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NoRemember 「忘れちまえ」の十一月 00/11/30 オルレアンの乙女(la Pucelle) 「まちかど」……絵コンテ・演出は監督の大地丙太郎さん、今回ばかりはそれがすべてであろう。帯の十分アニメである「おじゃる丸」でしか出来ない話であった。生憎深く感じ入ることはなかったが、変わり種を見せてくれただけで満足だ。最後、楽器店のショーウィンドウを覗く川上さんがよかった。 さて、木曜は映画感想の日(たぶん定着しないけど)。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『将軍の娘』『ジャンヌ・ダルク』の三作品である。 『ブレア〜』は知識として観ておいたが、知識だけでも十分であった。一発ネタとしてはよく出来ているけど、いまさら観たところでね。もっとも、旬だったころに観ても、「だからどーした」で終わった可能性は高い。恐怖に対する感性がほとんどゼロに近いから。わたしは「恐怖」で埋葬(死語)されない黒クリーチャーなのだ(笑)。 『将軍の娘』は娯楽作品の作り方をしておきながら、イヤな気分になるテーマを扱っているため全然楽しめないという、アメリカ映画ならではの作品。登場する男どもは常に汗をかいており(気温のせいだが)、やたら暑苦しい。トラボルタの巨体がそれに輪をかける。わたしの好きなジェームス・ウッズが出ているが、それだけ。 さて、メインは『ジャンヌ・ダルク』である。感想長いぞ。 ジャンヌ・ダルク編 映画『ジャンヌ・ダルク』を観た。リュック・ベッソン監督の作品である。ビデオ吹き替え版であることをことわっておく。役者は英語使ってんだから、あえて字幕スーパーにこだわる必要もあるまい。戦闘シーンは劇場で観たほうが迫力あるだろう。 以前にも少し述べたが、リュック・ベッソンの魅力とは、バカバカしいとも言えるような脚本(漫画のストーリーに近いもの)をセンスのある映像と演出(漫画でいえば、絵と構成のうまさ)でカッコよく見せるところにある。あの『ニキータ』や『レオン』もストーリーだけを冷静に分析してみれば、結構バカバカしいのである。『最後の戦い』や『サブウェイ』を観れば、いかにセンスだけで見せているかがよくわかるだろう。金が使えるようになってバカまるだしになったのが『フィフス・エレメント』である。同じバカでも『カミカゼ』ぐらいなら許せるのに。脚本だけ担当してクズと化したのは『TAXI』だった。『ジャンヌ・ダルク』の脚本は別の人物になっているが、ベッソンの意向がかなり反映されていることはまず間違いない。とはいえ、ジャンヌ・ダルクには史実および物語(伝説)が存在するので、ストーリーそのものがバカになりきることはできない。つまり、「魅力」の構成要素が少し欠けていることになる。 作品の詳しい感想を述べる前に、まず言っておかねばならないことがある。二時間半の長さがあるのだが、最後の三十分くらい、裁判シーンのころにはうとうとしてしまったことだ。わたしが寝不足だったせいかもしれないが、やはり退屈だったということはあるだろう。感想を書くためにもう一度観なおしたら、最後が肝心な部分であることはわかった。 ベッソンはこの作品でジャンヌという人物を現代的な解釈で描こうとした。そのようなスタイルは漫画やライトノベルでは珍しくない。だから、時代的リアリティがないことへの批判は的外れだし、そんな手法を採用したことが誤りだと責めたところでしょうがないのである。好きか嫌いかの問題なのだ。わたしはあまり好きになれないが、このことでベッソンをケナしてほしくはない。 最後のダスティン・ホフマンとの対話(ネタバレにならぬよう故意にこんな書き方をしている)に感動し、ベッソンは無神論者なのかと勘違いする観客もいるだろうが、それも見当外れである。最後のシーンでジャンヌが赦しを得ることができたのは明らかで、まったく神の存在を信じない無神論者がそんな見せ方をするはずはないのだ。ベッソンはきわめて現代人らしい神の解釈を当てはめてみせただけにすぎない。言えるのは、この最後の対話によって、冒頭であえて胸の悪くなる事件(まるで劇画の復讐譚である)を見せた理由、神懸りな幻覚シーンが何度も挿入された理由などが明らかになるということである。その点で重要なのだ。 ジャンヌの聖性が描かれないため、オルレアン解放の戦いにはあまり説得力がない。ヒステリックに叫ぶミラ・ジョヴォヴィッチに兵士の士気が上がるのは、史実でそうなっているからでしかない。ラ・イールやドーロンが彼女を信じる理由も同様だ。指揮官たちは彼女の無謀なまでの勢いに感化されたようにしか見えず、その妄信ぶりにはむしろ引いてしまっている。結果、イギリス軍が退却する「奇跡」のシーンには「何でやねん!」と呆れるほかない。そんなところでベッソン得意のバカ展開を見せられても、史実という背景にそぐわないのだ。 ジャンヌの吹き替えは、ロランや賢ちゃんでおなじみの朴路美さん(路は王へんを付けるのが正しく、ぱくろみと読むらしい)だったが、あのハスキーな声で叫ばれるとこれがまた説得力ないない(笑)。 『ジャンヌ・ダルク』を観る上で、史実(伝説も含め)の知識があるのとないのとでは楽しみ方も違ってくるだろう。まあ、外国人が戦国武将を主役にした映画を観るときのことを想像してみればいい。結構「お約束」が多いのである。ジャンヌがシャルルのことを王太子と見抜くこと、起きるやいなや勝手に始められていた戦いに駆けつけること、悪態(呪詛)を厳しく禁ずること、矢を受けて負傷すること、などなど。 わたしは偶然、直前にWOWOW無料放送でやっていた『ジャンヌ』(リヴェット監督)の前編を再観賞していたので、史実の知識がなくてもそのへんのことが認識できた。比較して観るとかなり面白いのでオススメする。ベッソン作品で省略されたエピソードも前後編あわせて四時間あるリヴェット作品ではもらさず淡々と見せてくれる。シャルルとの会見はその違いに笑うかもしれない。負傷したときのジャンヌの様子なんかはリヴェット作品のほうがイイよー。ベッソン作品では一晩経過しているけど、史実ではその日のうちに復帰したみたい。 登場人物のこともある。デュノワ、アランソン、ラ・イール(憤怒)、ジル・ド・レー、ドーロンとこのへんが「お約束」メンバーなわけだが、馴染みのない日本人にはもひとつピンとこない。アランソンは顔が冴えないこともあって目立たないし、ドーロンはいてもいなくてもいいような存在だし。ジル・ド・レーはイイ顔つきなのだが、兜をかぶってしまうと縮れ毛が隠れてしまい誰だかわからなくなってしまう。あの噂になった(?)戦闘用フレイル(鎖連結のモーニングスター)を二本振り回していたのはジル・ド・レーなのだが、これがわかりにくい。ジャンヌをかばって矢を受けたのも彼である。 リヴェット作品にも出ていたジャンヌのふたりの兄については、ベッソン作品では一切触れられていない。バックに登場していたかもしれないけど(笑)。近習のレーモンは名前を呼ばれている。聴罪司祭はその他大勢の扱いで目立たなかった。 ベッソンの魅力を漫画にたとえたが、『ジャンヌ・ダルク』にもその要素はたっぷりとある。主人公のジャンヌからして、男性作家が描くところの典型的な「闘う少女」であるが、それがベッソン作品の売りなのである。ベッソンは女を描くのがうまいと勘違いしてはいけない。ウケる少女キャラをきっちり出しているだけだ。女性にも人気があるからといって、それを否定する理由にはならない。 『ジャンヌ・ダルク』の見どころは、もちろんトゥーレル要塞の攻城戦である。迫力はあるのだが、そんなにスケールの大きさは感じられない。ベッソンは自らカメラを撮るので、対象に近づきたがるからだ。乱戦の雰囲気はよく出ているのだが、どうにも画面はせせこましい。どーも、ベッソンの性格は規模のデカい作品を作るのに向いていないらしい(笑)。 白兵戦は残酷描写も多く、黒沢映画を連想しないこともない(影響を受けているのだろう)。これは最後の対話へつながってくるのでリアルさを強調したいところだが、そこはベッソン、カッコよく(あるいはバカっぽく)見せずにはいられない。ラ・イールの鎧姿は漫画のキャラのようで、郷里大輔の吹き替えがそれを助長する(笑)。アニメ版ベルセルクの挿入歌「Forces」が流れても不思議ではない。ジャンヌを射る弓兵登場の見せ方はまさにベッソン。カタパルトがバカの役回りを務めている。城の防御兵器がまた楽しいのだ。「楽しい」としか言いようがない、テーマが何であれ。転がり落ちて城壁の穴から飛び出す巨大な玉、城門をはさんで大量の矢を射出する装置、そして一番謎なのが壁沿いにぐるぐると刺のついた鎚を回転させながら動く仕掛けだ。 史実とテーマ性の呪縛から逃れて、ひたすらカッコよく描くベッソン作品であったらどんなによかったことだろう。ジャンヌに従う男どもはもっと漫画的な連中になって、魅力を放つキャラクターにあふれたのではないか。あのジル・ド・レーだって、後の猟奇趣味の芽生え、狂気の片鱗を見せる描写ができたことだろう。極端な話、ジル・ド・レーにキャラ萌えできるくらいの見せ方がベッソンにはできたはずなのだ。戦争と信仰のテーマを真正面から語りたかったのなら、逆にけれんは抑えてくれないと。 長々と述べたが、まあ、観てない人は一度御覧あれ。テレビだと結構カットされるかもしれないね。あんまり褒めてないけど、昔は『サブウェイ』に惚れたファンゆえにだし、攻城戦のシーンだけ二度繰り返して観てしまったよ。あと、リヴェットの『ジャンヌ』も一緒にビデオで借りてくることを勧めたい。「中世の」戦争はそっちのほうがリアルに感じられるんだよなぁ、実際に見たことないからわかるはずもないけど(笑)。兵士たちが攻城用梯子を作っている様子をじっくり映す地味さに痺れるぞ。 00/11/29 これが、かの悪名高き黒騎士だろうか? 「ツッキー」……最後に電ボであんなオチをつけるとは、おそるべし吉田さん。 「電童」……重機獣に「九話にして早くも強化型登場か」と驚いたが、もう普通の機獣ではデータウェポンを使用できる電童と張り合えないのだった。しかも一気に五体も揃って、勢いは止まらない。イヤーな名前がついているのは電脳住人へのイヤガラセか(笑)。エリスはずっと制帽かぶっていてほしいぞ。データウェポンを見上げて「フーン、だから何なの」という態度を示していたときが一番よかった。抱きつかれる銀河はおいしいけど、奴にはそのテの欲望がないらしい、もったいない。 「ベルばら」……黒い騎士、あの格好で屋敷へ盗みに入るのはいいんだが、舞踏会でいつのまにか装身具や財布が無くなっている、というのはスリの手口、いったいどうやって盗んだんだ。出て行くときだけ、わざわざあの格好に着替えたのかな。 「ワンピース」……噂の新オープニングを聴くためにチェック。主に悪い評判を聞いていたので、このくらいだったら今のアニメの標準だし、そう悪くないんじゃないの、と思った。前が「ウィーアー!」だったから無理もないが。話も面白かった。ウソップがメインの回に当たるとイイようだ。 「ザ・プラクティス」……おもしれー。「勝つ」ことに執着する天才ナルシスト、今回も勝利をおさめる。「おもしろいドラマない?」と聞かれたら、いまならまず「ザ・プラクティス」と答えるであろう。 00/11/28 ここは、ほかでもない鍛冶屋の作業場だ 「牛見合いする」……吉田玲子さん、昨日に続いて、哀しい男の姿を描く。 「ヒヲウ戦記」……サイ兄ちゃんにスポットがあてられた回。飛田展男さんは少年(カミーユに代表される)とオッサンで声がだいぶ違うんだよなぁ。マチがメインになる回を期待したいが、次回でキャラが増えるから、また影が薄くなったりして。喜三郎という人物が実在するのかどうか気になったが、結局わからずじまい。日本史ファンではないところがツラい。オープニングの西洋からくりはイイ雰囲気だった。 「新ハイランダー」をぐーすかと寝て見逃す。「ヴォイジャー」はお休み。映画『魔人ドラキュラ』(ベラ・ルゴシ主演)はなんとなーくテレビつけていただけ。 00/11/27 木琴の音を聞くとやたらと喧嘩っぱやくなるのだ 「電ボとアゲハ」……最後の電ボの後ろ姿とおじゃるの様子がよいね。 「魔界探偵」……玄武の錫杖でドンッは便利だなぁ、開き直りの御都合主義だが。朱雀(谷口絵梨さん)ヨイっす〜。あ、感想書いてるけど、実は一分も観てなかったりして(笑)。 「ビックリマン2000」……糖衣嬢、意外に愉快な二重人格キャラであった。でも、毎回はやってくれないだろうなぁ。「ですの」喋りがキライなわたしには普段の状態はツラい。ポーチが参加したら、影が薄くなるんだろうねぇ。 「犬夜叉」……は予告CMで満足してしまい、観る気が失せた。 00/11/26 「奴の忌わしい名を口にするたびに、この曲が響くのだ」 「タイムレンジャー」……希望の星ギエンは精神退行プログラム(と勝手に解釈)を注入され幼児化、なんてこったい。そういえば、もう40話なのに、悪の側には幹部クラスの新キャラが登場していない。戦隊側のことでそれどころじゃないのか。見どころはアヤセが見せた「必殺」技かね。 「クウガ」……サメ女もタイタンフォーム(?)に変身するが、クウガはタイタンソードの二刀流で勝利をおさめる。ぼーっと観ていると、戦闘中に何が起きているのか把握できずに終わってしまいそうだ。 「どれみしゃーぷっ」……エエ話だったが、感動要素が濃密すぎて少々むせる感じ、泣くところまで行かなかった。映画と直結していて、テレビシリーズだけを観ているファン(情報収集もなし)には唐突な流れだった。ビールを飲む春風夫婦、それはほとんど「ぽっかぽか」の世界(ドラマ)、ぽっぷが「ははーっ、ちちーっ」とか言い出しそうな雰囲気だった。はるかママは自作の曲を唄いまくったりして……わかんねぇよ、そんなネタ(笑)。上と下で育て方が変わるとゆーのはよくある話なんだろうな、ウチの場合もそうだったらしい。わたしは下でわりとほったらかしだったのが、現在のダメ人間ぶりにつながっていると(爆)。魔法はどーも時間制限(一日以内)があるような感覚でとらえてしまうのだが、ピアノとかポンと出してしまえるんだねぇ。おとなのあいちゃんはいつ見てもエエのう。すっかり馴染んでいる感じで、あそこまで自然だと……も、妄想が(結局あいちゃんで締める)。 「デジモン02」……選ばれし子供たちの父兄がデジモンを目の前にして興奮している様子がなかなかよい。デジモンをデジタル世界の妖怪とみなせば、妖魔夜行とのクロスオーバーも可能か。京はタイトルで期待したほどの暴走を見せなかった。浦沢さんじゃなかったもんなぁ(笑)。 「デラックスはなまる王」……ザ・ジズゼゾのかあちゃんにアグモンの行く末を見てしまう(笑)。自分の絵を描いた段ボールを鉄棒でグルグル……浦沢さんは何でこんなアホらしいことを思いつくんだ。ツボはザ・ジズゼゾの「卑怯が(あとふたつあったが忘れた)俺の財産だ」というセリフ、なんてアパッチな奴なんだ(違)。 「CCさくら」……雪兎、やっぱり一番好きなのは桃矢なのか。えらくはっきりとカミングアウトするもんだ。 「学校の怪談」……みえパンできたかー、中弘子さんもやってくれる。しかし、パンツを餌にファンの話題を盛り上げようとは、手段を選ばんなぁ。 00/11/25 三角形のアングルに挑戦せよ! 「ゾイド」……デススティンガーを倒すには重力砲の着弾点の中心に足止めさせる必要がある、ということで、バンとトーマとアーバインの三人が例のデルタ・フォーメーション(やれやれ)を応用した戦術を訓練する。練習台に使われるゾイドはなんとゴジュラス・ジ・オーガ、ここで使うかー!……サービスと思えばいいのか。ヒルツはかわいさあまって憎さ百倍なのか、バンが旅した思い出の地をデススティンガーで蹂躪していく(さすがストーカー)。イセリナ山ではヴィオーラの妹が登場、無謀にも土木用ゴドスで挑んだ。刑務所ではスティンガーにクロスボウ兄弟、トリニティ・ゴーストの面々とゾロゾロ登場するも、これまた蹴散らされていく。順序は忘れたが、この状況を訓練中のバンらに教えるわけにはいかないとアーラ・バローネが出撃するも、あえなく撃墜され(たぶん)、ヒルツに「Catch you later(サイナラ〜)」の決め文句まで奪われる。 バンらはガリル高原でいよいよ激突、三人の乗るゾイドが構築したEフィールドの檻にデススティンガーを封じ込め、ウルトラザウルスから重力砲が発射される。だが、Eフィールドはデススティンガーがハサミをゲシゲシ振り回しただけで崩壊、さらに砲弾は荷電粒子砲で撃ち落とされてしまう(おいコラ待て)……着弾点の中心云々以前の問題だし。三人はもう一度全エネルギーを注ぎ込んで(最初からやれよ)Eフィールドを形成、二発目(最後)の重力砲が発射された。今度は破れないが、着弾前に三人は効果範囲から逃れなくてはならない(おいコラ待て)。トーマのディバイソンにそんなことが可能だったかどうかは疑問だが、押し潰されるデススティンガーが最後に荷電粒子砲を放ち、重力に曲げられながらもディバイソンに命中した。拡大する重力砲の効果がくずおれたディバイソンに迫る。マクロス世代として思い浮かべたのは柿崎の死だが、良い子のためのゾイドでそれはない(断言)。 これだけ書いたということは話が気に入ったのかとゆーと、さにあらず。脚本が長谷川さんだったのを見て、「アンタでもコレか……」と失望したのが本音だ。でも、わがロード(アバロンで唯一の)が観損ねてウチの日記を情報源にしているというので、期待にこたえてしまったのだ(笑)。 「トライゼノン」……ゴンが艦長になることはタイトルで見え見え、骨の見せ方も少しは工夫してくれんと全く笑えんよ。 「BRIGADOON まりんとメラン」……WOWOW無料放送だったので観た。「今僕」で知った倉田英之さんの印象がさらに悪くなった。構成と脚本を手がけるのはこれが最後だ、みたいな話をしていたので、それだけが朗報だ(笑)。裸のサービスカット(水玉さんのデザインではサービスというほどのこたぁないが)も単なるマニア受け狙いか監督(米谷さん)の趣味にしか見えないし。 「サイファイハリー」……んー、そろそろ捨てようかな。めんどくさいし。 00/11/24 「ここにありまするは、古ぼけた錆びた一本の剣のみでございます」 「ムッシュおじゃ〜る(byカタピー)」……平見瞠さんのオチも悪くないなぁ。 「メダロット魂」……内容は別にねぇ。キントラとかいうキャラ、ありゃ何だ。 「金曜アニメ館」……ゲストはアミノテツローさんで、「ヒヲウ戦記」の話。どーやら、子供たちの世界を描くことに真摯なかたらしい。 「青春ラジメニア」……森次晃嗣さんがゲスト、渋いお声だ。 おお、一行感想と化している、なんだか昔みたいだ(笑)。「アリー」は観てないから、何も書けんしなぁ。 00/11/23 二つの土地の間の交流は、きわめて限られたものになっていった 「まったり屋のおじゃる」……世の中にはいろんな種類の人物がいたほうがよい、それぞれ自分に似合った生き方をすればよい、というのは「おじゃる丸」で繰り返されるテーマだが、今回はまさにそれ。こういう回にかぎって、夕方の再放送がなかったりするんだけどね(今回は見逃さなかったぞ)。 木曜を休アニメ日にしているせいで、一週間以内に観た映画(ただしビデオ)の感想は木曜の日記に回されることが多い。読んだ小説もね。日記といっても便宜上のことで、その日に観た(読んだ)かどうかはあまり関係ないのだ。 映画『聖なる嘘つき』を観た。舞台は第二次大戦のポーランド、主演のロビン・ウィリアムスはユダヤ人ゲットーで暮らすジェイコブ、ひょんなことからラジオを隠し持っていると思い込まれ、嘘のニュースで人々を励ます役目を負うことになる。ハマリ役といえよう。ストーリーのアイデア(原作あり)は面白いのだが、映画は良くも悪くも普通すぎて盛り上がりに欠ける。ラストの語りは余計な感じ。ジェイコブがかくまうことになる女の子のかわいさだけが見どころ。少年(『鯨の中のジョナ』『ライフ・イズ・ビューティフル』)よりは美少女のほうが絵になるから(笑)。吹き替えは川田妙子さんだったのだが、声がかわいらしすぎて状況に似合っていなかった。それにしても、この手の映画においては、ソ連軍がヒーローになるのだなぁ(笑)。 映画『シュリ』を観た。まずビデオ吹き替え版であることをことわっておく。なぜなら、ケナそうと思うからだ(笑)。韓国でヒットしたのはわかる。だが、日本で大騒ぎするほどの映画ではなかった。映画ファンが「韓国映画にしてはすごい」と褒めたのはいいとして、一般層はそれを「シュリという映画はすごい」と勘違いして(洗脳されて)感動しているだけじゃないかなぁ。冷静に観れば大したことないよ、コレ。韓国はあくまで外国なんだから、どうして日本で同じことができないかと嘆いてもしかたない。 オープニングの北朝鮮の軍事訓練シーン、ここは評価できる。ただし笑えるという意味で。ひと昔前のアメリカ映画に出てくるソ連みたい。盗聴機のネタも笑うしかない。液体爆弾は光をあてる必要があるってのもなぁ……アレで最後ハラハラするかねぇ。スパイの正体が明らかになる直前の流れはかなりゴマカシがあった。ラブストーリーには何も感じるものはなかったが、それはわたしの資質の問題か。 主役のハン・ソッキュ、恋人のキム・ユンジン、敵のチェ・ミンシク、と一般にはこのへんに目がいくようだが、わたしが注目していたのは相棒役のソン・ガンホだけ。カップルよりもその友達に共感してしまうらしい(哀)。山路和弘さんの吹き替えが渋かったせいもあるが。おかげで途中までソン・ガンホのほうが主人公かと思っていたのだ。任務と仲間の命のどちらをとるか、という会話があり、それはそのまま終盤につながる伏線となっている。だが、そのまんますぎるのだ。任務をとるといったほうが仲間のために死に、仲間をとるといったほうが任務を果たす、それがカッコイイんじゃないか。え、わたしの勝手な思い込み?……そうかもしんない。 00/11/22 白ウサギが現われたとしても不思議はない、そうだろ? 「おじゃる」……南央美さんは最高だあっ。「はれぶた」ファンから見れば、いまさら言うようなこっちゃないだろうけど。にこ、かわいすぎる。あの喋り、わてはもうたまりまへん〜。双子犬は口が無くて、鼻の動きで喋りを表すんだよな。そこに外見的なかわいさがあるに違いない。最後のページの貧ちゃんにはマジ笑いした。 「GEAR戦士 電童」……オープニングで三番目の子供と目されていたエリスが登場。外国人は珍しくないクラス環境のようだ。髪型がもひとつ好みでないせいか(制帽かぶるとバランスよいかも)、特に反応できず。鶴野恭子さんの声は特に認識できていない。柊美冬時代の「ミト」のむっちゃん(睦月)は好きだったんだけどなぁ、特にポニーのときが(爆)。何かメカを操縦してくれるのかと思っていたが、そういうことではないらしい。なんかもうちょっと華々しい登場を期待していたんだけどな。北斗の言葉にちょっと赤くなったりしてこのぅ。 「カーロボット」……ゴッドマグナス(松山鷹志さん)をマグちゃんと呼んで台無し(せっかく渋いのに)にするバカや、ゲルシャークのことは無視して、ブラックコンボイ勢力が少しはイイかも、と好意的に見ようとしていたら……最後でやってくれたぜ、武上さん。さすがは出来の悪さで名前を覚えた脚本家、期待を裏切らぬダメぶりだ。 「ボーイミーツワールド」……でモーガンのかわいい姿を見ていたほうがなごんで精神衛生によいわ。 「ザ・プラクティス」……司法取引のトリックで無罪を手に入れたゲイ殺人者が再び殺人を犯す。ピケットフェンス的だなぁ。エレノアやユージーンと違って、ボビー・ドネルは貧乏籤を引きっぱなしだ。タバコ会社は完全に悪役扱い。 00/11/21 うっかり毒キノコを食ったときに、一度こんな目にあった(73) 「おじゃる」……の感想を書こうと思って、夢時間でのニャルさんの書き込みを読み直してみた(笑)。え、公ちゃんがよかった、何のことだっけ?……録画を観直す(笑)。あー、しゅうとめ公ちゃんかぁ、納得。なに、うすいの似顔絵?……さらに観直す(笑)。九歳であのうすいさんの表情を描くかー、渋いぞ。 「ヒヲウ戦記」……すでに思い入れがあるせいか、単に寝不足ぎみなのか、とにかく泣けてしまった。そんなに感動したつもりはなかったが、描写の細やかさに自然と目が潤んだのかもしれない。キャストには秋元羊介さんに峰あつ子さん、それと有本欽隆さん(平賀源内)とベテラン勢もいて引き締まる。峰あつ子さんといえば、えーと、サジタリウスのナラである(笑)。キノコの説明やコレラの流行など、NHK教育的ナレーションが挿入されるが、この雰囲気だと地上に降りてくる可能性もあるよーな。 マチは、姿を見てるだけ幸せ〜。横からでも後ろからでも楽しめる(何を?)。前に一目ぼれと書いたが、これは間違いなくそうだな。あの髪型、馬のしっぽで腰まで伸びている(つまり一度も切ったことがないってことよ!)というのは理想形だ。裸足でごろーんと寝っ転がられた日にゃあ、アンタ。水橋かおりさんの声はイイし(大谷育江さん似かな)。毎回触れずにはおれぬかわいさよのぉ。 「新ハイランダー」……バカバカしいくらいに毎回不死者が襲ってきてくれるほうがイイのになぁ、誰でも先が読める話を作るヒマがあったら。 「ヴォイジャー」……かなり暗い回だった。ホロデッキのプログラムの倫理基準はどこまでなのだろう。猟奇趣味や変態性欲も処理できるのだろうか。それとも病気として完全治療されるのだろうか。デルタ・フライヤーはパリス向けにカスタム化しすぎ。急いでるときに、奴ときたら。相手の船が完成するまでの時間を予測するセブン、ほとんどデータのような扱いだな。 「ジェリー・スプリンガーSHOW」……「ヴォイジャー」直後にやっている(関西)ので、一度はチェックしてみようね。アメリカ人って何でこんなに嘘臭い連中なんだっ。 00/11/20 この白い錠剤は劇薬か? 精力剤か? それとも風邪薬か? 「おじゃる」……もしかしてシリーズ最終話まで引っ張るかと思われたスクープさんとおじゃるの対決。「変」かどうかを一体誰が決めるのか、という深いテーマを含んだ話だが、これは犬丸さんの思想なのだろうか。カズマの石集めにも同様のテーマが見られるからだ。大地さんや山田さんの考え方でもありうるわけで、さすがにそのへんはわからない。ラストは有力対決候補であった星野くんで締め、スクープ編は完結を見た(と思われる)。 「ビックリマン2000」……糖衣嬢、その名前に反して、飲ませる薬は苦いらしい。てっきりタケルは「あれ、苦くない」と答えると思ったのに。キャラに魅力があるかどうかは次回でわかるものと思われるが、期待薄。とりあえず今回で毎回チェックする必要はなくなったと判断した。 「犬夜叉」……けっして雰囲気は悪くない。ただ、これといったツボに欠けているため、「おお、こいつはたまらん」と興奮することがないのだ。これがメジャー系アニメというものかもしれない。邪見役の長島雄一さんはその声と喋り方のおかげで定位置をがっちり獲得している。同じようなポジションといえば塩屋浩三さん(第三協栄丸など)の名前が思い浮かぶ。あの人も代わりがいないからなぁ。 00/11/19 一匹ずつ調べなければならないので、とんでもない手間がかかる 「ニャンダーかめん」……仮面を剥がされる、あの展開は見事だった。ネタについては、「キョロちゃん」ファンなら「怪盗ギロッシュ(グリグリ警部)ですでにやっている」と指摘してしまうかも。にしても、裏でトゥイーティー(こおろぎさとみさん)の声が聴けるのは残念とゆーか何とゆーか。日曜は番組が多すぎるのだ。 「タイムレンジャー」……なんと出てきたのは病原菌感染者の囚人、すごいアイデアで攻めてきたなぁ、小林さん。圧縮冷凍&30世紀の設定ならではのネタで、お見事。ギエンの狂気の描写はますますエスカレートし、ドルネロの何でも金儲けに利用する切れぶりも渋い。リラの耳障りな声だけがイタいぞ。アヤセとエンボス、不治の病を抱えた者を対比させた構図が深い。にしても、裏で「勇者ライディーン」が観られるとは知らんかった。日曜は番組が多すぎるのだ。 「クウガ」……順調に面白いんだけど、感想を書く段になると特に思いつかないのは何故だろう。日曜は番組が多いから、書くこと多いのも困るけど。 「どれみしゃーぷっ」……前半はまあ、説明的セリフが多いことを除けば、それなりに雰囲気よかったのだが、後半はねぇ……。すべてを台無しにしたのはやっぱりあのマジカルステージだろう。あのタイミングは最悪だ。現実のリアリティ(マジカルステージにかかる時間)は多少無視してもいいと思うが、作品内のリアリティ(どう考えたって、あそこは普通の魔法を使う場面である)を破壊してはいかんだろう。ガザマドンのドタバタ劇のためにマジカルステージを出したかったのはわかる。だから、どうしてもというなら、「ちからくんを見つけて」と願うマジカルステージ(ハナちゃん効果あり)とちから転落の危機のタイミングが偶然重なった、とすれば少しはマシだったと思う。黒髪のおんぷはなかなか新鮮だったが、その他のコスプレはもひとつ面白味がなかったかな。だんごのない腰元どれみは違和感あったもんなぁ。 「デジモン02」……ブラックウォーグレイモンが何やら悩んでいるが、果たして鍵となる興味深いキャラになるかどうか。とりあえず「今日のミヤコは京の都」に期待したい(いいのはタイトルだけかもね)。 「はなまるくん」……久々に観たら、「DXはなまる王」にはなまるのおとうさんとおかあさんが出ていたのが新鮮だった。はなまるの行動を何と呼んでいいのか困るゆーほさんもよし。 「カードキャプターさくら」……最終回も近いということで。話のほうはどうでもいいんだけど、毎回衣装が用意されているのはまったく羨ましいことだ……と、どれみファンはつぶやいてしまうのだった。 「学校の怪談」……その時間に観ることができたのでチェック。しかし、噂のパンツはメシ喰っていたから画面を見逃した。つい損した気分に(愚)。 ふーっ、すごい量だな……日曜は番組が多すぎるのだ。 00/11/18 マッドサンダーしかり、キングゴジュラスしかり 「マッハGOGOGO」……またいきなり。リメイク版じゃなくて、旧作オリジナルの放送(字幕つき)が早朝に始まったのだ。これが予想外に面白い。主人公の言い方を真似るなら「いかす」のだ(笑)。古アニメのくせにやたらとテンポがよい。アメリカで人気が出た理由もわかるよーな。 「無敵王トライゼノン」……話の展開とノリが同人漫画的であるが、そーゆう作品と思ってしまえば、いちいちケチつけることもないか。今回ほとんど笑えるところはなかったが、ゼノパレスの宣戦布告と聞いて、親父さんが「不動産屋の襲撃か」と言ったのはよかった。トライゼノンのデザインはどーしてあんなにカッコ悪いのだろう、あの棒みたいな腕は何だ。キャラが山ほど用意されているわりに、いまのところ登場人数を絞っているところだけはマル。 「ゾイド」……重力砲のテスト、あれは日本人としちゃあ抵抗があるシーンに映ると思ったが、制作スタッフにその意識はないのかな。どのキャラクターにも「恐怖」を感じた様子は見えなかったからねぇ。強いゾイドにはより強いゾイドで、という流れで正義の側もどんどんバケモノじみていく、とゆーのはゾイドの伝統(爆)として認めてやれんことはないのだが……しかしなぁ。シンカーの雷撃はよかったけど、あそこまでボコボコに落とされるのは哀しかった。リーゼはまぁすっかりかわいくなっちゃって、スペキュラーまでお茶目に。今回のリーゼの顔はよかったけど、ラインが結構女性らしいのはちょっとガッカリ、胸もあるしー(愚)。 00/11/17 走れ もっと 風のむこうへ 「おじゃる」……貧乏神の同窓会。貧ちゃんのほかに、長老、貧どん、貧たんの三柱が登場。トラウマはどこにいるのだろう(笑)。にこ坊は毎度のことながらカワイイが、おこ坊のよさもきっちり出ている回はよいなぁ。 「メダロット魂」……メダロット社が市場を独占していることに異を唱えるスピーチはもっともだと思った。うーん、それでいいのかな。ロボトルでパイプイスを使うというのはそんなに卑怯なことなのだろうか。引き続きワカバ(赤土`眞弓さん)のちっともカワイコぶらない声がすごい。おかげで「チャチャ」のやっこちゃんというキャラが思い出せた(おそらくだが)。 「新スタートレック」……Qって、あんな姿をしていたのか、お、おマヌケ。ライカーの一件はどうにも流れが自然じゃないね。せめて、ライカーが実はQの意図を読んだうえで行動していた、ということを最後に示してくれたらなぁ。 「青春ラジメニア」……水木一郎さん(ゲスト)の特集。ジャングル大帝の「サバンナをこえて」はいいねぇ、よく口ずさむお気に入りの一曲だ。ガミーベアのオープニングが聴きたかったなぁ、リクエストすりゃあよかった(すぐにかかるとは思わないけど)。影山さんと歌う新曲もカッコよかった。 00/11/16 14よりおのが逃れることあたわず 14の恐怖 われを悩ます 木曜日は休アニメ日となることが多い。「キョロちゃん」はそう悪くはないのだが、かといって外せないほど面白いわけでもないので。六時半から観るモノがないとゆーのも大きな理由か。 「おじゃる」……は観るけどね。おじじの役割を果たしているのはトミーだが、おばばの役割はどーもタナカヨシコが受け持つようだ。マリーさんもいるが、最近は出番少ないし。わらしちゃんが見えるタナカヨシコ、さすがはアルカナム(WoDの秘密結社)の重鎮である(まだ言ってる……)。あのゴーグルもエーテル感知できたりして。 マイクル・イネスの『ある詩人への挽歌』を読んだ。古本屋の紙袋に入れたまま一ヶ月ほど放置していたのを「はて、何を買ったんだろう」と探ってみたら出てきた一冊、ひどいもんだ(笑)。ミステリは守備範囲にないのだが、帯で「幻の名著、乱歩がベスト5に挙げた」と煽られ、さらにスコットランドが舞台というのに惹かれて購入したのだ。解説によると、作者は英文学の泰斗ともいうべき大御所ミステリ作家で、この作品は三分の一がスコットランド語で書かれている難物だったらしい。じっくりと読ませてくれる内容で、古典的な要素はあるものの、ミステリ耐性のないわたしは結末にもしっかり驚かされた。四人(遺言を除く)の視点が用意され、それぞれ語り口が異なっているところが面白い。イネス自身が自作のことを「ミステリとファンタジーの中間にある」と言っているが、まさにそんな感じで、わたしのようなファンタジー者が楽しめるミステリであった。さすが我らが(?)現代教養文庫である。修道士カドフェルも読みてぇなー(最初の一冊しか読んでいないのよ)。 00/11/15 この牛ときたら、ちいっともいうことをきかねえで、手を焼いてるだよ 「おじゃグマ」……あまり番外編ネタは好きじゃないのだが、双子犬の夫婦生活(と思うが)なんかはこーゆうときしか拝めんしなぁ、よしとするか。 「電童」……早くも電童の戦闘が日常化している。しょっぱなからブルホーンが出てきたんで一瞬「はぁ?」と思ってしまった。七話にしてこの流れ、突っ走るなぁ。機獣もサクサク倒されているし。たまたま「電童」を観たことがない者と一緒に観ていたので、北斗と母親の関係を解説していたのだが、ベガと北斗が話すシーンには笑うしかなかった。笑うといえば、ブルホーンが機獣に向かった理由が「赤い火に興奮した」という結論だったこと。なんだそりゃ(笑)。銀河のテストのオチとか、お約束で固められていた回であった(脚本はあみやまさはるさん)。ところで、わたしは銀河より北斗のほうがメイン度の高い主人公だと思っていたが(事実これまでの内容はそうだ)、エンディングの表示は銀河、北斗の順になっている。松岡洋子さんの貫禄勝ちか?(笑) 「ザ・プラクティス」……目撃証言の問題も難しいよなぁ。その件を除けば、ちょっと軽めのネタがふたつほどあって気楽に観られた。 00/11/14 声をきかせたってぇな(BYあいちゃん) ブレナンデーのことは忘れて(オイ)、あいちゃんの誕生日を祝う。松岡由貴さん本人のページもできており、どれみの裏話が聞けたらと期待もふくらむ。ラジメニア出演はまだか〜(実現可能性が高そうなだけに)。 「おじゃる」……ホントにオチねぇのな、池田さん。不思議ゲストキャラの雪だるま(ただし骸骨も筋肉もない)はありがちに溶けて消えることもなく、ただ姿を消して終わり、ううーむ。 「ヒヲウ戦記」……登場キャラが全員それぞれ役割をもって動いており、誰ひとりヒマしていないのはすごいなぁ。サイ(兄)もマユ(姉)もテツ(弟)も何かアクションをおこしているし、ジョウブ(赤ん坊)ですら炎(ホムラ)を動かすために秤に乗っているのだ。それがアミノテツロー監督(絵コンテ)のうまさなのかもしれないが、関わった作品をあまり観ていないのでよくわからない。炎があくまでからくりな動きで闘うのが面白い。蒸気機関の弱点はすぐにわかるが、ヒヲウがちゃんとアラシとの勝負で学んでいた、というのはお約束ながら見事。すぐに目が潤むヒヲウ、子供らしさを強調しているのだろうか。「べんべらぼう」は安売りせず、もうちょっと控えてもいいような。マチは危なっかしくて放っておけない弟を持つ姉のようにいつもヒヲウのそばにいる、カ、カワイイ。マスラヲは黒船の来航で蒸気機関に魅せられたようだ。何だかアラシだけが動機の読めない、わっかんなーい奴と化しているが大丈夫か。 「ヴォイジャー」……データの娘の話を思い起こさせた新生ボーグの回。29世紀テクノロジーのボーグはさすがに危険な存在だったなぁ。ドクターはやっぱりモバイルホロエミッターを遺体から回収したのかな。 00/11/13 墓石のまわりをぐるりと調べてみるなら 「おじゃる」……最後まで「プリン」の真似だとおじゃるには言わせないオチ。池田眞美子さん、いっそこのスタイルを貫いてくれると面白さが出るかも。フツー期待されるステロな締め方をあえてせずに終わらせてしまうとゆーパターンで。 「ビックリマン2000」……ここしばらく観ていた流れで、新シリーズもとりあえずチェックしてみた。といっても、書けることはあんまりないなぁ。せめて福ちゃんが飛び回ってくれたらよかったのに。エンディングは前と打って変わって正統派なミッチ(堀江美都子さん)の歌であった。 「犬夜叉」……よく出来ているとは思うのだが、これといって反応するところもない。何だかチェックが億劫になりそうな気も。殺生丸の成田剣さん、その名前からよく目にとまるかたなのだが(たぶん吹き替えで)、声の認識はなかった。これまでに演じた役を調べてみたら、わかるキャラがひとつもなかった。 00/11/12 カリスマ配達員は二度ベルをならす 「タイムレンジャー」……スタンド(トト神あたり)を思わせる囚人のパワー、といってもそんなにカッコよくないけど。サインを貰うシーンで「何じゃ、その紙きれ」とは思ったが、あのオチは読めんなぁ。 「クウガ」……超音波の撹乱装置、一条さん、露骨に掲げすぎ(笑)。 「デジモン02」……京さんの子供っぽさは前作のミミやんのそれと違って、自然な感じを受けないんだよなー。年上ってことも関係するのだろう。吉田玲子さんといえど、現在のキャラでは苦労するみたい。シルフィーモンのジョグレス進化、パイルドラモンと違ってバックの音と完全にはシンクロしない(ドドドドドと撃ちまくるところ)。 「学校の怪談」……口裂け女の件(幻の第三話)は風評しか知らないが、特撮者として気になるのは、バトルフィーバーJが再放送されたら口裂け怪人の回はどうなるのだろうということだ(たぶん問題ないだろうが、そもそも再放送がないよな)。桃ねーちゃんはあんな役回り(憑坐)だったのね、などと言いつつ、チェックからは外そうと思っている。 「どれみしゃーぷっ」……学芸会ではづきメインぐらいにしか思っていなかったので、信ちゃんの登場シーンに「おお、考えてみりゃ、そりゃそうだ」と興奮、「でも、台本だけかも……」と思っていたら、最後までしっかり話に絡んでくれたのだった。大和屋暁さん、やっぱりお気に入りなのだな。モノ書きなら当然か(決めつけ)。しかも、今回は脚本家という立場の心の叫びが信ちゃんのセリフに(笑)。 嬉しかったのは信ちゃんが玉木麗香のことを「麗香ちゃん」と呼んだことっ、おおー、信ちゃんにとっては「玉木」でも「玉木さん」でもなかったのだ。無印第六話のときからちゃんとそういう設定になっていたんだー、感動。麗香ちゃん向けに役を設定し(しかも自分の投影)、説得のためのセリフを用意していたあたり、さすがだぜ、信ちゃん! あいちゃんは裏方だったけど、台本書き終えた信ちゃんもほかにやることないから、一緒に仕事してたんだろうな(狙っていたのか)。あいちゃんにはしっかり制作裏話をしていたのだが、それをはづきには明かさなかった展開もよいなぁ。宅配のおじさん、万年筆を自腹切って贈ったのか、す、すげぇぜ。 あと、おんぷが抜ける理由となった「ガザマドン・エピソード1」の撮影が次の回にリンクしているのにはヤられた。 ……って、全然はづきの話してへんがな。えー、自分の意見を持たずに何事も他人の判断に頼る、それは彼女の悩み(母親の言いなりになってしまう)と直結しており、はづきの優しさ(他人の気持ちを尊重する)でもあるのだが、そのことが他人(たとえば信ちゃん)を傷つけることもあるのだと悟り、自ら努力する姿(おんぷの助けも必要とせず)を描き切り、見事だった。あーしんど(笑)。 わたしも小学五年生のとき、クラスの劇の監督やったんだよねぇ。脚本選びもして、出演(七人ほどいた王子のひとり)もしたのだった。学級代表だったとはいえ、よくもまあ、そんなことやったもんだ。そのときにどんな苦労があったかはさっぱり覚えていないが、困ったときの何でも屋って必要なんだよね、集団で何かするときは。ちなみに、劇に登場する悪い魔女役にはクラスで除け者にされていた女の子が選ばれたりして、ガキのわかりやすい残酷さがリアルなものだったことを思い出させてくれる。 00/11/11 ゾイドゴジュラスにも とめられない 驚いのパワー! 「ゾイド」……ウルトラザウルス大海戦ということで、まあ、狙いは悪くなかった。シンカーは空中からの爆撃だけでなく、水中の魚雷攻撃も見せてほしかった。デススティンガーの泳ぐ姿はよかった、ずっと泳ぎ続けてほしいくらいだ。ハサミ攻撃がジョジョっぽいというファンの指摘には納得(笑)。味方側ではシュバルツ大佐のアイアンコングがやはりウホウホしていて一番カッコイイ。バトルストーリーのエコーが乗るハンマーロックを髣髴させたというファンの指摘にこれまた大ウケ、これは旧ゾイドファンだけで楽しもう。重力砲だが、そのへんの兵器に関するこだわりはないので、別に何でもやってくれてかまわない。あんなデカい代物とは思わなかったが。スネークス(あ、ステルスバイパーか、いまだ馴染めん名称だ)の登場に興奮するも、レドラーを撃墜するための防御部隊ではなく、襲撃してきた敵だったことに憤慨、あれは見せ方間違っているだろぉ! 蛇だから敵だってぇのか? 何でもストームソーダー二機で始末つけるんじゃないよ、まったくぅ。あ、メタンハイドレートのことだけど、「装甲救助部隊レストル」を観ていた者にとっては新鮮さがなかったので、特に反応せず。 「サイファイハリー」……キャラデザイン、リアル調なわりに鼻の下が短すぎるのが変。美男美女とハリーは全部そうなっている、おっさんキャラは普通なのに。 00/11/10 とんだおてんば娘を相手にしたもんだ 「メダロット魂」……ワカバというキャラの声がちょっと変わっていて反応。えーと、なになに、赤土`眞弓(あかどまゆみ)さんというのか。土の上に点がつく……いつもダービーみたいな自己紹介になるんだろうな(笑)。「こどちゃ」のばびっとをやっていた人かぁ(追記:ばびっと役はTOMOさんの間違い、赤土`真弓さんは21〜24、37、38話だけの代役)。ギンカイ、あの顔ですっかり改心してしまうとは立派(?)。 「金曜アニメ館」……「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の紹介、ゲストは監督の北久保弘之さん。子供をマニア化する計画でもあるのか。「BLOOD」や制作のプロダクション I.Gのサイトに行ってみると、アニメーターの話がいろいろ読めて興味深い。もっとも、わたしは薄いので、よく理解できないが。「井上塾」というコラムの高畑勲さんの話が面白かった。 「新スタートレック」……復讐は無益だ、フェレンギの思想もたまには有益。 00/11/09 あまりの気持ち悪さに顔をそむけた。男たちが脱ぎはじめたのだ 「おじゃる」……アカネと愛ちゃんの組合わせ、エエのう。この関係が続いてほしいものだ。シリーズ化ということでなく、さりげなく夕食の支度シーンでアカネがいたりすると最高だが、それは無理な注文か。子鬼の相談相手は、アオベエがトミー、アカネが愛ちゃんとしたら、キスケは……小林茶が有力か? 映画『ブラス!』(96英)を観た。イギリス映画が話題になったころに上映された作品のひとつで、炭坑夫のブラスバンドの物語。主演のピート・ポスルスウェイト(『父に祈りを』の「父」役)の存在感がすべて。人気のユアン・マクレガーは、実は大した役ではない。要所にブラスバンドの演奏が配され、涙を誘う。音楽に疎いわたしは「ダニー・ボーイ」の選曲の妙に反応できなかったが、「威風堂々」の締めにジワッときてしまった。原題の"Brassed Off!"は「うんざりだ!」という意味、ブラス(金管楽器)とイギリスの政情をひっかけている。次の『フル・モンティ』もそうだが、イギリスの雇用状況は大変そうである。 映画『フル・モンティ』(97英)を観た。これまた話題になったイギリス映画で、コメディの小品。タイトルの意味は「フルチン」がピッタリ、内容は観てのお楽しみか。大爆笑よりはクスッと笑わせる感じなので、「爆笑できる映画」ではなく「何か知らんがそれなりに評判だった映画」程度のつもりで観るほうがよい。一緒に観ていた者いわく、アメリカ映画の騒がしいドタバタの連続と違って面白い、とのこと。短い作品なので各登場人物の描写はやや少なめで物足りない。主演のロバート・カーライル、『トレインスポッティング』は未見なのだが、なかなか魅力的な顔つきをしている。主人公の子供の男の子がかなりかわいくて、親権を失うまいと努力することに共感を誘われる。わたしに言わせれば、こういうことが映画の魅力を左右すると思うのだが、この『フル・モンティ』でそんなことににへらにへらしているのは少数派かも。 00/11/08 面倒なことはやっていられないというなら、剣か斧でぶっこわす 「GEAR戦士 電童」……小林靖子さんらしくてよいねぇ。出雲親子の雰囲気がよい。みどりさん(母)のおでこは広いが。乙女(妹)の歯抜けがらしくてマル。ギアコマンダーをベッドの布団の下から取り出し、机の引き出しにしまって鍵をかける銀河。将来はエロ本の定位置となるのだろうか(今回壊しちゃったけど)。もっとも「Cドライブ」(十四歳少女トリオのアイドル)のポスターをベッドのそばにドーンと貼ってることだし、11歳なら、まあ、それなりにお楽しみに耽っているかもね……この優良ロボットアニメを観て何でこーゆう感想になるんだ(笑)。エンディングテーマ、気に入っているのに、頭に入ってこない。 「ベルばら」……さすがは名作アニメ、おもしろいなぁ。野沢那智さん(フェルゼン)、笑い声を響かせまくり。すかさずオスカルをダンスに誘うところはさすがといっていいのかどうか(気づかないし……)。 「ボーイミーツワールド」……ミンカスに加え、トパンガがイイ味出している。 「ザ・プラクティス」……オイオイオイ、その終わり方かよ。「ピケット・フェンス」を経験しているから受け入れられるけど、全面対決の裁判をあの笑みで締めるとは。 00/11/07 「彼を愛しているし、わたしならなおせるわ」スパロウホークは本気だ 「機巧奇傳ヒヲウ戦記」……これは傑作アニメになりそうな予感がする。第三話にして入れ込んでしまっている。出てくるもんだねぇ、イイ作品が。これだからアニメ視聴はやめられん。あ、でも、今年で見納めになるかも(涙)。えーい、先のことは考えずに今のうちだけでも「ヒヲウ」を楽しんでおこう。 オープニング、桜田門外の変のシーン、井伊直弼の乗る駕籠からくりがカッコイイ。こーゆうのが見たかったんだよぉ。この暗殺にヒヲウの父マスラヲが関わっているということで、この先の展開が無茶苦茶楽しみになった。 坂本龍馬(井上和彦さん)がレギュラー入りすることは聞いていたし、龍馬には特に反応するタチじゃないので、ふむふむという感じ。しっかぁーし、種田流槍術の原田左之介の登場にクラクラときてしまった。新撰組に反応する幕末ファンでもないのだが、原田を選んだところにくすぐられるではないか。どんどん槍振り回してくれぇー。あの腹の傷(切腹の痕)を見せびらかすあたりが、新撰組ファンとしてはさぞかしツボなのであろう(わたしは詳しくない)。 少年と間違えられて怒るマチがかわいい、かわいひー、かわひひーよぉ(壊)……って、それは前の感想ですでにやった。シシ、ヒヲウ、マチ、それぞれのキャラ描写は感動モノよ。オープニングによると、あとふたり少女キャラが出るようだし、楽しみ多いなぁ。 「おじゃる」……電ボまたグチる、長く続いているとこーゆう楽しみが増えて嬉しいかぎりだ。今回はいつもの池田さんらしく、オチが締まらない(笑)。 「魔界探偵」……俵有希子ちゃんは口を閉じているとかなり雰囲気のあるかわいさだなぁ。朱雀役の美人コスプレお姉さん、谷口絵梨さんはこの作品がドラマデビューの新人らしい。今後ブレイクした場合、貴重な映像になることだろう、要チェック。にしても、このテの情報を収集するべく検索かけると、まー、あるもんだね、いろんなサイトが。チェックするわたしもわたしだけど。 「新ハイランダー」……さすがに毎回は不死者出ないか(ちょっとガッカリ)。 「ヴォイジャー」……第五シーズン最初の話のオープニングがキャプテン・プロトンの白黒ホロ映像。あのパリスのマニアっぷりは何なんだ。 00/11/06 教えてあげよか ぼく フクちゃん♪ 「おじゃる」……最後まで表情を崩さない電ボ、池田眞美子さんにしてはキビしいオチであった。これはこれで面白い。 「モンコレナイト」……とは性が合わないので、「魔界探偵」を観てしまうわたし。それはそれで愉しい。「へろへろくん」はオープニングだけマルだったりして。 「福陽気妃2000」……今回の「福ちゃん2000」だけ観れば、「ビックリマン2000」はすべて楽しめたようなものだ、と勝手に決め付け。「ビックリマン」ってそんなに面白かったのかと騙されそうになったほどだ(笑)。岩坪さん、実によいわぁ。福ちゃん歌うバカラのマーチ、アレならわたしも口ずさめそうだ。タイトル、「ビックリマン2001」にはならないのかなぁ。 「犬夜叉」……んー、かごめはイイんだけど、話はフツーすぎて、これからチェックしていくにはツボ(お楽しみ)に欠けていそうな雰囲気だ。 00/11/05 ま、水があったら、そのときは口をゆすぐのを忘れぬことだ 「ニャンダーかめん」……ミイラ丸のことは知らなかったのだが、ウルトラ丸だったとは。包帯巻くと着やせするのか。 「タイムレンジャー」……何だかんだいっても、そこはやはり小林靖子さん。タイムファイアーこと滝沢直人はカッコイイ奴になってしまうのだ。ロンダーズもシティガーディアンズも楽しい内幕である。最後はちょっと不満。滝沢直人のほうから公園に出向き、女の子へ「引っ越すことになって、飼えなくなったから」と説明して鳥を譲るほうが、野暮なツッコミされずにすむと思う。 「デジモン02」……浦沢さんの手にかかれば、マミーモンも哀れな奴である。森川さんに檜山さん、キャスティングの傾向が良くも悪くもフツーだ。 「CCさくら」……プールの話、あざといとしか言いようがない。子供に人気があるのはともかく、大きいお友達にもファンが多いのかと思うとイライラする。よっぽど相性悪いんだろうなぁ。「どれみ」ファンはわりとそーゆう傾向にあるのかも。 「学校の怪談」……第三話にして総集編。「マイアミガンズ」の傑作、第二話にして総集編という記録は抜けなかったが(当たり前だ)、あっちはギャグ、こっちはマジに一話と二話のダイジェストだもんなぁ。両方見逃したわたしのような者のためにあった回であった。パンチラは意外だった。まず横から見せて「オヨッ?」と思わせ(愚)、それからグルリと向きを変えてマトモに見せるんだもんなぁ。声が川上とも子さんなのは残念、個人的食傷気味声優のひとりだからだ。にしても、「魔法陣なら書けます」ってオマエ、どんな小学生やねん。「呼び水」が必要となるシーンでお小水を思い浮かべたのは、こんなアニメをわざわざ観ているヤローども共通の発想だったらしい。とゆーか、妄想で頭のなかのストーリーは改変されているであろう。 00/11/02〜00/11/04 さいわいなことに、永遠に死んだままでいることもない 死んでいたので省略。そんなときに限って、りなもさんの日記で紹介されていたりして(笑)。せめて「ゾイド」の感想だけでも書こうっと。復活ついでに、小説と漫画の感想もつけとこう(パターンになりつつあるな)。 「ゾイド」……いつもの長谷川圭一さんとは思えぬヘボ展開。クルーガー大佐の登場にはニヤリとさせられるが、山を貫くデススティンガーには失笑するしかないだろう。ウルトラザウルスも見せ方を失敗した。どうせ埋もれているなら、露出させるのは胴体上部だけでよかったのだ。そこからウルトラザウルスの首が、ヤマトの主砲のごとく土を落としながら、もたげられたなら、もうちょっと迫力を出せただろうに。CGでは無理だったのか。 小説編 キース・ロバーツの『パヴァーヌ』(扶桑社)を読んだ。Xuerenさんの思い入れに影響されたのだが、紹介記事とか読むとかなりそそられるものがあったからだ。 実に素晴らしかった。すでに評価の高いこの作品、SFファンなら読んでいなくても注目はしているだろうからいいとして、ファンタジーファンへぜひお勧めしたい。改変歴史モノで、エリザベス一世の暗殺により、カトリック教会が強い支配力を持った二十世紀のイギリスが舞台。テクノロジーの進歩は抑えられ、路上を蒸気機関車や翼車が走り、通信手段は腕木による信号塔ネットワーク(信号手ギルドが存在する)で、異端審問がなお行われている世界だ。そこに妖精的な「古い人々」がからんで、見事なファンタジーに仕上がっている。SFをあんまり読まない人でも、ファンタジーが好きなら、これを逃すのは惜しいだろう。 わたしは十八、十九世紀の雰囲気に無条件に反応するタチではないので、第一、第二旋律(章を指す)までは、精緻な描写には関心しながらも、別にツボにはまる世界観でもないなぁ、程度に思っていた。第三旋律の異端審問にはちと反応(笑)。第四、第五旋律では、主人公となる少女が好きなキャラクター類型だったので盛り上がってきた。そして第六旋律「コーフ・ゲートの城」でメロメロになってしまった。すべてが集約されていく快感、パヴァーヌというタイトルの意味、各旋律の始めに掲げられたマークの正体、何とも気持ちがいい。テーマ云々よりも。ツボは名前のついた兵器の数々(笑)、いや、カッコイイんだからしょーがない。 あとがきと解説、および批評などで宮崎駿さんの世界観云々という話が出るが、まったく連想しなかったわたしには正直「?」である。宮崎さんの和製化された明るい牧歌的世界が似合うとは到底思えない。そんなパヴァーヌは見たくない。キース・ロバーツの徹底した描写力は、実写映画の暗い荒涼としたイギリスを想起させるのだ。ジェシーやベッキーといった人物の描写は、実写の役者を思い浮かべないと読者がついていけない濃厚さだ。 キース・ロバーツの本は「買い」と認識、あとは『パヴァーヌ』が売れて、ほかの作品が翻訳されるのを待つだけだ。だから、みんな買おう(笑)。 漫画編 長岡良子さんの『暁の回廊』二巻、三巻を読んだ。現在唯一読むのを楽しみにしている漫画といってもよい。漫画を読むことが少なくなっているから選りすぐりってわけじゃないけど、現役で好きな漫画家として躊躇なく名前をあげられるのは長岡良子さんだけかも。そのわりに自分では買わないんだけどね(笑)。 古代幻想ロマンシリーズの流れを汲む作品で、日本の古代史を背景とした重厚ファンタジーである。主人公は葛城皇子(後の中大兄、天智天皇)と、異能の血をひく阿刀。蘇我入鹿が魅力的な人物として描かれている。前シリーズでおなじみの役小角は少年の姿で登場する。うーむ、どーも内容を説明するのが難しいが、このあたりの歴史が好きなかたは読まなきゃ損だろう。『天上の虹』や『明日香の王女』よりはイイぞ(爆)。少女漫画はどーゆうわけか多いんだよね、古代史モノ。『日出処の天子』に代表されるように。 どのくらいの人気があるのかよくわからないが、男性はミステリーボニータなんか読まないだろうし(わたしだって見たことないや)、少女漫画を読まない人に何とか普及させたいものである。濃いファンサイト(メインは日本古代史)を制作している人も三十代後半の男性(高校社会科教諭)だそうだし、けっして受けつけないはずはないと思うのだが。古代幻想ロマンシリーズはタイトルがすべて異なるので、どれから手をつけていいかわかりにくいが、出版順に読むのが無難だろう。もちろん『暁の回廊』から入ってもよい。 今回は阿刀が首(おびと)のごとく覚醒していく。童女君との出会いが美しい。三巻は何やらファンタジー的にスケールがデカくなって、「イティハーサ」を連想させる展開とキャラの登場となっている。旧シリーズとの関連もあるようで、長岡さんは昔から設定の枠組を作り上げていたことが伺える。歴史のほうも行くとこまで行くとすれば、かなりの長編になりそうだ、楽しみ楽しみ。 00/11/01 教訓というものが頭に入らないのか? 今度はヘビが現われたぞ! 「おじゃる」……貧ちゃんとおじゃる、電ボがえんえんと会話、背景がほとんど変わらない。吉田さん、こんな変化球も繰り出すのか。演出が特殊だったのかも。 「GEAR戦士 電童」……私的ランキングで「ヒヲウ」に抜かれたけど、敵の三悪を除けば快調。今回の脚本は小林靖子さん、わーお、この人は「電童」にピッタリの起用だなぁ。期待度が1ポイント上昇だ。北斗と銀河のキャラが生きている。「トライゼノン」の主人公と比べてみるといい、あっちはバカの記号を貼り付けられているだけで何の魅力もないではないか。 「ベルばら」……ジャンヌの壮絶な最期。オスカルの声が届いてしまうアンドレにププッとなるが、とにかく面白い。暗喩イメージの挿入が多用されているが、最近のアニメには見られないように思う。乗馬のロザリーの恰好がかなり、かなーり好きだったのだが、もう見られないのかな。つくづく傾向がわかりやすいな、わたし。 「ボーイミーツワールド」……ポーカーでフルハウスの手をそろえたモーガンのセリフ、「あの双子ちゃん、だーい好き」……ええのう。 「ザ・プラクティス」……検事と弁護士の関係は大変だなぁ。無罪かムショ行きかは弁護士の機転次第、な、何かがおかしいぞ、この世の中。 怠惰な日々へ戻る |