指揮権を奪って、無理やり浮上する。さあ、バックステップ計画発動だ。パーカーは最新技術の液体呼吸(肺にガボガボと酸素供給用の液体を入れる)を三日でマスター、直接北極海の海底に送り込まれる。しかし、バックステップ本部は何故海底からパーカーの信号が送られてくるのか理解できない!……ここ(本部は未来で起きたことを知らない)がこの作品のミソ、すばらしい。 パーカーの代わりに救助要請を本部へ伝えることになった、ロックかぶれのロシア人ソナー技師(本来の歴史では政治士官に射殺される)。「信用するわけにはいかない。我々にしか絶対わからないような情報を言ってくれ」と言われて困ってしまうソナー技師だが、そこへ保安主任のラムジーが「きさまのことなど信用できるか!」といつもの調子で怒鳴りつけた。ソナー技師はパーカーが政治士官のことで「ウチにも同じようなラムジーという石頭がいる」と言っていたことを思い出し、「アンタ、石頭のラムジーだろ」と答えるのだった。うまいなぁ、この脚本。 01/10/02 白イタチの生命点はたった四点、友好反応は示さないが、ワイロは通用するかもしれない(から揚げを持っているか?) 「学園戦記ムリョウ」……天網市だけでなく、全国にマモリビト(白装束のアレ)がいたらしい。陽動でシングウをおびき出し、その間に九州から侵入した異星人が天網市へと進んでくる。阻止しようとして次々と斃されていくマモリビトたち。晴美の父もついに倒れた。タタカイビトである生徒会メンバーを守る最後の砦は晴美だけだ。空蝉に必要な束ねの力を持つ京一は、自身は無力でも最も狙われる重要人物である(那由多はシングウになったら、手が出しにくいだろうしなぁ)。晴美をほうっておけない生徒会メンバーは助けに駆けつけようとするが、結局晴美の手で異星人(ゼロ似?)は斃された。一方、ムリョウは「前門の虎」のほうを片づけるために奮闘していたらしく、ボロボロになって帰ってきて、その場に居合わせるのだった。久々に話が動いたが、次回はまたいつものまったりに戻りそう。今回は晴美の顔がちょっと違ったような。瞬が神出鬼没なのは瀬津名と同じ理由であることに、いまさら気づかされたわたし。 「しあわせソウのオコジョさん」……いっさい事前情報を仕入れていなかった(できるだけそうしている)ので、「ハムスターの次はオコジョか」式発想で、低年齢(小学生)向けのペットほのぼのコメディかと思っていたのだが、どうやらターゲットはもう少し上の少女漫画的にトボけたギャグ作品だったようだ。期待していなかったが、これならばのんびり付き合っていけそうだ。槌谷というキャラは動じないクール系であんまり好きなタイプではないが、『動物のお医者さん』のハムテルは別に嫌いじゃないし、まだ判断しかねるところだ。デジキャラットと縁のないわたしはコジョピー(沢城みゆきさん)に反応できなかったが、悪くはなかった。 「ファイナルファンタジー:アンリミテッド」……裏に「ムリョウ」があるのでチェックしづらい、ということで諦めた。初回ぐらいは観るつもりだったのだが。 「ヴォイジャー」……「遺棄されたボーグ(Collective)」の回。わたしが書く感想なんて、どうせもう予想がつくだろうさ。少女のボーグ萌え〜(笑)。わかりやすくてスマン。まさかボーグでこんなにおいしい思いができようとは。反応しっぱなしの一時間。両腕と左脚が露出しているなんてズルい。今後も出てきてほしいあまりに、「頼むからヴォイジャーに乗せてやってくれ〜」と祈っていたので、結末には大喜び。でも、インプラントが除去されるとちょっとつまらなくなった(笑)。声がこおろぎさとみさんというのがまた萌えの宿命ではないか。観ていたときに認識できなかった自分が情けない。こおろぎさとみさんの認識には自信があったのになぁ。ボーグ少女の名はメゾッティ、次の次の回「帰らざる時間」とその次の「苦悩するボーグ・チャイルド」にも出るということなので注意せねば。最後に……キム、おバカ(トランプの一件)。 01/10/01 カブト虫に噛まれたせいで微妙な変化が起きているのだ 「爆転シュート ベイブレード」……カイに必要だったのは、仲間の助言を受け入れる姿勢であった。なるほど、それならすぐにでも変われる、と納得。カイの強さを信じこみすぎていたタカオたちも、自分たちもカイに助言できるということに気づいたわけだ。とまあ、前半はよかったのだが、後半のタカオ対ラルフ戦は、ついに「ポケモン」系(デジモン、メダロットなど)の「○○は道具じゃない、相棒(友達)だ」ノリに移行したという感じでガッカリ。結局来るべくして来た展開だが。いよいよ世界大会決勝ということだが、いったいどんなネタが残っているのやら。 「宇宙船サジタリウス」……死んだフリするラナ、ええオッサンや……。こんな魅力のあるキャラは最近アニメじゃ見ないよなぁ。 「仮面ライダーアギト・スペシャル」……前日の木野ライダーの衝撃が強すぎて、強いカブトムシ男やアギトのシャイニングフォームなんか霞んでしまったね。番外の要素が強いと思ったら、バーニングフォームが暴走タイプだとか肝心なことも明かしていた。何よりも北條さんがアギトの正体を知るという重要な展開をここで見せたのにビックリ。いいのか、それで。本編はきちんとつながるのか。北條さんがアギトの正体を知るのはまったくの偶然(しかも都合よすぎ)だったので、脚本にかなり失望させられた。映画につながる終わり方は予想していたので、別に気にならなかった。カブトムシ男が針のようなものを射出するときに言葉を発するのだが、自分で技に効果音をつけているみたいで笑えた。 「ちゅらさん」……きょうから「ほんまもん」が始まったわけだが、土曜の日記で触れ忘れていたのでここに記す。最終回の出来などは観る前からすでに何の期待もしていなかったので、別に言うべきこともなし。恵里の結婚以降はもうかなり魅力が失せていたからね。しかし、わたしが朝の連続テレビ小説を通して観たのは、これが初めてである。ゆえに、わたしにとって「ちゅらさん」前半はそれだけの魅力があったということだと思う。ただし、国仲涼子さんのことを「ちゅらさん」で初めて見た、ということも手伝っていたとは思う。 「ほんまもん」……池脇千鶴さんがかわいいのは認める。だが、もうCM等で見慣れており、わたしのなかの旬は過ぎているところがツラい。「ちゅらさん」の後なので、しばらくは観てしまうかもしれない。 「おじゃる丸」……はーい、おじゃるな日々が戻ってきたよーん。しょっぱなから公ちゃんの話とは。何故かトリオに執着するところがケモノ脳。甲羅はともかく、リボンはカワイイのに、もったいない。 「英語であそぼ」……「おじゃる」の後はもちろんコレ。エリザベス・ハードキャッスル(老判事ではないぞ)が旬なのさ。秋になって薄着はもう見れないだろうけど、きょうは期待どおりに体操服姿だ……って、何言ってんだ、わたしゃ。 「おはスタ」……勢いでおはガール・グレープについても何か言おうかと思ったが、さすがに情けないのでやめておく。 「ニャンダーかめん」……書き忘れていたが、チュウチュウ一族の最後のロボットは、マジンガーZの原型を思わせる合体システムなのがツボだった。 怠惰な日々へ戻る |